裏話2−ダブリ

裏話1に続き、こんな話を人に話すものではないかも知れない。
でも、言い訳だけでもさせて(笑)。


シンは高校2年のとき、ダブった。いわゆる留年である。
高校2年を2回やったので、高校には4年通って卒業した。

言い訳するわけではないが(いや言い訳だ(^^;)、別に頭が悪かったわけではない。
友だちが悪かったのだ(人のせいにするなよ〜)。

シンが高校2年のときのクラス(2−H)は悪い奴らが集まって
吹き溜まりクラスと言われてた。
シンは人付き合いが良かったため、休み時間になると
悪い奴ら(特に久保田・大熊・永田・金沢・谷田部・etc 名前出したからって怒らないでね〜)が
入れ替わり立ち替わり、シンのところにやってきて
「シン、次の授業バックレない?」と誘うのだ。

超真面目人間だったシンは、恐くて断ることが出来ずに、頻繁に授業をサボることになってしまった。
悪い奴らがサボるのは、うるさい先生の授業(体育&英語)が多かったため
必然的に英語と体育の出席日数が足りなくて、単位を落とすことになったのだ。

あぁ、誘われたときにシンに断る勇気があれば・・・(笑)。
※決してシンから誘ったわけではありません(笑)

でも、実際にダブリが決定したときは、こんなシンでも、結構ショックだった。
もう一人ダブった奴がいて、話をすると「俺は学校辞めて働くよ」と言う。
シンはどうしようか悩んだが、結局学校に残ることにした。何よりバンドがあったし。


新学期が始まり、それぞれの新しいクラスに移動になるが、シンだけは2年の教室へ。
新2年生は、始業式をやっているらしく、教室には誰もいない。
シンは一人きりで教室の席についた。

15分ほどすると、新2年生と担任の先生が教室に戻ってきた。
シンは、ダブリということで、引け目を感じていたが
そんな悩みは初日でぶっ飛んでしまった。
後輩(いや、もうタメだ(^^;)たちは、いい奴らばかりだった。

その後、後輩達と、念願だった自分がドラムのバンドも組めたし、いいことずくめ。
学費を払ってもらった両親には悪いけど(^^;、本当にダブって良かったと純粋に思ってる。
普通じゃ経験できない(当たり前)し、話のネタにもなるしね。


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