西南海観光鉄道
下津井電鉄廃線跡を歩く

東下津井駅から下津井駅へ
 鷲羽山駅から東下津井駅までは400メートル余りです。途中、鷲羽山山頂の遊園地やホテルに向かう県道を横切り、集落に入ったところに駅があります。対面式のホーム跡が残ってはいるのですが、全体的に草むしていて、しゃがみこまないとホームの石積みなどはほとんど見えません。線路跡の遊歩道がかさ上げされているのでしょうか、残存しているホームの高さも一番低く感じられます。

駅を出るとすぐ踏切です。レールだけをはがして埋めた跡がよくわかります(写真右)。

 東下津井駅からしばらくは道路が並行しているので、車からでも容易に線路跡を見ることができます。道路と分かれると、終点の下津井に向かって25パーミルの勾配を駆け下ります。 下り勾配を下りきって下津井の集落に入る直前にあるカーブ。山の地形に沿って線路が敷かれていたので、進行方向が120度ぐらい変わる。下津井方を背に撮影。

戻る  次へ  下津井電鉄廃線跡目次へ