UP TeaTime(24)
作成日:2003/01/11

相鉄線<点描1>
(沿線事情:冬休み編)

正月明けの通勤帰り、相鉄線の横浜駅の電車は、座席はほぼ埋まっていたものの、まだ立っている人はまばらだった。
そこに、中学〜高校生(たぶん高一かな)くらいの女の子5人が登場。
手にはディズニーランドの袋。そういえば、明日は始業式なんだったっけ。

一旦乗り込んできた彼女らは、「あぁ混んでるよぉ」と大声で言い残してホームに出たが、そのうちにミニスカートの子(女A)が、「私、早く帰りたい」と言い残し、スタスタと電車に乗ると、閉まっている側のドアの端の床に、俗に言う「お姉さん座り」で座り込んだ。

残りの女の子は、「しょうがないなぁ」とか口々に言いながら乗り込んできて、先頭のパンツの子(女B)は、ドアの反対側の床に俗に言う「体育座り」で座り、それ以外の子は、しばらく回りの床を見回していたが、彼女らにも一応ルールがあるらしく、「え〜しょうがない立つかぁ」と床の二人の間に立って、よく理解できない単語で話し始めた。
この手のルールについては、さすがに女の子の方が実用的なのかもしれない。
前に見た高校生くらいの男の子は、いきなり座席の間の通路に座り込んで、通る人に蹴られてたもんなぁ。
まぁ、こんな風景は、全然珍しくない(例えばこれ)のでしょう。

以下、その女の子たちの点描

女A「あぁアタシ帰ったら、今日はお風呂に入ろう。髪の毛が風でボサボサになっちゃった」
女C「えっらいじゃん。私も入ろうかなぁ」

そのうちに少しすいてきたので、女Cが座り、隣が空いたところで、女Aが素晴らしいダッシュを見せて席を確保する。残りの3人は、仕方なく座った子の前に移動した。

女B「あぁあ、満員電車だったら、立ってる人に寄っかかれるのになぁ」
少し小柄な女D「えっでもおじさんの息が頭にかかったりしない?」
女B「するする。あれ臭いよなぁ」
女D「おじさん臭い。あれなんでだろう」
女A「そうそう、そういえば、おじさんて、何でこんな風に足を広げて座るのかなぁ」と実践する。

赤黒系の無地のパンツがミニの下から全開なのだが、誰も気にならないらしい。
その隣では、女Cが両足を前に投げ出しているのだけど、それも問題にはならないらしい。

女C「(大あくび)ふあぁ〜」残りもつられて、大あくび。

こうして、彼女たちの冬休みは終わったのでした。


注)最初にこの手の話題を書いたのが、ちょうど6年前なんだけど、状況はそう悪くなってないのかも。ただ、風呂くらい入れよなぁ。

戻る