〈国家の品格〉藤原正彦著(2006年3月28日記事)
■先ごろあるTV番組で著者の話を聞いてこれだと思った

■最近のこの国のいらいら、じくじくたる思い、そして
 その根底にある焦燥感にある回答のひとつがあったと
 感じた。

■一方最近新書版が沢山出ている。それも単なる教養書
 では無く、考えることの指針となることの書が多い。

■以前養老氏の「バカの壁」等を読んだが、何かスカッと
 したこともあった。

■著者はれっきとした数学者でありながら、近代的合理主義
 では限界があり、「論理」だけでは世界は破綻するという。
 日本古来の「情緒」や「惻隠の情」が大切であり
 科学にもこれらは大いに関連するとも言っている。

■レオナルドダビンチに関する本が売れているが、
 彼も科学者であり哲学者であった。面白い。

■本書の解説を行うほどの力量も無いので、本の帯に
 キーワード
があるので、もしまだお読みになっていない
 方は、これをご覧になってみては如何でしょうか。
 (下にそのキーワードを載せました)

■なお、この本に「武士道」のことが書かれていますが
 以前(2001年)に当ホームページで紹介しました。
 こちら をクリックするとそのページが出てきます。



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