東海道五十三次を歩いてみた
(島田宿〜金谷宿〜日坂宿〜掛川宿〜袋井宿〜見附宿(1日目))
2024年10月20日〜21日



今回から24〜25年シーズン

前回から時間が経っているとワクワクしますね

前回の本通り2丁目交差点からスタート
明治の道標には
東西南北にそれぞれ
刻まれている場所までの距離が書かれている
本通り2丁目交差点
本通り2丁目交差点
明治の道標
明治の道標
島田宿の京口を過ぎると
大井川川越遺跡に入っていく

当時の名残を残す町並みとなっている
升形跡(宿西入口)
升形跡(宿西入口)
大井川川越遺跡
大井川川越遺跡
三番宿は内部見学可能で
川越人足の六さんが
腕組みをして待ち構えている
歌川国芳「大井川之図」
歌川国芳「大井川之図」
六さん
六さん
当時川越をするために
川越制度の中心機関である川会所で
川札や台札を購入した

博物館の敷地には
川越のモニュメントがあり
連台に載って写真が撮れます
って書いてあったが
撮ってくれる人がいない・・・
川会所
川会所
大井川川越モニュメント
大井川川越モニュメント
いやー大井川川越遺跡
かなりよかったよ
お近くにお越しの際にはぜひ

長ーい大井川を渡ると
金谷宿に入っていく
大井川橋
大井川橋
金谷宿川越し場跡
金谷宿川越し場跡
八軒屋橋の先には
金谷川越し跡があったようである

大井川鐡道新金谷駅横の踏切を渡る
八軒屋橋
八軒屋橋
旧国道踏切
旧国道踏切
金谷宿はなだらかな登りとなっていて
本陣跡などの説明板が建てられている
山田屋本陣(三番本陣)跡
山田屋本陣(三番本陣)跡
佐塚屋本陣跡(本町・佐塚佐治右門)
佐塚屋本陣跡(本町・佐塚佐治右門)
金谷の一里塚跡がない?
旧東海道の醍醐味(個人の感想)である
一里塚は抑えなければなるまい

ネットで検索しながらうろうろした結果
それらしい場所の足もとには
説明板の角材を切った後が・・・
ノーーーッ
柏屋本陣(一番本陣)跡
柏屋本陣(一番本陣)跡
金谷の一里塚跡・・・?
金谷の一里塚跡・・・?
説明板なき一里塚跡先の
東海道線の橋架をくぐり
金谷駅横に出て先に進む

坂を登り切り国道を横断し
旧東海道石畳の案内板に従う

かなり疲れてきたので
石畳茶屋で休憩をしようと思ったが
残念ながら満席であった
旧東海道石畳案内板
旧東海道石畳案内板
石畳茶屋
石畳茶屋
ここの石畳はかなりきつい
一歩一歩石畳を登っていく

登り切り舗装路になるとホッとする
諏訪原城跡を過ぎると
菊川坂の石畳が待ち受けている
今度は下りである
金谷坂の石畳
金谷坂の石畳
菊川坂の石畳下り口
菊川坂の石畳下り口
下りとはいえ石畳は歩きづらい
菊川坂の石畳の後半は
江戸時代後期の石畳である

石畳を過ぎると菊川間の宿である
菊川坂の石畳
菊川坂の石畳
迂回案内板
迂回案内板
迂回案内の少し先に
間の宿菊川の壁画が描かれていた

工事中の箇所には
短いながらも石畳があったようなので
少々残念
間の宿菊川
間の宿菊川
迂回案内
迂回案内
登りがきつい青木坂
このあたりから小夜の中山にかけて
茶畑が広がっている

小夜の中山にある扇屋さんは
創業1704〜1711年ともいわれている

この時は
茶畑用の農器具をメンテ中の人達が
休憩中であった
青木坂
青木坂
扇屋
扇屋
扇屋は子育て飴が有名で
愛想のよいお店のおかみさんとの会話が
青木坂の疲れも癒してくれました
子育て飴
子育て飴
佐夜鹿(小夜の中山)一里塚
佐夜鹿(小夜の中山)一里塚
扇屋あたりから
なだらかな下り坂となってくる
パラパラと降ってきた雨が
茶畑を鮮やかな緑へと変えてくる

広重の日坂には
夜泣石と小夜の中山が描かれている
茶畑
茶畑
広重「日坂」
広重「日坂」
二の曲りと言われている
くねくねとした急坂を下っていくと
次第に膝が痛くなってきたので
持参してきたサポーターを装着
これかなり効きます
二の曲り
二の曲り
広重「狂歌入東海道 日坂」
広重「狂歌入東海道 日坂」
国道1号をくぐり県道を横断すると
日坂宿の街に入ってくる
国道1号をくぐる
国道1号をくぐる
扇屋本陣跡
扇屋本陣跡
日坂宿最後の問屋役を務めた伊藤文七邸「藤文」
庶民が利用した旅籠「萬屋」
士分格が利用した「川坂屋」
これらは内部見学ができるので
時間があれば是非
問屋場跡
問屋場跡
川坂屋
川坂屋
下木戸跡の説明板によると
古宮橋の架かる逆川が下木戸説
高札場が下木戸説

場所はそんなに変わらないんだけどね
高札場跡
高札場跡
下木戸跡
下木戸跡
日坂宿を過ぎると県道415号
そろそろ足が痛くなってきた
車の往来が多くテンションも下がってきた
伊達方一里塚
伊達方一里塚
葛川一里塚
葛川一里塚
葛川一里塚の少し先に
創業200年の「もちや」さんに立寄り
もちパイを購入し店内で食べさせていただく

次回は是非名物の振袖餅を食べてみたい
菓子処もちや
菓子処もちや
新町七曲り
新町七曲り
七曲りを抜け
創業1821年葛湯「丁葛」の老舗
「桂花園」に立寄る
店構えからして老舗中の老舗
店内に入ると小さなカップに試飲が提供されます
桂花園
桂花園
丁葛
丁葛
掛川宿本陣跡はびっくりの屋台村である
まさかと思って一度は通り過ぎてしまったよ

連雀西交差点を左折すると掛川駅
本日はここまで
掛川宿本陣跡
掛川宿本陣跡
連雀西交差点
連雀西交差点
今宵の宿は掛川駅前の「ターミナルホテル」さん
大浴場が決め手でここにしました

夕飯は駅構内で掛川深蒸し茶そば天ざる
掛川ターミナルホテル
掛川ターミナルホテル
掛川深蒸し茶そば天ざる
掛川深蒸し茶そば天ざる


今回の感想
・大井川川越遺跡は当時の町並みを再現していてよかった
 日坂宿の川坂屋も内部見学が出来て
 展示物も充実していてよかった
 つらかったけど小夜の中山の物静かな雰囲気と茶畑が風情があった
・一日の走破距離は日坂宿までが程よかったが
 交通の便があまりよろしくない。
 一応バスは走ってはいるが数が少ないので
 踏ん張って掛川まで足を伸ばした
・クロックスで日坂まで歩いてテリックに履き替えた
・あー、20kmそこそこで足裏と膝が痛い
 歳は取りたくないね
・大浴場があるとかなり体の疲れがリセットされるね

9:37 本通り2丁目交差点
10:20 島田博物館
11:00 山田屋本陣跡
11:15 金谷の一里塚
11:30 石畳茶屋
12:43 小夜の中山扇屋
12:55 佐夜鹿一里塚
13:55〜14:15 川坂屋
14:55 伊達方一里塚
15:55 葛川一里塚
16:40 連雀西交差点

20.09km


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