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本日、珈琲時光、グッゲンハイム美術館展。今夜は、ひととようチャン記念の肉ジャガだい!
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珈琲時光、まず私はロストイントランスレーションを連想してしまった、あれも現在の日本をリアルに描いていますが、これもリアルな現在の日本なんだなあ、同じ年にこの2本が出たのかなあ、と。実はこの監督、前作のミレニアムマンボが余り良くなかったので、それ程期待してはいなかったのですが、役者と演出がピタリと合って、良かったですね。最初の頃は、こんなに背中ばかり見せられる映画か? と少し不安になりましたが(^ ^) ずーっとこの世界に浸ってましたね、最後に主題歌が流れて来て、ああ終わりかと思う迄。主題歌も良かったです、その後私の鼻歌は暫くコレになりました。お茶の水の風景、都電荒川線、それからあれは四畳半なのかな? お隣と貸し借りしたりして。これを見て、tokyo.soraって小津だったのかな、と改めて気が付いた次第。古書店屋さんはあんなに暇じゃないよ、とか、両親が年金生活になっている割には若いよ、とか、少し突っ込んだところもあったけれども。
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グッゲンハイム、前日のピカソ展を引きずりながら見て、まずは最初の方にあった上品なピカソが見れて落ち着いた。ルノアールからウォーホールまでとのタイトルだが、印象派の巨匠の作品は最初の少しだけで、しかも余り良くなくて、主にモダンアートへの軌跡でしたな。色合いを楽しむシャガールの絵や、カンディンスキーなどが良かったですね。