薄井ゆうじの森
TOPプロフィール著書紹介オンライン小説アトリエリンク集森の掲示板メール



第15回 吉川英治文学賞新人賞 受賞作品

■映画:樹の上の草魚/キャスト
戻る

顔写真 顔写真 顔写真 顔写真
池貝 亘
西川忠志
鳥井山比呂司
鳥井山比呂美
吉本多香美
鳥井山光枝
田村翔子
武内しの
草村礼子
顔写真 顔写真 顔写真 顔写真
池貝伸一
筒井康隆
影山保男
永島敏行
松浦夏恵
菊池則江
ビデオ屋の店長
浜田光夫
顔写真 顔写真 顔写真
小峰院長
鈴木清順
小峰病院の看護婦
伊藤弘子
ジャムパンのギャル
北原歩
中川美喜子
前田つばさ


西川忠志(にしかわただし)
 1968年生まれ。TBSドラマ『心変わり』でデビュー。NHK朝の連続ドラマ小説『凛凛と』、大河ドラマ『秀吉』などに出演。映画は萩庭貞明監督『遊びの時間は終わらない』で初出演の後、島田紳助監督作品『風、スローダウン』に出演。印象を残す。本作では、比呂司の変化に戸惑う青年・亘を、端正な顔立ちと持ち前のキャラクターで演じた。その他、舞台パルコ劇場「ジェフリー」では9つのユニークな役を演じ、舞台人としてもその実力を大いに評価された。


吉本多香美(よしもとたかみ)
 1973年生まれ。JR東海“クリスマス・エキスプレス”でデビュー、5代目ヒロインとして注目される。学業を中心としながらモデルの仕事を続け、テレビの海外レポート、テレビ「ウルトラマン・ティガ」などに出演。映画は本作が初出演ながら両性具有という難役に挑み、揺れ動く多感な主人公を、繊細で新鮮味溢れる演技で好演した。


田村翔子(たむらしょうこ)
 1967年生まれ。ファッション雑誌やCFのモデルとして活躍し、そのオリエンタルな顔立ちと神秘的な雰囲気で注目される。君塚匠監督『喪の仕事』で映画デビュー。その他石井輝男監督『無頼平野』や『宇宙貨物船・レンムナント6』、テレビドラマに多数出演。また、昨年は蜷川幸雄演出の舞台「零れる果実」にも出演。本作ではどこか影のある主人公の母親を演じる。


草村礼子(くさむられいこ)
 1940年生まれ。劇団炎座と国芸を経て劇団東京小劇場の幹部女優として16年間活動する。その後フリーとなり『はね駒』、『君の名は』などテレビや映画に出演。周防正行監督『Shall we ダンス?』では作品の要となるたま子先生を演じ、印象を残す。また自作自演の一人芝居『じょんがら民宿こぼれ話』で第十一回種田賞、平成二年度文化庁芸術賞を受賞。


筒井康隆(つついやすたか)
 1934年生まれ。会社に勤務する傍らSF同人誌「NULL」を創刊、「お助け」でデビュー。「虚人たち」で泉鏡花賞、「夢の木坂分岐点」で谷崎潤一郎賞、「朝のガスパール」で日本SF大賞をそれぞれ受賞。他に「時をかける少女」など著作多数。“断筆宣言”後は作家活動以前より行っていた俳優活動も展開。映画では原作・製作も努めた内藤誠監督『スタア』に初出演。その他、自作が原作となった鈴木則文監督『文学賞殺人事件・大いなる助走』、和田誠監督『恐がる人々』、伊藤秀裕監督『男たちの描いた絵』にも出演。1996年12月、“断筆”を解き、執筆活動を再開させた。

筒井康隆 HOME PAGE



永島敏行(ながしまとしゆき)
 1956年生まれ。東陽一監督『サード』、根岸吉太郎監督『遠雷』で演技派俳優として大いに評価される。その後も様々な役柄に取り組み縁起の幅を広げていく。他に、神代辰巳監督『赤い帽子の女』『噛む女』、石井隆監督『GONIN』、金子脩介監督『ガメラ2・レギオン襲来』など出演作多数。本作では、その精悍な風貌と渋さのある演技で、しっかりと脇を固める。


菊池則江(きくちのりえ)
 1970年生まれ。グラビアクイーンから本格的に女優に転身。『土曜ワイド劇場』、『火曜サスペンス劇場』、『星の金貨』などに出演。桑原茂一がスネークマンショウを映画化したTBS『大帝国劇場』ではコケティッシュな色気でフランス風コントに挑戦。そのコントセンスを大いに評価された。本作では主人公を女性へと変貌させる看護婦を演じ、不思議な存在感を出している。


浜田光夫(はまだみつお)
 1943年生まれ。若杉光夫監督『ガラスの中の少女』で吉永小百合と組んで映画デビュー。純朴な風貌と爽やかな演技で人気を博し、その後も中平康監督『泥だらけの純情』、斉藤武市監督『愛と死をみつめて』といった青春純愛映画に、吉永とコンビで次々と出演。近年では、様々な役柄に挑戦し、脇役ながら個性派俳優として活躍している。


鈴木清順(すずきせいじゅん)
 1923年生まれ。松竹で助監督を努めた後、日活に移り監督デビュー。その後、独自の美学のもとに『東京流れ者』、『ツィゴイネルワイゼン』などを発表、多くの熱狂的なファンをつかむ。その一方で、俳優としてもテレビや映画で活躍。仙人のような風貌で、人を喰ったような独特のキャラクターが受けている。


伊藤弘子(いとうひろこ)
 1937年生まれ。木下恵介監督『喜びも悲しみも幾歳月』で映画デビュー。その後『風前の灯』『この天の虹』『笛吹川』と、木下作品に続けて出演。品のある顔立ちと雰囲気が買われ、『関東無宿』『刺青一代』といった鈴木清順作品にも出演、好評を博す。本作では、かつて監督と俳優の関係だった鈴木清順と共演。抑制された演技を見せた。


戻る
   
Copyright(c) USUI YUJI FOREST All Rights Reserved