スペイン ソロ ツーリング 二日目
カテドラルの外観 1歩入ると壮観
ホスタルでの朝食はミルクコーヒーとパンだけで済ませ、宿代23ユーロを支払い、バイクに荷物をのせ、まだまだ涼しい中出発。高速道路を走りスペイン第4の街セビージャへ。
何回か道路脇にバイクを停め地図で現在地を確かめる。ここで失敗してしまった。よく見る全体的な地図をふっ飛ばしてしまった。よくしまわないうちに出てしまったのだ。地図をなくすと言うことは即、旅、バイクでのツーリングというものが終ってしまうほどのことなのだ、それほど地図というのは大事な物。でも助かったもう一冊地域別の分厚いものを持っていたのだった。でもこれでは全体像がつかめない。しかしこれで走るしかないと決心。
それから数キロ走ってセビージャへ入った。ここではカテドラルを観光する予定。しかしだ、これが又大変なのだ、カテドラルまでの道が分らない最終的にタクシーの運転手に聞いて分ったが、結構迷ってしまった。
カテドラルを観光する頃は猛烈な熱さで頭がクラクラ、しかしだこのカテドラルに1歩中に入ると涼しい助かった。キリスト、マリア像があり俺も何故かしら良い気持ちになっているのが分る、もし俺が問題を抱えていたら信仰してしまっただろうほどの規模でもあり壮観さがある。でも俺は日本人そんなことでは信仰するはずもないことはわかっている。
セビージャを後にRondaを目指す、ここからは幹線道路、村や街をつなぐ道があるだけ、回りに何もない、道だけが有るなんとシンプルな道なのだ。
バイク乗りにとって此れほど感激する道はない、車はまったく走っていない、適当にワインディングしそれも中途半端な距離でなく、走り応えのある道、日本ではまずこんな道路はありえない。観光は疲れるが、こんな道を走っていると、心が飛び跳ね、嬉しさがこみ上げ、このままこの空間に消えてなくなりたいほど、気持ちが澄む。
Rondaに到着し、今日の宿を確保すべくインフォメイションへ、ここで一つ星ホテルを紹介してもらう。ここではなんとすんなりと見つけられた、さっそく部屋が空いているか尋ねた。3階の部屋を見せてもらい(シングル)、即OK。こざっぱりしたホテルで、1階がレストラン。部屋で一息ついた後、レストランにて乾いたノドをビールで潤す。うまい!
暗くなる前にここの見所である、歩いてすぐのヌエボ橋へとぶらつく、18世紀に完成した石橋は絶壁と絶壁の間にあり見応えがあった。
22時近くになり、夕食を食べようと、街をぶらつくが英語のメニューがある所が見つからない。闇鍋方式で注文するのはリスクが高すぎる。結局入りやすいバルに入り、ビールとワインと色々な料理を指差しで4品ほど注文して、満足満足。
ロンダの峡谷の上に白い家並みが広がる