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本日渋谷にて、お父さんのバックドロップ、エイリアンVS.プレデター、東京タワー。あずみちゃんのインストールは、見逃し映画になってしまった……。
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お父さん、去年見逃してたのを、渋谷シネラセットで見れて良かった。無茶苦茶大阪の映画やんか、そういえば中島らもやもんなあ。プロレス系の映画としては、経営全般を見るマネージャーがいて、色々揉めたり、同僚を辞めさせないために悪役キャラになったり、「久し振りの全国放送だ」とか、セミプロとして(というより、プロなんでしょうけど)、現実味のある描き方になっていた感じですね。大人びた子供の可笑しさは、ペーパームーン以来の伝統で、もう定番といって良いクスグリですけど、こっそりお母さんのビデオを見ていたり、最後は大阪弁になったりと、しっかり作ってある感じで、良かったです。最後はロッキー系で、分かってはいるけれどもホロリとしてしまいました、私はこういうのには弱いのです……。
ところで私は、渋谷シネラセット、やっと初見参でした。前の方が飲食店のようなテーブル席になっていて、ちょっとした試写会専用館のような、面白い造りの映画館でしたね。貸し切って、仲間内だけの少人数で前のテーブル席に集まって座り、手元だけぼんやりした照明を付けて、食事をしたりタバコを吸ったりしながら、ちょっとクセのある名画を見たりすると、いいだろうなあ……、と思ってしまいました。
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続いて、ガラガラのシネタワー地下で、エイリアンVS.プレデター、まあ何も考えず楽しみました。私はプレデターって、見たはずだけどあんまり覚えていないのですが、こんなキャラでしたっけ? それから、オリジナルのエイリアン、というかエイリアン4迄は未来のお話ですけど、これは太古の過去からというお話ですよね、エイリアンもプレデターも、長い年月の間、変化せずずーっとあのままだということなんでしょうか。エイリアンって、お腹から出て来てからあんな風に大きくなる迄、脱皮したりとか成長の過程があるはずで、今迄不思議に思っていたのですが、今回もその過程は描かれないままでしたね……。どうでもいいですが、プレデターには、友情という感覚はある訳なんですね。
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その後、30分くらいあったので、ゆっくりカツ丼を食って戻ったら、何と長蛇の列が! シネタワーでこんな行列は、始めて見ました(そもそも行列が出来るような日は、私は映画館に行かないのです)。「東京タワーは入れないかも知れません」とスタッフが叫んでいたので、行列の女性の多くは、この映画がお目当てだったみたい。そう言えば、レディスデイの水曜日。さすがにカップルは少なかったですが(不倫の映画なので)、上映期間が短いからか、19時からの回だからか、混んでましたね。スタッフが見れないかも知れないと叫んで、前に並んでいた女の子が何人か列から離れていったのですが、そのせいか、おそらくギリギリで入れました。隅っこで立ち見でしたけど、カップルがいない分、セカチューみたいに「劇場の隅っこでコンチクショーと叫ぶ」状況にはなりませんでしたが(^ ^)
ということで東京タワー、ちょっとお金をかけたトレンディドラマでしたね。若い男の子を使って、黒木と岸谷を軸に据えて、という……。ただ、見るべきものがない中、寺島は良かったですね。このヒト、赤目でブレイクして良かったですね、これからも幅広い役柄をやって、楽しませて頂きたいものです。しかし、フランス迄行きますか……。