乳腺炎発症(2004.3末) 何気なく桃っちのお腹を触ったときに、何かちょっといやな感触が。。。 うつぶせのままもう一度触ってみると、一番後ろの左右のお乳が腫れてました。その瞬間頭に浮かんだのは”まさか、乳がん?・・・” 普段からなるべくお腹は触ってたつもりだけど、その前後バタバタしていたので、正確にいつから腫れてたのかはわかりませんでした。
今まで爪切りでしか通院したことがなかった健康優良児だったので、かなり動揺したけど、とにかく病院へ。。。 これまで通っていた病院はハムスターたちが亡くなったことや(診断ミスとかではなくただ私の気分的なものですが)、 設備的な不安があったので、その近所のもう1つの病院に行ってみることにしました。 そしてそれから約2年間の通院・投薬が始まるのでした。。。
初診(2004.3.30) 体重2.7kg 初めて行ったそのS病院は今までとは全く違って、前の病院よりかなりきれいで設備が整っている感じ。 しかも、獣医さんが7人ぐらいいて、看護士さんも多い〜桃っちを診てくれたのは若いK先生。 そして診断は”初期の乳腺炎”ということで、抗生物質の投与ということになりました。
ただ、家での飲み薬の投薬は初めてで、予想通り桃っちはものすごく抵抗!! うまくシリンジも使えず口に入った分もうぇ〜っと吐いてしまったりするし、私が薬をこぼしたりで薬だけまたもらいに 行ったりと悪戦苦闘。。。あまりに飲まないので心配になって、薬だけ飲ませてもらいに病院に行ったことも。。。 でもやっぱお金もかかるし、何よりいつまでも飲ませられないなんて言ってるのも情けないので何とか自分でできるように ならねば。。。 で、朝晩2回の投薬は人間にも桃っちにもストレスなので夜1回で済むように配合を変えてもらい、以後は私が桃っちを 抱いて、マスターがシリンジで飲ませるということになりました。まあ2人がかりでもなかなか大変だったけど。。。
再診(2004.4.9) 体重2.5kg この日の診察は前回と違う女医さんで、その後2年間このK先生が桃っちの主治医でした。 乳腺炎というより、偽妊娠によってお乳が張っているのかもということで薬を変えてみることに。。。 それから1週間ごとに通院して経過を診てもらいました。乳腺炎の原因としてはばい菌が入るタイプとホルモンの影響 が考えられるんだけど、この時点ではおそらくばい菌の感染ではないだろうということでした。 ホルモンの影響で偽妊娠を起こしていている可能性の方が高いかも。。。
再診(2004.4.23) 体重2.5kg この日は腫れているお乳から母乳を採乳して鏡検。(検査料 500円) 顕微鏡の画像を診察室のTVに写して見せてくれる。きれいなお乳で、乳腺組織しか含まれていないということで 薬を少し弱いものに変えて様子をみることに。(薬代2週間分 2500円)
再診(2004.5.14) 体重2.5kg この日はレントゲン2ショット(5500円)撮影。今のところ子宮はきれいで異常なし。
再診(2004.5.24) 体重2.5kg 以後、投薬は続けて通院は2週間に1回のペースで続ける。この間少しずつ腫れが戻るものの、完全にはひかず。。。 乳腺炎は左右の対になる乳腺が地図状に腫れるのが特徴だそうです。
再診(2004.8.2) 体重2.4kg 久しぶりに、腫れているお乳から採乳して鏡検。 まだ少し腫れがある。きれいな乳で脂肪と蛋白質のみ。細菌、白血球等無
食欲不振で通院(2004.9.1) 体重2.3kg 突然初めての食欲不振で病院へ。 いつものK先生は担当の患畜さんが多くて(人気がある先生なので)かなり待ち時間があるため、今日は違うK先生に 診てもらう。。。 レントゲンの結果、胃にガスと毛球?あり。朝からほとんど食べていない割には胃の内容物が多く腸に降りていってない。 熱は平熱。点滴とビタミン注射、抗生物質の投与。
あごの下のハゲ→少しじめっとして皮膚が赤くなっている。細菌性ではなさそう。 →朝晩2回、自宅で抗生物質+青汁+流動パラフィンの強制給餌
(食欲不振の再診) 9/2 N先生 点滴とビタミン注射 9/3 K先生 点滴のみ 9/5 N先生 点滴のみ 9/7 N先生 だいぶ食欲が戻ったので点滴のみ。今日で終わり。 あごの下のハゲが治らないので、採毛してかび検査(1500円)→2週間後、カビは検出されず異常なし。
再診(2004.9.10) 体重2.3kg →以後、再び主治医のK先生に診察してもらう。。。 乳腺炎の再診・採乳して鏡検、爪切り
再診(2004.9.17) 体重2.1kg 再診・レントゲン2ショット→子宮、肺、肝臓異常無、腸の戻りがあと一歩
再診(2004.10) すっきり腫れが引かず長引いているため、K先生はこのままずっと長引くようなら避妊手術も考えた方がいいかも ということ・・・K先生の勧めで院長先生の診察を受ける。場合によっては院長の知り合いの病院は設備が整っている ので、紹介することも可能とのこと。。。。
→院長先生の診断は今のところ癌ではない。乳腺炎の間は特別な治療や手術はしなくて良い。 ただし、今後1ヶ月半〜2ヶ月のサイクルで経過観察をするということで、一旦通院終了。。。
再診(2005.3.4) 体重2.2kg 前回よりかなり腫れが硬い感じになってきたので、また病院へ。。。今回は薬では無理かもしれないが、投薬。
再診(2005.3.11) 体重2.2kg 再診・採乳して鏡検。粘性の茶色っぽいお乳が出る。白血球が少々含まれている。引き続き投薬治療。
再診(2005.3.25) 体重2.1kg 採乳して一般細菌培養検査。(2100円) →2週間後、培養の結果感染なし 一部腫れて硬くなってるが、お乳は透明に近くなる。 →以後、4〜6月まで2週間ごとに通院。投薬なし。6月で一旦通院終了。
←乳首が破裂しそうに腫れています。私の爪と比べると大きさがわかると思います。 再診(2006.3.25) 体重2.1kg また腫れだしたので、以後5月まで2週間に一回通院・毎日投薬開始。 主治医のK先生が病院を辞めることになり、5/8が最後の診察。。。 本当にこの先生は桃っちをいつも褒めてくれて、扱い方もとても上手で優しい先生でした。 そしてとても熱心で、個人で偽妊娠や乳腺に関して色々調べてくれました。ずっと主治医でいて欲しかったなぁ。。。
再診(2006.5.25) 体重2.1kg 今日から新しい先生に診てもらうことに。でも触診もイマイチだし、なんだか頼りない感じ。 投薬は続けることに。。。
再診(2006.6.9) 体重2.1kg 先生のシフトを見て、前回の先生じゃない日に行ってみたら、院長先生が診てくれた。 3ヶ月続けてるので、投薬は中止して経過観察しましょうということに。
再診(2006.8.25) 体重2.1kg 基本的に院長先生は予約診療だけど、この日予約はしてないにもかかわらず院長が診てくれた。 前回からの印象でどうもあまり積極的に治療するという意志を感じなかったので院長でいいのか、他の先生が 良かったのかは微妙。。。今までの私の経験上、どちらかというと女性の先生の方が手術に前向きな気がする。。。 ただ、それがいいのか悪いのかはわからない。。。院長という立場上、万一の医療事故に備えて慎重にならざるをえない ということもあるだろうし。。。 (院長はウサギは繊細なのでとにかく痛いこと、ストレスのかかることはなるべくしたくないみたい。)
今回は素人目にも結構腫れてるので、また投薬かなと思ってたけど、お薬はなしで様子を見ることに。 今の腫れ方は乳腺過形成という赤ちゃんがいないのに母乳を作ってしまって乳腺が大きくなっちゃう 状態で乳腺炎のように内部で化膿したりしてるわけではないらしい。。。 本ウサも今は痛くも痒くもないはず・・・とのこと。投薬はせず、経過観察。 7歳という高齢になってくるとリスクが大きいので出来るだけ避妊手術はしない方向でという結論に。。。
先生曰く、麻酔の問題もあるし、ワンチャンや猫ちゃんはどんなに小さな子でも気管チューブが入れられるけど、 ウサギの場合うまく入れられないことが多いとか。。。今の日本で一発でウサギの気道にチューブを入れられる 獣医さんはかなり少ないのが現実のようです。。。 ・・・ということは手術中に呼吸が止まったときに人工呼吸器につなげられない!ってこと。。。 手術する先生自身も気管チューブが入ってないとものすごくやり辛いそうです。 男の子の避妊手術は皮膚を切るようなもので比べものにならないぐらい簡単みたいですが、ただでさえ、 女の子の避妊手術は内臓の奥の背中側に子宮があって、肥満ウサちゃんだとお腹の脂肪をかきわけて 開腹しないといけないのでさらに大変だそうです。。。
何はともあれ、乳腺の腫れに関する通院・治療は今回で終了。。。 何とかこのまま、だましだまし寿命がくるまで避妊手術しないで済めばいいのに。。。という願いも空しく 11月になって突然の血尿が・・・!あ〜いよいよ来るべき時が来てしまった。。。。 子宮・卵巣摘出手術に関しては 次ページ へ
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