ショックがかなり残ってて感想書くような状態でない時点でかきなぐったメモだが、 感想本文から落ちたものがけっこうあるのでこちらも残す。
『フィギュア17』を個人的オールタイムベストにノミネートするかどうかは、 まだ微妙だ。もう少し頭ん中整理しないとなんともいえない。 物語の構造の根本的な難点 ... とは言わないのかもしれないが、ポリシーに気に入らない点があるから ── はっきり言えば、ヒカルを殺したことだが。
「ヒカルのことだけど、私に出来ることはやってみるわ」ヒカル帰還せず、か少なくとも happy end への道筋が露骨 ── に見えて結局それかいっ!
「つばさちゃんとフィギュアになるの、これが最後だね」ヒカルの言葉で中断されちゃったけど、 この時点だと結局つばさから言葉に出来るようなことではなかったかな。
「うん ... ヒカルちゃん ... あの ...」
ところで、火砲使ったり大穴開けたりと派手に色々してんだけど ...
ええんか、そんなことして。つーか、空気の澱みなんかがぜんぜん無いのがちょっと。
金も手間もかかってねぇなぁ ...
バンクばっかの演出も辛い。
「つばさちゃんはあたしが絶対守るから」ヒカルからの題目セリフはこれまでと変わらないのに、 つばさの返事は遅いし、頼る色も少ない。いい脚本だなぁ。
「.... うん」
「つばさちゃん、後ろ!」だぁっ!! 誰がフィギュアを操っているのであろー?? ヒカルだろ? ヒカルだったらつばさに警告しても意味ないじゃんっ
「... こいつがマザーマギュアだ」一昔まえのアニメじゃあるまいし、ちゃんとマザーであるかどうかを解析した結果を見るなりしてください。
ところで、ここで子マギュアが活性化する様子は「火山」ですな。
「中央突破しかない」の、脳無し ...
「弾が無くなっちゃった!」有限の弾丸を大量に消費しまくってるからなんだと思えば、後先なしかい ...
走ってるフィギュアの中で、つばさの視界がなめらかに横滑べりしている。
... 手抜きキツいなぁ。
つばさのコックピットというか、あれは重力制御でもしてるのか、 ハードにとんだりはねたりしてるわりにはつばさが目を回していない。 しかし、それなら後ろからの攻撃をつばさに警告する必要は無いよなぁ ... 気分の問題か。
つばさの周囲にうかぶ泡の玉、イメージは血球か。健康を害するとヘコむあたり。
モニタがいい加減。 能書きまえにさっさと母艦とシャトルを呼べ。ヘタレども。
「ヒカルちゃんどうしちゃったの?」うぅ、ヘタレ ...
「今シャトルを呼ぶ、そちらに向かう」
「ヒカルはもう、駄目かもしれない」つばさの興味はこの一点にあり。とりあえずマギュアのことなんかどーでもいいんだから、 これを先に言うべきだが、後回しにしたくなる気分は分かる ── はずなんだが、 DD が人の話聞いてないだけに見える。
「もしこれが地球にバラまかれたら、大変なことになる」相変わらずセリフのヘタレ具合が気になる ... 20 年前の特撮ですかい。 もすこしこー、当事者としてのリアリティのあるセリフを。
「アレを使いましょう」そのアレとやら、分かったのは遥かあとだが、 オルディナが発案なのね。ほんとうに仕事一筋なんだなぁ。
「そのヒカルを守るのは、つばさしかいないんだっ」子供に当たるなよ、おとなげない ...
「部屋の中央に丸い柱が二本あるでしょう」こういうデザインだということは、 ふつう、二人で二本同時に扱うようになってんだと思うんだが、DD は一人で船に乗ってたんだよな。 船の設計方針がすこしへん。
どっからみても燃料棒だが、なんでそれに時限着火装置がついてんだ? 事前に用意してあったのか?
「ちょっと待って、生体エネルギーの反応の数値が ...」こ、こいつらは ... 待たずにさっさとシャトルに乗れ。いまあんたらに出来ることはない。
「つばさ、俺達は間に合いそうにない。 フィギュアになってくれ」叱咤するのでなく、謝れよ ...
「そんな」
「分かっている。そしてつばさにとっても非常に危険なことだ。 だが、他に方法は無いんだ。つばさ!」
フィギュアのなかでヒカルとつばさの対面。ん〜、これができるならこれまでつばさへの プレッシャー遥かに小さくすんだんでないかい。
「でも私も、頑張れば出来るってことが、やっとわかったの。 それがヒカルちゃんの気持ちだぁって、やっとわかったの。初めてヒカルから抱きついた。... ここまでひっぱったのか ...
... ありがとう。ヒカルちゃん」
「よかった ... これで安心してお別れできる」
「え」
「思ってたよりもちょっと早かったけど、私の命、もうおわりみたい」 「... え、いやだよ、そんな」
「つばさちゃん ...。私、今、とっても幸せ。
あたしが生まれたこと、一緒に暮らしたことが、 つばさちゃんのためになったんだから ...」
「ヒカルちゃん ...」
「つばさちゃん。大好きだよ」
「さよーならー」ちゃんと手ぇふって言えるようになったと。
「お父さん、お土産かってくるから、まっててくれ」うう、ヒカル再登場を期待したよ。
うう、ここまで絵が手抜き ... 歩くのをこう表現されると普段が普段なだけに腹立つ。
「それじゃ、さようなら ...」二人がまだ帰れないことをつばさは知らない。これこそが、大人だよな。 だが、それだけなのが ...
「よかったね。萩原君」もしかしなくても、会話らしい会話は初 ... かな。つばさ視点の徹底ぶりが良い。
「あ、ああ。まあな」
ヘタレは最後までヘタレか ... もしかして記憶けせされなかった黒田。
「つばさが生まれるとき、お父さんとお母さん、二つ名前を考えてたんだ。 ひとつはつばさ、もうひとつ考えてたのが、ヒカルって言うんだ。2 話の記憶がフラッシュバック。13 話最強のシーンとなる ── 「そうだ! ヒカルって呼んで」
「お父さん、あたし、北海道で暮らせて、本当に良かった」
「そっか ...」
「うん」
個人的には、その前の雪に空いた大穴が気になります。つばさ ... おまえ雪に座り込んで手を合わせたかなにかしましたか ... つうか、雪が柔かかったんですか ...
桜が咲いたころ (5 月半ば?) にヒカルは居なかったんだなぁ ... 6 月半ばに地球に着いて、2 月に亡くなった。
つばさの覚醒
ヒカルとともに空に浮かぶ。
火山? ごきぶり ... うう、ネタが安易 ...
幸せの記憶としての 1 〜 9 話。 ゆりもどすエピソード、「ヒカル」、ED.
健太との初めての「まっとうな会話」
ヒカルの「ちょっと早いお別れ」 ... ほんとうに、それだけが。
感情の処理の仕方を覚えたつばさ。
絵。前回の予告は迫りくる〆切?
一般人としての黒田 ... つばさにすら邪魔扱いされる「大人」
宇宙船の燃料を使った作戦。ヘタレどもはどうしたか?