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ラグナロク
フェンリル狼に食べられるオージン |
ヘイムダッルルがエインヘルヤルを召集する(19世紀の挿し絵本より) |
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900年代のマン島に渡った北欧の異教徒たちは、そこでキリスト教徒交わり、異教とキリスト教の入り交じった文化を築きました。この絵は、明らかにフェンリル狼に足を食べられているオージン(肩には鴉がとまっていますね)を描いていますが、十字架をかたどってもいるのです(マン島の絵画石碑よりマグヌス・ペーテルセンによる転写)。 P. A. Munch. Norrøne Gude- og Heltesagn. 1840. Rev. Jørgen Haavardsholm. Oslo: Universitetsforlaget, 1996, 125. |
ラグナロクの神々側の始まりは、ヘイムダッルの吹く角笛の音です。 この絵はドイツの銅版画ですが、どうしてドイツ人というのは、北欧の人たちを裸で描くのが好きなんでしょうね。 この絵は、ヘイムダッルが吹く角笛の音を聞いて、ヴァルハラに集められていた英雄達が、戦いに馳せ参じようとしている絵です。アースガルズルの門を見張っていたヘイムダッルの傍らを通 ってでていく勇ましい姿が描かれてます。 |
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