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本日銀座にて、誰にでも秘密がある、巴里の恋愛協奏曲、池袋に回って見逃しそうになっていたゴーストシャウト。飯を食う時間がなくなってしまい、池袋テアトルのロビーでバームクーヘンをぱくついた。

誰にでも秘密がある、この主演男優は四天王の一人だそうですね、今迄の作品では、そう男前とも思いませんでしたが……(失礼)。『呪怨』などを思わせる、一人ずつ時間軸を遡る作り方のホンで、面白く見ました。本好きの長女は良かったですね、でもお酒を飲んでキスをして、翌朝スッキリした様子で起きた所、テッキリもう最後まで行っちゃったものだと思いましたが……(^ ^) 最後は大人のおとぎ話風に纏めてありましたが、これは良かったのかな?

恋愛協奏曲、本格的なミュージカルは『ムーランルージュ』以来かな? あちらはビートルズからエルトンジョンから、何でもありでコテコテのミュージカルという印象でしたが、こちらはユーモラスに、上品に纏めてありました。特に、『○○(マルタだったっけ?)通りへ行こう』の歌あたりは圧巻でしたね。ただ冒頭近くでは、振り付けがなく新聞紙を持って拳を握りしめて歌う様子を遠景で撮っているだけ、というのもあって、私的に少し眠気が来てしまいました……。カメラに語り掛ける演出など面白かったですが、全体的に忙しない感じもあって、ユックリするところがもう少しあっても良かったかな。立ち聞きやキスが出来ないなどのクスグリも良かったですね。

ゴーストシャウト、これ、新人監督を世に出す『ガリンペイロ』レーベルなんだね、立ち上げの頃1、2本行ったっきりで、その後「行ってやらなきゃなァ」と思いつつ池袋から足が遠のいていたので、久々に行けて良かった。池袋のテアトルも久し振りでした。内容はまああんなモノでしょう、期待せずに見たので別に悔しくありません(^ ^) 最後に落ちて行くところは、「あ、ケーキだな」と、ほとんど先読みをせずに映画を見る私にも分かるベタベタなオチでしたね。しかし大きなナンノさん(とその歌)は迫力でした。