ププタン記念碑
すでに熱帯の太陽は、強烈な光を容赦なく下界に注ぎ始めていた。 木陰を求め歩くうち、ププタン記念碑の傍らで佇む人影が見えた。 どことなく憂いを帯びた若者である。 ・・・『婆利島物語』第2部第1回より
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