新プリがやってきた〜内装その2

またしても公私にわたって多忙で、ゆっくりHPを更新することができませんでした。アクセスいただいた方には大変申し訳なく思っております。

前回、内装について若干のコメントをした。それからはや4−5ヶ月経過するわけだが、気づいたことを書いてみたい。

基本的なことから書くと、プリウスの内装は実にしっくりなじんでいる。問題点といえば、サテン調の塗装が手垢のようなもので汚れやすい点ぐらいである。これとて、乾拭きでもすれば容易にとれるものであまり大きな問題ではない。先代のプリウスではシフトバーによってインパネボタンの一部が見えないと言うまさに「盲点」があったが、今回は何せあのような小さなシフトバーなのでその点は全く問題がなくなっている。

シートについては、個人の好みはあろうが、しばらく使ってみてもやはり出来が良い。長時間ドライブでも先代同様あまり疲れを感じない。確かにポルシェなどのスポーツ/バケット・タイプのような一体感はないので、そういうフィーリングが好きな人はカスタムでレカロなどに乗せ替えても良いかもしれないが、普通に使う人は標準で十分だろう。個人的にはテンピュールという会社の低反発ウレタン製ベッドマットを愛用しているので、これをうまく利用してさらに乗り心地を改善できないかと考えている。

後部座席のヘッドクリヤランスはこれまで何人も乗せているが、特に気になるというコメントはなかった。後部の視界については私は以前から先代プリウスより良くなっているという意見だが、数ヶ月たってみても全く気にならない。ただ、リヤウィンドウの寝ている角度が低いのでほこりが積もりやすく、頻繁に窓ふきが必要であるという難点は認める。

内部の小物収納は先代プリウスより多くなっていて、今のところ非常に使い勝手がよい。ドリンクホルダーも、ドアポケットのペットボトル用・センターコンソールの双方とも使いやすい。

内装色(グレー)については確かにスポーティーなイメージと汚れにくさという点では申し分ないのだが、先代プリウスの持つ明るい開放感に比べると、若干不満が残るのは否めない。現状のプリウスは発注生産に近い形になっているようだし、トヨタのIT技術・カンバン方式を駆使してもらって、できれば内装色もオーダーできるようにしてもらいたいものだ。

数ヶ月たってみても、ステアリングのスイッチは大変便利で、これはどの車にも装着して良いのではないかと感じた。シフトバーも軽い操作感に慣れると、元に戻れない感じになってきた。

つぎに、この数ヶ月で日本カーオブザイヤー、米国カーオブザイヤーなどが選定されたのでそのことについて書いてみたい。

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