2023.04.02
午後、佐伯区民文化センターでの音楽塾『レミエ』の発表会を聴きに行ってきた。子供たち、大人のクラス、先生たち、最後は全員でのミュージカル風合奏。大人のクラスには歌もあって、J-Pop が出てきた。勿論うまくはないが、それでも、こういう気持ちを歌いたいんだなあ、ということが伝わってきた。いつの時代にも青春の叫びはある。管楽器ではトロンボーンがあったが、他の人は出たがらないそうである。確かにあがってしまうと木管楽器は破綻をきたしやすいということは言えるから、出たくないという気持ちはよく判る。

・・フルートの先生は志波千華さんといって、調べると2014年の広島若手演奏会に選ばれていたから30歳代なのだろう。今回は『精霊の踊り』を吹いた。音はフルート的で美しく、流石と思ったが、随分と息継ぎが多かった。フレーズの繰り返しで音色を変えていたのが良かった。フォルテとピアノというよりも、明るさと暗さの対比であった。息の角度を変えているように思われる。他、ソプラノ、クラリネット、トランペット、ユーフォニューム、ピアノ。ピアノは2人。ピアノは伴奏も兼ねていたので出番が多くてかなりしんどそうだった。塾長=経営者の黒田美絵さんのピアノは流石に一流で、歌を音楽的に支えていた。最後の合奏の歌もなかなか良かった。「朝がくればトゥモロー いいことがあるトゥモロー 明日 夢見るだけでトゥモロー 辛いことも忘れる みんな、、、、」

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