Evangelion Genesis y:x 更新日誌(2001 年 10 月)

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10 月 30 日。
IBM のキーボードが使い辛い ... というのがピンとこなかったのだが、 ラピッドアクセス のことかしらん。 矢印キーが手前にズレていて掌に触る ... というのから思い付くのはこれだが、 大きさの点以外は条件を満足するようである。
US IBM はラピッドが標準になってしまってるのか ... 日本 IBM は プリファード がデフォルトなのでピンとこなかったらしい(いや、新しいやつのことまでは知らんが)。

キータッチがポコポコカサカサしてた時点で記憶から抹消したので 詳細は覚えてなかったのだが、たしかに配列もヘンだのぅ ...

某 ML にて

「24h サーバ静かにしたい」
「素直にノート使え」
「いやノートは 24h 運用に耐える設計になってないから止めれ」
... なるやりとりあり。
Thinkpad 755CX を gateway 兼 firewall として 24h 動かしてる身には他人事でないが、 よくかんがえりゃ seti@home や CR5 な人達でノート使ってるのが皆無というはずはなく、 運用実績については設計がどーこーと言われるまでもない。 それにデスクトップ PC の静穏化ってのも設計的に危険な側に倒すことになるので、 どっちがマシかと即断できるものでもなかろう ── と書き込もうと思ったが 別の ML にかまけてるうちに似たような発言があったので以下略を決め込んだ。

ついでに言えば、 2.5inch HDD が 3.5inch モノより弱いのはおそらく事実なんだろうけど、 なにぶんここ 10 年ほど 2.5inch も 3.5inch のも HDD が物理的に壊れたことはなく、 社会的寿命に比べれば物理的寿命の差なんて誤差範囲だろうと思う。

というわけで今日も 755 は止まらずにゲートウエイしてる。 熱的破壊ということについていえば、本体より PCMCIA の LAN カードのほうが遥かに弱く、 それよりもさらにケーブルモデムのほうが弱いから本体の強度なんて考えるほどのことでもない。 でもこの位置に 240 持って来るのはちょっと恐いかな。筐体の熱の持ち方がぜんぜん違うので。 だからノートを 24h 運用することを懸念する立場も分からなくはない。


10 月 28 日。
『歌月十夜』終了。なるほど同人ソフトとはこういうものかと思いし。
とりあえず眠いので寝る。
10 月 27 日。
隣のアニメの感想ページ経由でビデオのコピー依頼が舞い込んだ。いくらか金は出すそーである。 問答無用で依頼メールは消してしまったが、そもそもビデオに落すだけでも一苦労なんだが。 って、テープのダビングはもっと苦労しそうだな。一旦 mpeg に変換しなきゃいかんのか ...
mpeg2 をテープに落すための Hollywood+ は買ってあるが、挿す PCI スロットがなくて いまだ使えん状態にあるのであった。

にしても、こーんな田舎にもそーゆーメールが来るんだねぇ。


10 月 26 日。
約 100 時間である。

なにがって ... R 氏 が一月ばかりのあいだに観たファイルの(放送時)時間の和が。
実際に観た時間は観た速度によるからともかく、これだけのファイルをどうやって運んだかということに ちと興味がないでもなく。1 Mbps で 300GB に達し、DVD RAM ですら手で運ぶには そろそろ限界であろう ... 体積密度優先だと 100GB 級 HDD 数台か DDS4 or Exabyte テープで半ダース。 費用優先だとダンボールに CDR 詰め込んで宅急便。 実際には mpeg4 の 400kbps くらいだろうから半分の量として、DVD-R 1 箱くらい。 まぁ、なんとかなるか?

こーしてみると、やっぱ可搬メディアの容量って小さい。 CDR に 4 分/曲な mp3 (128kbps) 詰め込んで運ぶのに慣れてるから、 30-90 分/話の mpeg2 (4Mbps) ファイルをそのくらいの数(つまり 200 本弱) 詰め込むとして 200 GB/枚くらい。3 年で倍のペースで伸びるとして (必要量の) 10 年遅れか ... けっこう時代遅れ > DVD-RAM.

昨日、秋葉を通過したときにたまたま金がなかったので『歌月十夜』を買った。 なんか買わないと寄った理由が立たんし、かといって 4000 円しか持ってなかったのに 他に何か買えるものがあるようなトコでもない。神保町は先に寄ってるから本に用事があることもなし。 サイフ(← 持ち歩いてるカードの銀行)が近所にあるのかないのかすら知らんし。つーか開いてたか? というわけで『歌月十夜』、1800 円なり。

『月姫』本編との間にもうひとつなんかはさまってんのか(プラスディスク)? という気もするが、 だいたいなんとかなるようである。「夢十夜」のふたっつ目が開いたとこだから 1/5 終ったくらいで 何かコメントするってのも変かもだが、.... メタモデルの在り方は本編より好みかもしれん。 人物造形薄いとかベタオチで終りそうだとか懸念は幾つかあるが、終ってないとこで書くことでもなし。 もっとも、薄味は『フルーツパスケット』の杞紗の話を観たあとでプレイしてるからってこともあるか。

その『フルーツパスケット』。... #17 でいいのかな? 杞紗の話。
自分のことが好きになったとしてどうこうなるとは限らないが、 嫌いでいると気力の維持が難しいから「嫌いではない」程度にはなっておきたい。 どうして自分のことが好きになれるんだろう(自分の基盤を自分の中に置く) ... という由希の語りが主軸にありそうにみえて でも僕達は杞紗を好きでいることしかできないよ(自分の基盤を他人の中に置く)がメインに なったのは、原作とアニメの大きな違い ... かな。原作、もうすこし前者に重点があったと思う。
アイデンティティを扱うときにつねにでてくる対立点だと思うが ... 両方の立場の利害得失を明らかにしたうえで論じた話ってのもなかなか見ないねぇ。
カレカノでは自分の中に基盤をおくことの強さ(雪野)と他人の中におくことの危険(有馬)を 扱ってっつうか後者は中途で止まってるけど、 フルーツバスケットは逆に自分の中に基盤をおくことの脆さと他人の中におくことの粘りを語る ... が、ほんとはぜんぶ同時に扱わないと嘘だと思う。

杞紗の環境はこれから悪くなることはあっても好転することはない。 「由希やハルに好きでいてもらえる自分」という形で 基盤を他人の中に置いてるから粘りはあるだろうが、基本的にはそれだけだ。 担任の手紙のヘドがでるような内容であれ、 それが定石として存在するのは定石として存在するだけの理由があるわけで。 環境改善のために戦った時に一時的にクラス全体を敵に回す、まさその時に 自分の行動が正しいのだと確信をもつためには自分が自分のことを好きでいるのが大前提だろう。 雪野のように。
自分の基盤を他人の中に置くのは、自分の存在についての不安はなくなるだろうが、 行動への不安は解消しはしない。「戦うこと」は正しい。それは透や由希が保証した。 けれど、戦い続けるその方向性までは保証されない。いちいち透なり由希なりに尋ねる(保証させる) のでないかぎり。


10 月 24 日。
canna の後日譚。Debian-jp で索いたら出てきた。 /usr/doc/canna/changelog.gz にその旨の注意書きもあるらしい ... 見た。あった。すまん。
つまり、ふつーは /usr/doc の下を見てどーこーするのですね。 ま、たしかにあんまり読んでなかったしな (man は読んでも info は読まんもん)。

東急 CATV からメール。 値段据置で下りを 8Mbps に、上りを 256kbps にするそーである。要するに ADSL 対策で、 下り 4Mbps, 上り 128kbps からちょうど倍ってなトコだが、 これまでのは公式には「下り 14Mbps」ではなかったのか? サービスダウンだぞっと :-)
それはともかく、実質と形式を一致させるのは良いことだ。 もっとも、現状実は時と場合によりパケットロスが 80% を越えることがあって、 ベストエフォートという言葉のほうがちと実態と解離しつつある。 そっちのほうをなんとかしていただきたいものである。 そーゆー時は最高速度(4Mbps)どころか ISDN にも劣る速度しかでーへん(よーするに止まってる)。


10 月 23 日。
日誌を書かないことには違和感が残るほどに精神活動の一部としながら、 日誌を書くという行為のための時間が生活のリズムから外れているという非常に中途半端な状態にある。 うぅ ...

canna のバグとり。... つうか、「Debian woody のバカ」と叫んだだけかもしんないが。
cannaserver が上がってるマシン以外のマシンから canna にアクセスできず、 netstat 見たらどーも unix ソケットしか開いておらず、TCP ポートで待っていない (だから自分自身からしかアクセスできない)。 「/etc/hosts.canna がヘンなのかなぁ」などとひねくりまわしていたが、 結局 canna のソースを見るハメとなりし。

"cannaserver -inet" と立ち上げないと TCP ポートを開けないらしい。 そんな option あったのかとおもえば、Debian 固有の option だと。 そのくせ 付属の manual にも起動スクリプトにも記述がない。
xfs も起動スクリプト中で TCP ポートを開けないように指示されていて -port 付けて指示しても無視されるようになっていたが、 cannaserver はそれを上回るあくどさである。

どーもマシン一台しかない環境に合わせてデザインしているよーだが、 ... まあ、正しい発想ではあると思うが、世の unix と意識的に非互換にするなら ちゃんと文書を用意しておいてほしいぞ。

素朴なギモンだが、 (ソースなんか読みたくない)一般人はこーゆーのに出会った時にどーやって解決してんだ?

Agenda VR3 なる linux PDA.
「遅いし不安定だし、とても使えねーぞ」なる発言が ML でありし。 「開発やってる連中も、もーすこし気合いいれてくれ」と。 返答があってそれ曰く「ソースはぜんぶ公開されている。自分でなんとかしてくれ」

.... VR3 への評価を落した一瞬だったかもしんない。
VR3 が遅いのは、ともかくメモリが少ないことに由来する。Psion s5 の 4 倍で動きながら レスポンスは計ってみるまでもなく体感で遅い。 メモリが少な過ぎて圧縮して持たねばならないから、伸長するぶんだけ遅れている。
ソフト的にはかなりえげつないことまでして速度低下を食い止めているが、 メモリを 4 倍にするだけで (CPU 替えなくても) 速度は 4 倍かそこらにはなりそうだし、 そっちが本筋だ。 自分達で伊達と酔狂な仕様にするぶんにはともかく他人に要求できる筋合でもなかろう。
つーわけで VR5 を待っているのだが、ぜんぜん話に聞こえてこないのぅ ... 2000 年 11 月発売ではなかったのか?

アニメ散見。

『雪使いシュガー』
聞いたことのあるメロディラインだなと思った OP だったが どっかからひっぱってきた曲らしい。絵といい ED の曲といい、なんとなく Kanon を思い浮かべたが、 「シュガー」のほうが上品かも。
ところで、これを面白いと思う理由を考察してみるに ややそのありかたが気に食わんので、表だってそれと認めることはないはずである。 『CC さくら』や『おじゃ魔女どれみ』と同じ構図 ... 「シュガー」のほうが正直な造りかな? ここまで極端に (ファンタジーな)幼児性を正面からぶつけてくるとなると。 設定ではシュガーの知的レベルは 9 才だそーだが、... 5 才くらいだろ? これ、どーみても。

『スクライド』
君島くんが死んだあたりからちゃんと観るようになった。 物語のコアに近いほどゆーずーのきかない人物像になっていくのは、 まあそーゆー物語だから仕方ないのだが、おかげで前期はまともに観る気がしなかった。 焦点を合わせれば合わせるほど暑っ苦しくなってくんだもん。 丁度の温度のあたりの人物がちゃんと立ってきて、物語ん中に足を降ろした感じ。

『フルーツバスケット』
おにぎりバビットがちと煩い。 棒読み声優の使いかたが上手いねぇ ... いまんとこ原作を動かしてみましたの域を出てないのだが、 それで足りてるのは原作の良質な部分を拾い上げるように走ってるせいだろう。 次回は 1 クールものだったなら物語のトリをなすだろうと予想された杞紗の話や (2 クールだそーだから実際のトリは夾の話だろう)。

ところで、「杞紗」の文字は google から「フルーツバスケット 寅」で検索して出たやつをコピーした。 変換で探すの面倒だったから ... 漢和辞典いらんかったりして。

『ヒカルの碁』
某 Journal で懸念の声が上がっていた記憶があるが、 フタを開いてみればちゃんとアニメになっていた。 佐為が一目(ひとめ)で見当てた詰碁も碁盤の一部の詰碁として一瞬画面に表示するほどの丁寧さ ... というかなんというか。「プロでもすぐには ...」などと緒方が言うておったが、 こーしてみると第一感はそこしかないな。 画面に表示されている時間のあいだ(1 秒) に一通り検討したが、 2 の 2 にグズむ変化が読みきれなかった( 5 秒ほどかかった)。うぐぅ。

ところで碁盤の目だが。そーとーに手を抜いたシーンでもちゃんと 19 路盤になっている。 元ネタの存在する碁の碁盤が 19 路で描かなければならないのは当然として、 それ以外の本筋でない部分の碁盤もおおむね正しく 19 路になっていた。 囲碁教室のシーンで 21 路盤になっている板があったが、ここだけだと思う。
... 原作なみに煩い監修が付いてるよーだな。

囲碁大会の雰囲気が、対局してる子供はもちろん後ろの親達もふくめて恐ろしく正確な描写だったので、 この絵なら 2 期目のラスあたりにくる佐為 vs 名人もちゃんと描けるでせう。

『銀河英雄伝説』 第 3 期
ヤンが死んで以降は録画モードを変えて mpeg2 350x480 の 2Mbps まで圧縮度を上げる。 いや、どーせ要るのはここまでだし。 そのまま 4 期目のに突入するよーだが、ラスのミッタマイヤーのセリフまでは辛抱するだけの話 ... だと思ったが違ったかな。
ヤンの暗殺のまえに「ラインハルトという太陽を直視して ...」なる回想がでてくるが、 原作が「ヤンやラインハルトという太陽を直視」しすぎて双璧あたりの描写が薄いもんで、 お亡くなりになられてもあんまりもりあがらないのであった。

『プロジェクト ARMS』
話というか描き方からすこし暑っくるしさが抜けた。 物語的にはそーぜつに不自然な話が続くあたりだが、アルがそれなりに活躍するあたりだから観ている ...

『シャーマンキング』
観る意味がなくなってきた。原作より『ジャンプ』的。原作はいかにしてジャンプ的な定石から外そうかと 苦労して (で、おもいっきりハズしておるよーな気がするのだが、それはともかくとして) るのに、その風味を消したらこの物語の存在意義ないじゃん。

『ヘルシング』
... なんかこー、枠の狭い描き方はここんとこの流行かなんかか?

『G ガンダム』
師匠が敵に回ってからちゃんと観る以下同文。 ヒロインであるはずのなんとか(名前覚えてないらしい)っつうのが いてもいなくてもいいというのが弱い。 そういや『スクライド』でもミモリあたりはなんでこんなに出てくるシーンがあるんだろうと思うくらい なんの役にもたってないな。

『サイボーグ 009』
なんでこんなもんが今頃 ... ということで観てみた。面白いには面白かったが、それだけ。

『ナジカ電撃作戦』
おもいっきりコンセプトに反するよーだが、ローアングルなカメラワークでさえなければちゃんと観るのに。

『ココロ図書館』
「シュガー」と似たようなのったりとした話にしてこの「シュガー」との差は、 人物も話も金太郎飴だから。もすこしこー緩急とかね、考えておくれ。 かの『ヨコハマ買い出し紀行』でも、遅いばっかではなかった。アップテンポにするとこは ちゃんとアップテンポになっている。


10 月 22 日。
意識的に日誌を封じ込めた 1 週間だったのだが、 .... やっぱ死にそう。

ことはコナン SS の清書から始まる。後半 2/3 を没にするという暴挙から泥沼化し、 すでに清書でなくなった。で、あるていど毒気(ストレスとも言う)ため込まんと手は動かんので、 ここを封じた。ここのサイトを作ったころから時々使った手法だが、 終わるまえに本人が窒息しそうである。

ここを封じた以外にも fj にポストする記事 5 つ書いてぜんぶ(わざわざ)没にしてれば そりゃ毒気くらいいくらでも ... と思ったのだが、あまりうまいことコントロールできてへんので調整しなおし。

宇河弘樹 『スタンダードブルー』 少年画報社
存在は知っていた ... というのはつまり、どこの本屋のどこの棚にホコリかぶってつっこまれているか のを知っていた ... という意味だが、近所の本屋にあるわけでなし、 買いに出かける努力もしなかったのでこれまで読んでなかった。

この作者、事前によく調べる人ってなことはわかるが、 ... つーか、「缶詰送ってちょうだい」って後書きで書くようなんが どーやって資料を集めたのかがかなり謎なのだが、せっかく集めた資料なれど この時代はまだ資料に振り回されてるところがあるなあ。 プロ同士の会話で専門用語(つまり日常用語)の説明をしたりはしないと思う。 それに(若いころの)志弦さんの態度は専門家のとる態度じゃない (海底資源屋さんってば深海生物屋さんをバカに出来た立場か?)し、 一磯さんの志弦さんへの言葉も同業者へのものじゃない(専門家が素人相手にとる態度に近い)ぞ ... てのも置いといて。
DSRV の発進シーンは燃えました ... ってこのシーンの言葉のリズムはどっかで見たことがあるんだが、 巨大ロボットモノの出動シーンかしらん。

内容は ... 萌えキャラ兼キーキャラであるところの志弦さんの出番、もうすこし前倒しして欲しかったですねぇ。 主人公の志磯の人物設定と説明にコマ割いた前半だけど、 オーラスで某定番シーンぶちかますだけのことなら大事なのは志弦さんのほうだと思うのに、 キーシーン&ブレークスルーを口で語っちゃダメでしょう。

ところで、どれくらい精神が病んでるかっつうと、 これ読んだときに一磯さんの事故が事故でなく、「実は志弦さんの手による保険金殺人事件だった!」 てなパロディを思い浮かべたあたりで知れると思う。 魔術師のような一磯さんに惚れて結婚したはいいが、 やはり海底資源屋さんと深海生物屋さんの間には深い海溝のような溝があり、その不一致からついに ── ってとこで。子供の志磯は相変わらず自分にはなついてくれず、次第に父親に似て自分を責めるようで ...

まあ、それでなにがどうなるわけでもなかろうが。話はここで終わっちゃうし、 志磯の家出から和解に至るならそれはそれでハッピーエンドてことで。

あるていど圧力掛けないとこういう発想は出てこんが、出てきてもこーゆー病み方してたんでは なんの役にもたたんのであることよ。


10 月 13 日。
オースン スコット カード 『エンダーの子供たち』 早川
結局『ゼノサイド』から読むはめになりし ...

10 月 12 日。
Psion 5mx で linux が実用段階に入る ... と思ったら、動いたのは CF だけで suspend/resume あたりはまだそう、とかゆー話がとなりで興った。
10 月 10 日。
10 日に雨が降った。観測史上初めて ... かな。

周期的に起こる「熱力学第二法則やら知っていて何の意味があるか」論。
理論的背景知らんでも感覚で分かってりゃぁ文句あるまい ── というやつだが、 たとえば冷蔵庫のドアを開ければ冷気が洩れてそのあたりの気温は下がるわけである。 熱の移送について知らんでも困らん ... といえば困らないが、 その程度の感覚で理解したつもりになってるから部屋の冷房のつもりで 冷蔵庫のドア開けっぱなしにするバカが出てくる訳で ... なんか救いようのない話しとるよなぁ。


10 月 8 日。
体育の日が移動して 2 年連続で雨。雨に祟られたことのない 10 日から動かしたのはまずかったのでないの、 とかいいつつわりとお昼寝な一日。

週刊誌をニュースソースとして「牛?は危険だ」と宣う人に対し、 肉屋さんが「上流に遡ってチェック済みだ」と反論する議論あり。 見たのは fj でだが、べつに fj でなくてもそのへん探せばどこにでもある話だろうから、 ニュアンスそのものは正確を期していない。

さて、週刊誌が危険を煽る方向の記事を出し、業界が安全だと主張するのは、 いわば(自分達の利益を守るためも)当然のことなので実は議論というほどのものではない ... 犬が人を噛んでもニュースにはならないが、人が犬を噛めばニュースになるという諺にそっていえば 「犬が人を噛んだ」方向のものだ。

この程度のことで喧嘩している気分に浸れるというのが平和な国だなぁ、 と、アフガニスタン侵攻のニュースしかやってない TV にうんざりしながら fj 読んだ時の感想だった。

いや、実際「うちのやつは汚染されてる可能性があるからリコールするね」 と素直に告白する業者が一つでもあれば業者の安全宣言を信用する気になるんだけどねぇ。 安全確認のプロセスを公開してるわけでもないのに、信用できるはずなかろ。お互いに。

Logicool QCam web なる USB 接続なカメラを入手。linux で動くか試してまずは一回戦敗退。
もちろん win2k のほうでは普通に動いた。うぐぅ。しっかし感度低いねぇ。F2.0 と名乗っているが、 気分はピンホールカメラである。320x240 (静止画 640x480) ということになってるが、低感度時のノイズを考慮にいれると 160x120 とみておいたほうがいいくらい。

QCam ファミリのうち VC と Express は linux でも動く。Pro も動くのではないか ── と言われてはいるが未確認、 web も Pro の血をひくはずなのでどうか ...? というやつなのだが、 本家 Logitech と 日本の Logicool の QCam web って似ても似つかない姿のうえ、 仕様まで違うので別物かしらん。 Logicool に自前の開発能力があるとは思えんのだが、Logitech に対応するモノがない。謎だ。

コナンな SS の清書。公開はたぶん明日。


10 月 7 日。
久しぶりに TV などというものを観た。サッカー A 代表、日本 vs ナイジェリア戦のよーである。 なにげに指が一時停止とか巻き戻ししようとマウスをクリックしていた。
うーむ、さっきまで録画モノしか観てなかったからな。
約 1 週間ほっとくとなると、さすがに 100GB 程度ではナイのも同然のようである。

とりあえず、ただいまです mOm (← 誰も心配しとらんだろうが)


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