スペイン ソロ ツーリング 4日目
地中海のフェンヒローラから、気合を入れ出発準備をする。結構、準備に時間がかかる。朝飯は抜き。少し走ればガソリン スタンドがあり、レストランもある、そこでとろう。
さぁ今日も暑さが俺を待っている。肘と膝のプロテクターを付けバイクに乗る。今度の旅は慎重を期して胸にもプロテクターのついたウエアーを着ている。転倒によって怪我をすればツーリングがだいなし。しかしプロレクターを着けたからといっても無理はできない、なにしろ外国、細心の注意をはらわなければ。
フエンヒローラでのひとり言(地中海のリゾート地を後ろ髪引かれる思いで立たなければならない、なぜかって、俺、海が好きなんだよなぁ〜。海岸沿いには、岩場に囲まれたビーチ、岩場上に建つ白い町があり、そんなところでゆっくり過ごしたい。スペイン料理を食べ、日がな一日寝そべっていたい。今度くるときは思いを遂げたい。でも何時来れるやら。)
今日はアンダルシア地方の白壁の村へ、又そこへいたる村道が楽しみだ。Mijas、Montefrioへ行く。幹線道路から一歩入ればそこはもう田舎道。行き交う車も少なく、時折枯草を運んでいるトラックがすれ違うだけ。どこも乾燥した台地、オリーブ畑が何処までも続く。適度なワインデングではあるが、道幅狭く、ブラインドもかなりで、ゆっくりと走る。
暑さもここへきて50度近くに、田舎道には日陰がまったくない、なにしろ木がない、建物もない、何も日をさえぎる物もない。休憩するなんてとてもできない。眠くなっても寝っころがれない。
そんな中、白い村に到着した。でもこの村をぶらつくのは至難の技、暑くてとてもできない。スペインでは2時から5時頃までシエスタといって昼休みを取る習慣があるのでショップなどの多くは閉まってしまう。それはそうだろうこの暑さではお客も来ない。ここでは外からスペインを感じるだけ、又写真を撮るだけにした。白い村を後に今日の宿泊地へ、グラナダへ高速道路をひたすら走る。
グラナダへ入って少し流しながらホテルを捜すと、すぐにも見つかった。チョット古い石造りのホスタル、街中にあってよくやっているなぁと思わざるをえない。一人旅にはあっている。さっそく入ってみたらおばあさんが受け付け、ソロだといったら空いているとの事。シングルで20ユーロ、クーラー、テレビ付き、清潔でシンプル OKだ。
一休みしたあと街をぶらつくが、結構観光客が多い。入り易そうなバルでビールを注文、街行く人達を眺めながら、余裕の時間、ご機嫌な時間をすごした。夜はホスタル近くのレストランで定食を注文、ワインとビールでご機嫌。