スペイン ソロ ツーリング 三日目
Rondaの朝、気持ちも爽やかに起き、朝飯抜きで8時に出発。さぁ今日も快適なツーリングを期待して心もウキウキ.
腹ごしらえはガソリンスタンドに併用しているレストランでする事にしよう。こちらのガソリンスタンドはほとんどコンビニとレストランが併用されていて、今回の旅でも大いに助かっている。
今日の目的地の一つはTarifa、そこへは山道が100キロ近く続いている。適度なワインディングが待ちうけているはずで、今回のツーリングで最も期待している。
その期待どうり素晴らしい、まずは車が非常に少ないほとんど走っていない、これが最大の条件。回りの景観はというと岩山あり(高い木がある山はない)、乾燥した大地、果てしなく続く丘陵、何処でもクライミングが出来るほどいい岩が適度な高さで続く。それと日本では見ることが出来ない荒涼として人間が住めない大地が続く。でも時折自転車がこの急坂(登り下り)をものともせず走っている。トレーニングしているようだ。感心する,体力があるな〜と。
Tarifaには11時頃着きバイクで散策。Tarifaはイベリア半島最南端の街、アフリカ大陸に近くわずか15キロ、天気がよければ海の向こうにモロッコがくっきりと見渡せるはずで期待は大きかった、しかし残念今日は霞んで大陸は見えない。
タリファの南の端の海岸 そこに浮かぶヨット
アフリカ大陸を見る事ができなかったが、何時の日か渡ってやると決心。見えないとなるとタリファには用はない、12時近くタリファをそそくさと後にした。50、60キロ地中海沿いのコスタ デル ソルを流す。そこには広いビーチが続き避暑の人々であふれている、想像を絶する人の多さだ、これだけ暑いとなっとくする。
今日は地中海沿いにあるフエンヒローラに、ヨーロッパ中から観光客が押し寄せる街に、一夜の宿をとると決めていた。街中をホテルを捜すべく流すと高級ホテルが立ち並びいかにもリゾートの雰囲気が、ここら辺は敬遠してバイク一人旅にふさわしいホテルを捜すべく街外れまで来てみるとあった、あった。
ホテル一つ星、一泊43ユーロ、観光地の為高い。しかしこれもしょうがないか、他を捜す気力も暑さのためうせていた。若い女性が受け付けにいて英語で対応してくれる。前払いして部屋へ、高い割りには設備イマイチ、テレビがない。でもバイクの駐車がホテルの脇にありたすかる。一休みした後シャワーを浴びさっぱり、もう日課となった乾きを潤すビール、1階がレストラン。いやぁ〜この暑さでビールが何倍にもましてうまい!!
昼の暑さを避け夜9時頃海岸を散歩してみると、海岸沿いにあるレストランが夕食をする人々であふれ(家族ずれ、年配夫婦達と思われる)、それぞれ楽しんでいる様子がうかがえ、いかにもヨーロッパらしい。それらを横目で見ながら人気のなくなった砂浜を歩き、海に足をいれてみた、地中海って以外と冷た〜い。
さて俺も夕飯を食べるべく捜すと中華料理店があり入って夕食とした。まあまあの味。