ベートーヴェンを読む!

ここではベートーヴェン関連の本を読みます。

セイヤー著「ベートーヴェンの生涯」

アメリカ人セイヤーによって書かれた信頼のおける伝記ですが、著者の死によって未完となっていたものをフォーブスが校訂して完成させました。最初の邦訳は戦前に出版されましたが、写真の音楽乃友社版も既に絶版です。

ケーラー&ヘーレ編「ベートーヴェン会話帳」

全12巻からなる大著ですが、第10巻までリリースされてます。第12巻は資料集になる模様です。自称秘書であったシントラーが自分に都合悪い部分を捨てたり、改竄を加えたりと卑劣な行為の数々が今日あきらかになっています。ともあれベートーヴェン研究には欠かせない一級資料です。

ゲアハルト・フォン・ブロイニング著「シュヴァルツシュパニアーハウスから」

ベートーヴェン最期の家である「黒スペイン館」での思い出を綴った貴重な本です。この家は現存してないのですが、彼の死の数カ月後に「性と性格」という著書で有名な裁判事件を起こしたオットー・ワイニンガーという人が自殺したのもこの家なんだそうです。

小松雄一郎編訳「ベートーヴェンの手紙」と「音楽ノート」

<直筆ファクシミリ>

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