四賀村化石館

場 所:長野県東筑摩群四賀村大字七嵐85-1

電 話:(0263)64−3900

1995年頃、訪問した時のパンフレットから転載したので

現在、少し変わっているかもしれませんので詳細はTEL

にて確認ください。


はじめに

四賀村は、大型海棲哺乳類化石の宝庫である特性を生かし地域の活性化と学術文化の向上、観光を目的に自治省のまつづくり特別対策事業を受けて化石館を建設しました。

収蔵と展示、調査研究、普及を化石館の三つの柱として一回には、四賀村を中心とした新生代の生物と地質の展示室、収蔵庫、研究室を設け、二階には、古生代、中生代の生物と信州ゴールデンキャッスルからお借りした金山コレクションの展示室、50人規模の学習室を設け開館しました。

展示の概要

四賀村は今からおよそ2,000万から1,500万年位前(新生代第3期中新世)の海に棲んでいた貝類・魚類・哺乳類の化石を豊富に産する別所層、青木層の地オスで有名です。

また大型哺乳類では、クジラの化石、アロデスムス(シナノトド)の化石を産出し、県宝穴沢のクジラ化石、日本産海棲哺乳類のの化石として第一にあげられる県宝シナノトドの化石は有名です。

展示室のメインとなったハクジラ全身化石は、1988年5月から発掘を行い全身の化石としては他に類をみません。

1F展示室

四賀村で発掘されたハクジラ全身化石

を中心に四賀村の地質を展示しています。

こんな山の中が、地質年代でいうとチョット

昔には海の中だったって!(クジラがいたんだ

もの)

 


2F展示室

金山コレクション展示

当村反町の出身である養老乃滝創始者

木下藤吉郎氏のご好意により、信州ゴー

ルデンキャッスル(旧養老乃滝金山記念

会館)所蔵のはく製類、中生代ブラジルを

中心とした化石を展示しています。

体験学習の場に

四賀村化石棺では、体験学習を重んじ化石を自分で採取したりクリーニングしたりすることを大切に考え、化石教室を開催いたします。

学校教育や社会福祉団体、会社等の研修会など希望に応じ自然観察会や化石採取・クリーニングなども行い常に開かれた化石館を目指しております。


会館時間 午前9時より午後5時まで

休館日

毎週月曜日および祝祭日の翌日

12月28日から1月3日まで

観覧料

大人(高校生以上)300円、

小人(小・中学生)150円

なお体験学習室もありますのでご利用される方は

下記へ問い合わせください。

四賀村化石館 TEL.(0263)−64−3900

交通

長野県豊科ICより15分

JR松本駅前より四賀線のバスで30分錦部口にて下車徒歩1分

販売コーナ(外国産化石・琥珀・マンモス工芸品)


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