2003年1月から3月の記録


2003/3/21-23 21日浅草と秋川へお墓参りの梯子してから、山荘に行きます。関越道は朝から込んでいる様子、遅いお昼を高坂SAで思い入ったのですがすごい混雑でラーメンを食べる席がありません。器を持ってうろうろする始末でした。
別荘地に着くまでは、道路に雪は無くほとんど乾いています。別荘地内の道路は前回よりずっと雪は少ないですが、それでも所によっては厚く固まっていますので油断はできません。
小屋の庭の積雪も大分低くなってなってきました。ガーデンテーブルや椅子の上の部分が出てきましたので50センチぐらいでしょうか。

餌台に来るガラの仲間が前回よりさらに少なくなっています、遂にゴジュウカラの姿は見ませんでした。しかし、今回が初めて見る鳥にでくわしました、庭を番?で歩いています。大きさは、コガラを少し太らせて尾を短くした感じ、色は全体的には黒っぽい印象で、胸から腹にかけて、ツグミのような縦に黒い斑点が連続しています。また、羽の一部がカワラヒワのように黄色がかっていますが、羽を広げてもカワラヒワのような鮮やかな黄色はありません。マヒワにしては全体が暗い感じがします。なお、嘴は暗い色です。
今回は別荘地内を散歩している折りに良くヤマドリを見かけました、今年は数が多いのでしょうか。


日曜日に最近温泉を掘り当てたと云われている別荘地内にあるホテル・グリーンプラザのお風呂に入ってきました。午後2時頃ですと貸し切り状態で、露天風呂にも悠々と入浴できて気分は最高です。このお風呂のある建物の直ぐ傍に大きな櫓があり、これが温泉掘り当てた井戸でしょう。何かパイプを抜く作業をしていましたが、一瞬お湯?があふれ出るの見ることが出来ました。
2003/3/8-9 例によって金曜日の夜、山荘に着きました。大変な雪の量です、小屋の前の道は除雪しありましたが、道の端の雪の高さは1メートル以上あります。幸い駐車場の入口部分も除雪してありましたので車を敷地内に入れることが出来ました。翌朝、庭を見るとデーブルや椅子は雪に埋まっています、庭の積雪も1メートル近くありそうです。
小屋を建ててから8年ぐらいになりますがこんなに雪が多いのは初めてです、私の小屋の屋根は勾配がきついので雪はほとんど落ちていますが、付近には70,80センチ積もっている山荘も多くあります。
8日、9日と風は強いものの比較的日差しに勢いがあり、いよいよ春が来ているなと感じられます。


餌台に来る、ガラの仲間特にシジュウカラの様子が変わってきました。あまり餌を取り来ません、以前は腹をこわすのではないか思うほどひっきりなしに餌を取っていきましたが。見ていると2羽一組で飛び回っています、繁殖に向けての行動が始まっているのでしょうか。
今回は、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラは来ましたが、ゴジュウカラは姿を見せませんでした。餌台に現れるガラ類の数は2月に比べるとかなり減少しています。
その代わりに、アトリや特にカワラヒワが餌台に良く来ています。カワラヒワは一見地味な鳥ですが、飛ぶときに羽の下の黄色がはっとするほど鮮やかです。
珍しくヤマドリが餌台の近くを歩いていました、直ぐに近くの藪に入ってしまいましたが、首筋が赤く綺麗な鳥でした。
待望のオオマシコが来てくれました。5羽の団体です、赤い色の濃い鳥が2羽、薄い色の鳥が3羽、写真の鳥は薄い色やつです。多分こいつはメスでしょう。オオマシコのねらいは、庭のハギの実で、ホバリングをしたり、ジャンプしたり、細い枝にしがみついたりしながら啄ばんでいます。そして、餌台のヒマワリまで食べにくそうに食べています。今回は庭に長居してくれたので良く観察する事ができました。
2003/2/22-23 22日は鹿沢ハイランドでスキーです、今回は職場の仲間も来ていてスキー場で待ち合わせです。久しぶりに思い切って第三リフトリフトを使って一番上まで行きましたが、着いた途端に後悔です。雪は豊富でブッシュなど出ていないの良いのですが急勾配なので不整地なのは当然としても、ギャップが深く手に負えません、這々の体でズリ降りてきました。スキー場でお昼を食べた後彼らと別れて小屋へ帰ってきました、若い人の体力にはかないませんから。
今回は珍しい野鳥にが小屋にやってきました。一つは、キクイタダキです。2羽で来て生け垣のイチイのところでチョコチョコと飛び回っています、少しもジッとしていないし、イチイの葉に隠れるようにしているので3メールぐらい先にいるのですがはっきり見るのは苦労します、メジロを小さくして体色を濃くした感じで頭の頂上がオレンジ色をしていました。
もう一つは、初めて見る鳥で、ベニヒワです。庭のシラカバの梢付近で実を5,6羽で啄んでいました。大きさはシジュウカラぐらい 体は灰色より白に近くごま塩のような斑点が見えます、胸のあたりが赤みがかっているのもまじっています。何よりも特徴的なのは頭のてっぺんがまるでアカゲラのように真っ赤なことです。何の鳥か分からず、慌てて図鑑を見て同定しました。
また、鳥の事故です。23日、今度は写真のヒガラ君がベランダのガラス戸に激突しました。かなり酷く衝突したようでベランダの床で仰向けになって足を痙攣させてました。一応起こしてやって様子を見てましたが、暫くして気が付いたようですが羽を痛めたのか飛べず、ピョンピョンと跳ねながら庭の隅の方に行ってしまいました。夕方にはまだ庭にいました、この夜雪が降りましたが無事に飛び立てただろうか心配です。
2003/2/8-10 ほぼ一ヶ月ぶりに小屋にやってきました。先週までの寒さは何処へやらで、暖かく春先のようです。でも積雪は思っていたより多く、駐車場の雪かきで一汗かいてしまいました。道路の両脇は除雪した雪の壁が1メール近い高さになっています。私の小屋は屋根の勾配がきついので屋根に雪はほとんど落ちていますが勾配のゆるい別荘は60-70センチ積もったままです。
9日には例によって鹿沢で2時間だけ滑ってきましたが、雪が重くて疲れました。
餌台には、何時ものガラの仲間やゴジュウカラ、アトリがやってきます。近頃、シメが良く現れます、アトリや写真のミヤマホウジロと一緒になって餌台の下でウロウロしています。
また、大型のアカゲラやカケスも餌台のヒマワリの種をねらってきますが、餌台が半分壊れかかっているので重さで倒壊しないか心配です。
それから、散歩の帰りに小屋の近くで野兎を見かけました、良く足跡や糞は見かけるのですが本体を見たのは初めてです。灰色と褐色の混じった色をしていて、思っていたより大型でたくましい姿をしていましたが、一瞬の間に駆け去ってしまいました。
2003/1/10-13 10日の夜、小屋に着いたのですが玄関灯が点いていません、イヤな予感です。なんと水出しが終わっていないのです、慌てて管理事務所に電話しますと、当直の方が云うには11日に到着することになっているとのこと、これは一大事です。私は確かにいつものように金曜日の夜行くと云ったつもりですが、11日と云ったかもしれずマイナス9度の世界でしばし呆然とします。当直の人は作業の大半は終わっていて止水栓で止めてあるだけかも知れないので試して下さいとのこと、裏の水抜きコックが閉めてあるので、そうかもしれないと祈る気持ちで止水栓を開けると配管にシューっと水が流れ込む音がします。急いで小屋に入って各水道栓がきちんと閉まっている確認したり、ボイラーのスイッチを入れたり大騒ぎでしたが、無事水が出てホッとしましました。こんなことは初めての体験で、今後は言い間違いのないよう気を付けよう。
11日と12日は鹿沢ハイランドスキーに行きました、例によって朝飯を食べてから出発して、2時間券で滑ってお昼には小屋に帰ってきます。最近は2時間もやればもう十分で、翌日足が少し痛いぐらいです。このシーズンに入ってから思うのですがボーダーの数が減ってスキーヤーの割合が増えたような気がするのですが、どうでしょう。単に若い人たちは今が丁度受験期であるため来ることが出来ないだけと云う意見もありましたが。

やっと良く「ベニマシコ」を見ることが出来ました。1羽だけで来ていましたが5分ぐらい居てくれたので良かったです。
餌台にはいつもガラの仲間のほか、アトリ、シメ、ゴジュウカラ、ミヤマホウジロ、アカゲラ、カケスがやってきました。何と言っても大きな顔をして餌を漁っているのはアトリで、仲間同士でも空中戦して縄張りを守ろうとしています。
2003/1/4 朝起きたら12,3センチ雪が積もっています。このところ暮れから毎夜のように雪が降っていますね。 庭の深いところでは30センチを越えています。管理事務所の大型除雪車も連日の出動で大変です。
明日の朝帰京しようかと思っていたのですが、天気予報で今晩さらに大雪が降りそうな事を言っていたので急遽今日の午後帰ることにしました。
道中かなりの渋滞を覚悟して出発したのですが、練馬の出口で酷い渋滞に遭ったほかは意外と順調でした。

この写真はシメですが、少し元気がないように見えませんか?実は今日私の見ている前で窓ガラスに激突して雪の中に落ちてしまったのです。死んでしまったかと思いましたが、僅かに首や羽を動かしています。手で掴むと逃れ様として少し動きますが暴れるほどではありません。そおっと掴んで傍の枝に留まらせてやると「ボォー」としたような感じで枝に留まっています。すぐ傍にカメラを持っていっても反応しないほどです。暫く、15分ぐらいでしょうか、時間が経ったら何処ともなく飛んでいったようです。人間で言う「脳震盪」状態だったのでしょうか。とりあえず良かったです。
2002/12/29-2003/1/3 今年はいつもよりも早く、29日にこちらへ来ました。途中「ツルヤ」で買い物、今回は越年、子供たちも集合するし、普段の数倍の出費です。道路の雪は北軽側に来るまでは路肩にある程度でしたが、峰の茶屋を過ぎると凍結した路面になります。
30日は、近くの知り合いの山荘にお呼ばれして忘年会となりました、「水餃子」と「八海山」が美味しかったですね。
31日には子供たちが集まってきました、小屋も久しぶりに賑やかです。夜遅くなるまで宴会が続きます、私達夫婦は生活のリズムが昼型なので早く寝ましたが、子供たち(と言っても30歳前後ですが)は明け方近くまで起きていたようです。どうも生活のテンポが合いません。
元日は昨夜以来の雪で真っ白、長男と次男は昼過ぎに早くも帰京です、若い人たちはやる事が多いんでしょうか、正月ぐらいのんびりしてても良いのになと思いますが。
2日には長女夫婦が帰ります、昨夜も雪が沢山降りました、管理事務所の除雪車が別荘地内の除雪をしています。午後長女夫婦を万座鹿沢口駅に送っていきます、帰りに「コメリ」によって残り少なくなったヒマワリの種を買います。餌台に置くそばから食べてしまうのできりがありません。
3日は午前中は小雪まじりの曇りで暖房を入れても室温がなかなか上がりません、午後からは日が差してきて室温も上がってきました、太陽のエネルギーを実感します。 夜半に入っても雪が降り続いています、4日帰る予定でしたが帰れるかな。

暮れから正月にかけての野鳥の飛来状況ですが、餌台にはシジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、シメ、ヒガラそしてたまにアカゲラ、カケスがやってきています。そして最近大きい顔をしているのはアトリです、6,7羽の集団でやってきます。多い時はこれら鳥が餌台の周辺に十数羽たむろしています。
餌台には来ませんが庭の木に来た野鳥は、ヒレンジャク、キレンジャク、ミヤマホオジロ、ベニマシコ、ウソ(写真)、コゲラ、エナガです。ことしはマシコの仲間が少ないようです、見かけても1羽程度それも短時間です、昨年のように団体では来てくれません。