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場 所:長野県下伊那郡阿南町富草3905番地 電 話:(0260)22−2273 有線2−2882 |
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1995年頃、訪問した時のパンフレットから転載したので現在、だいぶ変わっているかもしれません。詳細はTELにて確認ください。 |
長野県の最南端にある阿南町一帯は、第三紀の地層(今から約2000万年前ほど前に改定にたいせきしてできた地層)が分布しており、富草累層とよばれ、阿南町の中でも特に富草地域はたくさんの化石を産出することで古くから有名です。サメの歯の化石は、採取に訪れる人のあこがれのまとであり、産出化石は貝類をはじめ、130種類を超え、なおデスモスチルスの歯や古代サイのあごも発掘されています。
いままでに採取された化石を中心に出土した土器や石器を加えて、この化石館がつくられています。化石館付近には、化石の産出現場があってたやすく見学でき、館内では資料を利用して地質の研究ができます。
展示室 |
研究館の一部 |
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サメの歯 (Carcharodon megalodon) カルカロドン・メガロドンは現在人食いサメとして恐怖の的となっているホオジロザメの祖先である。この歯の化石は、第3紀層の標準化石として学術上貴重なものである。富草累層から産出するサメの歯は11種類報告されている。富草小学校の校章には、このサメの歯が図案化されてはいっている。化石を校章に用いているのは、世界でも例がない。 |
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カニサイ (Chilotheriumpugnator MATUMOTO) この動物の下あごは、カニサイといわれサイの仲間で、第3紀中新世の草食動物としては、ゾウと共に最大のものであった。 |
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キヌタレ貝 (Solemya tokunagai YOKOYAMA) 富草累層から出るキヌタレ貝は穀皮がよく残っていることで有名である。 |
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地層・化石の採取できる所がのっています。 詳細はこの地図をクリックすれば大きく出ます。 |
会館時間 午前9時より午後5時まで 休館日 毎週月曜日 入館料 大人(高校生以上)100円、 小人(小・中学生)50円 交通 飯田インターから南へ約25Km 補足(お買い物) 「阿南町の化石」A5版で446ページ もあり半分が図表です。 これはお勧めです。 |
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