渋谷にて石井のおとうさんありがとう、新宿に回ってレーシングストライプス、シャークテイル、本日は天丼を食べた後、渋谷に戻ってマシニスト。2本のコミックムービーは絶対吹き替えではなく字幕で見たかったし、本日終わる2本を入れて、一寸イレギュラーなシフトになりました。帰ってきて、何だか疲れ切ってます、やっぱり3本までがいいんだろうなあ……。
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石井のおとうさん、予告編を見て大体の感じは分かりましたので、まあ見逃してもいいかなという映画だったんですが、クラブCカードのポイントが今月来月3ポイントだそうで(ということは1万円で13本見れるのですね、お得です!)、丁度良いシフトも組めたので、見に行きました。
実在の人物を描いていますが、映画としての出来はチト今一つ……。夫婦の人物造形が甘く、何故子供達を育てるのかという理由付けで、宗教以外の芯になるものが(あるいは宗教的な芯になるものが)欲しかったですね。集団生活の様子もリアリティに欠けており、子供が病気になって大変だ、などの件りはセリフの中だけで出てきましたが、実際のエピソードも入れた方が良かったと思います……。「であります」の子は面白かった、途中で逃げ出しちゃう生意気な子と、この二人が目立ってましたが、もう後2、3人欲しかったかな……。
昨年サンバでブレイクしたマツケンさん、安い出演料でこういう映画に出てくれたのかな、だとしたら嬉しいことです。しかし、最初の辺りの医学生という設定には、年齢的にさすがに無理があると思いますぜ(^ ^) ナガサクは私は久し振りかな、こんな役をやるようになりましたかねえ……。
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レーシングストライプス、まずまず楽しみましたね。ただ私はベイブの方が良かった印象です、あちらの方が「ホロッと度」が高かったですね。身体が小さくても、ゼブラはカッコイイですからね(^ ^)
ハエ2匹がゴチャゴチャ喋ってるのは、特に面白かった。手足を摺り合わせる様子などもそうですが、走る馬の足下を飛んだりして、成る程こんな「使い方」もあるのか、と思いましたね、CGの見せ方として……。ペリカンもうるさくて良かった、この手のCGアニメでは、シュレックなんかもそうですが、お子さま向けにゴチャゴチャ喋るセリフがいいんでしょうね。喋る口元をじっと見ていましたが、ホントに喋ってるみたいだもの……。吹き替えだとどんな風になったんだろ、TV放送の時に確認しよう(^ ^)
1本1000円で見れるサービスデイでしたが、コミックムービー2本は大黒屋の方が安かったので、チケット買っちゃいました(^ ^)
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シャークテイル、それにしても豪華出演陣でしたけど、あまり声のキャラをやっている人物に似せる必要はないと思うがなあ……、と思いつつも、スコセッシ辺りは見ていてつい笑ってしまいましたね(^ ^) ウィルスミスのヒップホップ系の手の動きなどは面白かった、彼の声と、レニーちゃんのハスキーボイスは特に良かったですね。デニーロも、アンジェリーナちゃんも、声の抑揚を工夫して頑張ってくれてました。それから、ピーターフォークも出て(?)いたのですね、最後の字幕を見ていて気が付きました。
架空の海の中の生活を、ホエールウォッシュだとか想像力を膨らませて、電気クラゲだとかディティールにこだわって、交通渋滞だとか労働者層だとかユーモアも利かせて、良く作り上げてくれました。が、少し悪趣味な所があって、主人公のサメのキャラにもちょっと甘いところがあるようで、やっぱり私はディズニー/ピクサー陣営の方が好きだなあ(^ ^) まあ、サメがマフィアという設定辺りは面白かったですが。
最後の字幕の途中で、「エンドロールこれで半分よ」というのには笑ってしまった(^ ^)、ホントに長いエンドロールでしたね。
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マシニスト、『アメリカンサイコ』の主演男優さんですが、作品の雰囲気もソックリでしたね。上級のサイコムービーを、楽しませてもらいました。
本作では最後に、あ、そういうことでしたかと、ちゃんと謎解きされて終わるのが分かりやすかったですね。何だか訳の分からないまま終わるサイコムービーもあって、元々サイコは訳の分からないものだからその方が恐かったりするのですが、本作ではスッキリさせてくれていて、納得して出てきました。幻想の男やその車、飛行場でのコーヒーとパイの女性、大家さんとのやり取り、そして何よりポストイットの表現が良かったですね。毛布が広がって何もない様子、面白かったです。
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