C61爆走-2 (上越編)

2011年6月4日(土)
試運転を終えたC6120号機は、2011年6月4日から「快速SLC61復活号」として本運転を開始しました。
初日の4日は高崎駅にて出発式のセレモニーが執り行なわれました。
来賓として、復元作業のドキュメンタリー映像(7月にNHKで放送予定)を撮影した山田洋次監督が「感慨無量。蒸気機関車は科学技術の発達が人類の進歩に結び付いていた時代のシンボルだった・・・」とあいさつしました。
野原敏夫大宮総合車両センター所長(左)から相京富士夫高崎車両センター高崎支所長に車両検修の引継ぎとして点検ハンマーの引渡し式。テープカット
。そして松本和之高崎駅長(右)と一日駅長の大沢正明群馬県知事の「発車」の出発合図で、6両の客車に約400人の鉄道ファンを乗せたC6120号機は、煙を勢いよく吐き出しながら発車して行きました。




松本高崎駅長(右)と一日駅長の大沢知事の「発車」の合図で出発。左端はマスコットのぐんまちゃん。



群馬総社付近 9733レ(D200 28〜105ミリ) 2011.6.5
直線区間、C61はトップスピードでやってきた。
105ミリ→28ミリにズーミングしながら30分の1秒で撮影しました。



7月2日(土) SL大集合
群馬デスティネーション(2011年7月〜9月))の開幕を記念して7月2日(土)の初日は、JR東日本所属のSL、
D51498号機、C57180号機、C6120号機が高崎駅に集合しました。
上越線(水上行き)「快速SLググっとぐんまみなかみ号」はC6120号+C57180号(写真左)がばんえつ物語編成を牽引。
信越線(横川行き)「快速SL・ELググっとぐんま碓氷号」はD51498号(写真右)が旧客を牽引し高崎駅を同時に発車しました。




8月27日(土) D51とC61の本線上のすれ違い。
8月27日(土)はD51498号牽引の「快速SLみなかみ1号」が9:46分高崎駅を12系客車を牽引し先発し水上に向かいます。
帰りは「快速SLみなかみ2号」として13:24分水上駅を発車して高崎に戻ります。
C6120号は「快速SLレトロみなかみ3号」として11:50分に高崎駅を出発し水上に向かいます。
予定では13:38分頃に後閑〜上牧間の後閑寄りの築堤の本線上ですれ違うというイベントが行なわれました。

後閑駅を2分遅れで発車したC6120号牽引の「快速SLレトロみなかみ3号」が旧客6両を牽いて、後閑の築堤を登ってきました。
(D3 70〜200ミリ×TC14使用)

約200人の鉄道ファンが築堤下の農道に集まりましたが、ベイシア月夜野の裏、集落の向こう側ですれ違ったため、屋根越しの煙しか見えませんでした。D51498号機の運転室に添乗していたJR・Eの嘱託カメラマンの写真が楽しみです。

13:40分、C6120号が牽引する「快速SLレトロみなかみ3号」(写真・上)の客車最後尾通過直後、D51498号が牽引する「快速SLみなかみ2号」(写真・下)が、C61の残煙でけむる後閑の築堤に現れました。
農道より一段高い「たかだクリニック」の駐車場の隅をお借りして、ハスキーの大型三脚に300ミリをセット、3段脚立に登り、D7000で定点観測しました。直前まで定点(植木の位置)が決まらない定点観測撮影は初めてでドキドキものの撮影でした。
また、D51の運転席にいたカメラマンを拡大できたのは、4928×3264ピクセルというD7000の解像力が成せる業だと思います。




水上駅を発車する「快速SLレトロみなかみ4号」 (D7000 70〜200ミリ×TC14使用)

水上駅には100人を超す鉄道ファンが発車を見送った。運転室の機関士さんも手を振り返してくれたのはうれしかった。
 (D3 28〜105ミリ使用)





群馬総社付近 「快速SLレトロみなかみ4号」 (D7000 70〜200ミリ×TC17使用)
左カーブの外側から、510ミリ→180ミリ→510ミリにズーミングしながら30分の1秒で撮影しました。



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