2001年7月から9月の記録



2001/9/22-23 この三日間は本当に良いお天気が続きました。そこで、22日にはテニスクラブのTご夫婦と一緒に黒斑山に久しぶりに登ることにしました。
今回は、浅間山登山の規制緩和もあり、黒斑山から蛇骨岳へ回り所謂裏コースを使って下山しました。登山道の周辺には、赤いゴゼンタチバナの実と白いシラタマノキがあって綺麗でした。
お天気が良くて眺望がきき、雪をかぶった富士山や八ヶ岳、槍ヶ岳などくっきりと見えています。目の前の浅間山にも大勢人が登っています、前掛山だけではなくて噴火口の近くにまで人がいます。
今度機会があれば、浅間山本体にも登ってみたいと思いました。なお裏コースの下りは長く、かなり膝にきてしまいました。
翌日はテニスを予定していたのですが、朝起きたら膝がひどく痛くてテニスどころではないので、止めました。他の三人は何でもない顔をしているので、自分の体力の衰えに愕然としました。でも次の日にはほとんど痛くなくなりましたので、一安心です。やはり体重を落とさないと山の下りはきついです。

山荘の庭で今咲いているのは、ヒメヒゴタイ、リンドウ、ヤクシソウ、ヤマラッキョウです。木々の葉は少なくなってきました、今年の紅葉はどうでしょうか。山のナナカマドなどは赤く実を付けているものが少なく、葉は紅葉せず枯れ込んでいます。
庭のサクラは赤く色づいていますが、リョウブやカエデが綺麗に紅葉するか心配です。
日曜の朝は冷え込んで鳥が水浴びをする水盤の水に薄氷が張り、朝5時半で外気温は0度です。そこで、植え込んであったハーブのうち寒さに弱そうなやつは、掘り起こして東京に持ち帰ることにしました。

餌台観察日記
何時もガラの仲間のほか、ゴジュウカラの番が餌を取りに頻繁に来ます。また今シーズンはじめてカケスが餌台に来ました。
2001/9/1-2 今回は職場の仲間二人とテニスの合宿と言う名目で山荘に来ました。かみさんは東京に用事があって来ませんでしたので。
月末の対抗戦のための練習でしたが、三人ではダブルの練習にならず、乱打を中心の練習でした。それでも二日間にわたって、今井コートで練習したので、少しは練習した気になりました。
2001/8/26-27 久々に義理の姉達を連れての山荘行きです。このところ天気が安定しません、曇りがちでときおり日が差したかと思うと雨が降ってくる変な天気です。
そんなことで、何処も出かけられず庭の草取りになってしまいました。
庭にはびっこているオオマツヨイグサやコウゾリナを抜きます、終わったら大分庭がすっきりとしました。 ススキやオミナエシが目立ってきました、秋の気配が濃厚です。
前回来たときから、餌台にガラの仲間達が良く集まるようになりました。よく見ると変わった鳥が混じっています。センダイムシクイやホオジロもいます。ヒマワリの種を食べているかどうかは分かりませんが。
2001/8/3-5 夏期浅間高原巡回バス(嬬恋リゾート号)に偶然のりました。新特急草津号で万座鹿沢口に着いたのですが、ボーとしていて軽井沢行きの西武高原バスに乗り損ないました。次のJRバスまで時間があるので損した気分でいたのですが、バス乗り場を見ると見かけないバスが「嬬恋リゾート号」なるゼッケンをつけて停まっているではないですか。何か団体用のバスかなと思っていましたが、駅の切符売り場のカウンターに何気なく「夏期浅間高原巡回バス(嬬恋リゾート号)運行時刻表」なるゼロックス刷りの資料が数部置いてあり、これを見ると、どうやら役場がチャーターしたバスのようです。ルート図も付いていて、これを見ると何と私の山荘の近くに停留所ができています。早速このバスに乗り込み無事山荘に着いた次第です。
私は、年間を通じて良く山荘を利用している方ですし、地元情報についても嬬恋村役場のホームページなど時々見て参考にしてきましたが今回のこのバスの件については全く情報はありませんでした。
このバスのルートは、観光施設というより大規模な別荘地を巡回するコースであり、ターゲットは別荘やペンションを利用する人なのでしょうが、このPR不足はどうしたのでしょうか。せっかくの良い企画も利用されなければ、意味がありませんね、この同じバスに駅から乗ったのは私を含め2名でした。
リニュアルされた役場のホームページには8月6日現在どこにも記載されていないようです。このバスの担当もホームページの担当も企画課なのでしょうから、もう少し考えようがあるのではなでしょうか。
4日の午前中はは、同じテニスクラブの仲間がいわゆる「軽トー」に出ているので、仲間と一緒に軽井沢会のコートへ応援に行きました。試合は惜しくも準決勝で負けましたが、良い試合でした。
午後は、仲間と今井コートでテニスです、曇っていて涼しかったので体はらくでした。
夜には、二男が一泊の予定で友人を連れて遊びにきました。今回はお客さんの多い週末でした。

庭の草木も若干水不足でしょうか、それとも例年になく暑いせいでしょうか、少し疲れた感じに見えます。ヤマユリが咲きそうでなかなか咲きません一杯蕾を付けているので咲けば豪華だと思うのですが。
久しぶりにイカルの番が庭にやってきました。ガラ類は水盤の水浴びにときどきやってきます。大規模な混群が朝か夕方やってきます、混群の中にまだ巣立ったばかりみたいに小さい体の模様もハッキリしない鳥も混じっています。
2001/7/27-29 28日に久しぶりに高峰山へ行って来ました。湯の平へ行こうと思ったのですがお天気がすっきりしないので、花に期待をして高峰山にしました。
車坂峠の駐車場が出発点ですが、この駐車場の直ぐ脇からもうお花畑になっています。ご覧のように今はニッコウキスゲ一杯に咲いています。
ここの車坂峠から、左へ行けば黒斑山、右へ行けば今回の登ると言うか歩く高峰山です。登り始めて40分ぐらいで山頂にある祠についてしまいますので、登山道脇の高山植物を写真に撮りながらゆっくり歩いていきます。
山荘の庭ではもう終わってしまうノアザミがここでは盛りです。このほか、ツリガネニンジン、シモツケ、シモツケソウ、ウスユキソウ、クルマユリ、ハクサンオミナエシ、マツムシソウ、イブキジャコウソウそして山頂付近にはお目当てのヒメシャジンが咲いていました。 ここは、隣の池の平が高山植物の宝庫として有名なので、花をゆっくり見たい人には穴場的存在です。もっとも規模は小さいのですが。

29日は、良いお天気になったので、林道をドライブしてみました。写真は、鹿沢温泉から桟敷山林道に入ってすぐのところから、先々週登った湯ノ丸山を見たところです。この林道は比較的眺望がきくところがあり紅葉時期は良いルートになります。この林道は、独立行政法人になった原種農場の上あたりで車坂峠へ上がる林道に出ますので、これを右折して車坂峠方面に向かいますかなり登ります。するとシャクナゲ園の案内板があるのでこれに従って左に入ると群馬坂林道です。この林道はあまり眺望の良いところはないようですが、終点付近に最近造成されたと思われる大規模なシャクナゲ園があります。観光用としてみせるだけにしてはかなり大きく、造園材料としてのシャクナゲの生産も行っているのではないでしょうか。園内進入禁止の看板が所々立っていて、「アララギ園」と表示してありました。
このシャクナゲ園を過ぎると林道の終点です。ダートの道を道なりに走って、別荘地内に入り適当に下っていくと広大なキャベツ畑に出、正面に四阿山の雄大な姿が望めます。更に下っていくと広域農道に出、右へ行けば北軽井沢、左へ行けば新鹿沢温泉方面です。


山荘の庭の植物でですが、今花を咲かせているのは、ギボウシ、コオニユリ、カワラナデシコ、クルマバナ、トモエソウ、カセンソウ(オグルマ?)、オトギリソウ、ミズヒキソウ、キンミズヒキ、オミナエシ、コウゾリナといったところでしょうか。
プリンスランド内の「虹の街」を散歩していたら、ウバユリとかクガイソウなど咲いていて驚きました。同じ別荘地内でも環境が違うと出てくる植物にもかなりの違いがあることが再認識で出来ました。
写真はウバユリです。
2001/7/20-22 20日はテニスクラブの紅白戦+親睦会です。酷暑のなかテニスを3セットしましたが、疲れました。勝敗より早くゲームが終わらないかとそればかり考えます。自分のサーブでジュースが続いた時には、死にそうでした。
試合後の親睦会では、クラブのオーナーから生ビールのみ放題のサービスがあり感激です。この親睦会の途中から、かみさんの運転で山荘に向かいます。もう少し飲んでいたかったのですが、軽井沢のスーパーが終わってしまうとのことでやむを得ずというところです。
食材を仕入れに中軽井沢の「ツルヤ」に寄りましたが、シーズン突入という感じで混雑していました。 山荘に来てみるとご近所の山荘も大分人が来ています、都会が暑いので皆さん早めに脱出してきたと見えます。
21日は、かみさんと義理の姉が旧軽井沢の方に買い物に出かけたので、のんびりと無線を楽しむことにしました。3時過ぎに雷雨があり、その後は特に涼しくなりました。
22日は、庭の草取りです、無差別に除草するのではなく選別して除草するので手間がかかります、また草の丈が高いものが多く、その中に入って除草するのは、風が通らないので蒸れて暑いです。私は途中で飽きたので止めましたがかみさんは一日やってました。
山荘の庭では、今目立つ草は、トモエソウ、オトギリソウ、オカトラノオ、ギボウシでしょうか。オミナエシ、ヤナギラン、カワラナデシコが間もなく咲きそうです。
野鳥の方ですが、また混群が現れるようになりました。ガラの仲間(珍しくこの中にゴジュウカラがいるの発見しましたが)、コゲラ、メジロなどの混群です。繁殖時期が終わってまた新たな混群を編成したのでしょうか?
餌台にも少量のヒマワリの種を置いてありますが、これはリス用のつもりです、野鳥は餌台の近くの水盤には水浴びには来ますが餌はほとんど食べません。
2001/7/14-15 14日(土)は、湯ノ丸山から烏帽子岳へ行って来ました。地蔵峠の駐車場をから出発します。今日から池の平へはシャトルバス運行されます、このバスが駐車場で待機していました。
以前登ったのはレンゲツツジのころなので、この時期に登るのは初めてです。暑いせいでしょうか、レンゲツツジの時期に比べればずっと少な目です。
地蔵峠の駐車場からスキー場の少し急なゲレンデを直登していきます、いきなりの坂なのでいつものことながら少し辛いです。
ゲレンデには、まだアヤメが咲いています。ウツボググサやオトギリソウも咲いています。リフトの終点まで上がると後はしばらくなだらかな道が続きます。鐘のモニュメントを通り過ぎるとまた登りになりますが、体が慣れてきていますので先ほどのようには辛くありません。このあたりまでは、レンゲツツジのころは、ピンクやオレンジのレンゲツツジが咲き乱れて大変綺麗なところです。
暫く登るとまだ咲いているシャクナゲがありました。今を盛りと咲いているのはヤマオダマキです登山道のあちこちに見られます。
湯ノ丸山の頂上からいったん下り、烏帽子岳へ登り返します。湯の丸山からの下りの登山道脇にもニガナ、テガタチドリ、ウスユキソウなどの高山植物が多く咲いています。
烏帽子岳の頂上にたどり着いた時は、さすがにへばりましたが、眺めは最高です。空模様が少し怪しいので急いで下ることにしました。 烏帽子岳の頂上から地蔵峠までは約1時間でした。 この日の夕方から強い雨が降りました。久しぶりの本格的な土砂降りです。いいタイミングで山荘へ帰ってこられてラッキーでした。


山荘の庭は、早くもノアザミは終わりそうです。このノアザミに数匹の大きなクロアゲハ?が飛びまっわて密をすっているようです。今盛んなのは、黄色いキリンソウや薄紫のホタルブクロです。
それから、大きなトモエソウやノコギリソウも咲き始めています。

先週のアオジノの巣の様子ですが、14日に見たときは3個の卵が巣の中にありましたが大雨の後の15日にもう一度見たときは一つもありませんでした。どうしたのでしょう。雨で流されたとは考えにくいのですが。

2001/7/7-8 金曜日の夜中、山荘に着きました。私はお酒が入っていたので、運転はかみさんです。そろそろシーズンに入ったのでしょうか、夜中なのに軽井沢へ向かう車が結構居ます。
土曜日は、数日前の天気予報では天気が崩れることになっていたのですが朝から良い天気です。遅く寝たので少し寝坊してしまいましたが、あまり良い天気なので久しぶりに「池の平」に行こうと云うことになりました。
昼飯は山荘に帰ってきてから食べることして、水だけもってハイキングです。「池の平」湿原は、アヤメが花盛りで、一面紫色に染まっています。その他に、テガタチドリ、ハクサンチドリ、グンバイズルが咲いています。「三方ヶ峰」はコマクサが咲いています。また、昨年は雹害で見られなかった、グンナイフウロが咲いていました。その他、カラマツソウ、ゴゼンタイバナ、ツマトリソウ、シロバナノヘビイチゴなどが咲いていました。
ハイカーの人も沢山居ます、女子高生の団体とも遭遇しましたが、あまり大勢の集団で細い山道を登って来られるとすれ違いに苦労します。ここは、少し足の弱い老人等でも何とか歩けて山野草が楽しめるので人気があるのですが、最近は過密状態ですね。少し遅くなと駐車場に止められなくなります。
もっとも、7月14日からの土日は、一般の乗用車は「池の平」まで上がって来られなくなります。その代わり地蔵峠や車坂峠からシャトルバスが運行されるとのことです。


8日の日曜日は、庭の手入れです。余分な草を抜いたり、ハーブなどを移植したりしました。
今、庭では、アヤメやマーガレットが終わり、紫色のウツボグサや背の高いノアザミ、そして白いカラマツソウが盛んです。そのほかキリンソウが咲き始めました、これからオカトラノオをはじめ次々といろいろな花が咲き始めますので楽しみです。
野鳥の姿が見えにくくなってしまいましたが、驚いたことに庭の片隅にアオジが巣を作り始めています。藁の様なものをくわえたアオジの雌が同じ所の藪に入るので、そっと見ると綺麗に編まれた巣がありました。ここで卵を産むつもりなのでしょうか。そこはガーデンセットから直ぐ傍で、鳥にとっても人間にとっても気になる距離ですが。
巣作りを見ていて気が付いたのですが、アオジの雌が巣作りをしているとき雄は何処か近くの枝や電線に止まってあたりを警戒しているようです。分業しているのですね。

2001/6/30-7/1 金曜日、仕事が終わってから鈍行列車を乗り継いで山荘に行きます。高崎駅で吾妻線に乗り換えますが30分以上時間があるので、コンコースの中にある食堂に入って、早めの夕食です。生ビールと麦トロセットをとりましたが、この麦トロが意外なほど旨いのです。ご飯にちゃんと昔ながらの押し麦が入っていました。
万座鹿沢駅に着いたのが20時過ぎ、当然軽井沢行きのバスはありません、駅前のタクシーに乗って山荘へ、料金は列車の料金よりずっと高くて3300円でした。これは痛いです。
30日の土曜日は一日雨、傘もなくて表へも出られません、朝から風呂を立てて、朝風呂に入り冷蔵庫に僅か2本残っていたビールを飲みます。飯は冷蔵庫の中や、もの入れからから備蓄してあった食糧で間に合わせます。
後は、雨の中急いでアンテナを張って無線を始めます。今回は一人なので思う存分、気ままにできます。
日曜日は一転して良い天気、快晴とはいかないまでも青空が覗く天気です。気温も上がってきました室外の温度は24度を示しています。昨日は最高で18度だったので7度も高いのですが、風があるせいか暑いとは感じません。
ビールが切れたので、別荘地内の売店へ買い出しに行きます。歩いていくと25分ぐらいかかるので、用意のママチャリを床下倉庫から出します。このママチャリは3段ギヤの優れもので、アップダウンきついこの別荘地内ではこれでなくては走れません。売店までの往復は結構気持ちがよかったです。
山荘の庭は、ノアザミが咲き始めています。大きくなって大人の背丈ぐらいあります。カラマツソウは今にも咲きそうです、これも背丈がかなり大きくなっています。来週にも咲きそうなのが、オカトラノオ、キリンソウなどです。
先週までに植えたハーブ達も雨のおかげでしっかりと着いたようです。
野鳥の姿は見えにくくなってなってしまいました。アカハラが梢で朝晩囀っています。独特の声と云うか節回しで耳に付いてしまいます。しれからガラ類の混群の中にコゲラが混じってやってきました。横縞なので目立ちます。