西南海観光鉄道
Joe Works in USA

・All-TIME Locomotive List
 この項目は、Peter Roos氏の好意により、HOn30 Home DepotというページにあるAll-Time Locomotive List, Part One から引用、要約しています。
The following is quoted from All-Time Locomotive List, Part One at HOn30 Home Depot by coutesy of Mr.Peter Roos.

 HOn30 Home Depotは、十数人のナロー愛好者でつくっているページのようです。アメリカのナローページ関係のホームページではメジャーと思われ、他の多くのページでリンク先として紹介されています。All-Time Locomotive List, Part One (以下同リスト)には、主要メーカーの製品解説であり、Joe Worksも名を連ねています。さて、乗工社のアメリカ進出の時期は正確にわかりませんが、同リストにはKiso Baldwin (Early Version) (Brass Kit, 1979).という記述がみられ、木曽ボールドウィン初期型が1979年に米市場で流通していたと推測されます。この時期に国内発売された木曽ボールドウィンは、78年7月の後期型、ほぼ同時にこれを中期型に変換する煙突パーツが発売されていますが、初期型というのは見当たりません。米市場向けの仕様があったのかも知れません。ブラス製品ではほかに Mich-Cal #2 Shay (RTR) 1982 などが輸出されていますが、米ユーザーにとって最もポピュラーな乗工社製品は、リオ・グランデミニランドシリーズでしょう。同リストでも Joe Works という項目では、主にミニランドシリーズについて述べています。

 ミニランドシリーズは81年秋より展開され、動力装置にプラスチック製のパワーユニットを用いた製品群でした。同リストではcaricature modelsと紹介されていますが、上回りにエッチングなどで加工した真鍮やホワイトメタルを用いたキットは、非常に魅力的だとしています。一方、国内での評価もそうであったように、走行性能については不満があったようです。ミニランドシリーズの終了後、アメリカ市場で乗工社製品の姿は消えましたようですが、日本や欧州市場には製品を提供し続けていた、と述べています。また、2000年に廃業したことにも触れているのはます。同リストで紹介された乗工社製品の一覧はここです。なぜか、近鉄デ46やくびきDB81、加藤型DLも入っています。


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