デリバティブ
金利や為替、株価などの変動に対するリスク・ヘッジという目的から生まれてきたデリバティブが、さまざまな目的をもつ市場参加者の利用によって急速に拡大しています。国際決済銀行(BIS)による調査によれば、1995年3月末現在の店頭取引の想定元本は47.5兆ドルに上っ ており、世界全体のGDPをはるかに超える規模となっています。

このようなデリバティブ取引の拡大化、複雑化に伴い、多額の損失を被る取引事故が発生しています。損失事故の防止のためデリバティブ取引を行う金融機関や一般事業会社等はデリバティブに対する十分な理解と高度のリスク管理が必要となります。
また、デリバティブ取引を企業財務面から捉えたとき、投資家等の利害関係者が取引実態を的確に把握できるようにするため、現行会計制度の整備とデリバティブ取引に係るディスクロージャーの充実を図っていくことが必要です。
以下、デリバティブ取引の概要について説明いたします。


M E N U

  1. 利用目的と種類

        取引の利用目的     取引の種類

      

  2. 取引の失敗事例

      スワップ取引  為替取引  オプション取引  先物取引

      

  3. デリバティブ取引と会計

      現行会計制度の特徴  会計処理の現状  ディスクロージャー

     

  4. リスク管理

      リスクの種類  リスク管理のガイドライン  一般事業会社のリスク管理

      リスク情報のディスクロージャー


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