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昨日、銀座にて優しい嘘、ジョバンニ、駅前の吉野屋で初体験の牛焼肉丼を食った後、海猫、ピエロの赤い鼻。海猫は少し落ちたが、いや、中々充実した一日であった。

優しい嘘、こういうおばあさんがノソノソ動いてるのを見るだけで、人間が愛おしくなってくるね。最愛の息子の手紙を大事に保管して、時々打ち返しては眺めている、こういう描写を見て人は思いやりを学ぶのです。3世代の家族が捌けた交流をする、そして優しい嘘が生まれて育つ、その描き方が秀逸。フリマ(なのかな、日本じゃそうだけど、あちらじゃホントの商店やも知れぬが)や、時々電気や水道が止まってしまったりする『御当地事情』の描写も面白かった。

ジョバンニ、私はこういう西洋の鎧物には弱いのかも知れぬ、途中で眠気がきちまいました……。内容も、書いている現在(1/7)、すいませんが良く覚えていません……。

海猫、私は今一つの印象でした。どうも、弱々しい女性を描いた映画は余り好きではないようで……。女一人と男二人、弟の描き方も含め、上手く入り込めませんでした。

ピエロの赤い鼻、予告編で内容は分かっていたので、落ち着いて見れた。しかし分かってはいても、最後は涙ぐんでしまいましたな。『クリクリ』のおじさん、笑い皺のより方だとか、雰囲気だとかがピエロにピッタリで、良かったですね。『ル・ディヴォース』のエロ親父も、見事に役柄にハマッてました。見終わって帰ってくる間中、主題歌が頭の中で鳴り響いてました。幸せな一日でございました。