東京空港交通 2014リムジンバス60周年・中央環状線 山手トンネル(C2)開通 1954年12月16日に設立以降、60周年を迎えた東京空港交通・リムジンバス。 |
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リムジンバスグッズ&廃品掘り出し物即売会 | |
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TCATのイベントで展示されたL943。直前の10.16に昭和島でラッピングされたSuper Cabin。 TCAT 3Fの2番スポットに展示。 成田空港行の3番スポット以外、通常は行き来できないため、このあたりに入れるのも極めて貴重。 NRT〜HNDを含む都心各方面路線で運行中。なかでもNRT〜浅草線は全て箱崎事業所が担当している。 品川200か2777 943-40738M96 |
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L943が展示されていた2番の前の1番には休憩用としてL306が展示。L306はこの後12月にはL593として昭和島に転属になった。 この時点では箱崎所属の本線用車両での最古参がこのL306とL305であり、最後の晴れ姿となった。 一日一本しかなく箱崎事業所担当のTCAT・新宿のLEDを表示中。 古い車両が入らないダイヤであり、久々の表示ではないか? 品川200か1107 306-10642R5 |
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TCAT発では11:00の成田空港行からが朝成田空港を出てきた車両が折り返していく時間。 11:00前には、出発待ちや休憩中のリムジンバスの車両が3番スポットの後方に並ぶ。 まさにバスターミナルといった風景。 3番スポットしか使っていないのがもったいない。 |
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サービスとして、幕回しも行われ、通常L943には登場することのない幕も表示された。 ・東京ドーム・・・イベント時に運転 HNDから直行 ・深夜急行・千葉・・・昭和島担当 ・木更津・・・昭和島担当 ・ビッグサイト・・・イベント時に運転 SNJから直行 ・AZ CREWやJL CREW・・・クルー輸送時に表示。路線車による貸切代行がないと表示されない |
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即売会では、リムジンバスらしい2番バゲージドア(MS86)<右>や西工AT車からとられた運転席側壁(L244/245)<左>も販売。 側壁のL244/245がLPSに転属になり運賃箱を取り付けたために、取り外された。 |
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グッズ売り場。 一番人気だったので、LEDと音声合成コンプリートキット。あっという間に売れていた。 その他ホイールパークや迂回放送ボタン、ダイヤ差し、空港バス停のバス停番号・バス乗り場のアクリル板、ランプバスGPS操作器、スーパーキャビンロゴ、60周年ロゴ、音声合成設定器、音声合成操作器、エアロエースのウィンカーやストップランプ、クルー輸送用ステッカーなどがでていた。 |
60年の歩み 展示会 TCAT 1F | |
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リムジンバスの各種模型が展示。 車種が多いのもリムジンバスの特徴。 各バスメーカーのバスを導入している。 |
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東京空港交通・リムジンバスの60年の歩みのパネル展示。 右がその1でバスはなく自動車のリムジンで輸送をしていた時代。 左はその3で、東京オリンピックの頃。上の写真は初のランプバス。下の写真はレトロラッピングのモデルとなった塗装。貸切バスもこのあたりに始めたとの事。 TCAT創立も1969年とのこと。 |
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右がその2、左がその4。 右の1959年〜は輸入車から国産車への移行とバス導入がはじまったあたり。 左の1970年〜の写真ではバスの塗装が現在のオレンジカラーになっている。 |
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1978年成田空港開港。 1982年東京ディズニーランド開園 1985年つくば万博 とイベントが続いた時期。 東京空港交通のリムジンバスも、輸送の中心が羽田から成田にかわり、バスも3列30人から 4列40人と輸送量に対応するようになった。 今はなき、東京駅〜東京ディズニーランドの2階建てバスファンタジー号や、つくば万博輸送からリムジンバスへ転属してきた連節バスの写真もある。 |
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1998年にはFriendlyの社是。 2000年には自慢のGPSを使った運行管理システムを導入。定時運行を目指しITを駆使。 2013年には38人乗りのゆったり仕様のSuper Cabinを導入。大量輸送時代から、再び快適にシフト。 |
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東京空港交通・リムジンバスならではのサービスがこの運行管理システム。 ちゃんと迂回免許を持ち、渋滞時の迂回運転により定時性を確保していることこそ、もっと宣伝すべき! 人身事故が多い首都圏の鉄道よりは、よっぽど安心!? |
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TCAT〜NRTの特別運賃、TCAT〜HND/NRTの所要時間、Super Cabin フェーズ3のサインボード。 |
リムジンバス車内・車両 | |
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2014年夏ごろから車内のLEDでリムジンバスの歴史が表示されるようになった。 |
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2014.4〜 60周年のロゴが各リムジンバスにも貼り付けらえた。 6の曲線部分を活かした円形デザインとなっており、下記のポイントから構成されている。 ・リムジンバスのイメージからのオレンジ色とストライプ ・お客様を運ぶシートの形 ・どんな日でも走り続けたタイヤの円 ・タグラインとしてお客様のメッセージを発信(Anniversaryの部分) |
メトロファミリーパーク in AYASE 2014.11.9 | |
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東京メトロのメトロファミリーパーク in AYASEにも出展。グッズ販売とともに、Super Cabinのレトロラッピング車両L943も展示された。 さすがの集客力で、最初から最後まで常に列ができている状況だった。 客層も幅広く、展示の甲斐があったのではないか? |
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東京空港交通・リムジンバスのレトロラッピング車両は乗降口に飛行機のマークがデザインされている。 |
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10:00〜15:00までのイベントで朝は7:30頃には会場についていた模様。 復路は綾瀬警察署前右折〜環七を経由し加平から首都高速経由で箱崎に戻った模様。 イベント会場〜綾瀬警察署前を走行するL943。 |
羽田線用レトロラッピング車両 | |
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L943に加え、箱崎事業所所属のL420もレトロラッピングとなった。 この車両は2013.12に昭和島事業所から転属した車両で元々は本線用(成田線)車両だったので、トイレも装備されている。 HND〜TCAT、臨海、豊洲、錦糸町・浅草、秋葉原・目白、行徳・市川方面を中心に箱崎事業所ダイヤで運行。(他路線での運行もある。新宿・池袋・新浦安・多摩・津田沼・赤坂など) 品川200か2061 420-90650M96 グラパレ前 |
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レトロラッピング車両のリア。 Airport Limousineの現在のロゴが入っている。 |
首都高・中央環状線(C2)山手トンネル開通イベント 開通に先立ち開催された、山手トンネル開通イベント(山手トンネルウォーク)(2015.3.1)ならびに、開通パレード(2015.3.7)にリムジンバスも参加した。 トンネルウォークには、最新のSuperCabinのL958が参加。トンネル内なのでエンジンカットの状態で展示となったため車内公開はされなかった。せっかくのSuperCabinなので残念。 イベントには、リムジン(L958)、はとバス(ガーラ436)、京急(SJ5301 エアロエース)、小田急(No.43 夜行セレガ)、西武(1325 エアロエース)が展示された。 3月7日は午前中に開催された、開通パレードに、昔の車・最新の車・トラック・バスなど50台前後の車両と参加。こちらはL616とL686の2両が参加した。 五反田入口から入り、途中Uターン路で外回りに入り、五反田出口付近から大井JCT方面へ向けてパレードが実施された。 式典でのバスは、はとバス(ガーラ434)、リムジン(L616)、京急(セレガ)、西武(ふそう)、リムジン(L686)、小田急(夜行セレガ)、小田急(セレガ)が参加。 リムジンバスの中央環状線山手トンネルの通行は2015.3.16より開始された。 東京空港交通のC2山手トンネル開通に合わせたダイヤ改正は2015.4.1に実施される。 渋谷向けは付近に出口がないため、羽田〜新宿・4号・池袋・5号方面路線のC2への経路変更が予想される。池袋もC2になれば羽田発の降車順も池袋駅西口・メトロ・サンシャインの順に変更となる。 (池袋駅到着便の利用者は降車が一つ目になるため大幅の所要時間改善!) 都心環状線(C1)ルートでも羽田〜新宿は30分前後で運行出来ていたためニュースや新聞で言われているほど短縮できるわけでもなく(羽田〜新宿ではほぼ変わらず)、空いている時間はあまり効果はないが、混雑時間帯の交通量の分散がC2開通の最大のポイントだろう。 因みに距離は、空港中央〜新宿が23.6kmに対し、空港中央〜初台南が18.7km 空港西〜新宿が22.8kmに対し空港西〜初台南17.9kmとなる。(大井南〜初台南13km) 慢性的だった大橋JCTの渋滞も薄れたが、5号線合流の熊野町は浜崎橋と同じような構造になっており夕方などには新たに渋滞が発生することが見込まれる。 |
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羽田空港を出発し大井南の料金所を越えた先の大井JCT。都心方面のリムジンバスは、この連絡路(八潮陸橋)から1号線へと向かっているが、この連絡路の右車線がC2山手トンネルへととながる。(右側は湾岸線東向け) 開通までなので右車線は絞り込まれている。 |
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八潮陸橋から1号線に向かう羽田空港発都心方面(TCAT以外)向けのリムジンバスは、このルートを通る。 右側が新しく出来る中央環状線山手トンネル(C2)へのアクセス路。 開通後乗務員訓練をし2015.4.1〜は新ダイヤとなり、4号線・5号線方面のバスは山手トンネルが本線(正規路)となる。 正面は品川シーサイド。 |
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上空からみた大井JCT。 左側が羽田空港方面。手前が海側。左側に湾岸線から1号線への連絡路の八潮陸橋とC2への路線が見える。 |
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山手トンネルウォークで、3月7日通り初め出走車輛というコーナーに展示された、リムジンバス。 バス手前には記念写真用の看板も設置されている。リムジンバスが先頭ではとバス以降バス・トラック・乗用車などが展示された。 トンネルウォークで折り返し地点をすぎたあたりに展示された。南向け車線だが逆向きで展示されていた。前日から準備されていた模様。 |
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展示されたのは、昭和島車庫所属の一番新しいSuper CabinのL958。 トンネル内展示なので、エンジンカット・燃料少な目ということで折角のSuper Cabinなのに車内展示されなかった。 走り初め出走車輛という名目だったが、走り初め当日は、L616(メイン)とL686という別の車両が平和島車庫から投入された。 品川200か2843 958-41238M96 |
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展示車両の中で変わり種のバスがこちらのミドリムシを活用したバイオディーゼルバス。(DeuSEL:デューゼル) いすゞ藤沢工場と湘南台駅間で運行されている。 湘南200は234 |
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2015.3.1の中央環状線全線開通記念山手トンネルウォークの模様。 展示だけでなく、トンネル内のライトアップを行われた。 五反田入口から中に入り、途中折り返し地点で逆車線にうつり、五反田出口もしくは緊急通路(階段)から出るというルートで行われた。 2.8kmもあり、かなり盛りだくさんなイベントだった。 |
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山手トンネルの、大橋JCT〜大井JCT間の「あるある」がこちら。トンネルの左右が逆! 上を通り山手通りから首都高速に入る際に地下の逆側車線にアクセスするだけなので、入口・出口を作る際、無駄な土地が必要ない点とアクセスしたときに追い越し車線でなく走行車線に合流できるメリットがあるとか。 トンネル内の走行中は逆車線が見えないので、まさにイベントで体験できた貴重な点。 |
第2回リムジンバスグッズ&部品即売会 2015.10.3 「ユーロツアー・ラストラン」 昨年に引き続き2015年も箱崎TCATでのリムジンバスのイベントが開催された。 昨年は3階だったが、今年は1階と2階で開催。 まさかの1階玄関前が撮影場所となる粋なはからいで、多くの方が撮影をされていた。 SuperCabin、ランプバス、ユーロツアーの試乗会も開催され、かなりパワーアップされた形となり、盛り上がった。 グッズ&部品即売会ではSuper Cabinのバスコレが、試乗の方ではユーロツアーのラストラン(さよなら運転)も実施され、これが本イベントの一番人気となった。 ユーロツアーについてはこちら 試乗は東京駅コース・日本橋コースの2コースが用意された。 特に日本橋コースは週末で人出も多い中央通りを走行するルートで晴れ舞台にはもってこいのルートだった。 下記のルートで赤文字部分はリムジンバスの通常経路では通らないルートであり、車両もルートも貴重なものとなった。 ユーロツアーの爆音を期待していた参加者からは、登り坂を体験したかったという声もでていた。 ・東京駅コース TCAT1F 貸切バス乗り場〜TCAT右折〜水天宮前直進〜人形町左折〜小舟町〜日本橋北詰〜常盤橋左折〜呉服橋〜八重洲中央口前左折〜八丁堀左折〜水天宮前右折〜TCAT玄関前 ・日本橋コース TCAT1F 貸切バス乗り場〜TCAT右折〜水天宮前直進〜人形町左折〜小舟町〜日本橋北詰左折〜中央通り〜日本橋3左折〜八丁堀直進・橋の先を左折〜TCAT玄関前 〜コースのご紹介〜 TCATを出てから水天宮前まではTCAT経由東京駅はじめ多くの路線が走行するが、水天宮前から先はHND〜秋葉原線で都心環状線内回り渋滞の際の福住おりの迂回経路となり通常では通ることはない経路。 人形町左折は迂回路にもなっておらず、貴重なルートだが小舟町から先はTCAT経由マンダリン便が使用している。 東京駅コースの日本橋北詰から先、常盤橋までは、東京マラソン時に逆向きで丸の内〜マンダリン便が迂回路として走っているがここも貴重。八重洲中央〜八丁堀間も逆(西向け)はTCAT経由東京駅行が使用するが、東向けは通常は通らない。 日本橋コースは、三越のある日本橋北詰を左折したところから貴重なルート。以前八重洲富士屋ホテルがあったときは、銀座通り口〜京橋までの170mだけ中央通りを通っていたが、中央通りを走るリムジンバス自体珍しい。 ラストの八丁堀先の橋の先を左折も狭い道で、途中で箱崎出路からTCATへ向かう経路になるのだが、箱崎おりで箱崎に向かう定期便はなく、こちらも貴重な走行となった。 |
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8:30頃点検を終え、箱崎螺旋サイドに待機するL938。 勝手にスーパーキャビンはバスコレにもなった、L946が登場するかと思っていたが、直前の9/28に納車されたL938が試乗車に充当。 まだ路線運用には入っていないようで、まさに試乗でのデビュー。2002年の西武バスのイベントでデビューとなった、初西工ボディのL590に次ぐイベントデビューとなった。 車両もタイヤもホイールも窓もピカピカのL938。 品川200か2926 938-50938M96 |
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2Fで9:00頃から物販が開始。事前の整理券は200番以上まで発行され、整理券なしの列も含めると相当の人数になった。 写真はセレガRのピクトグラム。(写真上がリムジンバス標準のピクトグラム) 2003年以降のセレガRの車内LED上に取り付けられていたが、標準ピクトグラムがその後全車に取り付けられることになり取り外された。これが設置されていた車両はL554、555、204、205、316、317の6台しかない。これがリムジンバスのピクトグラムのはじまりだっただけにセレガRだけは標準型にしないで欲しかった・・ |
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Panasonicの音声合成装置も販売されていた。 2009年まで使用されていた。 |
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ここ1年間で、色々と増えたリムジンバスグッズの数々。 バスコレは、2015年9月27日に初参加をした、「第15 回スルッと KANSAI バスまつり」で初お披露目されたもので、関東地区では初登場。 今年もバゲージタグのコンプリートセットが出なかったのが残念。 一番人気はSuper Cabinのバスコレだった模様。 |
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11:00、12:00から10分間隔でスーパーキャビン、ランプバス、ユーロツアーの順に、13:00から10分間隔でスーパーキャビン、ランプバスの試乗のあと、14:00からユーロツアーのさよなら運転が行われた。 TCAT正面玄関前がバスの待機場所になっており、部品グッズ即売会を終え1Fに向かうとこの状態だった。 L938は、朝びっくりしたあとなので驚かなかったが、Pちゃんことユーロツアーの車両が・・・ |
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L938以上にサプライズになったのは、ユーロツアー試乗車がなんとLP98。 こちらも勝手に、路線用として登録されているLP14と思っていたが、訓練用白ナンバーのLP98が登場し、イベント参加者は皆、盛り上がっていた。まさにサプライズ! 2001年の西武バスイベント参加以来、イベント参加時は入念に仕上げられた車両が来るのはリムジンバスの伝統。伝統はLPSにも引き継がれており、このLP98も前日に大栄事業所できれいにされたようで、廃車前とは思えない車両状態。タイヤワックスもかけられ、タイヤも黒々としている。 |
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11:00より試乗開始。 TCAT1Fのクルー輸送の貸切車などが止まるスポットをバス停として使用。 特設のバス停も設置されていた。 10分前集合で5分前乗車開始と通常のリムジンバスの運行と同じ流れで行われた。 Super Cabinは11:00と13:00が日本橋ルート、12:00が東京駅ルートで運転された。 試乗一番手はホイールを含め、すべてがピカピカのL938。この11:00の試乗がまさにデビュー。 この日は朝から、レトロのL420や廃車が近いと思われる、唯一正面LEDなしの最古参のデコ(訓練車以外で)のL586、箱崎の成田線最後のデコL312も路線運用でTCATに現れ、リムジンバスの注目車両が集結する一日となった。 |
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L938がスポットに移動した後には、ランプバスL833が登場。ランプバスのL833とLPSのLP98がTCAT玄関に並ぶという奇跡のシーンが実現した。 ランプバスが都内を走るのも初との事でTCATにも初登場。もちろんLPSもTCAT運用はないので同様。 品川200か2756 L-833 成田200は80 LP98 |
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さよなら運転が実施されるユーロツアーには立て看板も用意されていました。 東京空港交通の最終運行は2013.12.7 L619とL620と記載されていました。 2013.12.7はL619,620とも平和島事業所を出庫後、奇跡的に同じ時間に成田空港P13で横並びで休憩をとっていました。なかでもL620は新宿〜HND/HND〜NRT〜HND/HND17:25(1PTBは17:40発)〜川越の、通常ではユーロツアーが入らないであろう、最後にふさわしい?ヘビーな運用に入っていました。 イベントには奇跡的にL620最終ダイヤを担当した乗務員さんも参加され、Pちゃんの最後を名残惜しんでいました。 |
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続いてはランプバス。 羽田ランプの2014年導入のエアロスター。 特大の幅広バスも検討したそうですが、ナンバー無しに加え、公道走行の場合は通常、陸送屋さんにお願いするようで、致し方なく!?通常のバスでの参加。 乗務員さん・説明の方ともランプからいらした模様。 出発前、シートベルトをお締めくださいといってもこのバスはシートベルトがありませんので・・というところで笑いをとり、その後も車内でのトークは、今回の試乗の中で一番盛り上がっていた。 リムジンバスカラーの路線バス車両も空港に行き慣れていない方にとってはレアな存在。 |
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ランプバスの車内。路線バスで広告が入っているところにはこんな案内が。 通常もこの広告が入っているのかは不明。 ランプバスだけは乗務員さん用に小ダイヤ(東京型と大栄型の「あいのこ」のような小ダイヤ)も用意されていて、3つの試乗の中でランプバスが一番気合が入っていた。 |
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これ以外にも広告型のランプバス紹介はあったが、こちらは車体幅編。 知らない人が多い、タイヤのサイズは普通で、ボディのみ特注というポイントも書いてある。 タイヤハウスを見るとタイヤが奥まったところにあるのが違和感あり。 幅広は定員は100人以上らしいが、70人程度を目安に配車するとのこと。70人より多いとL833のような路線バス型が配車される模様。 小型機だと路線型だけで配車されることもあるとか。 点検の際は、大栄事業所で行うようで、湾岸線や東関道を走る幅広車を一度は見てみたいものだ。 |
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ランプバスL833の車内。 ランプバスは11:10と13:10が日本橋コース。12:10が東京駅コースで運転された。 車両は、羽田空港から湾岸・9号・福住おりという通常経路で回送されてきた。 12:10の便は飛行機に一番近いランプバスらしく、イカロス出版AIRLINEの取材も入った。 羽田ランプには46両もランプバスがいるそうで、意外に多かった。 |
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乗車スポットに停車するL833のエアロスター。 ランプバスは空港から乗車する場合は後向きにスポットに入ってくるので、後方にだけLEDがついている。 路線バス型のランプバスが公道を走行するのは点検時か羽田空港内でのクルー輸送の時くらいで、都心を走るのは極めて貴重。 公道を走らないバスはナンバーもついていないので、法定点検もないとのこと。(当然、自主的点検はある) ランプバスらしく、羽田空港内のオレンジ色のRJTTナンバーもついている。 |
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試乗から戻ってくるLP98。白ナンバーのリムジンカラーのバスが乗客満載で週末の中央通りの日本橋〜東京駅間を走行しているのは、かなり目立つ。 11:20は日本橋コース、12:20と14:00のさよならは東京駅コースで運転されたが、なぜか12:20の便も日本橋コースのルートでTCATに戻ってきた。(八丁堀から先だけ日本橋ルートになってしまった模様。) 写真の箱崎出路〜TCATへの道はNRTから京葉7号への迂回でさらに錦糸町渋滞がなく、箱崎まで本線で来た時しか通らない貴重な迂回路。 湾岸9号で来た場合は福住おりなので、この道を通る可能性はほぼあり得ない。 |
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ラストランとなる14:00発のユーロツアーは、サブウェイパスを購入した先着20名が乗車できた。 最終便は、この豪華な乗車証明書が用意された。 乗り心地や爆音等色々なことを言われ続けてきたユーロツアーだが、最後にこんな盛大に引退するとは、感慨無量。 |
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中にある、ユーロツアーの乗車証明書は11:20の便から配布されていたが、台紙があったのは最終便のみ。 左側は、すべての試乗で配布された乗車券。 ドットプリンタ型のタイプ。 今でも、各所で細々と使われているが、裏面の路線図は当時のまま。 |
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TCAT玄関前では、前半は並び撮影中心だったが、後半は斜めに停車させての単独撮影タイム。 至れり尽くせりの企画に東京空港交通・LPS社員の皆様には感謝のイベントであった。 LP98は大栄所属L250になる前は、2000年8月納車から2010年10月までL346号車として箱崎事業所所属だったため、まさに最後に生まれ故郷の箱崎に戻ってきたことになった。 尚、最後までいた僚友は本当の生まれ故郷のフィリピンに旅立っていったとか。LP99の事だろうか?(L806かLP2の可能性も無きにしも非ず・・) |
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14:00のラストラン後、玄関前で最後の撮影会を実施した後、リムジンパッセンジャーサービスのLP98(元L-346)は古巣・箱崎TCATを14:50前に出発。福住あがりで大栄事業所へ帰還していった。 これが、東京地区最後のリムジンバスカラーのユーロツアーの姿となる。 LP98は約15年間。ユーロツアーとしては約19年間の役割を終えた。 リムジンバスの歴史では間違いなく語り継がれるであろう車両となった。 |
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イベント終了後の1コマ。 箱崎事業所に戻ったL938の手前にたまたまあらわれた、L312のでこっぱち。 箱崎事業所の成田線用車両で一番古いのがこのL312。L938を含め4台のSuper Cabinが入ったことで、玉突き廃車がでることから、最初で最後の2台の出会いになるのだろうか。 でこっぱちの中ではL312は新しい方なので、まだ生き延びるのか? 312-20542R5 品川200か1131 938-50938M96 品川200か2926 |