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2005年3月14日

 確定申告書類を出しに行った後、渋谷にてスーパーサイズミー、そして今日はラーメンを啜った後、モーターサイクルダイアリーズ、エメラルドカウボーイ。頑張って早起きして書類を作ったためか、断続的に眠気が襲ってきた一日でした……。

 スーパーサイズミー、しかしこのおじさん、生命を賭けてよく頑張ってくれました! たったこれだけの内容で、しかも飽きさせずに、1本の映画を作ってしまうというのは凄い、それだけで敬服してしまいますね。
 見終わった素直な感想は、結局、食事って、食べたいものを気分によって取り合わせて食べるのが良いのだろうなあ、という当たり前のことでした……。私は結構、食べたいと思うものを食べるのが、結局は身体にいいんじゃないかなあ、などと呑気に構えているところがありまして(^ ^) 無理にイヤなものを食べるとしたら(食事療法以外で)、やっぱり問題があると思うし、食の選択肢が狭いのも寂しいことです。色々なメニューの楽しさを知って、気分で食べ分けるのが良いのでしょうね。ジャパニーズファーストフードである蕎麦が大好きの私も、たまには「マックが食べたい!」と思うこともありますからね、そういう時にはマックを食べるのも良いのですよ。
 映画の世界にも時々登場しますが、向こうの太った人は、ホントに凄いですよね……。そういえば宝くじが当って、太り過ぎて自宅から出られなくなったおじさんがいましたね、その後どうなったのかしら? 本作を見て、皆さん結構あのおじさんを思い出したと思うのですが(^ ^) 手術のシーンは迫力だったけど、あんな手術があるんですね、あのおじさんも受けていたりして……。
 マックの店鋪数って、マンハッタンでも多いのですね、映画のマンハッタンには当然映りませんから、ちょっと意外だったかな。それから、向こうではマックでも「フレンチポテト」というのですね、対仏関係がギクシャクした時に、話題になりましたっけ。何だか、映画の出来についてではなくて、そんな感想ばかりが後に残りました(^ ^)
 学生時代、アメリカにホームステイしていた友人に、食事は絶対に食べ切れないくらい作る、という話を聞いたことがあります。本作を見た後のニュースで知りましたが、『勿体無い』という日本語が注目されているそうですね、『ツナミ』と同じように世界中に広めて欲しいものです。子供達が歌うファーストフードの歌も面白かったけど、主題歌も良かった、暫く私のテーマソングになりました(^ ^) 「SuperSize, SuperSize, It's AmericanWay, Mottai-Nai!」と続けて歌うと面白いですよ(^ ^)

 モーターサイクルダイアリーズ、疲れが溜っていたところに、今朝書類を作るので早起きしたのが祟って、本作で集中的に眠気が来てしまいました、残念……。『スーパーサイズミー』は、英語だし、内容が内容ですから、大丈夫だったのですが……。
 内容は、医学生の頃のゲバラが、相棒と共に放浪の旅をして、国や人々の日常を知る、というもの。最近売れっ子のガエル君演じるゲバラが、「世界の市民」としての自己を確立していく様を、南米独特の雰囲気を醸し出しながら描いていたと思いますが、そういう訳で、中盤までコックリしてしまいました……。でも、最後の診療所のところは印象に残りましたね。皆でサッカーをしたり、河を泳いでいったりしたところは覚えています。ハンセン病禍はどこにでもあるのですね……。

 エメラルドカウボーイ、ラストの字幕で随分As Himselfがあったのを見た時、「これって自主製作映画なの?」と思いましたが、やっぱり、ご本人が監督と主役を兼ねてるそうですね。映画の出来としては、失礼ながら今一つ(^ ^) 全体的に薄っぺらな印象で、銃撃シーンなども迫力がなく、若い方をやった役者もダイコンでした……。まあ歳食ってからのご本人の演技は、それなりの味を出してはいましたが。しかし、そういう映画かなと思って、コロンビアで頑張って撮ってくれたんですねえと思いながら、ゆったりと寛いで見てました。
 エメラルドの採掘、売買の現場や、偽のエメラルドを作る辺りは、知らない世界ですので、素直に面白かったですね。後、ゲリラの話(ゲバラの名前も出てきました)、家族がアメリカで生活する件なども印象に残りました。
 日本でも、幸福のお茶の葉か何かを探す映画を撮って、ヒットさせてお金を返す、という話がありましたっけ、その話を思い出したのは私だけかしら(^ ^)