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「西暦表記を求める会」
https://seirekiheiyo.blogspot.com/
2019年5月1日、天皇の交代により「元号」が変更された。
天皇をやっていた男性の死去による変更では無く、予め計画された変更であったために当初は2019年の開始時（2019/01/01）や、この国で一般的な年度の初め（2019/04/01）が改元の時期に適当では無いか、 と論じられていたが、結局、5月1日という中途半端な時期が定められることとなった。
世界で唯一、不定期にリセットされてしまう紀年方法であり、かつ、そのリセット時期が生物体の死に紐付けられていることから、厳密に言えば「未来の年について表示ができない」紀年方法を使用し続ける、それを支配的なものとして押しつけようとする思想と、それを容認する思想には、自らが新たな社会構成を作り上げていこうという志の欠如と、世界全体の中で自らを個別化することで自己励起するしかない受動性が底に横たわっている。
とりあえず、天皇という存在自体への異議は唱えず、リセットされてしまう紀年方法など、現在社会においてはあり得ない、少なくとも世界標準の紀年法（西暦と呼ばれている）を公文書には表記しなければならないという観点から、こうした社会的な後ろ向きの引きこもり状態からの脱却を目指していると思われる運動。