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Goal is ...

予想の結果を公開して負けた理由を振り返り、決して競馬で負けない立派な人間になる事を目的としたページです。


 「競馬で負けない。
   決して負けない。
  そんな立派な人間に
   私はなりたい。」

2006年 回収率

77%

(2006.1.5からの集計)


秋競馬開幕!
まずは白星スタート
今年の目標107%

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2005年 回収率85%


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Report -2006-

有馬記念GI / 中山・芝2500M / 2006.12.24(日)

==予想==

◎ディープインパクト、○コスモバルク、▲スイープトウショウ、△デルタブルース、△ダイワメジャー

【買い目】

 馬単流し〔◎〕→〔○▲△△〕の4点買い

◇◇◇

驚異的な心肺機能、飛び抜けたスピードで日本中を沸かせたディープインパクトのラストランが迫ってきました。
普通に走ればまず負けない、日本が世界に誇る最強馬なのだから…、そんな安心感が彼にはあります。
ちょっとした油断から昨年は取りこぼしたこの有馬記念、今年はどうなるのだろう?
今年一年彼が見せた数々のレース、他馬を寄せ付け無かった数々のレースを振り返ればその答えは自ずと導かれます。
本命はもちろんディープインパクト、今後十数年は彼に並ぶ馬は現れないでしょう。ラストランをしっかり目に焼き付けたいと思います。

対抗以下は5歳馬を並べてみました。いつもドラマが生まれる有馬記念、今年は”復活”がテーマとみました。
4歳以降その激しい気性からなかなか本来の力を発揮出来なかったコスモバルク、骨折により1年近い休養を余儀なくされたスィープトウショウ、菊花賞以降不調が続いたデルタブルース、最後の詰めが甘いと言われ続けたダイワメジャー。
全馬ともこの秋、”復活”と言っていい走りを見せています。
ディープインパクトが強烈過ぎるので勝ちきるまでは厳しいと思いますが、天馬ディープインパクトにどこまで迫れるか、各馬の走りに注目したいと思います。

==結果==

1着◎ディープインパクト

2着 ポップロック

3着△ダイワメジャー

4着 ドリームパスポート

5着 メイショウサムソン

◇◇◇

ディープインパクト、最後まで強烈でした。

先頭集団を捉えに入ってからの素晴らしい瞬発力、トップスピード、スピードの持続力。見ているだけで震えるような走りを今回も見せてくれました。

このレースで引退ですが、記録にも記憶にも長く長く残る名馬になった事に間違いありません。

2着にはポップロック。オーストラリアで良い走りを見せてましたが、日本でもやってくれました。

最後の最後も馬券ははずれですね。

レース回収率:0%

ジャパンカップGI / 東京・芝2400M / 2006.11.26(日)

==予想==

◎ディープインパクト、○ハーツクライ、▲メイショウサムソン、△ドリームパスポート、△コスモバルク、△ウィジャボード

【買い目】

 三連単フォーメーション〔◎〕→〔○〕→〔▲△△△〕の4点買い

◇◇◇

海外で激闘を繰り広げてきたディープインパクトとハーツクライが、日本競馬の頂点にあるレース・ジャパンカップで再び激突します。このレースを見逃したら、「ディープとハーツの直接対決を見ておきたかった…、うぐっ」と、死に際にきっと激しく後悔するはず。当日は東京競馬場でゴール前の柵にへばりついて観戦です。

では予想。やはり本命はディープインパクト。凱旋門賞は残念な結果になってしまいましたが、天皇賞春で見せた驚異の走りはやはり別格。走り慣れた東京競馬場で再び飛びます。

対抗はもちろんハーツクライ。昨年のジャパンカップと有馬記念で見せた走りはやはり本物。頭はこの2頭で固いでしょう。

3歳馬メイショウサムソンとドリームパスポートは、ほぼ互角の力。東京競馬場ではメイショウサムソンがダービーを勝っているので今回はこちらを上にしました。

レースの流れが厳しくなった時に闘志を燃やしそうなコスモバルク、2年連続参戦・昨年5着の外国馬ウィジャボードまで注意します。

買い目は久しぶりの三連単フォーメーションです。

==結果==

1着◎ディープインパクト

2着△ドリームパスポート

3着△ウィジャボード

4着△コスモバルク

5着 フサイチパンドラ

◇◇◇

ディープインパクトはさすがです。最後方から4角大外ふりまわして直線一気に突き抜ける。
完勝でした。

一方、ハーツクライは残念な結果に。言われていた喉鳴りが原因か、まさかの惨敗。
このレースを最後に引退となってしまいました。

コスモバルクは頑張りましたが4着。このあたりが限界なのでしょうか?

レース回収率:0%

ジャパンカップ・ダートGI / 東京・ダート2100M / 2006.11.25(土)

==予想==

◎シーキングザダイヤ、○サンライズバッカス、▲ジンクライシス、△ヴァーミリアン

【買い目】

 馬連BOX〔◎○▲△〕の4点買い

◇◇◇

ダート界のエース・カネヒキリのリタイヤで今年のJCダートは混沌としています。

これまでの実績から◎はシーキングザダイヤ。
昨年このレース2着。安定感は1番。

○はサンライズバッカス。
昨年の武蔵野ステークスでカネヒキリを敗っており、力は十分G1を勝てるレベル。

その他はもうテキトー、よく分かりません。

恥ずかしいんですが、軸から流せる自身が無くBOXで買わせてもらいます。

==結果==

1着 アロンダイト

2着◎シーキングザダイヤ

3着 フィールドルージュ

4着△ヴァーミリアン

5着○サンライズバッカス

◇◇◇

条件戦上がりのアロンダイトが勢い任せに勝ってしまいました。実績馬に抜けた馬がいなかったって事ですね。

シーキングザダイヤはいつもの2着。いつももう一歩で中央GI取れない馬です。

レース回収率:0%

マイルチャンピオンシップGI / 京都・芝1600M / 2006.11.19(日)

==予想==

◎ダイワメジャー、○ダンスインザムード、▲キンシャサノキセキ、△デアリングハード、△マルカシェンク、△コートマスターピース

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△△〕、押さえに馬連○−▲の6点買い

◇◇◇

今年のダイワメジャーは、春先のマイラーズCで1着、続く安田記念4着、宝塚記念4着、そして秋になって苦手としていた東京競馬場で毎日王冠1着、天皇賞秋1着と見事な成績を収めています。
昨年、レースレコード決着となったマイルチャンピオンシップでもハナ差の2着。既にこのレースで結果を出しており、さらにパワーアップした今年は昨年以下の結果は考え難い状況です。
切れる脚は持っていない馬だけに、昨年のように強烈な末脚で差し込まれる事だけが不安ですが、当日の天気予報は雨。持ち前のしぶとさを十分に発揮出来る舞台が整いました。
自信をもって本命にします。

雨予報という事で対抗もしぶとさが武器の馬ダンスインザムードを指名。
天皇賞秋は掲示板を外してしまいましたが、その前の毎日王冠ではダイワメジャーとクビ差の接戦を繰り広げました。
今回ジョッキーが武豊騎手というのも期待出来ます。

▲にはキンシャサノキセキ。馬体をぐっと低く沈め込む走り方が好きな馬です。
まだまだ成長途中にあったNHKマイルCでは素質の片鱗を見せ3着と好走しました。
前走の桂川Sの結果で、この夏順調に成長してターフに帰ってきた事を証明しました。
切れ味を武器にする馬だけに雨予報が心配の種ですが、粘るダイワメジャーに切れ味で迫るとしたらこの馬だと思います。

そのほかでは、2連勝で波に乗るデアリングハード、適距離に戻って力を発揮出来そうなマルカシェンク、海外から参戦で力が未知数なコートマスターピースまで。

==結果==

1着◎ダイワメジャー

2着○ダンスインザムード

3着 シンボリグラン

4着 マイネルスケルツィ

5着▲キンシャサノキセキ

◇◇◇

直線で先頭に立ったダイワメジャー、それを外から強烈に追い込むダンスインザムード。
ダンスインザムードがダイワメジャーに並び掛けると、再びダイワメジャーが加速。

結果は1,2着クビ差、しかしどれだけ走っても永遠に縮まる事のないクビ差、ダイワメジャーが完全に一枚上手。
文句なしの勝ちッぷりでした。

2着のダンスインザムードも道中後方待機から直線よく追い込んだのですが、前述の通りダイワメジャーが一枚上手でした。

3着以下には、4歳のシンボリグラン、3歳のマイネルスケルツィとキンシャサノキセキが入着。
短距離馬のレベル低下により安田記念、スプリンターズステークスと立て続けに外国馬にGIタイトルを持って行かれてしまった今年、これらの若い馬が順調に育ってくれればと思います。
もちろんダイワメジャーにはGI3勝で満足せず、来年も頑張ってもらいたいものですが。

馬券は当たりましたが1番人気の組み合わせでした。
払い戻しは馬連◎−○で650円でした。

レース回収率:108%

エリザベス女王杯GI / 京都・芝2200M / 2006.11.12(日)

==予想==

◎カワカミプリンセス、○スイープトウショウ、▲ディアデラノビア、△アサヒライジング、△フサイチパンドラ

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△〕、押さえに馬連○−▲の5点買い

◇◇◇

休み明けも全く関係なく秋華賞をあっさり勝ってしまったカワカミプリンセスを本命にします。
秋華賞の時も書きましたが、この馬とんでもなく強い可能性があります。秋華賞の勝ちっぷりから既にファインモーション並みの能力はありそうです。

対抗はスイープトウショウ。天皇賞の負けは謎ですが、京都大賞典は圧巻でした。
再び舞台が京都に戻って同様のパフォーマンスを見せてもおかしくありません。

▲はディアデラノビア、安定感は抜群です。

その他では、粘り強い走りが魅力のアサヒライジング、気分良く走った時の一発が怖いフサイチパンドラまで。

==結果==

1着△フサイチパンドラ

2着○スイープトウショウ

3着▲ディアデラノビア

4着△アサヒライジング

5着 アドマイヤキッス

◇◇◇

ゴール前、◎カワカミプリンセスが馬群を割ってコースの真ん中を力強く抜け出し、後続に2馬身差の差を付けてゴール。2着にはフサイチパンドラ。

予想はバッチリだったはずが、カワカミプリンセスが直線で抜け出す時ヤマニンシュクルの進路を妨害したという判定になってしまい、まさかの降着(12着)。
ヤマニンシュクルがあの位置から伸びだとしても、せいぜい掲示板に載れるかどうかだったと思います。
厳しい判定になってしまいました。

レースの感じから降着になったとは言え、現役牝馬でカワカミプリンセスの力が飛び抜けている事が分かりました。
出来る事なら有馬記念に出走して、牡馬の対決を見せてもらいたいです。
ディープインパクトには敵わないと思いますが。

レース回収率:0%

天皇賞・秋GI / 東京・芝2000M / 2006.10.29(日)

==予想==

◎コスモバルク、○スイープトウショウ、▲ダイワメジャー、△ダンスインザムード

【買い目】

 馬連BOX〔◎○▲△〕の6点買い

◇◇◇

GI特有の厳しい流れになると見ます。
そんなわけで印は根性のありそうな順につけてます。
以下、予想は精神論で書かせてもらいます。あまり当てにしないで下さい。

根性と言えば北海道競馬の夢コスモバルク。
2年前のJCでの気迫溢れる走りが忘れられません。
ここも根性だ。

骨折を乗り越えスイープトウショウがターフに帰ってきました。
11ヶ月ぶりとなった前走では不屈の闘志を見せ見事1着。
本来叩き良化型の同馬が休み明けでいきなり勝ってしまった事に価値があります。

毎日王冠1,2着のダイワメジャー、ダンスインザムードももちろん忘れては行けない存在。

今回最後まで迷ったのはアドマイヤムーンの存在。
一度も厳しい競馬をした事のない同馬。ダービーでの負け方にちょっと気迫が感じられない。
今回テーマは”根性”なので消しました。
あっさり勝ってしまったらゴメンなさいですね。

==結果==

1着▲ダイワメジャー

2着 スウィフトカレント

3着 アドマイヤムーン

4着◎コスモバルク

5着○スイープトウショウ

◇◇◇

ダイワメジャーがこれまで苦手としていた左回りを克服して2つ目のG1タイトルを手にしました。
道中ずっと2番手につけ、直線で抜け出す正攻法の走りでした。

2着には完全に見落としていたスウィフトカレント。
夏に頑張っていましたよね。

コスモバルクは追って届かずといった感じ。もう少し前で競馬が出来れば勝ち負け出来たのではないでしょうか?

レース回収率:0%

菊花賞GI / 京都・芝3000M / 2006.10.22(日)

==予想==

◎メイショウサムソン、○マルカシェンク、▲ドリームパスポート、△ソングオブウインド

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△〕、押さえに馬連○−▲、○−△の5点買い

◇◇◇

昨年に引き続き今年も三冠のかかった菊花賞となりました。
同世代のライバル達を持ち前の勝負根性でどうにか競り落とし皐月、ダービーの二冠をもぎ取ってきたメイショウサムソンがもちろん本命。
安定した走りから連軸にはこの馬が最適です。

対抗はマルカシェンク。
2度の骨折に泣かされた馬ですが、順調でさえあればこちらが二冠を取っていてもおかしくなかった逸材です。
骨折休養明けの毎日王冠では、年上のGI馬の厳しい流れについて行き0.2秒差の4着と実力を示しました。
まだ十分な状態でメイショウサムソンと戦った事のないマルカシェンクが、打倒サムソンの筆頭と見ます。

▲はドリームパスポート。
神戸新聞杯はもの凄い切れ味でメイショウサムソンを差しきりました。
ただし、切れすぎなところが距離的に心配。血統的にも父フジキセキ×母父トニービンとやっぱり距離が?
ダービーでもそう思われながら3着に突っ込んできたので完全に消す訳にもいかず、▲で押さえます。

その他では神戸新聞杯でメイショウサムソン、フサイチリシャールとの激しい叩き合いに食らい付いていったソングオブウインドまで。

==結果==

1着△ソングオブウインド

2着▲ドリームパスポート

3着 アドマイヤメイン

4着◎メイショウサムソン

5着 アクシオン

◇◇◇

痛恨のタテ目です。唯一買ってなかった▲-△の連で決まってしまいました。

ソングオブウインド凄い切れ味でした。
最後の最後でエルコンドルパサー産駒がクラシック競走を一つ取りました。
これで7歳という短い生涯でこの世を去ったエルコンドルパサーの血が後世に残る可能性が出てきました。

この後は休んでから有馬記念でしょうか?
父があと一歩で取り逃した凱旋門賞制覇に向けて長期フランス遠征ってのも夢があっていいですね。

ドリームパスポートはやっぱり根性ある。
2000mくらいがベストと思える血統なのにまたまた2着に突っ込んできた。
耳を絞って懸命に、どこまでも諦めずに走り続ける。いい馬ですね。

三冠の懸かったメイショウサムソンは速い上がりについていけなかったようです。
武豊&アドマイヤメインに上手くやられてしまった感じ。

期待したマルカシェンクは距離が長かったようで7着。
セントライト記念ではなく毎日王冠を使ったあたりで距離の不安が既にあったって事ですね。
ちょっと見抜けませんでした。

レース回収率:0%

秋華賞GI / 京都・芝2000M / 2006.10.15(日)

==予想==

◎キストゥヘヴン、○アサヒライジング、▲カワカミプリンセス、△アドマイヤキッス、△フサイチパンドラ

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△〕、押さえに馬連○−▲の5点買い

◇◇◇

牝馬ながらステップレースとしてセントライト記念を使い、0.4秒差の5着に健闘したキストゥヘヴンが本命。
当時馬体重+20キロと明らかに余裕残しの仕上げでこの成績なら、叩いた上がり目がかなり期待出来ます。
それに何といっても桜花賞馬。スピードの活きる京都競馬場も合うと見ています。

対抗はアサヒライジング。夏に渡米しアメリカンオークスで2着に入着しました。
日本のオークスでもハイペースを2番手追走で、3着に粘るしぶとさを発揮。
重賞未勝利でも侮れない存在です。

▲カワカミプリンセスは休み明けが気になりますが、ハイレベルな戦いを無敗で制したオークス馬。
ひょっとしたらとんでもない馬かもしれません。

その他では、前哨戦ローズステークス勝ちのアドマイヤキッス、オークス2着のフサイチパンドラまで。

==結果==

1着▲カワカミプリンセス

2着○アサヒライジング

3着△フサイチパンドラ

4着△アドマイヤキッス

5着 シェルズレイ

◇◇◇

いやいや凄い馬です、カワカミプリンセス。無敗でオークス、秋華賞の二冠を制してしまいました。
キングヘイローからこんな凄い馬が生まれてくるんですね。血統は超一流の馬だったので、隔世遺伝でその遺伝子が伝わったのでしょうか。

2着のアサヒライジングは期待通りの粘り強い競馬をしてくれました。
桜花賞4着、オークス3着、アメリカンオークス2着ときて秋華賞も2着。
同世代の牝馬では間違いなくトップクラスの能力を持っています。
エリザベス女王杯に出走してくるようなら注意したい1頭です。

期待していたキストゥヘヴンは6着でした。
ちょっと位置取りが後ろ過ぎた感じもしますが、伸びもイマイチでした。

馬券はどうにか押さえが当たって払い戻しは馬連○−▲で2260円でした。

レース回収率:452%

スプリンターズステークスGI / 中山・芝1200M / 2006.10.01(日)

==予想==

◎オレハマッテルゼ、○シーイズトウショウ、▲テイクオーバーターゲット、△レザーク、△ステキシンスケクン、△チアフルスマイル

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△△〕、押さえに馬連○−▲の6点買い

◇◇◇

中長距離ではディープインパクト、ハーツクライといった強烈な存在が大活躍していますが、短距離は現在エース不在。外国馬にあっさりGIタイトルを持って行かれても不思議ではありません。

しかし日本人なら日本馬を応援しないと。

本命はもちろんオレハマッテルゼ。今年の春、大活躍でした。
高松宮記念 → 京王杯スプリングカップと連勝した実力は本物です。
ただし、勝ち星が極端に左回りにコースに片寄っているところが心配。
実際この馬はサウスポーなんだと思いますが、本格化した今なら成績0.1.0.1の中山でもどうにかなるのではないかと信じます。

対抗は今年の夏に大活躍のシーイズトウショウ。
夏の順調さそのままにスプリンターズステークスに挑んできました。
ただし、この馬も弱点は沢山。中山成績0.0.0.3、得意なのはやはり小回り平坦の中京競馬場、夏の厳しいローテーションから間髪入れずにGIへの出走などなど。
調教は順調だったようです。夏の連戦の疲れは無いと見ます。
となると、セントウルステークスで見せた切れ味を中山競馬場で見せる事が出来るかがキーポイント。

▲テイクオーバーターゲットはセントウルステークスでシーイズトウショウに3馬身ほどぶっちぎられましたが、海外での実績からやはり軽視出来ません。
軽い馬場の中京からパワーのいる中山にコースが替わり、持てる力を十分に発揮するのではないかと思います。

その他では海外でGI2連勝の外国馬レザーク、京成杯AHで古馬を一蹴した三歳馬のステキシンスケクン、短距離路線に目を向けて本来持っていた切れ味を十分に活かせるようになったチアフルスマイルまで。

==結果==

1着▲テイクオーバーターゲット

2着 メイショウボーラー

3着 タガノバスティーユ

4着 サイレントウィットネス

5着 ベンバウン

◇◇◇

なんだか外国勢にこてんぱんにやられてしまいました。

テイクオーバーターゲット強かった。
3角先頭でそのまま押し切り。
パワフルに中山の急坂を駆け上がりました。
これで2年連続スプリンターズステークスは外国勢にやられてしまっています。
日本馬の巻き返しを期待したいところです。

レース回収率:0%

オールカマーGII / 中山・芝2200M / 2006.09.24(日)

==予想==

◎ヴィータローザ、○ディアデラノビア、▲エアシェイディ、△スウィフトカレント、△コスモバルク

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△〕、押さえに馬連○−▲の5点買い

◇◇◇

夏のハンデ戦で重めの斤量を背負いながら2着、3着と好走を続けたヴィータローザが本命です。
今回は休み明け叩き3戦目、調子も上がって買い時と見ました。
また、中山競馬場では今年の中山金杯、さらに3歳時にセントライト記念を勝っておりコース適正も抜群。

対抗はディアデラノビア。今年の春は牡馬相手のマイラーズカップで3着、新設GIのヴィクトリアマイルでも3着と健闘しました。
休み明けの今回ですが、思ったよりも仕上がりが早く府中牝馬ではなくオールカマーを使ってきたという調教師のコメントもあり、十分力を発揮出来る状態にあると見ます。

▲はエアシェイディ。良血馬らしく安定感は抜群で掲示板を外したのは1回のみ。夏に函館で使われた後、十分間隔を取ってこのレースに参戦。斤量は前走と変わらない57キロ。中山成績は1.1.0.2とコース適正もありそう。・・・等々馬が力を発揮出来る条件は揃っており、ここでも十分上位に食い込んできそうです。

その他では、夏場活躍のスウィフトカレント、能力は確かなコスモバルクまで。

==結果==

1着 バランスオブゲーム

2着△コスモバルク

3着○ディアデラノビア

4着△スウィフトカレント

5着▲エアシェイディ

◇◇◇

雨が降ってないのにバランスオブゲームが1着でした。中山得意な馬なのは分かっていましたが、良馬場なので軽視してました。7歳なのに頑張る馬です。

2着にコスモバルク。めちゃめちゃ折り合ってました。こんなコスモバルクは初めてです。天皇賞秋で期待出来そうです。

本命のヴィータローザは7着。追ってからが今ひとつでした。

レース回収率:0%

神戸新聞杯GII / 中京・芝2000M / 2006.09.24(日)

==予想==

◎フサイチリシャール、○メイショウサムソン、▲ドリームパスポート、△アドマイヤメイン

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△〕、押さえに馬連○−▲の4点買い

◇◇◇

二冠馬メイショウサムソンの始動です。三冠達成を占う上での重要なレースになりました。

ただし、私の本命はフサイチリシャール。
春は過酷なローテーションで使われ続け、馬が精神的に参っていたように思います。
二冠馬メイショウサムソンを寄せ付けなかった東京スポーツ杯2歳ステークスでの力強い走りを思い浮かべる度に、春のGI戦線での惨敗はこの馬が力を発揮出来る状態に無かったのでは無いのかと疑問が浮かびます。
十分休養を取ったこのレースは、この馬の真価が問われる大事な一戦になります。
リシャールの力を信じて、じっと応援したいと思います。

対抗はもちろん二冠馬メイショウサムソン。
ダービーの走りで同期の馬から力が抜け出ているのは既に分かってしまっています。
さらに、どちらかといえば晩成型のオペラハウスの子であるサムソンは秋になってさらにパワーアップしているはず。
不安要素が見つからず、そう簡単に崩れるとも思えません。

▲ドリームパスポートは春になかなか根性のある走りを見せました。
今回は中京競馬場なので、後ろに位置をとった場合、差し届かない可能性がある事が唯一の不安要素です。ただし切れ味は抜群の馬なので騎手の腕が試されますね。

調教がいまいちらしいダービー2着のアドマイヤメインは△の評価としました。

==結果==

1着▲ドリームパスポート

2着○メイショウサムソン

3着 ソングオブウィンド

4着◎フサイチリシャール

5着 トップオブサンデー

◇◇◇

直線の攻防がめちゃめちゃ熱いレースでした。

中団待機から直線で一旦先頭に立ったフサイチリシャール。
皐月賞前までの勢いが戻ってきた感じです。
福永騎手はなかなか良い騎乗でした。

メイショウサムソンはさすがの自力を見せました。
ゴール前の一伸び、それまで競り合っていたソングオブウィンドとフサイチリシャールを力でねじ伏せる。

しかし勝ったのは大外一気のドリームパスポート。
春に見せた切れ味が一夏越えてさらに鋭さを増しています。

いやいや、痺れる直線の攻防を見せてもらいました。

人気馬同士で決まってしまいましたが馬券取れました。
払い戻しは馬連○−▲で580円でした。

レース回収率:145%

セントライト記念GII / 中山・芝2200M / 2006.09.17(日)

==予想==

◎ミストラルクルーズ、○ミレニアムウィング、▲フサイチジャンク、△トウショウシロッコ、△マツリダゴッホ

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△〕、押さえに馬連○−▲の5点買い

◇◇◇

菊花賞の前哨戦。荒れそうな感じがするのでちょっと攻め気味の予想です。

本命ミストラルクルーズは5月の500万下条件戦の勝ちタイムが1週後のダービーよりも速いタイム。
スローになりそうなメンバー構成で、内枠からのスタート。さっと先行出来れば押し切る事も出来ると見ました。

対抗は夏に条件戦を勝ち上がってきたミレニアムウィング。前走の勝ちタイムも優秀です。

▲に春の実績馬フサイチジャンク。ここくらい勝っておかないといけない馬ですが、中山では追って届かず3着のイメージがあるのでこのくらいの評価。

その他ではトウショウシロッコ、マツリダゴッホまで。

==結果==

1着 トーセンシャナオー

2着△トウショウシロッコ

3着◎ミストラルクルーズ

4着 テンシノゴールド

5着 キストゥヘヴン

◇◇◇

荒れるとは思いましたが、ちょっと荒れすぎですね。
500万下条件で勝ててない馬では買えません。
でもよく見るとトーセンシャナオーは、若葉S3着、プリンシバルS3着の成績。あとちょっとで春からクラシック路線に乗れていた馬って事ですね。
ちょっと見落とした感じです。

本命にしたミストラルクルーズは3着、藤田騎手の好騎乗です。
直線で内からスルスルと伸びて来た時は万馬券ゲットかと思いましたが、差しきるまでには至りませんでした。
とはいえ、直線ではかなり楽しませてもらったのでOKです。

レース回収率:0%

ローズテークスGII / 中京・芝2000M / 2006.09.17(日)

==予想==

◎ニシノフジムスメ、○フサイチパンドラ、▲アドマイヤキッス、△パーフェクトジョイ、△ステラマドレード

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△〕、押さえに馬連○−▲の5点買い

◇◇◇

秋華賞TRのローズステークス。今年は阪神競馬場が改修工事中の為、中京で開催です。

本命はオークスで◎を打ったニシノフジムスメ。
そのオークス出遅れやら不利を受けたりで5着に敗れましたが、まともに走ればもっと上位に食い込めたはず。

対抗はオークス2着のフサイチパンドラ。気性の問題で好走と大敗を繰り返していますが、能力的には飛び抜けているように思います。まともに走れば軽く勝ってしまいそうな感じがします。

▲アドマイヤキッスは桜花賞2着、オークス4着と◎○の馬と同等のレベル。武豊騎手騎乗なので抜け目無い走りをしそうです。

その他では夏の上がり馬パーフェクトジョイとステラマドリードまで。

==結果==

1着▲アドマイヤキッス

2着 シェルズレイ

3着○フサイチパンドラ

4着◎ニシノフジムスメ

5着 ソリッドプラチナム

◇◇◇

「武豊すげぇ〜」と思ってしまうレースでした。
逃げるシェルズレイをキッチリと差しましたね。
しかも、中京競馬場で直線までじっと内で我慢して、直線だけで差してくるなんて、相当肝が据わってないと出来ません。

本命にしたニシノフジムスメは4角まくって外に降られた分、直線で伸びなかった感じです。

レース回収率:0%

セントウルステークスGII / 中京・芝1200M / 2006.09.10(日)

==予想==

◎シーイズトウショウ、○ネイティブハート、▲テイクオーバーターゲット、△ロードアルティマ、△リミットレスビット

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△〕、押さえに馬連○−▲の5点買い

◇◇◇

直接スプリンターズステークスに行くと思っていたシーイズトウショウがここに出てきました。
さすがにローテーションが厳しい感じがしますが、実績、コース適正から◎は譲れません。
持ち時計で他を圧倒するシーイズトウショウが、開幕週で高速馬場となっている中京競馬場で突き抜ける様が目に浮かびます。

対抗はネイティブハート、今年に入って好成績が続いています。
左回り5勝の成績も力強い限りです。

▲には豪州からの遠征馬テイクオーバーターゲット。
初めて見る馬なのでどんな走りをするか分かりませんが、成績を見る限り無視出来そうにありません。

その他では武豊騎手騎乗のロードアルティマ、末脚鋭いリミットレスビットまで。

==結果==

1着◎シーイズトウショウ

2着▲テイクオーバーターゲット

3着○ネイティブハート

4着△リミットレスビット

5着 マルカキセキ

◇◇◇

レース直前の雨でヒヤヒヤしましたが、そんなのはおかいまいなしでシーイズトウショウが3馬身差で圧勝してくれました。
小回り平坦コースが得意な馬ですが、中京だと特に良く走る馬です。

2着は警戒していた外国馬のテイクオーバーターゲット。
斤量59kgでの2着はなかなかの能力です。パワーがありそうなので中山の坂も軽く駆け上がってきそうです。スプリンターズステークスでも要注意。

3着はネイティブハート。左回りがあっているようです。

先々週に引き続き2連勝。払い戻しは馬連◎−▲で1320円でした。

レース回収率:264%

キーランドカップGIII / 札幌・芝1200M / 2006.08.27(日)

==予想==

◎シーイズトウショウ、○コパノフウジン、▲ダイワメンフィス、△チアフルスマイル、△ブルーショットガン

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△〕、押さえに馬連○−▲の5点買い

◇◇◇

現在7連敗中。久しぶりの負け続きで、俄然やる気が出てきました。
一回万馬券を当てれば取り返せるので、投入金額を増やすような事はしませんけどね。

キーンランドカップ、今年札幌に新設された1200Mの重賞競走ですね。
小回り、直線平坦の札幌競馬場なので、勿論そんなコースが得意な馬から選びます。

筆頭は当然シーイズトウショウ。
3月に行われた高松宮記念(G1)で3着、6月のCBC賞で1着、先月の函館SSでも2着と、直線平坦小回りコースで行われたスプリント戦では常に善戦。
秋にはスプリンターズステークス(G1)に出走すると思いますが、急勾配の中山コースでは加速が今ひとつ。
年齢的にも現役は今年いっぱいか?といった状況なのでここは勝たなければなりません。

相手はコパノフウジン。意外な事にG1の高松宮記念を除くとローカル出走は3歳時のファルコンS一回のみ。
そのときの成績は3番人気で16着?・・・あれ、小回り平坦コースはダメ?
いやいや、それは忘れましょう。その後頑張ってます。
明けて4歳の今年1月のガーネットS3着、2月のシルクロードS4着、3月のオーシャンS2着と重賞で大活躍。
万を期して出走した高松宮記念(G1)ではまさかの15着。・・・あれ?やっぱり小回りコースダメ?
いやいや、違います。ファルコンSも高松宮記念も中京競馬場開催のレース。
そう、左回りでのレース。
成績を見てみると芝右回り1.4.0.2に対して、芝左回り0.0.0.3。
明らかに左回り苦手のタイプ。右回りなら小回り平坦の札幌でも十分走ってくれるはずです。
・・・、と自分に言い聞かせる。

▲はバーデンバーデンカップ1着のダイワメンフィス。調教軽めも調子良さそうです。

その他では、追い込み馬の距離短縮で凄い切れ味を披露してくれそうなのチアルフスマイル、ムラっ気はあるけど能力もあるブルーショットガンまで。

==結果==

1着△チアフルスマイル

2着◎シーイズトウショウ

3着 ビーナスライン

4着△ブルーショットガン

5着 ツルガオハヤテ

◇◇◇

チアフルスマイルが良い切れ味を見せました。
ここのところマイル以上のレースに出走してましたが、本来この距離が得意な馬なんでしょうね。

◎のシーイズトウショウはちょっと抜け出すのが早かったのか、ゴール前でチアフルスマイルに捕まってしまいました。

3着のビーナスラインは前走の函館SS勝ちがフロックでは無かった事を証明しました。
ここに来て馬が成長しているようです。
中山の坂を駆け上がらせてみたい走りをする馬ですね。
今、短距離界はレベルが低めなので、スプリンターズSに出走してくるようであれば注意を払いたい1頭です。

○にしたコパノフウジンは見せ場無く12着。道中不利を受けたようですが、どうも釈然としない結果です。

とりあえず久しぶりに馬券は当たりました。払い戻しは馬連△−◎で1040円でした。

レース回収率:208%

関屋記念GIII / 新潟・芝1600M / 2006.08.06(日)

==予想==

◎テレグノシス、○ペールギュント、▲サイドワインダー、△ワディラム、△ダイワバンディット、△ヤマニンアラバスタ

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△△〕、押さえに馬連○−▲の6点買い

◇◇◇

切れ者のGI馬テレグノシスがローカル初出走という事で、まず◎。今回ジョッキーは横山典弘騎手、テレグノシスの脚質にぴったりです。道中ポツンと最後方→直線怒濤の追い込みという、豪快なレースが見られそうです。

対抗は喉手術から3走目、前走では上がり34.9の時計で米子S3着好走のペールギュント。手術により不安要素が払拭され、どこまで復調出来ているか注目します。

昨年の勝ち馬サイドワインダーも勿論注目で▲。

その他では、連勝で本格化の雰囲気を漂わせるワディラム、新潟得意のダイワバンディット、ヤマニンアラバスタまで。

==結果==

1着 カンファーベスト

2着△ダイワバンディット

3着◎テレグノシス

4着 ローエングリン

5着△ワディラム

◇◇◇

1着のカンファーベストは放牧明けで気分が良かったのでしょうか?

新潟戦績1.3.0.2でわりと得意なコースで、流れに乗れたのでしょうね。もう全然予想外でした。

1番人気のテレグノシスは追って届かずの3着。追い込み馬に良くありがちなパターンでした。

ちょっと期待したペールギュントは出走馬中最速の上がりを繰り出しましたが、届かず6着。

こちらも追い込み馬に良くありがちなパターン。

 今日の教訓:追い込み馬同士の◎○はかなり危険

まぁ、そういう事ですね。いつも気にしている事なのに、ふっと忘れてしまう物です。

レース回収率:0%

小倉記念GIII / 小倉・芝2000M / 2006.07.30(日)

==予想==

◎メイショウカイドウ、○コンゴウリキシオー、▲ヴィータローザ、△サンレイジャスパー、△サイレントディール、△ツルマルヨカニセ

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△△〕、押さえに馬連○−▲の6点買い

◇◇◇

斤量59キロで七夕賞をあっさり勝ってしまったメイショウカイドウが本命。今回は59.5キロと微妙に斤量アップですが、前走の走りから連は確実とみました。

対抗はコンゴウリキシオー。逃げて粘る競馬で2走続けて好走しました。今回のメンバー構成なら、前走同様ハナを切って粘る走りが観られそうです。

▲には放牧でリフレッシュして一発ありそうなヴィータローザ。走りにムラがありすぎる馬なのでいつ飛んでくるか分かりませんが、今回は狙ってみます。

その他では、軽量51キロのサンレイジャスパー、復調してきたサイレントディール、叩き2戦目で小倉得意のツルマルヨカニセまで。

==結果==

1着 スウィフトカレント

2着▲ヴィータローザ

3着 ニホンピロキース

4着△サンレイジャスパ

5着○コンゴウリキシオー

◇◇◇

連覇の掛かっていたメイショウカイドウは6着敗退。やはり、斤量59.5キロと七夕賞からの中二週のローテーションは過酷だったようです。

同じく七夕賞から中二週のコンゴウリキシオーが5着、サザンツイスターが8着、タガノマイバッハが12着と、七夕賞組は全滅でした。

そんな中1着は6ヶ月半の休養明けのスウィフトカレント、2着は3ヶ月の休養明けのヴィータローザでした。

ヴィータローザは短期の休養を挟んで走り頃かと思っていただけに、もっと狙っていけば良かったと後悔。次に本気で走るのはまた半年後くらいでしょうか?

レース回収率:0%

函館記念GIII / 函館・芝2000M / 2006.07.23(日)

==予想==

◎マヤノライジン、○エリモハリアー、▲タガノデンジャラス、△ブルートルネード、△アスクジュビリー、△セフティーエンペラー

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△△〕、押さえに馬連○−▲の6点買い

◇◇◇

函館の芝は寒冷地用で重たいという事実を今月初めの函館スプリントSで知りました。10年以上の競馬をしてて今まで気づかず勉強不足を痛感。

勿論今回は函館巧者を選びます。さらにハンデ戦なのでちょっとひねった予想にしました。

本命◎はマヤノライジン。4連勝で勢いがあります。函館成績1.1.0.3とコース実績もそれなり。体質強化でグングン力を付けているらしいこの馬を軸に高配当狙い。

対抗○は昨年の勝ち馬エリモハリアー。函館での強さは実証済み。斤量も56キロと恵まれました。

▲タガノデンジャラスは函館初参戦ですが、まだ若い4歳馬。前走ではオープン特別を勝つなど今まさに伸び盛り。狙うなら今です。

その他では函館で連対実績を持つ、ブルートルネード、アスクジュビリー、セフティーエンペラーまで。

==結果==

1着○エリモハリアー

2着 エアシェイディ

3着◎マヤノライジン

4着△アスクジュビリー

5着 シェイクマイハート

◇◇◇

思い切って消したエアシェイディが2着。

実力は認めていましたが、函館初コースであることと馬券的に面白みがないので消しました。◎のマヤノライジンがもう少し頑張ってくれればOKだったのですが、ゴール前で完全にエアと脚色が揃ってしまいました。

エリモハリアーはさすがに函館コースが上手い。直線で一気に突き抜けて2年連続で函館記念を制しました。

4着でしたがよく頑張ったのがアスクジュビリー。道中ポツンと最後方、4角から一気にまくって3着馬とクビ差の4着。これで長期休養から叩き2戦。次走に期待を持てる走りでした。

レース回収率:0%

七夕賞GIII / 福島・芝2000M / 2006.07.09(日)

==予想==

◎グラスボンバー、○サザンツイスター、▲コンゴウリキシオー、△ダイワバンディット、△コンラッド、△アサクサキニナル

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△△〕、押さえに馬連○−▲の6点買い

◇◇◇

雨模様の日曜日、荒れ馬場得意のグラスボンバーを本命。叩き3走目で上積み十分のここが狙い目。

対抗は軽量54キロのサザンツイスター。こちらも重馬場でそこそこ結果を出しており、福島の荒れ馬場も問題ないと見ます。

金鯱賞を逃げ切ったコンゴウリキシオーも実力十分で▲。

その他、ダイワバンディット、コンラッド、アサクサキニナルなども斤量的に狙い目十分です。

==結果==

1着 メイショウカイドウ

2着▲コンゴウリキシオー

3着◎グラスボンバー

4着○サザンツイスター

5着 ホオキバウェーブ

◇◇◇

斤量59キロを嫌って消したメイショウカイドウの貫禄勝ちでした。ホントにこの時期のレースに強い馬です。次は小倉記念で三連覇を狙って来るみたいです。軽く勝っちゃいそうですね。

2,3,4着には◎○▲を打った馬が並びました。とは言え、1着を買えなければ意味が無いのですよね。

レース回収率:0%

プロキオンステークスGIII / 京都・芝1400M / 2006.07.09(日)

==予想==

◎リミットレスビット、○シーキングザベスト、▲シルヴァーゼッット、△エンシェントヒル、△シンボリエスケープ、△カイトヒルウインド

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△△〕、押さえに馬連○−▲の6点買い

◇◇◇

今年の年明け、豪快な末脚で重賞を2連勝したリミットレスビットが本命です。前走、芝1200MのCBC賞でも3着と好走。適正の高いダートに戻り、ここは負けられないレースです。

対抗は京都ダート3戦全勝、1400M戦績5.0.0.1のシーキングザベスト。

芦毛の逃げ馬シルヴァーゼッットは▲。雨の中、後続が追走に手間取るようならチャンスは十分です。

その他では、エンシェントヒル、シンボリエスケープ、カイトヒルウインドまで。

==結果==

1着 メイショウバトラー

2着○シーキングザベス

3着 サンライズキング

4着△シンボリエスケープ

5着 ツルマルファイター

◇◇◇

予想ボロボロです。

長期休養から叩き2戦目のメイショウバトラーの快勝でした。休み前は芝の重賞でそこそこ活躍、血統的にもダートは歓迎なので気にはなりましたが、前走負けすぎの為、買うまでには至らず。

◎のリミットレスビットは追い込んで6着まで。速い時計が厳しかったのでしょうか?

レース回収率:0%

函館スプリントステークスGIII / 函館・芝1200M / 2006.07.02(日)

==予想==

◎シーイズトウショウ、○プリサイスマシーン、▲シンボリグラン、△タニノマティーニ、△マイネルアルビオン、△ブルーショットガン

【買い目】

 馬連流し◎−〔○▲△△△〕、押さえに馬連○−▲の6点買い

◇◇◇

CBC賞快勝のシーイズトウショウをここでも本命。平坦小回り巧者の同馬には最適なレースです。

○はプリサイスマシーン。高松宮記念4着の成績からスプリンターとしての適正が伺えます。

▲にはシンボリグラン。ここのところ掲示板に載れていませんが、6着に敗れた高松宮記念でも上がり33.6秒の脚を使い、勝ち馬に0.4秒差まで迫っています。不利無く回れればいつ勝ってもおかしくありません。

その他ではタニノマティーニ、マイネルアルビオン、ブルーショットガンまで。

==結果==

1着 ビーナスライン

2着◎シーイズトウショウ

3着△ブルーショットガン

4着△タニノマティーニ

5着▲シンボリグラン

◇◇◇

シーイズトウショウの3連覇を阻んだのはシンガリ人気のビーナスラインでした。

このビーナスラインという馬、函館成績3.0.1.0とこのコースが得意なのは、はっきりしていましたが、1600万条件の馬なのでとても買えませんでした。

新聞に函館の芝は寒冷地向けの重い洋芝を使っていると書いてあったのですが、相当重いようで勝ちタイムも1分09秒1とかなり遅め。

他の競馬場なら、1分6秒7のレコードを持っているシーイズトウショウが負けるような相手では無いのですが、得手不得手がはっきりと出る函館競馬場マジックですね。

ところで94年からずっとこの芝を使っているらしい。まずい、知らなかった、勉強不足!

2着には順当に◎シーイズトウショウ。2着以下の予想はバッチリだっただけに惜しいレースを落としました。

来年の為に函館スプリントステークスの傾向を記します。

 1.力のいる洋芝が使われているので、函館への芝適正(コース適正)が重要。

 2.平坦小回りコースが得意である事も重要。

レース回収率:0%

宝塚記念GI / 京都・芝2200M / 2006.06.25(日)

==予想==

◎ディープインパクト、○ダイワメジャー、▲リンカーン、△アイポッパー、△コスモバルク、△カンパニー

【買い目】

 三連単フォーメーション〔◎〕→〔○▲〕→〔○▲△△△〕の8点買い

◇◇◇

阪神競馬場の改修工事で今年は京都競馬場で開催となりました。

京都開催の宝塚記念というと、ライスシャワーが3角で競走を中止した11年前のレースを思い出してしまいます。

あんな悲劇は二度と起こらない事を心から願います。

・・・

今年の主役はもちろんディープインパクト。

天皇賞・春での強烈なあの走りを見せられた後で、この馬以外に◎を打てる人なんているのでしょうか?

2番手は直線平坦高速馬場の京都競馬場の特性を十分に活かせそうなダイワメジャー。

マイル路線で活躍しているように、スピードの持続力は抜群。さらに皐月賞を勝っているように、距離の融通もそれなりにききます。

▲はリンカーン。この馬にとっては距離が少し短い感じもしますが、最近では自分から動く積極的な競馬が出来るようになっているので、どうにかこなしてくれると思います。

その他では、天皇賞4着のアイポッパー、GI馬となって外国から帰ってきたコスモバルク、京都で好成績のカンパニーまで。

==結果==

1着◎ディープインパクト

2着 ナリタセンチュリー

3着 バランスオブゲーム

4着○ダイワメジャー

5着△カンパニー

◇◇◇

重馬場も全く気にせずディープインパクトの圧勝、3角からのまくりっぷりは圧巻でした。

あんなまくり方されたら、他馬は完全に戦意喪失だったのでは?

逃げたバランスオブゲームは良く粘って3着入賞、重馬場得意な馬です。重馬場で逃げ切った今年の中山記念を思い出してしまいました。

2着のナリタセンチュリーも重馬場が得意な馬。

京都=高速馬場というところにばかり考えがいってしまい、雨で馬場が渋るという事を考慮出来ませんでした。今回の敗因です。

○をつけたダイワメジャーは距離はどうにか克服出来たようで4着。重馬場の中山記念でバランスオブゲームを捉える事が出来ず2着に敗れているように、今回も重たい馬場でもう一歩伸びきれなかったようです。

レース回収率:0%

エプソムカップGIII / 東京・芝1800M / 2006.06.11(日)

==予想==

◎マチカネキララ、○カナハラドラゴン、▲サイドワインダー、△グラスボンバー、△ダンスインザモア

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲△△〕、押さえ馬連○−▲の5点買い

◇◇◇

東京では負け知らずのマネカネキララを本命。まだまだ底を見せていない馬でもあり、ここはあっさり勝ってしまっても不思議ではありません。

相手は8歳でもまだまだ元気なカナハラドラゴンと、休み明けいきなりでも走ってくれるサイドワインダー。

能力的にはグラスボンバー、ダンスインザモアも十分勝ち負けまであります。

==結果==

1着 トップガンジョー

2着△グラスボンバー

3着◎マチカネキララ

4着 デアリングハート

5着 ニシノデュー

◇◇◇

単勝1.6倍に支持されたマチカネキララでしたが、ゴール目前でまさかの失速。3着に敗れました。

かなりの重下手のようです。

代わって1着に輝いたのは叩き2戦目のトップガンジョーでした。

4走前に稍重の清水Sでインセンティブガイを下しているように、こちらは重馬場をそれほど苦にしないタイプのようです。

ただ、それ以外に目立った走りをしていないので消してしまいました、ダメですね。

2着はグラスボンバー。大敗した前走から一変して今回は実力通りの走り。叩き2走で調子を戻してきたようです。

また4着のデアリングハートはしばらく大スランプに陥っていましたが、前走のヴィクトリアマイル6着を境に復調してきたようです。元々、桜花賞3着、NHKマイルC2着の実力馬です。次走は要注意。

レース回収率:0%

CBC賞GIII / 中京・芝1200M / 2006.06.11(日)

==予想==

◎シーイズトウショウ、○カネツテンビー、▲アグネスラズベリ、△ワイルドシャウト

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲△〕、押さえ馬連○−▲の4点買い

◇◇◇

スプリンターズSが12月にあった頃はその前哨戦として重要なレースでしたが、スプリンターズSが9月に移動してからはGIとはつながらない微妙なGII競争になり、ついに今年から単なるハンデ戦のGIIIになってしまいました。

ハンデ戦という事で斤量が心配ですが、中京巧者のシーイズトウショウを本命にします。

昨年のCBC賞で3着、春先の高松宮記念でも3着。他の競馬場で大敗しても中京に帰ってくれば好走します。今回も上位争いは確実のはず。

対抗はこちらも中京巧者のカネツテンビー。高松宮記念は相手が厳しく10着と負けましたが、今回は53キロと軽ハンデ。十分好走の要素があります。

▲アグネスラズベリはヴィクトリアマイル5着とまだまだ底を見せていません、要注意。

さらに4連勝中のワイルドシャウトまで押さえます。

==結果==

1着◎シーイズトウショウ

2着△ワイルドシャウト

3着 リミットレスビット

4着 カシマフラワー

5着 シンボリエスケープ

◇◇◇

斤量57キロを全く苦にせずシーイズトウショウが見事に勝利を収めました。

やはり平坦コースが得意な馬です。これからの夏競馬での活躍が期待出来ます。

2着にはワイルドシャウト、4連勝は伊達ではありませんでした。

一番人気に支持されたアグネスラズベリは8着敗退。ヴィクトリアマイルの疲れが出たのか、湿った馬場に脚を取られたのか、原因ははっきりしませんが全く良いところ無く終わりました。

払い戻しは馬連◎−△で2200円でした。

レース回収率:550%

安田記念GI / 東京・芝1600M / 2006.06.04(日)

==予想==

◎オレハマッテルゼ、○ダンスインザムード、▲ダイワメジャー、△テレグノシス、△ハットトリック、△カンパニー、△バランスオブゲーム

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲△△△△〕、押さえ馬連○−▲、おまけの三連単◎→○→▲の8点買い

◇◇◇

昨年暮れ、JC出走のサンライズペガサスを応援する為に訪れた東京競馬場。

その1レース前に行われたオープン特別のキャピタルステークスで、6ヶ月の休養明けながら快勝した馬がオレハマッテルゼでした。

直線早めの抜け出しから必死の粘り込みで後続の追撃を押さえ込む気迫溢れるその走りがとても気に入り、それ以来同馬を応援してきました。

いつかは重賞の一つくらいは獲ってくれるかな??、と・・・。

それから4ヶ月後の高松宮記念でいきなりGIウィナーとなった同馬は、前走の京王杯SCでは後続を相手にしない圧勝。私の想像以上に力を付けてきました。

そして強豪集うGI安田記念へ出走します。

現在の東京競馬場は内に居ないと直線で全く伸びない異常な馬場状態、決して馬場が悪いわけでは無いと思うのですが。

さらに今週からBコースに替わり、余計に内側が有利になります。

大外枠に入ってしまったオレハマッテルゼの不安点は、まさにここ。

ただし、舞台がスタート後の直線が長い東京1600Mである事に加え、もともとスタートの良い馬なのでそれほど心配する事も無しと見て、オレハマッテルゼを◎とします。

○は1枠に入ったダンスインザムード。先行出来る同馬にとってまさに絶好枠。

マイル路線に絞ってから常に好成績を収めているダイワメジャーも1枠で絶好枠なのですが、東京競馬場では全く走れていないので割り引いて▲とします。

差し・追い込み勢がどこまで届くか非常に微妙なので、馬場が良ければ飛んできてもおかしくないテレグノシス、ハットトリック、カンパニーの3頭を△で押さえ。

さらに、たまに好走するバランスオブゲームまで押さえてみます。

==結果==

1着 ブリッシュラック

2着 アサクサデンエン

3着 ジョイフルウィナー

4着▲ダイワメジャー

5着○ダンスインザムード

◇◇◇

追い出すと同時に他馬を一気に突き放したブリッシュラックは予想外の強さでした。

昨年の安田記念4着、チャンピオンズマイル1着と実力は認めつつも、日本馬贔屓の予想になっていました。

2着のアサクサデンエンは明らかな東京巧者、東京成績6.0.1.3という数字がそれを物語っていました。海外遠征での大敗など関係なく、東京出走なら黙って勝っておくべき馬ですね。

◎のオレハマッテルゼは10着敗退。スタートは抜群でしたが、心配していた外枠が仇となって終始外を回されて直線ではバッタリ。本質的に距離が長かったようにもとれます。

高松宮記念の勝ち馬は安田記念では掲示板にも載れず敗退というのが毎年のパターンのように思うのですが、今年もその通りになってしまいました。

レース回収率:0%

日本ダービーGI / 東京・芝2400M / 2006.05.28(日)

==予想==

◎アドマイヤメイン、○メイショウサムソン、▲フサイチリシャール、△アドマイヤムーン、△フサイチジャンク

【買い目】

 馬連ボックス〔◎○▲△△〕、おまけの三連単◎−○−▲の11点買い

◇◇◇

先週のオークスと同じくこちらも混戦。3歳明けてからの成績、成長力で考えた結果、青葉賞を快勝したアドマイヤメインを本命にしてみました。

青葉賞は相手が楽だったという事もありますが、東京2400Mを逃げて4馬身差の勝利は力のある証拠です。勝ちタイムも従来のダービーで勝ち馬が叩き出すようなタイムで勝ってます。さらに今の東京Cコースは相変わらず内が伸びます。有力どころが外に持ち出して伸びあぐねているところを、ラチ沿い止まらずゴールまでという光景が見えてきました。

同じ理由で早めに動ける皐月賞馬メイショウサムソンを対抗にしました。東京競馬場を走るにはずいぶん重たい血統ですが、土曜の雨で適度に湿った馬場がプラスに働くと見ました。アドマイヤメインとメイショウサムソンの壮絶な叩き合いの光景が見えてます、だいぶ幻想入ってます。

▲はこれまで応援してきたフサイチリシャール。ここも本命にしたかったのですが、前走があまりにも不甲斐ない。その気になれば強い競馬が出来る事は過去の戦績が証明しています。ジョッキー乗り替わりで馬のやる気が戻る事を期待しての▲指名です。

アドマイヤムーン、フサイチリシャールは力は認めるものの外を回してもがきそうという事で△まで。

以上能書きたれましたが、馬券は迷ってボックス馬連、ポリシーの無い恥ずかしい馬券でごめんなさい。

==結果==

1着○メイショウサムソン

2着◎アドマイヤメイン

3着 ドリームパスポート

4着 マルカシェンク

5着 ロジック

◇◇◇

当日朝まで降り続いた雨が差し馬には非常に厳しい馬場コンディションを作り出しました。

予想通り逃げたアドマイヤメインが直線でしぶとく粘る、そこへ外からメイショウサムソンが襲いかかる・・・、前日頭に浮かんだ光景そのままの展開となりました。

メイショウサムソンはこれで二冠達成。距離が伸びてさらに良くなる血統なだけに、三冠も十分視界に入ってきました。

3着には、一瞬の切れ味を武器にしているドリームパスポート。東京コースを走るには少しタフさが足りないと感じ消しました。が、そんな事はなく、後続の有力馬が軒並み馬場に脚を取られ、伸びあぐねていたのを後目に、しぶとく伸びての3着でした。

払い戻しは馬連○−◎で1120円でした。

レース回収率:102%

目黒記念GII / 東京・芝2500M / 2006.05.28(日)

==予想==

◎トウカイトリック、○アイポッパー、▲トウショウナイト、△フィヨルドクルーズ、△メジロトンキニーズ

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲△△〕、押さえに馬連○−▲の5点買い

◇◇◇

今年はダービーの後、最終12レースに第120回を迎える伝統ある目黒記念が組まれました。発走時間が17時とうのもJRAのレースとしては異例です。テレビ中継はされるのでしょうか?

そんな今年の目黒記念の本命はトウカイトリック。2月のダイヤモンドステークスでは4角で大きな不利を受けながら3着に飛んでました。東京コースへの適正は問題無しです。斤量は56キロと少々見込まれてしまいましたが、内の有利な東京Cコースをきちっと逃げて直線まで粘り込みましょう。

対抗は天皇賞4着健闘のアイポッパー。休み明けを2回叩かれて非常に状態は良さそうです。

▲トウショウナイトも休み明けを数回叩かれて徐々に調子が上がってきています。そろそろ以前の走りを取り戻す頃では無いでしょうか?

その他では軽ハンデの牝馬2頭、フィヨルドクルーズ、メジロトンキニーズあたりも狙ってみます。

==結果==

1着 ポップロック

2着○アイポッパー

3着 ダディーズドリーム

4着 サザンツイスター

5着 アドマイヤモナーク

◇◇◇

出ムチを入れて逃げようとしたトウカイトリックでしたが、相変わらずのズブさで2番手追走が精一杯。長距離レースでムチを入れられる馬なんて初めて見ましたが、それでハナを切れない馬なんてのも勿論初めて見ました。

レースは直線半ばで抜け出したポップロックとそれを追いかけたアイポッパーの叩き合いとなり、ポップロックがクビ差凌ぎました。アイポッパーはトップハンデの57.5キロが微妙に厳しかったようです。

レース回収率:0%

金鯱賞GII / 中京・芝2000M / 2006.05.27(土)

==予想==

◎ローゼンクロイツ、○コンゴウリキシオー、▲エルカミーノ、△ブルートルネード、△タイガーカフェ

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲△△〕、おまけに三連単◎→○→▲の5点買い

◇◇◇

馬場状態が気掛かりですが、断然の実績からローゼンクロイツを本命。ここで連に絡めないようならホントに終わりです。タテ目は買いません。

対抗はコンゴウリキシオー。小回り中京で逃げ馬はやはり有利。

▲は調子が良さそうなエルカミーノ。前走は軽ハンデでの好走ですが、調子が良ければもう一走くらいと期待してみます。

==結果==

1着○コンゴウリキシオー

2着◎ローゼンクロイツ

3着 エリモハリアー

4着△ブルートルネード

5着△タイガーカフェ

◇◇◇

○コンゴウリキシオーが見事に逃げ切りました。やはり小回りの中距離レースは逃げ馬に注意です。

◎に指名したローゼンクロイツは直線で他馬とは明らかに違う末脚でよく伸びていましたが、コンゴウリキシオーを捉える事は出来ませんでした。ちょっと楽に逃がし過ぎです。

早めに動くとしまいが甘くなる馬なので、このコースでは仕方ないのでしょうか?

払い戻しは馬連◎-○で780円でした。

レース回収率:156%

オークスGI / 東京・芝2400M / 2006.05.21(日)

==予想==

◎ニシノフジムスメ、○ブルーメンブラット、▲コイウタ、△キストゥヘヴン、△アドマイヤキッス、△カワカミプリンセス、△アサヒライジング

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲△△△△〕、押さえに馬連○−▲、おまけに三連単◎−○−▲の8点買い

◇◇◇

混戦の牝馬クラシック、何が来てもおかしくありません。こんな時は思い切って穴狙い。

わすれな草賞1,2着のニシノフジムスメとブルーメンブラットを本命、対抗としました。桜花賞別路線組で狙ってみようという作戦です。

▲は桜花賞で3着好走のコイウタ。こちらはオークスでは何かと活躍するクイーンカップ1着馬。

もちろん桜花賞上位のキストゥヘヴン、アドマイヤキッス、アサヒライジングも注意。さらに3連勝中のカワカミプリンセスまで。

==結果==

1着△カワカミプリンセス

2着 フサイチパンドラ

3着△アサヒライジング

4着△アドマイヤキッス

5着◎ニシノフジムスメ

◇◇◇

桜花賞とは勢力図ががらっと変わり、桜花賞未出走のカワカミプリンセスが4連勝で無傷の樫の女王に輝きました。勝ちタイム2分26秒2はオークスとしては十分レベルの高い時計であり、低レベルと言われ続けてきた3歳牝馬にもやっと強い馬が現れました。

2着のフサイチパンドラは桜花賞14着大敗からの巻き返し。もともと能直はあるものの気性に難のある馬だったので、真剣に走ってくれればこれくらいの成績は当然でしょうか?私はその当てにならない気性を嫌って今回は消してしまいました。

本命にしたニシノフジムスメは5着に健闘しました。

レース回収率:0%

ヴィクトリアマイルGI / 東京・芝1600M / 2006.05.14(日)

==予想==

◎ラインクラフト、○ダンスインザムード、▲ヤマニンシュクル、△ディアデラノビア、△エアメサイア、△ヤマニンシュクル、△ヤマニンアラバスタ、△チアフルスマイル

【買い目】

 三連複フォーメーション〔◎〕−〔○〕−〔△△△△△〕の5点買い

◇◇◇

新設GIのヴィクトリアマイル。東京マイルのGIがまた一つ増えました。春の東京競馬場のGIは1600メートル3つ、2400メートル2つと大分片寄ってますね。

記念すべき第一回の本命はラインクラフト。高松宮杯2着、マイルチャンピオンシップ3着とマイル以下では牡馬の一線級と互角に張り合う力を持ってます。牝馬相手のこのレースでは負けるところが想像出来ません。ここを勝って安田記念にいってもらいましょう。

○はダンスインザムード。昨年は一時スランプに陥っていましたが、昨年秋の府中牝馬ステークスで思い切って最後方から追い込む競馬をさせてから馬に闘争心が戻りました。今年初戦のマイラーズカップでもダイワメジャーの2着と順調さをアピール。ラインクラフトとの桜花賞馬どうしの戦いが楽しみです。

ラインクラフトとまだ対戦していないヤマニンシュクルを▲。怪我による長期休養から順調に復帰し、前走の中山牝馬ステークスでは久々の勝ち星、GI馬の底力を見せてくれました。

その他では、マイラーズカップ3着とマイルに距離適正のありそうなディアデラノビア、秋華賞馬のエアメサイア、左回り巧者のヤマニンアラバスタ、一瞬の脚が活きればと期待してチアフルスマイルまで。

==結果==

1着○ダンスインザムード

2着△エアメサイア

3着△ディアデラノビア

4着 コスモマーベラス

5着 アグネスラズベリ

◇◇◇

1枠発走からじっと内で我慢したダンスインザムードがゴール半ばで力強く抜け出し、桜花賞以来の久々の勝ち星および二つ目のGIタイトルを手にしました。牡馬相手に互角のレースをしてきた同馬の順当な勝利となりました。

一番人気に支持されたラインクラフトは何だかぎこちない走りで9着に敗れました。高松宮記念から中1周で出走した阪神牝馬ステークスが余計だったのでしょうか?それとも高松宮記念出走でスプリンターとして目覚めてしまったのか今回は全く見せ場無しでした。

また、2、3着には昨年のオークス2,3着のエアメサイア、ディアデラノビアは同じ着順で入りました。東京マイルは長い直線でスタミナを消耗する為、2000M以上で活躍した馬が活躍するとよく言われますが、そのままの結果でした。

レース回収率:0%

京王杯スプリングカップGII / 東京・芝1400M / 2006.05.13(土)

==予想==

◎オレハマッテルゼ、○インセンティブガイ、▲テレグノシス、△シンボリグラン

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲△〕の3点買い

◇◇◇

GI馬になったオレハマッテルゼが予想通り京王杯に出走してきました。

今年に入ってオレハマッテルゼが出走するレースではすべて同馬に◎を打ってきました。もちろん今回も◎。

得意の左回り、距離1400Mも戦績1.2.1.0と好成績。出走メンバーもこれまで倒してきたような相手ばかり。

ここを勝って連勝で安田記念に向かってくれると信じます。

相手はインセンティブガイ。東京新聞杯では◎オレハマッテルゼと半馬身差と接戦を繰り広げています。前走のダービー卿CTでは人気を背負って今ひとつでしたが、自分の走りが出来たときの強さは東風Sで証明されているので、まだまだ見限る事は出来ません。

▲には左回り巧者のテレグノシス。7歳とだいぶ高齢になってきましたが、休養明けのダービー卿で5着とまだまだ健在である事をアピール。得意の東京コースでいつもの末脚を爆発させそうです。

短距離のエースになれるかなと期待していたシンボリグランは高松宮記念でちょっと器の足りない感じを見せてしまったので△まで。これから成長する馬だと思います。

それから前走のダービー卿で本命にして高配当をもたらしてくれたグレイトジャーニーは左回りの成績が今ひとつなのでここは消しです。

==結果==

1着◎オレハマッテルゼ

2着○インセンティブガ

3着▲テレグノシス

4着 ネイティブハート

5着 グレイトジャーニー

◇◇◇

1着から3着まで予想順に入りました。馬連を取ったものの、三連単を勝っておけば良かったと深く後悔。

それはともかく1着のオレハマッテルゼは予想外に先頭に立つ展開となりましたが、トップハンデをものともせず直線で後続を突き放す強い内容。以前の詰めの甘さは全くなくなりました。安田記念が楽しみです。

払い戻しは馬連◎−○で2020円でした。

レース回収率:673%

NHKマイルカップGI / 東京・芝1600M / 2006.05.07(日)

==予想==

◎フサイチリシャール、○キンシャサノキセキ、▲ステキシンスケクン、☆アドマイヤカリブ、△マイネルスケルツィ、△アポロノサトリ、△ダイアモンドヘッド

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲☆△△△〕、押さえに馬連ボックス〔○▲☆〕の9点買い

◇◇◇

皐月賞で原因不明の失速をしてしまったフサイチリシャール。

一定のペースで淀みなく走り続けるイメージがあったので、距離が伸びて良いタイプかと思っていましたが、全く逆でマイルがベストだったのでしょうか?

そんなフサイチリシャールを再度見直して◎にします。朝日杯でのGI勝ち、スプリングステークスでは皐月賞1着のメイショウサムソンとクビ差の接戦。皐月賞の敗戦は謎ですが、現3歳馬のトップクラスにいることは間違いありません。ここはキッチリ勝って予定通りダービーに進んでもらいたいと思います。

○はキンシャサノキセキ。負けが続いてしまいましたが、前々走は長距離輸送、前走は道悪と敗戦理由がはっきりしており、まだ底は見せていません。なによりも、ジュニアカップでの上がり34秒3での勝ちっぷりがいい感じです。調教でのぐっと沈み込むフォームも走ってくれそうな気配を感じます。あくまで何となくなんですけどね。

▲はアーリントンカップ快勝のステキシンスケクン。皐月賞がちょっと余分だったように思いますが、的距離に戻って再度力を発揮してくれる事を願います。

後は、クロッカスステークスでステキシンスケクンを差し切っているアドマイヤカリブ、ニュージーランドトロフィー組のマイネルスケルツィとアポロノサトリ、ブリンカー効果期待のダイアモンドヘッドまで。

==結果==

1着 ロジック

2着 ファイングレイン

3着○キンシャサノキセキ

4着△アポロノサトリ

5着 ドラゴンウェルズ

◇◇◇

また全然当たらなくなってきました。

今回のNHKマイルカップは武豊騎手の腕でロジックを勝たせた感じです。一週前のディープインパクトは勝って当然のレースでしたが、今回のようなちょっと穴っぽい馬でキッチリ勝っていくところが武豊騎手の凄いところ。

有力馬が外を振り回して前進するところを、じっと内で我慢して、直線半ばで鋭く抜け出す、相変わらず冴えた騎乗しますね。

3着に○に指名したキンシャサノキセキが入りました。今回は外を回した分、勝ち馬と差が出来てしまった感じです。まだキャリアも浅く、ぐっと沈み込む走り方が私のお気に入りでとても走りそうな感じを受けます。今後のマイル戦線での活躍を期待してしばらくこの馬を追いかけてみようかと思います。

◎のフサイチリシャールは直線で一旦は伸びかけるものの、直線半ばで止まってしまい6着。ついに初の着外。こうなると、距離がどうのこうのでは無い感じです。

3歳明けて共同通信杯でアドマイヤムーンに負け、スプリングステークスでメイショウサムソンに負け、負け癖がついちゃいましたね。最後まで踏ん張る事を忘れてしまったというか。古くはウッドマン病と呼ばれてましたけど。

もうダービーは諦めて一旦休養して秋に備えてもらいたいです。

応援した馬は最後まで応援するっていう信念があるので、このままダービーに出て来られるとまたこの馬から買ってしまいそうです。それできっと負けるんでしょうね。休養取ってくれればアドマイヤムーンあたりから買えるんですが。

ここまで連戦すると馬の足下も心配です。ホントにダービーはどうするのでしょうか?

レース回収率:0%

新潟大賞典GIII / 新潟・芝2000M / 2006.05.06(土)

==予想==

◎グラスボンバー、○フサイチアウステル、▲エイシンドーバー、☆カナハラドラゴン、△コンゴウリキシオー、△アサクサキニナル、△カンファーベスト

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲☆△△△〕及び、〔○〕−〔▲〕の7点買い

◇◇◇

新潟大賞典2着のグラスボンバーをコース適正並びに実績から本命とします。3ヶ月半の休みで十分リフレッシュ。休み明け成績2.0.0.2と鉄砲も効きます。狙い目とみました。

対抗はフサイチアウステル。日経賞惨敗で底を見せてしまった感もありますが、ローカルGIIIならまだいけるはず。距離も2000Mあたりが丁度いいのではないでしょうか?

▲はここ最近、ローカル重賞で活躍中のエイシンドーバー。

その他、長い直線でしまいの脚を活かせそうなカナガラドラゴン、叩き2走目で良化期待のコンゴウリキシオー、軽ハンデ54キロが魅力のアサクサキニナル、新潟好成績のカンファーベストまで。

==結果==

1着 オースミグラスワン

2着☆カナハラドラゴン

3着 エルカミーノ

4着 シェイクマイハート

5着▲エイシンドーバー

◇◇◇

最後方から直線一気の競馬でオースミグラスワンが勝ちました。中京記念で全くいいところが無かったので軽視していましたが、新潟の長い直線がこの馬に適していたのでしょうか?まあ、4歳馬なのでまだまだ成長している事と、直線の捌きが非常に巧みな四位騎手の手腕等々が積み重なっての勝利のように思います。

本命に指名したグラスボンバーは7着、今ひとつです。それほど速い時計での決着ではありませんでしたが、この馬の2000Mの持ち時計が2分0秒5と元々遅め。今回頑張って1分59秒8で走ったものの、ちょっと足りなかったって事でしょうか?切れる脚は持っている馬なので、直線でヨーイドンのレースの方が合っているのでしょうね。

それから、ここで活躍できなかったフサイチアウステルはもうお終いな感じ。完全に馬が走る気力を無くしてます。一度休養を取ってリフレッシュして帰ってくるまで馬券の対象からは外そうと思います。

レース回収率:0%

天皇賞・春GI / 京都・芝3200M / 2006.04.30(日)

==予想==

◎ディープインパクト、○ローゼンクロイツ、▲トウカイトリック、☆デルタブルース、×リンカーン、△マッキーマックス

【買い目】

 三連複フォーメーション〔◎〕−〔○〕−〔▲☆×△〕及び、〔◎〕−〔▲〕−〔☆×〕の6点買い

◇◇◇

ディープインパクトは普通に走ってくれば1着なので、ごちゃごちゃ言わず◎を打って2着以下を検討します。

人気になりそうなリンカーンですが、過去2回の春天では人気になりながら期待を裏切るかたちになりました。昨年秋は京都大賞典も勝っており、コースが苦手というわけでもなくかなり不可解です。菊花賞2着なのでスタミナが無いわけでもありません。昨年秋のGIでは好成績を残しているので以前より馬が変わってきたような気もしますが、今ひとつインパクトに欠ける感じもあり△にとどめます。

直線平坦の京都競馬場で力を発揮しそうな馬という事で見てみると、ローゼンクロイツが引っかかりました。昨年の菊花賞ではフラフラしながらも上がり34.8秒の脚を使い3分5秒6で走りきってます。スタミナは申し分なさそうだし、終いの脚もちゃんとあります。雨が降ったら終わりの馬ですが、天気予報では晴れなので、京都の高速馬場で十分に力を発揮してくれるでしょう。○にはローゼンクロイツを指名します。

さらにかなりヘヴィーなステイヤー、トウカイトリックを▲にしました。相手関係・枠順からこの馬が逃げる事になりそうです。長距離で前を走れるというのは自分でペースを作れたり、スタミナに自信があればハイペースに持ち込んでなし崩し的に後続に脚を使わせてしまったりと、かなり有利に立ち回れます。終いの脚が無いのが微妙ですが、前走のようにセーフティーリードを十分保って直線に入れば、どうにか粘れるのでは無いでしょうか?

一昨年の菊花賞馬デルタブルース、ダイヤモンドステークス快勝のマッキーマックスまで押さえます。

==結果==

1着◎ディープインパクト

2着×リンカーン

3着 ストラタジェム

4着 アイポッパー

5着 トウカイカムカム

◇◇◇

予想を上回るもの凄い勝ちっぷりでした。

京都競馬場の観衆の中、ディープインパクトが3角からまくり始めた時、「早すぎないか?」という声がそこら中で上がりました。

もちろん私もちょっと早すぎるなと思うと共に、ナリタブライアンが早仕掛けでサクラローレルに差されてしまった96年の天皇賞春が頭によぎりました。

しかし、ディープインパクトの強さは私の想像を遙に超えてました。

4角で先頭に立つと、しっかりした足取りでそのまま直線を押し切り、3分13秒4というレコードであっさり勝ってしまいました。

さらによくよく考えるとラスト1Fを11.3秒で走っているので、3000M通過が3分2秒1。

これってナリタトップロードが阪神大賞典で出した3分2秒5の3000MのJRAレコードをも上回ってます。

馬券は負けましたが、これだけ凄いレースを見せてくれれば、もうお腹一杯です。

レース回収率:0%

皐月賞GI / 中山・芝2000M / 2006.04.16(日)

==予想==

◎フサイチリシャール、○アドマイヤムーン、▲ドリームパスポート、☆ステキシンスケクン、△メイショウサムソン、△フサイチジャンク、△サクラメガワンダー、△ジャリスコライト

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲☆△△△△〕、〔○〕−〔▲〕

 単勝〔◎〕

 三連単〔◎〕→〔○〕→〔▲〕の10点買い

◇◇◇

先行馬にとって絶好の1枠1番にフサイチリシャールが入りました。ラチ沿いを最短距離で回れる好条件を出走前から手に入れています。さらに雨で湿った馬場が追い込み馬の末脚を鈍らせ、先行有利に働くはずです。4角先頭、そのまま後続を突き放す芦毛の快速馬・・・そんな光景が枠順決定の木曜から頭の中にずっと浮かんでます。以上から本命はフサイチリシャール。2歳王者が再び王者に輝くと見ます。

対抗はアドマイヤムーン。共同通信杯、弥生賞と連勝した実力は本物です。フルゲート18頭の小回り中山2000Mで、どう馬群をさばくかが最大の課題になりますが、鞍上の天才ジョッキーがそうそうミスをするとも思えません。

コースの性格上、切れ味鋭い差し/追い込み馬も皐月賞では要注意なので、▲にはドリームパスポートを抜擢。きさらぎ賞、スプリングステークスと立て続けに出遅れているのでここも出遅れそうですが、その分終いに賭けて末脚爆発で飛んでくる可能性も十分にあります。

その他では、スピードが魅力のステキシンスケクン、粘り強いメイショウサムソン、4戦全勝のフサイチジャンク、立て直していたら怖いサクラメガワンダー、まだ底を見せていないジャリスコライトまで。

馬券はいつもの馬連に加え、応援の単勝馬券と、夢見て三連単まで買ってみます。

==結果==

1着△メイショウサムソン

2着▲ドリームパスポート

3着△フサイチジャンク

4着○アドマイヤムーン

5着◎フサイチリシャール

◇◇◇

パワフルな走りのメイショウサムソンが一冠目を制しました。父オペラハウスでいかにもパワータイプ。長めの芝が雨で湿った中山競馬場で如何にも走りそうなタイプ。レースが終わってから思いました。遅かった。

2着には最内を鋭く伸びたドリームパスポート。やはり皐月賞では切れる脚を持ってる馬が飛んできます。

本命にしたフサイチリシャールは不可解な負け方で5着。

4角で先頭に立ったときはそのまま突き抜けるものと思いましたが、直線に入ると内にヨレてそのまま伸びず。

福永騎手は先行馬の勝ちパターンの競馬をしっかりしていました。

スタミナ切れのようですが、東スポ杯の勝ち方から2000Mくらいは持ってもおかしくない。

マイルカップで圧勝するようなら、めちゃめちゃマイラーでしたって事で片付けようと思います。

そこでも負けるようなら休養させた方が良さそうですね。共同通信杯、スプリングステークスと立て続けに負けて精神的に参ってるのかもしれません。

さてさてダービーですが例年のパターンから行くとジャンク、ムーンが末脚を十分に発揮して1,2着争い。皐月賞馬が3着あたりでしょうか?

私はもう一度フサイチリシャールでいってみようと思います。信念に基づいて一度応援した馬は最後まで応援です。

レース回収率:0%

中山グランドジャンプGI / 中山・芝4250M / 2006.04.15(土)

==予想==

◎テイエムドラゴン、○メジロベイシンガー、▲メジロオーモンド、☆メルシーエイタイム、△カラジ、△アズマビヨンド

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲☆△△〕、〔○〕−〔▲〕の6点買い

◇◇◇

従来経験を積んだ高齢馬が活躍していた障害競争ですが、GI導入の効果か若い競走馬の活躍が目に付くようになってきました。

その代表格、昨年暮れの中山大障害を圧勝したテイエムドラゴンが◎。まだ4歳と若くこれからさらに力を付けていく馬です。ここはあっさり圧勝と見ました。

○はその大障害で3着だったメジロベイシンガー。こちらも5歳と若くまだまだ伸びそうです。牝馬で2kg少ない負担重量が4250mの長丁場で有利に働くと見ました。

その他では鉄砲駆けの効くメジロオーモンド、叩き2走目で良化の見込めるメルシーエイタイム、昨年の勝ち馬カラジ、長距離実績十分のアズマビヨンドまで。

==結果==

1着△カラジ

2着◎テイエムドラゴン

3着 テレジェニック

4着☆メルシーエイタイム

5着 メジロアービン

◇◇◇

最後はカラジとテイエムドラゴンの一騎打ち。

最終コーナーでテイエムドラゴンがちょっと外に膨らんだ隙に、一馬身ほどカラジが先行、直線でのテイエムドラゴンの猛追をクビ差しのいで2年連続の戴冠となりました。最後は障害馬として経験のさが出たようです。

3着には前哨戦で豪快な差しきり勝ちを見せたテレジェニック。しかし1,2着馬とは7馬身差。日本ではテイエムドラゴンが飛び抜けてる事が再度証明されました。

レース後、テイエムドラゴンの剥離骨折が判明しました。全治3ヶ月程度だそうです。暮れの大障害では元気な姿で戻ってきてくれる事を願います。

払い戻しは馬連△-◎で460円でした。

レース回収率:77%

マイラーズカップGII / 阪神・芝1600M / 2006.04.15(土)

==予想==

◎ダイワメジャー、○アルビレオ、▲ニューベリー、☆ダンスインザムード、△プリサイスマシーン

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲☆△〕、〔○〕−〔▲〕の5点買い

◇◇◇

マイル路線に的を絞って以来、苦手な東京を除けば常に安定した成績を残しているダイワメジャーが本命。クラシックホースの貫禄でここはキッチリ勝ちましょう。

対抗はアルビレオ。一叩きで状態上向き、連対率5割の阪神コースで一変すると淡い期待。

▲はそのアルビレオと接戦が多いニューベリー。

4番手評価でダンスインザムード。実績面では本命でもいいのですが、昨年のムラのある走りが少し疑問。GI以外は本気で走らないお利口さんの気がしてならない。GIIのここは馬が手抜きすると見て評価落としてます。

さらに昨年2着のプリサイスマシーンまで押さえます。

==結果==

1着◎ダイワメジャー

2着☆ダンスインザムード

3着 ディアデラノビア

4着▲ニューベリー

5着△プリサイスマシー

◇◇◇

ダイワメジャーの貫禄勝ち、文句なしでした。この後は安田記念でしょうか?東京だと全然走らない馬なので取捨が微妙なところ。

2着のダンスインザムードも順当。昨年初めのスランプ状態は完全に脱したようです。3着のディアデラノビアと合わせてビクトリアマイルでは人気になりそうです。

○のアルビレオは7着。能力的にこんなものなのでしょうか。

払い戻しは馬連◎-☆で370円でした。当ててマイナスでした。

レース回収率:74%

桜花賞GI / 阪神・芝1600M / 2006.04.09(日)

==予想==

◎キストゥヘヴン、○ダイワパッション、▲アサヒライジング、△シェルズレイ

【買い目】

 馬連ボックス〔◎○▲△〕の6点買い

◇◇◇

傑出した馬が存在しない今年の三歳牝馬路線。トライアルレースが軒並み低レベルで終わり、混沌としたまま桜花賞本番を迎えました。

そんな中、フラワーカップを昨年のシーザリオより0.1秒速い時計で勝ったキストゥヘヴンを本命としました。未勝利を勝ち上がるまでに時間が掛かりましたが、適さない短距離とダートを走らされていた事が原因と見ました。

○ダイワパッションは4連勝でフィリーズレビューを勝ち上がり、今最も勢いを感じます。

あとは、そこそこ良い時計を持っているアサヒライジングとシェルズレイまで。

==結果==

1着◎キストゥヘヴン

2着 アドマイヤキッス

3着 コイウタ

4着▲アサヒライジング

5着△シェルズレイ

◇◇◇

4頭選んで3頭が掲示板に載りましたが、2着が抜けてしまいました。買い目を減らそうと思ってちょっと絞りすぎました。

1着は本命にしたキストゥヘヴン。鋭い末脚でゴール前で1馬身ほど抜け出しました。フラワーカップを勝っているので距離の融通は利きそうなので、オークスでも有力な一頭です。

2着は勢い余って消してしまったアドマイヤキッス。末脚勝負で1着馬に敵わなかった感じです。未勝利で1800Mを走っているのでこちらももう少しの距離延長はこなせそうです。

3着にはコイウタ。クィーンカップの勝ち馬はオークスで活躍する事が多いので、桜花賞惨敗を見込んでここは敢えて外し「桜花賞惨敗で人気薄になったオークス狙い打ち」の作戦が、早くも崩れ去りました。オークスもそこそこの人気になってしまいそうですね。

アサヒライジングは良く逃げ粘りました。シェルズレイはちょっとジリっぽい感じです、クロフネ産駒特有のものでしょうか?

レース回収率:0%

阪神牝馬ステークスGII / 阪神・芝1400M / 2006.04.08(土)

==予想==

◎ラインクラフト、○エアメサイア、▲チアフルスマイル、☆シーイズトウショウ、△ライラプス、△デアリングハート

【買い目】

 三連複軸2頭流し〔◎○〕−〔▲☆△△〕の4点買い

◇◇◇

GI馬2頭、ラインクラフトとエアメサイアの一騎打ちになると見て3着探しに集中します。

直線での切れ味及び持ち時計でチアフルスマイルをまず狙ってみます。

続いて前走GI3着のシーイズトウショウ、得意の小回り平坦コースではなく、距離も1ハロン長い事が懸念点。

あとは、びっしり追い切られたライラプス、距離が合いそうなデアリングハートまで。

==結果==

1着◎ラインクラフト

2着○エアメサイア

3着 スナークスズラン

4着 アズマサンダース

5着 ジェダイト

◇◇◇

ラインクラフトはさすがの貫禄勝ち。この距離では止まりません。

エアメサイアもGI馬らしいところを見せて3着に3馬身以上離しての2着。

と、ここまでは何も考えなくても当たる着順で、その後を当てに行ったのですがダメでした。

3着のスナークスズランは前走の阪急杯で0.3秒差の4着と調子を上げていました。コースが全く同じここでも活躍して当然。しかし、阪急杯は不良馬場であまり当てに出来ないレースとの判断から消してしまいました。同レース3着は高松宮記念を勝ったオレハマッテルゼだったんですよね、まだまだ判断甘いです。

シーイズトウショウはやはり1ハロン長かったようで6着。

チアフルスマイルは一瞬の切れ味で勝負の馬なので、ペースが速くなると追走だけで一杯になってしまうようです。

ビクトリアマイルの前哨戦として来年以降も重要なレースになりそうなので今年の傾向をまとめます。

 1.高松宮記念、中山記念、阪急杯が1着〜3着馬の前走で、3頭とも掲示板に載っている

 2.1番人気、2番人気での決着。12月暮れに行われていた時と同様、堅い決着になった

 3.連対馬は、昨年の牝馬クラシック勝ち馬またはクラシック連対馬

とこんな感じでしょうか。

来年以降も、この後のGIを見据えて牝馬のGIホースがここに集まって堅く収まりそうな感じです。

レース回収率:0%

ダービー卿チャレンジトロフィーGIII / 中山・芝1600M / 2006.04.02(日)

==予想==

◎グレイトジャーニー、○インセンティブガイ、▲アルビレオ、☆キングストレイル、△ニューベリー、△ニシノシタン、△コスモシンドラー

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲☆△△△〕、〔○〕−〔▲〕の7点買い

◇◇◇

ここ数年ハデに荒れる事の多いハンデ戦の為、一発のありそうな馬から手広く流してみます。

◎はグレイトジャーニー。雨で馬場が渋りそうなので、時計はなくてもパワーのある同馬を本命にしました。

○は前走の東風Sでグレイトジャーニーを突き放したインセンティブガイ。前走とは斤量面でグレイトジャーニーと逆転するので2番手評価にしました。

▲アルビレオは東京新聞杯でインセンティブガイと差のない競馬をしました。力関係では○▲ほぼ互角と見ています。

==結果==

1着◎グレイトジャーニー

2着☆キングストレイル

3着 キネティクス

4着 ダンスインザモア

5着 テレグノシス

◇◇◇

◎のグレイトジャーニーが11番人気で穴をあけてくれました。しかもタイムが1分32秒4、速い!!。パワー型でスピードは無いと思ってましたが凄いタイムです。

通過タイムが初めの1ハロンを除く残り7ハロンが全て11秒半ばの通過タイム。先行馬が激しく引っ張りました。

強烈にスタミナを必要とするレースだったのでしょうか。

ゴール前ではグレイトジャーニーが鋭く抜け出したように見えましたが、この展開からみてスタミナ切れで周りが止まったと見た方が正しいようです。

2着のキングストレイルは前走もハイペースで2着に飛び込みました。このようなスタミナを必要とするレースで力を発揮するタイプのようです。

3着にはしばらく調子が落ちていたキネティクスが入りました。暖かくなって調子が上がってきたのでしょうか?そろそろ注意した方が良さそうです。

払い戻しは馬連◎-☆で8960円でした。

レース回収率:1280%

産経大阪杯GII / 阪神・芝2000M / 2006.04.02(日)

==予想==

◎ローゼンクロイツ、○アサカディフィート、▲アドマイヤジャパン、☆カンパニー、△ローマンエンパイア

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲☆△〕、〔○〕−〔▲〕の5点買い

◇◇◇

叩き2戦目で上積み十分、さらに重賞勝ちのある阪神芝2000Mでのレースと条件の揃ったローゼンクロイツを本命にします。久々2回目のコンビを組む武豊ジョッキーも非常に心強く、毎日杯以来1年ぶりの重賞勝ちが期待できます。

○は切れ味が魅力のアサカディフィート。

▲は先行してレースを引っ張る事が出来そうなアドマイヤジャパン。

その他では、2000Mもこなせそうなカンパニー、阪神コース好成績のローマンエンパイアまで。

==結果==

1着☆カンパニー

2着 マッキーマックス

3着 スズカマンボ

4着 シルクフェイマス

5着◎ローゼンクロイツ

◇◇◇

このメンバーでタイムが2分4秒5、雨で相当馬場が悪くなっていたようです。

本命のローゼンクロイツは4角で飛び跳ね、直線では内へ外へヨレヨレ。完全に馬場に脚をとられてました。

そんな馬場でも1着のカンパニーと2着のマッキーマックスは直線をしっかりした足取りで走り抜けました。

カンパニーは良馬場で力を発揮するタイプだと考えていましたが、重馬場でもそれほど苦にしないタイプのようですね。

レース回収率:0%

高松宮記念GI / 中京・芝1200M / 2006.03.26(日)

==予想==

◎オレハマッテルゼ、○ラインクラフト、▲シンボリグラン、☆コパノフウジン、△マイネルアルビオン、△カネツテンビー、△シーイズトウショウ

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲☆△△△〕、〔○〕−〔▲〕の7点買い

◇◇◇

今年の高松宮記念は主役不在で大混戦です。こんな時は好きな馬から。

◎はオレハマッテルゼ。出てくるレースは毎回本命にしているのでここも本命で。1200Mは未経験ですが、どんなペースでもすんなり先行できるこの馬ならスプリント戦のペースにも十分対応出来るはず。流れに乗れず終わるってことはまず無いでしょう。先行できれば後は粘り込むだけ。粘り込みはこの馬の最も得意とするところ。粘り込んでのGI制覇を待ってます。

○はラインクラフト。こちらも1200M未経験ですが、GI2勝に昨年のハイレベルだったマイルCSでも3着と格では一枚上の存在。

▲はシンボリグラン。主役不在の短距離路線にはこういった若い馬の成長が不可欠です、競馬がつまらなくなってしまいますからね。前走出遅れで負けましたが1200Mは戦績2.1.2.0と堅実。ここも堅実に走って競馬を盛り上げましょう。

その他では成長著しい芝ダート両用のコパノフウジン、持ち時計は一番のシーイズトウショウ、中京巧者のカネツテンビー、1200M中心に鍛え上げられてきたマイネルアルビオンまで。

日本馬多数参戦のドバイワールドカップの影に隠れてちょっと盛り上がりに欠けている感がありますが、GIなんですからこちらも盛り上げていきましょう。

==結果==

1着◎オレハマッテルゼ

2着○ラインクラフト

3着△シーイズトウショウ

4着 プリサイスマシイーン

5着 ネイティブハート

◇◇◇

いつかは重賞を勝てる器だと信じ◎を付け続けた甲斐がありました。オレハマッテルゼ、待ちに待った重賞制覇、しかもGIです。トレセンの火事で亡くなった姉のエガオヲミセテもきっと天国で喜んでいます。

小回り、左回り、直線短い中京コースと条件が揃った感もありますが、直線半ばで抜け出す勢いは他馬を圧倒していました。この後のローテーションは王道を行くのなら京王杯SCから安田記念でしょうか?どちらも左回りの東京コース、今後も期待が持てます。

ラインクラフトはマイルでも行きたがる程の気性なので、スプリント戦のペースはぴったりでした。GI2勝の貫禄を十分見せつけた2着です。

注目したその他の4歳馬3頭はGIの流れに飲み込まれて敗退しました。まだまだ経験が必要なようです。

払い戻しは馬連◎-○で2290円でした。

レース回収率:327%

日経賞GII / 中山・芝2500M / 2006.03.25(土)

==予想==

◎リンカーン、○フサイチアウステル、▲トウショウナイト、☆コスモバルク、△ホオキパウェーブ

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲☆△〕、〔○〕−〔▲☆〕の6点買い

◇◇◇

◎はリンカーン。昨年の秋はスローペースに泣いた天皇賞を除けば、京都大賞典1着を皮切りにJC4着、有馬記念3着と好走を続けました。この相手では負けられません。

○のフサイチアウステルは前走好位で追走しながら直線で全く伸びませんでした。距離の問題だと考えて勝鞍もある2500Mで再度見直してみたいと思います。

▲トウショウナイトは叩き3戦目でそろそろ走り頃。

☆コスモバルクは有馬記念で復活、今回の調教では最後までバテず、力強い走り見せてくれました。クラシックを争っていた頃の気力溢れる走りが本当に戻ってきたのか注目の一戦になります。

==結果==

1着◎リンカーン

2着 ストラタジェム

3着 ブルートルネード

4着▲トウショウナイト

5着 ユキノサンロイヤル

◇◇◇

リンカーンは余裕の勝利、能力が抜けてました。

フサイチアウステルは完全に底を見せた感じです。しばらくはローカルGIIIくらいでないと厳しい感じです。

コスモバルクは道中はまったく掛かる素振りもなく折り合っているように見えましたが、直線で全く伸びず、いつものムラの多い競馬をしてしまいました。この馬に関してはたまに走る事もあるくらいに考えた方がいいのかもしれません。

レース回収率:0%

スプリングステークスGII / 中山・芝1800M / 2006.03.19(日)

==予想==

◎フサイチリシャール、○ドリームパスポート、▲トーホウアラン、☆メイショウサムソン、△ナイトレセプション、△ダイアモンドヘッド

【買い目】

 馬単流し〔◎〕→〔○▲☆△△〕の5点買い

◇◇◇

皐月賞直行が予定されていたフサイチリシャールが万全を期してスプリングステークスに出走してきました。太め残りの共同通信杯での敗戦、最大のライバル、アドマイヤムーンの弥生賞での勝ちっぷり等の不安材料を考慮すれば、この出走は正解でしょう。

そのフサイチリシャールが本命。小回り、急坂、力のいる馬場等の中山1800Mのコース特性は、秀でた先行力と粘り強さで走るフサイチリシャールには最も適した舞台。しかも朝まで降り続きそうな雨が馬場を柔らかくしてくれるので、一瞬の切れ味で出し抜けに差されるという事態もまず考えられません。後続を突き放して皐月賞に王手を掛けてしまいましょう。

==結果==

1着☆メイショウサムソン

2着◎フサイチリシャール

3着○ドリームパスポート

4着 タマモサポート

5着 エフセイコー

◇◇◇

フサイチリシャールはじっくり走りすぎです。4角で逃げ馬に並び掛けて直線では先頭に立ってないと。すぱっと切れる馬では無いのだから。

共同通信杯の時にビワハヤヒデにイメージが重なると書きましたが、まさにその通りになってきました。すぱっと切れないけど、どこまででも12秒前半で走り続けられるステイヤーって事です。

これでは皐月賞はナリタタイシンのような切れ者に差されて、ダービーはウィニングチケットのような東京巧者にやられてしまいますよ。福永騎手にはもっと攻めた騎乗をお願いしたい。

レース回収率:0%

阪神大賞典GII / 阪神・芝3000M / 2006.03.19(日)

==予想==

◎ディープインパクト、○デルタブルース、▲インティライミ、△トウカイトリック、△アイポッパー

【買い目】

 三連単フォーメーション〔◎〕→〔○▲〕→〔○▲△△〕の6点買い

◇◇◇

ついに三冠馬ディープインパクトが始動です。天皇賞春、キングジョージと狙う同馬にとってはステップレースとはいえ、負けられない一戦。

まあ、普通に走れば負けないと思いますが。

もちろん◎はディープインパクト。菊花賞を上がり33.3秒で勝った馬です。スタミナだけではこの馬には勝てません。武豊ジョッキーも有馬記念のような競馬は二度としないでしょう。確勝を信じて三連単の頭に指名します。

○は一昨年の菊花賞馬デルタブルース。だいぶズブさが出てきていますが、3000Mもあれば十分でしょう。

▲はダービー2着のインティライミ。前走の日経新春杯では休み明けの影響か、直線で一旦先頭に立ちながら差されてしまいましたが、叩き2走目の今回は力を存分に発揮してくれそうです。

==結果==

1着◎ディープインパクト

2着△トウカイトリック

3着○デルタブルース

4着 ハイフレンドトライ

5着 ファストタテヤマ

◇◇◇

ディープインパクトは三冠馬らしい圧倒的な競馬をしてくれました。

3角から馬なりで前進、直線入り口では後続を引き離して逃げていたトウカイトリックを捕らえ、あとは突き放すだけ。

とにかく無事に天皇賞に出走出来れば、4つ目のGIは間違いないでしょう。

2着にはトウカイトリック。これまで軽い斤量で走るレースが多かったので56キロがどうかと思い4番手評価だったのですが、逃げ粘って2着を死守しました。とにかく長い距離が良く合います。念願の1枠でスムーズに逃げる事が出来たのも好成績につながったのでは無いでしょうか?天皇賞も出る事が出来れば掲示板くらいはありそうです。

3着のデルタブルースは相変わらずズブい。3角からガンガン追われているのになかなかエンジンが掛からない。かといって止まるわけでもなく、じわじわ伸びて3着。かつての南井騎手のような剛腕ジョッキーが必要ですね。

▲のインティライミは2番手を上手く追走していたのですが、直線ではばったり止まって8着敗退。スタミナの問題のようです。

馬券は全然当たりません。トウカイトリックを過小評価してしまったのが敗因。日経新春杯のときはトウカイトリック本命、インティライミ消しだったのですけど、かみ合っていませんね。1枠に入ったトウカイトリックの単騎逃げなんて簡単に予想できたのに適当な予想をしてしまいました。

今年の阪神大賞典まとめ

 1.GI馬、特に菊花賞勝ち馬が1番人気なら確実に連対してきます(例年通り)

 2.ダイヤモンドステークスで掲示板に載った馬が、全部掲示板に載りました。長距離適正はとにかく重要。

 3.ペースが落ち着くので逃げ馬に注意。

レース回収率:0%

中山牝馬ステークスGIII / 中山・芝1800M / 2006.03.12(日)

==予想==

◎チアフルスマイル、○ヤマニンシュクル、▲ウイングレット、☆メイショウオスカル、△レクレドール、△プリンセスグレース、△コスモマーベラス

【買い目】

 馬連流し〔◎〕→〔○▲☆△△△〕、〔○〕→〔▲☆〕の8点買い

◇◇◇

京都牝馬ステークス組を重視。

その中でも上がり33.6秒と強烈な末脚を見せたチアフルスマイルを◎にします。

○はその京都牝馬S4着のヤマニンシュクル。

▲は中山での好成績を信頼してウイングレット。

以下、メイショウオスカル、レクレドール、プリンセスグレース、コスモマーベラス等々、本命から穴っぽいところまで手広く買ってみます。

==結果==

1着○ヤマニンシュクル

2着 ディアデラノビア

3着 ヤマニンアラバスタ

4着△コスモマーベラス

5着 ライラプス

◇◇◇

毎年荒れ気味のハンデ戦なので穴狙いでいきましたが、1番人気と2番人気で決まってしまいました。予想に反してスローにならず、力のある馬が力を出し切った結果のようです。

やはり、ヤマニンシュクルがこのメンバーでは一枚力が上でした。一年休養後のエリザベス女王杯でいきなり4着に入った馬だけのことはあります。斤量56キロ程度どうって事無かったようです。

本命にしたチアフルスマイルは6着敗退。4角で大外を回されて、直線では最後方からの追い出し。ちょっとスムーズさに欠けました。

今年の中山牝馬ステークスまとめ

 1.京都牝馬ステークス組がやはり強い

 2.たまには人気サイドで決まる事も

 3.4歳、5歳が掲示板独占

レース回収率:0%

弥生賞GII / 中山・芝2000M / 2006.03.05(日)

==予想==

◎アドマイヤムーン、○サクラメガワンダー、▲スーパーホーネット

【買い目】

 三連単マルチ〔◎〕→〔○▲〕の2点買い

◇◇◇

ラジオたんぱ杯1,2着のアドマイヤムーンとサクラメガワンダーに、朝日杯でフサイチリシャールにクビ差まで迫ったスーパーホーネットの3頭の戦いになると見ます。

フサイチリシャールを物差しにレース結果から力の差を図ると、

 サクラメガワンダー > アドマイヤムーン > (フサイチリシャール) > スーパーホーネット

となりますが、ラジオたんぱ杯ではアドマイヤムーンが休み明けだった事、今回は逆にサクラメガワンダーが休み明けである事の2点から、本命アドマイヤムーンとしました。

弥生賞は毎年人気サイドで決着するので△をつけるのは止めました。オッズは期待できないので2点買いで潔く勝負します。

==結果==

1着◎アドマイヤムーン

2着 グロリアスウィーク

3着 ディープエアー

4着○サクラメガワンダー

5着▲スーパーホーネット

◇◇◇

人気のアドマイヤムーン、サクラメガワンダー共に、最後方からジョッキーが馬の脚を試すようなレースとなりました。

スローペースで後ろに下げすぎなのは明らかでしたが、直線だけで一気に他馬を差しきったアドマイヤムーンは能力が完全に抜けてました。

ただ追い出して内に刺さり気味になったり、ムチを入れたら外に寄れたりと、まだまだ荒削りな感じです。

サクラメガワンダーは休み明けの分もありましたが、アドマイヤムーンをマークする為に後ろに下げすぎだったのでは無いでしょうか?

レース回収率:0%

中京記念GIII / 中京・芝2000M / 2006.03.05(日)

==予想==

◎ローゼンクロイツ、○エアシェイディ、▲コスモースティン、△アサクサキニナル、△ツルマルヨカニセ、△マチカネオーラ

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲△△△〕の5点買い

◇◇◇

菊花賞3着のローゼンクロイツがやっと出てきました。神戸新聞杯と菊花賞の成績からほぼ同程度の能力と見られるシックスセンスが京都記念を快勝しているだけに、ここではローゼンクロイツが能力的に上位と見て本命とします。

対抗はエアメサイアの兄エアシェイディ。骨折休養明けの前走でいきなりの一着。さらに休養前も重賞で何度も上位に入っています。左回りも3.1.0.0と連を外してないので、初の中京も問題無いと見ます。

==結果==

1着△マチカネオーラ

2着◎ローゼンクロイツ

3着○エアシェイディ

4着 エイシンドーバー

5着 ファイトクラブ

◇◇◇

順調に使われてきたマチカネオーラが、菊花賞以来4ヶ月ぶりだったローゼンクロイツをクビ差退けました。

これでマチカネオーラは右回り1.1.1.3に対して左回りが4.1.1.1。左回りが得意な馬のようです。東京、中京、新潟では今後も要注意です。

ローゼンクロイツは休み明けと斤量3キロ差の分で2着に負けた感じです。休み明け一戦して状態が上向くのは確実なので、次走も期待できそうです。

今年の中京記念の傾向をまとめると、

 1.上位人気馬がなかなか勝ちきれないのは例年通り

 2.小倉大賞典の上位馬が振るわないのも例年通り

 3.4歳、5歳が上位を占めるのも例年通り

払い戻しは馬連△-◎で3320円でした。

レース回収率:664%

中山記念GII / 中山・芝1800M / 2006.02.26(日)

==予想==

◎ダイワメジャー、○ハットトリック、▲カンパニー、△グレイトジャーニー、△ヴィータローザ、△クラフトワーク

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲△△△〕、抑えに馬連○−▲の6点買い

◇◇◇

一昨年の皐月賞馬ダイワメジャーが久しぶりに得意の中山で走ります。

しかも、先行馬には絶好の一枠。開幕週で馬場状態良いラチ沿いを距離ロス無く回ることが出来ます。

さらに天気は雨の予報。泥を被らず走れる先行馬に有利な条件がもう一つ。

これだけ条件が揃えばダイワメジャー連軸で間違いありません。

相手には、国内外で合わせてGI2勝のハットトリック。実績では断然ですが、斤量59kgと、1800mという距離が少し長い事から評価を落としました。

==結果==

1着 バランスオブゲーム

2着◎ダイワメジャー

3着 エアメサイア

4着▲カンパニー

5着 ダンスインザモア

◇◇◇

雨で重馬場となったレースを斤量59キロを嫌って消したバランスオブゲームが後続を突き放して勝ってしまいました。

予想以上に重馬場が得意だった事が主な勝因ですが、これで中山成績も3.2.0.2、しかも連対している5戦全てが重賞とコース適正の良さもはっきり出た格好となりました。

2着には本命にしたダイワメジャーがどうにか食い込みました。

ハットトリックは重馬場で切れ味を完全に殺されて11着と惨敗でした。

レース回収率:0%

阪急杯GIII / 阪神・芝1400M / 2006.02.26(日)

==予想==

◎オレハマッテルゼ、○コスモサンビーム、▲タマモホットプレイ、△グランリーオ、△コスモシンドラー、△ウインクリューガー

【買い目】

 馬連流し〔◎〕−〔○▲△△△〕、抑えに馬連○−▲の6点買い

◇◇◇

いつも本命にしてるんですがなかなか重賞を勝ってくれないオレハマッテルゼを今回も本命にします。こうなったら重賞勝つまで待ってやるって感じです。

今年から200m距離延長になった阪急杯ですが、1400m連対率100%のオレハマッテルゼには好都合。そろそろ重賞勝ちましょう。

対抗はコスモサンビーム。最近は後ろの方から競馬をすることもありますが、3歳の頃の先行して粘り通す根性のある走りが好きだった馬です。

ちなみにこちらは1400mのレース3戦全勝。休み明けで好走した実績が無いのがちょっと心配ですが、十分乗り込んでいるようなので大丈夫だと信じます。

▲はシルクロードステークスを追い込んで勝ったタマモホットプレイ。あまりにも京都巧者な印象があるのでちょっと評価を割り引きました。

==結果==

1着 ブルーショットガン

2着△コスモシンドラー

3着◎オレハマッテルゼ

4着 スナークスズラン

5着 ローエングリン

◇◇◇

調教師への転向により、この日を持って騎手を引退する松永幹夫ジョッキーが最後の重賞で見事な差しきり勝ちを見せてくれました。

いやいや、凄い。

ブルーショットガンも背中に乗ってるジョッキーが今日で引退だって分かったのでしょうか?

これまでオープン勝ちも無かった馬が凄い勝ちっぷりです。

本命のオレハマッテルゼはいつものように先行して直線で先頭に出るものの、ゴール前で差されるといういつものパターンでした。

なお、3角でズルズル後退し直線入り口で倒れてしまったコスモサンビームは急性心不全の為、そのまま死亡してしまったようです。

致命的な骨折を1年以上掛けて克服しこれからまたGI戦線で活躍するはずが、とても悲しい結果となってしまいました。

レース回収率:0%

フェブラリーステークスGI / 東京・ダート1600M / 2006.02.19(日)

==予想==

◎サンライズバッカス、○カネヒキリ、▲シーキングザダイヤ、☆タイキエニグマ、△ヴァーミリアン

【買い目】

 三連単フォーメーション〔◎○〕→〔◎○▲〕→〔◎○▲☆△〕の12点買い

◇◇◇

ダート路線の充実から最近では早くからダート路線を歩む馬も増え、GI格上げから丁度10年目を迎えた今年のフェブラリーステークスは、とても豪華なメンバーが揃いました。特に今年は4歳馬に強力な馬が多く、最近のダート路線の充実ぶりがよく分かります。

そのようなわけでレースも4歳馬を中心に考えます。

本命はサンライズバッカス。前走4着と振るいませんでしたが、スタートで躓き、直線で囲まれ全く競馬になってなかったのでこれは度外視。なんと言っても武蔵野ステークスでの圧勝ぶりが東京マイルとの相性の良さを感じさせます。

またJCダートは5着でしたが、上がり36.1と勝ったカネヒキリより0.1秒速い足を使っており、位置取り一つで勝ち負けのレースでした。現在関東リーディング1位の柴田善臣騎手への乗り替わりもプラスに働きそうす。

対抗は昨年のJCダートの覇者カネヒキリ。次走予定のドバイワールドカップを意識してか、休み明けぶっつけというのが唯一気掛かりで◎ではなく、○にしました。とはいえ、ダート成績7.1.0.0と強烈な力の持ち主なのであっさり勝ってしまっても不思議ではありません。

シーキングザダイヤはJCダートからGI2着を連続3回と、非常に安定した力を発揮できるようになりました。ハイペースが予想されるだけに、先行してどこまで粘れるかが、課題です。

あとは差し馬有利の展開になったときに強烈な末脚で飛んできそうなタイキエニグマ、落鉄しながら平安S2着と力を見せたヴァーミリアンまで。

馬券は今年初の三連単で勝負です。そういえば最近フォーメーションというのを覚えました。便利な買い方ですね。

==結果==

1着○カネヒキリ

2着▲シーキングザダイヤ

3着 ユートピア

4着 ブルーコンコルド

5着△ヴァーミリアン

◇◇◇

直線に入ったときの各馬の脚色から最後は叩き合いになるかと思いきや、難なく他馬を3馬身突き放すカネヒキリの強さ。

ダートではカネヒキリが頭一つくらい抜けているかな程度に思っていましたが、完全に抜け出る強さを持っていました。

ドバイワールドカップが楽しみになる走りを見せてくれました。

シーキングザダイヤはいつも通りの安定した走り。安定だけではなくもう一つ売りになる強さがあればGIを取れるのですが。

ユートピアは1600m良く走ります。昨年の南部杯はシーキングザダイヤを抑えて優勝している訳ですし。見落としてしまいました。

本命にしたサンライズバッカスは道中良い感じで走っていたのですが、直線でばったり。どうしたのでしょう?ちょっと入れ込んでいたのが原因か?これで見切らずに次のレースも追っかけてみようとは思います。

フェブラリーステークスの今年の傾向は

 1.人気上位馬はやっぱり強い

 2.4歳、5歳でほぼ決まる

 3.最近連に絡んでなくても、実績のある6歳馬もチョロチョロ突っ込む

ってところでしょうか?

過去4年連続でフェブラリーステークスは当てていたので連勝記録ストップで残念。

来年は当てましょう。

レース回収率:0%

京都記念GII / 京都・芝2200M / 2006.02.18(土)

==予想==

◎デルタブルース、○サクラセンチュリー、▲ブルートルネード、☆マーブルチーフ、△トウショウナイト

【買い目】

 馬単フォーメーション〔◎○〕→〔◎○▲☆△〕の8点買い

◇◇◇

昨年のクラシックで2着、3着、4着と健闘したシックスセンスが出走してきました。暮れの香港ヴァースでも2着と好走しています。今回武豊騎手を乗せて人気になること確実。しかし馬券的な面白みがないのと、最近京都記念では1番人気が振るわないので消してみます。

変わって本命はデルタブルース。前走の有馬記念は11着と惨敗しましたが、スローペースで控える競馬をしてしまったことが原因。先行することも出来る馬なので、今回はペリエ騎手が上手く乗ってくれると信じます。

対抗はサクラセンチュリー。重賞勝ちも何度かあり、このクラスでは安定した走りを見せてくれます。前走から間隔が少し開きましたが、入念に乗り込んでいるようなので問題ないでしょう。

その他では、状態上向きのブルートルネード、京都での好走が目立つマーブルチーフ、昨年2着のトウショウナイトまで。

==結果==

1着 シックスセンス

2着○サクラセンチュリー

3着☆マーブルチーフ

4着 シルクフェイマス

5着◎デルタブルース

◇◇◇

いやー、シックスセンス強かったですね。クラシックすべて上位入着の馬はやはり強いです。

海外で古馬相手にGI2着の実績もありましたし、オッズが低いからといってそんな馬を敢えて切ってはダメです。

黙ってシックスセンスを三連単の頭にして、2着、3着に今回の予想を当てはめれば8点買いで6370円の馬券取れてた訳ですね。

なるほど!三連単はそうやって買うのか!勉強になりました。

ところで本命にしたデルタブルースは3角でペリエ騎手の手が早くも動いたので全然ダメだと思っていたら、直線もじりじり伸びて5着。

だいぶズブくなってます。

JC3着の実績もあったので3000m越えなくてもコースが合えば走る馬かと思っていましたが、古馬になってステイヤー色がさらに強くなっているように思います。ちょっと注意が必要ですね。

京都記念の傾向というか、今日の教訓は

 1.オッズを見て実力馬を切ってはダメ

以上!

レース回収率:0%

ダイヤモンドステークスGIII / 東京・芝3400M / 2006.02.12(日)

==予想==

◎フサイチアウステル、○トウカイトリック、▲ハイアーゲーム、△シャドウビンデージ、△ルーベンスメモリー

【買い目】

 馬連ボックス〔◎○▲△△〕の10点買い

◇◇◇

長距離戦にしては乱ペースになりやすいダイヤモンドステークスは展開が読みづらく難しいレースです。

まずトップハンデ57.5kgのファストタテヤマ。菊花賞2着、前走の万葉ステークスも57kgを背負って1着と実績はありますが、これは全部京都競馬場での話。東京では0.0.0.4と全く良いところがありません。

一方ペリエ騎乗で人気になりそうなフサイチアウステルはジリっぽいところがありなかなか勝ち切れませんが、安定感は抜群です。長い道中で脚を使わされ、最後はどの馬もバタバタになりやすいダイヤモンドステークスにおいて切れる脚はさほど重要ではありません。まさにこの馬向けのレース。ジョッキーの腕と馬の安定感を買って本命とします。

対抗はバテないけどなかなか伸びないトウカイトリック。前走の敗退で人気を落としそうなのでここは狙い目。4角先頭で粘り込む競馬が出来れば持ち前のしぶとさを発揮できるはず。

ハイアーゲームは東京競馬場との相性が抜群。去年は今ひとつぱっとしない成績でしたが、ダービー3着など素質は十分の馬。前走のAJC3着で調子上向きと見ました。距離がちょっと長いかなとも思いますが、他馬のペースに惑わされず直線で末脚を活かすこの馬本来のレースが出来れば十分勝ち負け出来ます。

その他では長期休養明けから3戦目で調子を上げているシャドウビンデージ、事故で片目を失いながらもひたすらに走り続けるルーベンスメモリーまで。

==結果==

1着 マッキーマックス

2着 メジロトンキニーズ

3着○トウカイトリック

4着 ハイフレンドトライ

5着 ファストタテヤマ

◇◇◇

毎年一番人気が負けてるレースですが今年もやはり負けましたという感じのレースでした。

乱ペースで最後はみんなバテバテになるという読みは当たってましたが、本命のフサイチアウステルもバテバテになってしまいました。ハイペースの流れで2番手を追走していたのが原因です。

菊花賞5着の実績でスタミナ的には大丈夫かと思っていましたが、毎年スローペースになる菊花賞ではステイヤーとしての本当の力は量れないのでしょうか?

一方、3着に入ったトウカイトリックはスタート出遅れ気味、相変わらず追っても追っ手も前に行かない馬なので、そのまま馬群中程でレースを進めたのが功を奏し、最後の直線での伸びにつながりました。

こちらは430キロ台の小柄な馬体からも分かるように、距離が伸びて力を発揮するいかにもステイヤーな馬です。

ただし切れる脚が全く無いので、スピード・スタミナ共に必要な天皇賞には手が届きそうにありません。しばらく長距離で適したレースがないので、5月終わりの目黒記念あたりに出てきたらまた注目したいと思います。

来年の為にダイヤモンドステークスの傾向をまとめておくと

 1.乱ペースになりやすい

 2.1番人気は不振、3番人気あたりがお手頃

 3.万葉ステークス組が活躍

 4.軽ハンデ馬が好走

といった感じです。

レース回収率:0%

共同通信杯GIII / 東京・芝1800M / 2006.02.05(日)

==予想==

◎フサイチリシャール、○アドマイヤムーン、▲ショウナンタキオン、△マッチレスバロー、△マルタカアーサー

【買い目】

 馬連流し◎→〔○▲△△〕 / 押さえに馬連○-▲ / ◎の単勝もきっちり買います

◇◇◇

今年のクラシックを賑わしてくれる豪華なメンバーが揃いました。

その中でも注目は朝日杯を先行して押し切ったフサイチリシャール。

芦毛の逃げ馬というだけで私はメロメロなんですが、走りの方も凄い。2走前の東スポ杯では前半3ハロン35.7で逃げておきながら、終いも34.0で走り抜ける完璧な走り。これでは後続は手も足も出ません。

今回競り掛けてきそうな馬も見あたらない為、単騎逃げで悠々と走れるのではないでしょうか。

対抗はアドマイヤムーン。個人的には今年のPOGでリストに上げておきながら取らなかったのを悔やんでいる馬。それはさておき、叩き2走目のここは十分上積みが見込めます。さらに鞍上には名手武豊を乗せてきました。抜け出すとソラを使う馬らしいですが、ゴール前まで先頭でフサイチリシャールが粘り混んでいるはずなので、最後まで気を緩めず走る姿が見られると思います。

▲ショウナンタキオンは左回りの東京でどんな走りをするかに注目。

あとはまだ底を見せていない、マッチレスバロー、マルタカアーサーまで。

==結果==

1着○アドマイヤムーン

2着◎フサイチリシャール

3着△マッチレスバロー

4着▲ショウナンタキオン

5着 ブラックバースピン

◇◇◇

ますますPOGで取らなかったことが悔やまれます、アドマイヤムーン。

フサイチリシャールがちょっと太めだったこともありますが、見事な差し切り勝ちでクラシック制覇へ向け万全の体勢であることを我々に示してくれました。

今後は素直に応援します。

フサイチリシャールは直線半ばで馬群に飲まれそうになりましたが、アドマイヤムーンが外から並び掛けてくるとそれに併せてもう一伸び。素質の高さは十分示してくれました。

しかし2着、なんだか自分の中ではこの馬のイメージがビワハヤヒデと重なってきています。ビワハヤヒデもこのレース2着でしたよね(来年のPOGでは弟を取っておきたいなぁ)。

そうそう、どうやら陣営の意向で今後フサイチリシャールはぶっつけで皐月賞に行くらしい。松田調教師の意向で皐月賞→NHKマイルC→ダービーと連戦するつもりらしい。一ファンとしては馬に無理はさせて欲しく無いのですが。

それから、ショウナンタキオンに騎乗の田中勝春騎手はちょっと追い出し早かった。もっとアドマイヤムーンを押さえ込んでいてくれれば私のフサイチリシャール単勝馬券も当たったのですが。

馬連当てましたがガチガチでマイナスです。払い戻しは馬連○-◎で230円でした。

レース回収率:23%

シルクロードステークスGIII / 京都・芝1200M / 2006.02.05(日)

==予想==

◎ディープサマー、○コパノフウジン、▲タマモホットプレイ、△アイルラヴァゲイン、△マイネルアルビオン

【買い目】

 馬連ボックス〔◎○▲△△〕の10点買い

◇◇◇

西でも私の大好きな芦毛の逃げ馬ディープサマーが出走です。ちなみに去年のPO馬。

重馬場だったデビュー戦で、その後札幌2歳ステークス勝ち馬となったストーミーカフェに大差で勝った実績があります。

さらに泥んこ馬場だった前走の淀短距離Sでの好走により、やっぱり『重馬場大好きな馬』であった事が確定しました。明日は晴れて良馬場の見込みですが、開催終盤で馬場も荒れてきているので再度の好走に期待します。

理想はエイシンバーリンが日本馬として初めて1分6秒台を叩き出した9年前のシルクロードSのようなぶっちぎりの逃げ切り勝ち。頑張れ!!

また、そろそろ世代交代の時期では?と思うので実績のあるキーンランドスワン、ギャラントアローは消してその他は4歳、5歳の勢いのある馬を選びました。

==結果==

1着▲タマモホットプレイ

2着△マイネルアルビオン

3着△アイルラヴァゲイン

4着○コパノフウジン

5着 タイキジリオン

◇◇◇

ディープサマー頑張りましたがゴール手前で後続馬の追撃に屈し悔しい6着。しかし1着との差は0.1秒、ほんの1/2馬身ほどです。好スタートで先頭に立った古豪ギャラントアローを4角出口で競り落とし、そのまま失速することなくゴールへ突き進む走りはなかなか見応えありました。

この後は高松宮記念でしょうか?当日雨が降ることを祈りましょう。

勝ったタマモホットプレイは上手くはまった感じもありますが最後はよく伸びてました。これで京都コースの成績は3.2.0.3。京都では良く走る馬です。

今回のレースで上位は4歳5歳が占めました。昨年末にCBC賞を勝ったシンボリグランも4歳。短距離界はいよいよ世代交代のようです。

払い戻しは馬連▲-△で3510円でした

レース回収率:351%

根岸ステークスGIII / 東京・ダート1400M / 2006.01.29(日)

==予想==

◎シルヴァーゼット、○サンライズバッカス、▲タイキエニグマ、★リミットレスビット、△テイエムアクション、△メイショウボーラー

◇◇◇

ガーネットステークスで痺れる走りを見せてくれた芦毛の快速逃げ馬シルヴァーゼットが出走です。強力な同型馬が内枠に2頭いるので激しい競馬になりそうですが、持ち前のスタートの良さで蹴散らしてしまいましょう。さらに逃げ馬の距離延長はペースが緩くなる分有利。本命シルヴァーゼットです。

先行勢はシルヴァーゼットにすべて競り落とされるというストーリーで考えると相手は追い込む脚のある差し馬から。

武蔵野ステークスではカネヒキリをも倒しているサンライズバッカス、ブラジルカップの差しっぷりがもの凄かったタイキエニグマ、初ダートで見事な差し切り勝ちを見せたリミットレスビット、叩き2走目のテイエムアクション、やっぱり抑えて置いた方が良さそうなメイショウボーラーまで。

買い目は◎からその他へ馬連流し及び、押さえに○-▲、○-★の馬連。

==結果==

1着★リミットレスビット

2着▲タイキエニグマ

3着 トウショウギア

4着○サンライズバッカス

5着◎シルヴァーゼット

◇◇◇

信念を貫き通して惚れた逃げ馬を軸にして散りました。しかし5着、よく頑張っています。

バテはしないけど突き放す脚が無いので差されてしまうタイプですね。直線にはいるまでに2馬身程のセーフティーリードを確保しておければベスト。フェブラリーSに出てきたら再度応援。

勝ったリミットレスビットはダートに路線変更して重賞を2連勝、もうちょっと早く路線変更しておけば良かったですね。

1番人気で4着に敗れたサンライズバッカスはスタートで躓き、直線で囲まれ、実力を全く発揮できていません。直線でもう少し前が開いてくれれば2着は確保できたはず。そうすれば私の馬券も当たったのですが・・・。それはさておき、今日のレースぶりから叩き2走目となるはずのフェブラリーSはさらに調子を上げてくることは必至、要注意です。

レース回収率:0%

阪神牝馬ステークスGIII / 阪神・芝1600M / 2006.01.29(日)

==予想==

◎マイネサマンサ、○レクレドール、▲ヤマニンシュクル、△ディアデラノビア、△チアフルスマイル

◇◇◇

出走メンバー中瞬発力が最も高そうなマイネサマンサを本命。ただし気まぐれなところがあるので、それが気掛かり。

対抗はレクレドール。ペリエとのコンビ2戦目で力を発揮しそうです。ただしこの馬も気まぐれなところがあり少々気掛かり。

▲はヤマニンシュクル。久々のマイルをどうこなすかがポイント。

押さえは、金杯組のチアフルスマイル、ディアデラノビアまで。

買い目は軸2頭◎、○からその他へ馬連流し。

==結果==

1着◎マイネサマン

2着△チアフルスマイル(2着同着)

2着 メイショウオスカル(2着同着)

4着▲ヤマニンシュクル

5着△ディアデラノビア

◇◇◇

3角で先頭に立っていた◎マイネサマンサがそのままゴールまで押し切りました。以前はかなり気まぐれな感じで勝ったり負けたりを繰り返していましたが、近頃は安定感が増した感じです。

2着は○チアフルスマイルとメイショウオスカルの同着でした。今年やっと馬券を取れたというのに、おかげで配当が低くなってしまいました。

払い戻しは馬連◎-△で1410円でした。

レース回収率:201%

東京新聞杯GIII / 東京・芝1600M / 2006.01.28(土)

==予想==

◎オレハマッテルゼ、○アルビレオ、▲キネティクス、△インセンティブガイ、△グランリーオ、△メイショウオウテ、?キングストレイル

◇◇◇

前走の京都金杯では外を回って流れに乗れず、直線でも前を塞がれて全く競馬になっていなかったオレハマッテルゼに再度注目します。東京コースは4.3.2.1、着外は速い流れにやられたGI安田記念のみと抜群の相性です。

対抗は同じく前走の京都金杯でスローペースの中後方からよく伸びて3着に入ったアルビレオ。

▲キネティクスは絞れるかどうかがポイント。昨年のこのレースではハットトリックの2着と実力はあるので明日の馬体重に注目。

?を付けたキングストレイルも絞れていれば買いです。490キロくらいまで絞れていれば良いのですが。

買い目は◎からその他へ馬連流し及び、押さえに○-▲の馬連。

==結果==

1着 フジサイレンス

2着◎オレハマッテルゼ

3着△インセンティブガイ

4着○アルビレ

5着 ペニーホイッスル

◇◇◇

またもや1着が抜けました。フジサイレンスは『左回り得意なので要注意』と新聞に書き込んでいながら買えませんでした。詰めが甘いですね。

2着から3着に入った馬は予想通りの良い走りでした。

▲をつけたキネティクスは絞れていましたが、完全に調子を落としているようです。しばらくは買わない方が良さそうです。

?のキングストレイルはまだまだ太い感じです。休み明けにいきなりセントライト記念を勝ってしまった実力馬なので今後も注意はしていきたい一頭です。

レース回収率:0%

アメリカジョッキークラブカップGII / 中山・芝2200M / 2006.01.22(日)

==予想==

◎グラスボンバー、○フサイチアウステル、▲オペラシチー、△ユキノサンロイヤル、△ハイアーゲーム

◇◇◇

土曜日の降雪で馬場が重たくなりそうなので、道悪巧者のグラスボンバーを本命。

対抗はフサイチアウステル。先週の日経新春杯の勝ち馬アドマイヤフジとの対戦を見ると、すべて上位の着順となっています。初の古馬重賞となる今回でも十分通用するでしょう。

買い目は◎からその他へ馬連流し及び、押さえに○-▲の馬連。

==結果==

1着シルクフェイマス、2着○フサイチアウステル、3着△ハイアーゲーム

◇◇◇

全然当たりません。当たらないから競馬は奥深くて面白いのですが、来週当てないと1月全敗になってしまいます。

2着から6着に○△◎▲△の順で綺麗に並びました。しかし1着が抜けてしまいました。競馬は1着を当てられなくてはダメですよね。

その1着はシルクフェイマス。一昨年あたりはGIでも連に絡んできた馬なので力があるのは分かっていましたが、昨年のパッとしなかった成績では、さすがに買えませんでした。

「半年の休養」、「叩き2戦目」、「乗り替わり」と条件が揃っての復調でしょうか?競馬は奥が深いです。

2着のフサイチアウステルは最後ちょっと脚を余したような感じでした。いつ重賞を取ってもおかしくない力を持ってます。次走も要注意です。

日経新春杯のアドマイヤフジと今回のフサイチアウステルのレースぶりを見て、昨年の菊花賞上位馬と上の世代との力関係がだいぶ分かりました。京都記念、中山記念など菊花賞上位馬が出てきそうなレースが来月以降控えています。今回の結果をしっかり覚えておかないといけませんね。

レース回収率:0%

平安ステークスGIII / 京都・ダート1800M / 2006.01.22(日)

==予想==

◎ヴァーミリアン、○ドンクール、▲アンドゥオール、△ヒシアトラス、△ベラージオ

◇◇◇

非常に難しいメンバー構成です。勝ちそうな馬が何頭もいて目移りするのですが、混戦のレースではジョッキーで選ぶのが一番と思っているので武豊騎手騎乗のヴァーミリアンを本命に。ラジオたんぱ杯の勝ち馬ということで芝での活躍が期待されていましたが、ダート転向後の2連勝から適正はダートにあったようです。ここもそつなく走ってくれるでしょう。

対抗はドンクール。カネヒキリには大分差を付けられてしまいましたがこの馬も昨年の3歳ダート路線を盛り上げてくれた一頭です。去年の暮れにはヴァーミリアンとハナ差の接戦を演じたこともあります。3ヶ月の休養でリフレッシュして再度ヴァーミリアンに挑戦です。

買い目は◎からその他へ馬連流し及び、押さえに○-▲の馬連。

==結果==

1着タガノゲルニカ、2着◎ヴァーミリアン、3着ハードクリスタル

◇◇◇

ヴァーミリアン、+20キロでした。ちょっと重たかったですね。それでも頭差2着はさすがに力あります。次走はフェブラリーSでしょうか?ちょっと短いか?出てくるならきちっと絞ってくるでしょう。

そのヴァーミリアンを抑えて1着に入ったのはタガノゲルニカ、ダートで5連勝です。タガノゲルニカもヴァーミリアンと同じ4歳馬。カネヒキリ、サンライズバッカスも控えてますし今年のダートは4歳馬の層がなかなか厚い。フェブラリーSが楽しみになりました。

レース回収率:0%

日経新春杯GII / 京都・芝2400M / 2006.01.15(日)

==予想==

◎トウカイトリック、○マーブルチーフ、▲エルノヴァ、△キョウワスプレンダ

◇◇◇

まず、休養明け&トップハンデの二重苦を背負わされたインティライミは中途半端に△とかにせずサクっと消しました。あっさり勝ってしまう可能性もありますが、そのときは「やっぱり強かったね」ということで諦めます。

本命は順調に使い込まれたトウカイトリック。スローペースになりそうなメンバー構成ですが、「テンからガンガン行く(芹沢騎手)」らしいので、展開面で有利になりそうです。

1枠に入ったマーブルチーフも同じく前の方で競馬が出来るので展開を考えて対抗に。

その他では武豊騎手を乗せてきた藤沢厩舎のエルノヴァ、屈腱炎からの復帰後着実に調子を上げているキョウワスプレンダまで。

買い目は深く考えず、◎○▲△の馬連ボックス及び、三連複ボックスの10点買い。

==結果==

1着アドマイヤフジ、2着スウィフトカレント、3着インティライミ

◇◇◇

休み明け、トップハンデのインティライミも頑張りましたが、勝ったのはアドマイヤフジ。予想が全く反対の方を向いていたのでかすりもしませんでした。◎トウカイトリックはテンから行こうにも鞍上がいくら押してもなかなか前に出られず3番手追走。直線ではバテてはいないものの決め手の差で6着敗退。底を見せてしまった感じです。

レース回収率:0%

ガーネットステークスGIII / 中山・芝1200M / 2006.01.08(日)

==予想==

◎ブルーコンコルド、○オフィサー、▲ケイアイメルヘン、×コパノフウジン、△テイエムアクション、△リミットレスビッド

◇◇◇

力上位のブルーコンコルドがハンデ戦という事で59kgも背負わせれました。

58kgで出走したハンデ戦のシリウスSでは0.1秒差で勝利。もしこのとき59kgで出走していたとすれば1kg増=0.2秒遅れとなるので負けていた可能性があります。

ただし、3着馬には0.3秒の差を付けていたので悪くても2着は死守していたでしょう。

さらにJBCスプリントでの1.0秒差圧勝という能力の裏付けも十分なので連軸としてブルーコンコルドを本命とします。

ハイペースで先行馬には厳しい流れが予想されるので相手は決め手のある差し馬から。

相手筆頭はオフィサー。500万、1000万と連勝し、ブラジルカップでの差のない2着。上がり34秒後半から35秒台の決め手を持っています。

3番手は軽量52kgのケイアイメルヘン。こちらは1000万、1600万と連勝しとても勢いがあります。

その他では、貴船Sでケイアイメルヘンに頭差のコパノフウジン、栗東Sでブルーコンコルドに0.1秒差まで迫ったテイエムアクション、初ダートで未知数のリミットレスビッドまで。

買い目は◎からその他への馬連流し、及び○、▲、×のBOXワイド。ワイドというと何だか弱気に聞こえますが、最終目標が回収率107%なので手堅く(馬連とワイドの両方当てるつもりではいますが)。

==結果==

1着△リミットレスビッド、2着シルヴァーゼット、3着×コパノフウジン

◇◇◇

◎ブルーコンコルドは馬体重+15kgと絞れず出走してきました。これでは斤量が59kgがどうとか以前に力の出せる状態ではありません。案の定レースの流れに乗れず5着敗退。最終目標がフェブラリーSなのは分かりますが、レースに出る以上もう少しきちっと仕上げて欲しいものです。

それはともかく、このレースで最大の見逃しはシルヴァーゼット。こんなにも粘りのある芦毛の逃げ馬を消してしまうとは。「内枠の逃げ馬はロス無く回れて最も有利だからとりあえず買っておけ」というのが私の馬券哲学のはずが不覚です。フェブラリーSに出てくるようなら押さえておかないといけません。距離が持たないとか言われそうですが、逃げ馬の距離延長はペースが落ち着いて楽に逃げられる分有利になります。ちょっと調べたら過去にシンザン記念4着という成績もあるので距離は何とかなるでしょう。とにかくフェブラリーSでは押さえます。

レース回収率:0%

中山金杯GIII / 中山・芝2000M / 2006.01.05(木)

==予想==

◎アサカディフィート、○カンファーベスト、▲ワンモアチャッター、△ダンスインザモア、△カナハラドラゴン

◇◇◇

明日は仕事だというのに競馬の予想してます。2006年も競馬は金杯から、まずは中山金杯。

中山金杯のイメージというと、わりと高齢の馬がゴール前で猛烈に追い込んできて大混戦で終わるといった感じ。

イメージ通りに高齢で差し脚鋭い馬から選んでみました。

本命は今年で8歳現役続行のアサカディフィート。今年も末脚に賭ける熱い走りをお願いします。

対抗は今年で7歳こちらも現役続行のカンファーベスト。着実に掲示板に食い込んでくる堅実な走りが魅力です。

▲は昨年重賞初制覇で今年は充実の6歳ワンモアチャッター。

その他では、叩き三走目のダンスインザモアと、カナハラドラゴンまで。

==結果==

1着ヴィータローザ、2着◎アサカディフィート、3着△カナハラドラゴン

◇◇◇

予想通り高齢馬達がゴール前で猛烈に追い込んできて大混戦。

私の本命8歳馬アサカディフィートも最後方から直線一気のゴボウ抜きで、飛んできましたがハナ差届かず。

勝ったのはノーマークのヴィータローザ、薔薇の一族御健在でした。

3着には△カナハラドラゴンも飛んできて、予想はイイトコついてたんですが、競馬は1着を当てることが出来なければダメですね。7歳、8歳の高齢馬にばかり目がいってしまって、ヴィータローザの存在にすっかり気づきませんでした。

正月明けで注意力散漫です。

レース回収率:0%

京都金杯GIII / 京都・芝1600M / 2006.01.05(木)

==予想==

◎オレハマッテルゼ、○キネティクス、▲ペールギュント、△ディアデラノビア、△ニューベリー、△アルビレオ、△エイシンドーバー

◇◇◇

続いて京都。

京都金杯のイメージは、力のあるマイラーが着実に勝ち上がるといった感じ。

本命はキャピタルSを1分32秒9という好時計で勝ったオレハマッテルゼ。キャピタルSでも私の本命でした。強烈にレースを引っ張る逃げ馬が不在の為、前々で競馬の出来る同馬が有利と見ました。

対抗はハイレベルだった昨年のマイルCSで0.5秒差の9着と健闘したキネティクス。京都コース4勝というコース適正の良さにも注目しています。

▲のペールギュントは叩き3走目でそろそろ走り頃では?

==結果==

1着ビッグプラネット、2着△ニューベリー、3着△アルビレオ

◇◇◇

ビッグプラネットがマイペースで逃げ切ってしまいました。よく見るとこの馬、昨年のマイルCSで0.4秒差の7着。キネティクスなんて買わずこっちを買うべきでした。注意力散漫です。

本命のオレハマッテルゼは4角で外々を回された上、直線で前を塞がれて競馬になってませんでした。

中山に続いて京都においても「2・3着は当てるも1着当たらず」でした。

レース回収率:0%