近頃は4月の下旬から11月中旬までは群馬県吾妻郡嬬恋村にある私の小屋で運用場合が多く、11月半ばから4月の上旬までは東京巣鴨の自宅での運用が主体となっています。 本当の意味での移動運用は大変少なく不満なのですが80歳近くなっていますのでどうなりますか。 ![]() ![]() 冷暖房は無く、冬は寒さに震え、夏はサウナ状態です。使い勝手は最悪でメモをとるスペースもやっとです。 机は所謂パソコンディスク、下部にTS−870S用の電源、ディスクトップ型パソコンの本体、中段の棚にはTS−870S、IC−706MK2GM、AT−180、706MK2GM用の電源、TS−870Sの上にはパソコンの液晶ディスプレイを載せ、空いたスペースにパドルを置いています。その下の可動テーブルにはパソコンのキーボード、マウスがのります。 上段の棚にはスピーカーボックス、予備のパドル、ストレートキーなどが置き、その上の手作りの台にプリンターを載せています。地震がきたら積み木崩しのように確実に崩壊する仕様となっています。 過去の大きな地震が来た時には、実際このプリンターが落下破損しました、幸い傍に居なかったので怪我をしなかったのは幸いでした。プリンターは買い替え別のの場所に変えました、今はWiFi接続できるので便利になりました。 左側の箪笥の側面になにやら紙が貼り付けてありますが、和文の電信をやる場合のカンニングペーパーでして、いくつかの例文がカタカナで書いてあります。万が一パニクった時の保険です。 少し見えにくいですが、プリンターの後ろに換気用の小窓があり、そこを少し開けて屋上のアンテナからのフィーダーを引き込んでいます。 自宅屋上のアンテナ群 ![]() ![]() このアンテナは10MHzでも何とかAT−180でマッチングが取れるようで今では10MHz帯で良く使っています。 強風でアンテナのエレメントが切れます、切れてもSWRが上がらず、あたかも正常にアンテナとして働いているように見えるので注意が必要です。 ![]() 写真は収納した状態、一番短くしてあります。運用の際、風が強い場合は少し縮めるとか状況に応じてアンテナの高さを調整しています。 しかし、完全手動のためその度に屋上まで上がって作業するのが少し面倒ですが。 ![]() ![]() 最近TS−820S及びTS−850Sが老朽化して動作が不安定なため現在はIC706MK2が主力となっております。 アンテナはカーテンレールの留め金にバランの付いた短いロープを繋ぎ、VDPをセットしています。7、21メガは共用のVDP、10メガは専用のVDPで運用バンドを変えるときはアンテナも張り替えています(とても面倒です)。難点はエレメントが建物に近すぎてたまに障害の出ることで、石油ボイラーのコントローラに障害を与えてエラーになり点火不能になります。運悪く家族がお風呂に入っているときに電波を出すと、シャワーからお湯でなくて冷水が出ることになり結果として「こちらへ来たら無線は止めてよ!」と言うことになります。ここで「電波を出すと火が付くのは危険だけど消えるのだから良いだろう・・・・」と反論すると収拾がつかなくなります(実証済み)。 |