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本日渋谷にて、ジャッカスザムービー、春夏秋冬そして春、にわとりはハダシだ。うーん、何と言うか、濃いというか癖のあるというか、一日だった。

ジャッカスザムービー、電撃ネットワーク系オバカ映画。ワサビをコカイン代わりに吸い込む映像など、思わず顔を背ける場面もあったが、まあ時々はこんな映画も良いでしょう、楽しまにゃソン、と言う気持ちで楽しみました。

春夏秋冬そして春、予告編を見て、こういう映画を期待して見に行って、そのままこういう映画だったので、意外性はなかったが、まあ満足して出て来た、かな……。景色は美しいし、役者も優しくて……。

にわとりはハダシだ、ウーン、パワーのある話だった。こういう映画って、まあ小説でも同じだが、私には絶対作れないので(私はどうにも理詰めで行くところがあるので)、敬服してしまうところがあるなあ。原田も、例えば天国の本屋などより、こういう映画の方が生き生きしている印象だ。ホンも、私が高校の頃に書いていたホンの進め方を思い出すようなところがところがある、慣れない人が書いたという雰囲気もあるが、とにかく若い。しかし、知恵遅れの人を逮捕して検察の汚職を有耶無耶にというのは余りに前近代的な発想で、暴力警察の描写、在日の人の描写などを含め、ちょいと紋切り型かなァ……、そこだけちと気になりました。靴に恋してに続き満員のイメージフォーラムでした、ルシネマから寒い中を一生懸命歩いて行ったのだが、ギリギリになり座席に座れず、通路に座って見たらお尻が痛くなった……。