■NOWHERE TO HIDE / PRAYING MANTIS
  PRAYING MANTISの6thフルレンス。
  デビューからもう20年のベテランの彼らだけど、前作と同じボーカルでアルバムを出すのは今回が初めて!
  というわけで、今回もvoは前作FOREVER IN TIMEに引き続き、トニー・オホーラ。

  FOREVER IN TIMEは4thであるTO THE POWER OF TENでの不満点を完全に払拭し、
  かの名盤CRY FOR THE NEW WORLDに匹敵する素晴らしいアルバムだっただけに、
  今回も期待は膨らむと言うもの!などと思ってたわけではありますが……。

  なんか、今一つ盛り上がりに欠けるアルバムでした、正直。
  確かに路線としては、FOREVER IN TIMEと同じだと思うんだけど……。
  コーラスなんかどう聴いても、いつものマンティス節だし。

  多分その理由はソロに在るんだと思う。
  いつもならマジで涙腺を刺激される程のソロが、今回はそれほどでも無かった。
  後、楽曲が全体的にパターン化されてきているのも少なからずあるかなぁ。
  @、DそれにFなんかは、単発で聴くとお気に入りの部類に入るんだけど、3曲とも似通った曲だしねー。

  実は99年に発表された企画アルバムDEMORABILIAの方が、個人的には満足できましたね。
  いかにも80年代って感じの音だったけど、逆に新鮮に感じられたし。
  (DEMORABILIA:91年の再結成以前のESCAPE時代のデモ音源集)

  もしかして、メンバーチェンジがなかったコトが却って逆効果だったとか(^^;)。
  それはそれで、悲しい話しだなぁ……。