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本日、華氏911、父帰る。華氏が寒かったのに、父帰るが暑くって、身体が辛くて困った。
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華氏911、私はブッシュ再選が決まってからこの映画を見たのでした。成る程、内容的には特に目新しいものはなく、また批評にもあったように、ブッシュを悪役にするためにコジつけて作ってしまったところもあるようだ。しかしこれが受けたということは、アメリカでの報道内容が如何に偏っていたか、また、その偏り具合を快く思わなかった人が如何に多かったか、ということなのでしょう。TV報道ではモザイクを掛けていた、黒焦げの遺体の映像などがそのままでしたね、多分DVDやビデオになる時は消されるのでしょうが……。
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父帰る、あのお父さんは刑務所に入ってたんだね。息子達に厳しくも暖かく接しようとするそのお父さんと、少し大人びたお兄さんと、反抗期丸出しの弟とが旅をするロードムービーだが、詩情豊かに描いていて、最近ハリウッド映画を多く見ていたせいか、ホッとする1本でした。でも最後は殺してしまいましたな、冒頭のシーンから暗示していた方法で……。どうでもいいが、あの弟の方、予告編を見た時はオスメント君に似た子だなァと思っていたが、華氏911を見た直後だったので、ブッシュの顔に見えてしまって困った……(^ ^)。