2005年HMS参戦記


05年4月15日・中級

 丸3年振りに交通教育センターレインボー埼玉・HMS中級へ参加しました。
 自宅を朝6時に出て最寄駅→千葉→秋葉原→上野→桶川と3回乗り換え桶川駅に到着したのが9:03。片道2時間半の乗車時間は、ちょっとした旅行気分でした。桶川駅周辺は店が何店か代わったようですが、基本的には3年前と同じ。9時20分に迎えのワゴン車が到着しました。桶川駅送迎客は2名でした。送迎の運転手であるレインボー埼玉のイントラさんと話をしたらかなり人事異動があったようで、黒澤さん、吉住さんが和光へ、そして日本一のイントラ鈴木さんは浜松に移ってしまいました。3年の間に顔なじみのイントラが移動してしまい。ちょっとショック。そんな話をしていてレインボー埼玉へ到着。
 受付嬢は一人若い子が入ってましたが、他2名は見覚えのある娘。「おひさしぶりですね」と声をかけられ、感激。私のこと覚えていてくれたんですね。建物が一部改装で申し込み窓口が変わっただけでなく、申し込み方法も若干変わってHMS受講者カードを発行するようになりました。TEC−Rカードも作り直ししましたが、以前のカードで2000円割引になりました。
 本日の担当は矢島インストラクターとアシスタントインストラクター1名、矢島イントラは過去に何度か指導を受けております。この日の受講生は11人。コースも広く使えて、かなり内容の濃いメニューとなりそうでした。車両も3年前と比べて大幅に入れ替わっており、CB1000はなくなり、CB1300の新型車両、CB900。そしてCB750は以前の臙脂色から黒色となってました。今回、私はCB900ホーネットを選びました。 いつものように、自己紹介、準備体操、ウオームアップの後、コースへ。かつて全日本モトクロス大会の会場だったオフロードコースは、埋め立て整地され牧草地のようになってました。何でも地主との話し合いがつかず、ホンダも諦めたのだとか。。。最初のメニューは、ブレーキングとアクセルコントロール、40、50、60kmからの制動とゴーアンドスローダウン。その後、奥の広いスラロームコースを走行練習。コースを覚えるため3周だけイントラが先導して走り、その後は、間隔を置いて各自順番にスタート。3年振りということで、最初ちょっと不安でしたが、そこそこのペースで走れて一安心。しかし、上半身と下半身のバランスが悪く、月1ペースで参加していた頃からするとかなり、ペースが落ちているのが自覚できましたが、これは仕方ないところ。皆、そこそこ走れる人ばかりでしたが、一名だけ、70歳の男性がペースが合わず、ちょっと浮いてました。午前中はひたすら走って、途中イントラにインジェクション車両なので、アクセルワークを丁寧にすようアドバイスを受けました。
 昼食は黙ってさっさと食べ終わり、車両棟で同じコースの参加者と情報交換をしてました。土日開催のHMSは、人気でほとんど申し込み出来ない状態とか。。。

 午後は、オフセットパイロンスラローム。ブレーキングとスロットルワーク、旋回、倒しこみのタイミングを取る練習。1時間半くらい練習して、休憩の後、お決まりのジムカーナクルクルコース。3年以上前とはいえ散々練習したコースですのでコースはバッチリ覚えてます。しかし、ここもイントラが先導して3周走ってから時間差で各自スタート、徐々にペースを上げ、結構気合は入ったのですが、終盤アクセルワークがちょっと雑になってスリップからバランスを崩し、転倒!イントラには心配されましたが、自分的には全く何でもありませんでした。ただちょっと悔しい感じ。やはり久々のHMSで疲れがでたのでしょう。3年前であれば、スリップからバランスを崩しても建て直しできました。ともあれ散々走ってタイムアウトで終了となりました。当日の走行距離は65kmでしたので、走った方ではないかと思います。
 帰りは、浦安から参加していた70歳の男性と一緒に話をしながら東京駅まで一緒でした。この男性は50代で中型二輪、そして大型二輪免許を試験場でとったとのことです。現在の愛車はBMWのKシリーズ1000ccとヤマハのセローだそうです。ツーリングがメインだそうで電車のなかでオーストリアツーリングなど楽しい話がいっぱい聞けました。5月のベストライダーコンテストに参加するよう薦めて東京駅で別れました。HMSのいいところは、単にライディングのスキルアップだけでなく、イントラや参加者同士の交流ができることです。有給休暇と受講料が必要ですが、それ以上の収穫があり、気分転換もはかれて大変有意義な参加となりました。また機会を捉えて参加したいと思います。

2000-2005(C) CHEWBEI