紐育日記

6月中旬


6月20日(金)

  • ☆朝

    今日は帰国の日。朝起きて本屋へ。先日買った占いの本では、私の誕生日である7月21日は蟹座ではなく獅子座らしい。これは獅子座も買わなければ。なんとか空港へのリムジンが来る前に買いに行けそうだ。マクドナルドで朝食をとって開店を待ち、本屋へ。しかし、帰国当日におつりで1ドル以上も小銭を作ってしまった。本を買って帰るとリムジンが来る時間まであとわずか。部屋に忘れ物がないかを確認して、チェックアウト。ホテルの玄関前でリムジンを待つがなかなか来ない。実は来ていたらしいのだがホテルの前に止まった観光バスが邪魔で止まれなかったらしい。ホテルの周りを何周もしたと運転手さんは言っていました。もう1人の帰国者を拾って空港へ。帰国はJALだ。ANAが混んでいて、前日までキャンセル待ちをしていたがとれなかったのだ。結局仮押さえしていたJALに前日変えたのだ。
  • ☆昼〜翌日昼

    チェックインはあっけないほど簡単に終わってしまった。この国って、出るのは簡単なんだなぁ。しばらく待合い室で飲物を飲んだり新聞を読んだりしてすごし、その後土産物屋さん等をみてまわって時間をつぶす。さて、飛行機。行きと帰りで違う航空会社だった為にちょっと悲しい事が。行きで見たのと同じ映画をやっていたのだ。「ザ・エージェント」。今度は音声は英語で見ました。ストーリーは知ってるし...。それから、1日前は同じ便が成田に降りられなくて関空に行ったほどの台風が通過した後だからか、日本に近づくにつれて、結構揺れたのでした。これが飛行機に最初に乗ったのだったら、もう二度と乗りたくなくなるだろうなと思う程。そして、丁度食事の時に大きく揺れ、コーヒーで枕を濡らしてしまったのでした。しかも、満席で枕の替えは無かったのだ。JALは枕の替えも乗せてないんだぞ。望んで選んだ訳でもないという経緯もあって、この件ですっかりJALが嫌いになってしまったのでした。ちなみに、他の航空会社でも満席の時は枕の替えは無いのであろうか?誰か知ってる人いない?
  • 翌日夕方

    夕方に成田着。スーツケースは宅配で家に送ってしまった。成田エクスプレスで空港を後にしました。当日でも券はけっこうあるんだね。

    6月19日(木)

  • ☆朝

    朝食はホテルのバイキング。パンとメロンとオレンジジュースとコーヒー。
  • ☆夜

    私の送別会と主任さんの歓迎会を兼ねて日本食レストランへ。名前はおぼえてないけど、浪速ってとこだったかな?ここで、久保田の萬寿というお酒を飲ませて頂く。ボトルキープしてあったらしい。1本開けて、もう1本。「この前ようやく3本入荷して、最後の1本だって言ってたじゃない」と店の人に言っていたが、結局たのまされてしまった。しかし、なんでいわゆる幻の地酒がニューヨークにごろごろしてるんだ?確かに日本に帰ってから捜してみたけど全然みつからなかったもの。その後、カラオケ「DIAMOND」へ。帰ってから帰国の準備をして、寝る。

    6月18日(水)

  • ☆朝

    朝食はホテルのバイキング。パンとメロンとオレンジジュースと紅茶。
  • ☆昼

    今日、私と同じ課の主任さんも出張で来た。でもずっと打ち合わせで部屋から出てこないので、もう一人の出張者とマクドナルドですます。
  • ☆夜

    出張者3人でイタリアレストランへ。入り口に、日本語メニューあります、とか書いてあったが、入ってみると、メニューが変わったので日本語メニューはまだできていないとかで無かった。まあ料理はおいしかったけど。よくわからないけれど、店の名前はイタリア語で50という意味の言葉らしい。

    6月17日(火)

  • ☆朝

    朝食はホテルのバイキング。パンとメロンとオレンジジュースとコーヒー。
  • ☆夜

    どさんこへアイスバドを飲みに連れて行ってもらう。その後、他の方と別れた後、パソコンショップを捜してしばし徘徊。休みの日に見かけた気がしたのだ。57stで発見。COMPU・S・Aだったかな。もちろん夜遅かったので閉まっている。その裏、57stのブロードウェイ側に本屋さんをみつける。COLISEUM BOOKSという名前らしい。占いの本を買って帰る。いわゆる今年の毎日の運勢がのっているやつだ。

    6月16日(月)

  • ☆朝

    朝食はホテルのバイキング。パンとメロンと牛乳とコーヒー。この牛乳、日本の牛乳に近い気がする。
  • ☆昼

    新しく来た人と、マクドナルドですます。ごめんよ、こんな所にしか連れて来れなくて。
  • ☆夜

    出張者の歓迎会ということで、職場があるビルの1階にあるお寿司やさんへ。

    6月15日(木)

  • ☆朝〜夕方

    宿泊は朝食付きだ。バイキングだ。でも私の持っているチケットでは、パンと果物と、飲物しかとれない。おかずは付いていないチケットだ。おかずをつけるのは追加で5ドルらしいので、おかずはあきらめる。今日来る出張者の出迎えに、副社長さん自ら車を出して下さるとの事なので、一緒に空港へ行く。ことのほか道がすいていたらしく、かなり早くに空港に着いたため、コーヒーを飲みながら副社長さんと雑談をしながら待つ。やがて飛行機も到着。来たのは私と同じ課で入社年度は私より2年ほど下の人だ。昨日まで私がいたアパートに入ることになる。で、副社長さんはアパートまで送って下さった後、ゴルフの約束があるとかで、そのまま出かけてしまわれたのでした。これは予想外。なにかあると思ったのにな。まずは部屋まで行く。その後部屋の中の説明やら、残した食材や調味料の説明や、テレビの使い方など一通り説明したあと、アパートの周りを案内する為に外へ。コインランドリー、スーパー、郵便局等を案内し、ついでに昼食をイタリア料理の店で取る。オープンガーデンなテーブルだ(要するに歩道まではみ出しているのだ)。その後一旦アパートに戻った後、一緒にセントラルパークをぶらつく。一人で行きづらい所へ行っておきたいらしい。しかし、日本から着いた当日なのに、元気だな。その後、おもちゃやとかに寄ってからバスでアパートへ。アパートでお茶をご馳走になってから帰る。
  • ☆夜

    結局ホテルまでは歩いて帰った。一旦ホテルに戻った後、食事に。帰る途中で目を付けていた店があるのだ。店の前に貼ってあったアニメちっくな絵の、店のポスターにつられたというのは内緒だ。明園という中華料理屋だ。

    6月14日(土)

  • ☆朝

    アパートでの最後の食事。水餃子とインスタント味噌汁。朝食後大家さんにご挨拶に行く。何時まで居て良いかと聞くと、何時でもいいというので、お昼過ぎに出ます、と回答する。ほんとにお世話になりました。それから、不要な本やこちらで買った本、パンフレット類等を小包で郵便局から送ることにする。先日買った小包用の箱3箱全て使う。で、近くの郵便局(場所はイーストエンドの78stと79stの間)に行き窓口に並ぶ。まず、箱に書いた送り先と送り元の書き方が違う、と言われ、書き直しに。それから、伝票も貰う。2度目、やはり最初に聞いた送り先と送り元の書き方がよくわかってなかったので、また、血が違う、と言われる。箱に直接書いた送り先の上にシールを張ってくれ、その上に書き直すように言われる。これなら何を書いたらいいかわかるぞ。3度目、3個の内の2個は重すぎるので、伝票が違う物になる、と言われ、1個は受け取って貰ったが、2個は伝票の書き直しになった。4度目、ようやく残りも受け取って貰った。ううっ、4度もとは我ながら情けない。もう少しでも英語がわかればなぁ。後日談:結局船便にしたこの荷物は、同じ時に出したのに、届いたのは、1ヶ月半〜2ヶ月後に1つづつ1週間おき位に家に届いたのでした。最後の荷物が届いたのは、8月の9日。いちばん軽いやつでした。
  • ☆昼

    さて、掃除して、コインランドリーでシーツを洗濯して、ゴミを捨てて、荷物をまとめて、アパートとお別れ。アパートを出るとすぐにタクシーがつかまった。空港迄だと思われたのかな?ごめんね。でも明るい運転手さんだった。最後に降りるときにドアを閉め忘れてしまうという失敗をしてクラクションをならされちゃった。でも、運転手さんは、気にするな、と言ってくれたけど。ホテルにチェックイン。部屋まで荷物を運んでくれたボーイさんが、良い天気で良い日に着いた、と言ったので、でもちょっと暑いよ、と言って、彼の機嫌を損ねてしまった。失敗失敗。部屋で今日の計画を立て直す。来週着るワイシャツがない。ホテルのクリーニングは日曜はやってないし、土曜も早く締め切ってしまうのでもうまにあわないらしい(実はこの締切時間はワン・デイサービス(その日のうちに仕上げる)の締切だったのだが、じっくりホテルの案内を読むまで気付かなかったのだ)。しかたないので、コインランドリーだ。といってもこの付近を捜すのもたいへんなので、いつもの所。つまりアパートの近くまで洗濯をしに行ったのだ。洗濯が終わるのを待つ間に、今まで一度も入った事がなかったアパートの近くの中華料理屋に入って食事をする。いままで、あまり客が入って食事をしているのを見かけなかったので敬遠していたのだが、入ってみると何となく事情がわかった。こういう中華街以外の所にある中華料理店って、出前やテイクアウトが中心なんだぁ。別にまずいからってわけじゃなかったんだ。
  • ☆夕方〜夜

    一旦ホテルに戻った後出勤。休日で誰も事務所にいないのを良いことに、プリッツェルを持ち込んで食べながら仕事をしてしまった。ないしょだよ。いわれてたよりプリッツェルは不味くなかった。むしろ、場合によってはおいしいといって良いかも。さて、今日は引っ越しやらなんやらで結構気付かないうちに相当疲れてたようで、段々仕事にならなくなってきたので、必要な事をやったあとは適当に切り上げてホテルに戻ることにする。ところが!簡単にはホテルに帰れなかったのである。ホテルは、職場から西に15分位歩いたところにあるのだが、なにかイベントが始まったらしく、5番街が渡れない。ブロードウェイの方も封鎖されている。1時間程徘徊したが、まるで網にかかった魚のように、その区域から外に出られない。その時、近くの警官に道を渡れる場所を聞いている人がいて、それを聞いていると、結構遠くまで行かないと道が渡れないらしい。もうあきらめて、2駅だけだけど、地下鉄に乗って帰りました。後から聞いたところ、これはディズニーのパレードで、しかも、外でパレードをするのはこれが初めてだったらしく、帰国後、いろんな人に「(見なくて)もったいない」と言われた。でもその時はそれどころじゃなかったんだってば。しかしたしかに他のお祭と比べると大がかりで、仮設トイレなんかも前日から用意してたし、当日もすごい人出だったなぁ。さて、ホテルでしばらくぐったりした後、夕食を食べに行く。こんな時、ありあわせの物で済ませられるアパートの自炊は楽だなぁ、と思った。ホテルの周りは高そうな店ばかりなので、結局アパートの近くまでバスで出る。鴻業という中華料理屋で食事をする。箸がほしいと言ったら、日本人か、と聞くので、そうだ、と答えたら、ウェイトレスさんになんか納得されてしまった。パレードの影響かバスがぜんぜん来ないので、タクシーでホテルに帰る。ところで、ホテルの部屋にも、出前の中華料理屋のメニューがドアの下からたくさん入っていたのでした。店からの距離はあんまり関係なかったのかぁ。それにしてもだれかがチェックインしたのがなんでわかったんだろ?しかし、このホテルって部屋のドアまでたぶんノーチェックで入って来れるから、出前には良いかも。注文できるだけの英語力があれば出前もいいなぁ。

    6月13日(金)

  • ☆朝

    朝は肉まん。
  • ☆夜

    夕食はスパゲティー。出張期間が延長になった分はホテルで過ごす事になった。私と交替で出張に来る人は15日に来て、このアパートに入る事になったのだ。荷造りと掃除をやらなくちゃ。スーパーで掃除用具と、芳香剤、消臭剤を買う。なにしろ自炊の料理のにおいが部屋から逃げないから、たいへんだ。掃除や備品の洗濯は、次の人の入居まで数日あれば大家さんがやってくれるそうだが、今回は私が出た次の日に入るから、自分でやらなきゃならない。洗濯はシーツだけだが、明日やろっと。それに、帰国までこの部屋を使うつもりだったから、荷物やら買い込んだものが散らかり放題。荷造りも大変だ。

    6月12日(木)

  • ☆朝

    朝からラーメン。またもやもやし消費の為である。
  • ☆夜

    先日見つけた本屋さんに寄って、エルリック・サーガの1巻を買って帰る。さて、今週に入ってから2度も飲みに行ってしまったので、すっかり食材の消費計画が狂ってしまった。使いきるのは無理そうだ。それでも悪あがきをする。今夜は自炊で出張中いちばん豪華な(皿数が多いだけとも言う)夕食になった。でっかいステーキ肉のステーキ、味噌汁、チャーハン、もやし炒め、etc。数種類の食い物を同じタイミングで作ろうとすると、これが以外と大変で、世の主婦の方々は毎日たいへんだなぁ等と思ってしまいました。

    6月11日(水)

  • ☆朝

    たぶん肉まんを食べたと思う。
  • ☆夜

    西海岸に出張していた、ISも担当していらっしゃる副社長さんから、「帰ってきたので飲みに行こう」という電話が空港から経理担当の副社長さんのところにあったらしく、私も誘われる。しかし、急に言われても仕事が終わらない。しかしここで私はずうずうしくも、「仕事が終わらないので、後から行きます。」などと答えたのであった。その後仕事が片づいた頃、電話で店の場所の連絡が来る。1番街の東側、72丁目と73丁目の間位にある、「YORK VILLE」という店だ。どうも、自分の店で作った地ビールを出す店らしい。もちろん、料理もビールも言う事無し。それにしても、ニューヨークのウェイトレスさんってどこの店に入ってもなかなかの物だと思う。ここでも、酔っぱらいのたわごとを、失礼でないように軽くいなし、料理やビールを勧める手際良さ。しかし、このウェイトレスさんは、我々が日本語で話している内容が、漢詩について、などというちょっぴり文化的な内容だとは決して思わなかったろうな。その後カラオケ「DIAMOND」へ。


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