紐育日記

5月下旬


5月31日(土)

  • ☆朝

    さすがに昨日は飲みすぎた。それに疲れも溜まってるし。こんな時はおかゆだってことで、「だしのもと」をなべに放り込んで米を煮る。煮てる間に、昨日の夜にやるつもりだった「インターポット危機一髪!」のFAアクションを書いて出す。おかゆは最後に卵を入れて、塩をふってできあがり。しまった、1時間以上煮たのにまだ芯がある!その後、ニューヨークに来たら一応ミュージカルも見ておこうと思い、来週のチケットを買いに劇場まで行く。途中5番街のカメラやパソコンの店に入ってみる。いろいろうわさは聞くけど、5番街にあるような店なら大丈夫だろうと思ったのだが、私が日本人と見ると物置のような2Fに連れて行かれて(その手の)ビデオを売りつけられそうになり、逃げ出す。やっぱりニューヨークのカメラ屋はどこも怖い。で、ミュージカルは「オペラ座の怪人」と「CATS」を買ってくる。しかし、こういう日はもう何をやってもだめで、帰りに寄ったスーパーで、出口の観音開きの自動ドアの外に(なぜか)人がいて、トラブルを起こしてしまったし、アパートに帰って買ったミュージカルのチケットをよく見ると、当然違う日、のを買ったつもりなのに、同じ日の同じ時間になってるし。聞き間違えられてた。券を受け取った時に確認しなかった私が悪いのだが、どうしよう。「オペラ座の怪人」の方は後ろの端っこの席で、「CATS」の方は前の方のよさそうな席だけど、「オペラ座の怪人」の方が人気があるみたいでチケットがとりにくそうだから、「CATS」の方をあきらめようかな。
  • ☆昼

    今日はもうだめだ。朝の残りのおかゆを食べてベッドに潜り込んで午後は寝て過ごす。
  • ☆夜

    とりあえず起きてあんマン2個と小さい肉マン2個をレンジで蒸して食べて寝る。

    5月30日(金)

  • ☆朝

    朝食は、パンとインスタント味噌汁。
  • ☆昼

    今日も一人で食事。一人だとついついマクドナルドに行ってしまう。これで会社の近辺で3ヶ所も見つけてしまった。
  • ☆夜

    近々日本へ帰任する方の、日本人による送別会があったので、参加させて頂く。会場は居酒屋。「田野久」という店。内装にも凝っていて日本にいるような感じ。その後2次会は3ヶ所位にバラバラに別れたが(それで2次会と言ってよいのかな?)、私は主賓の方と「OUGI」(「扇」かな?)というピアノバーに行く(一次会で帰るつもりだったが帰り損ねた)。そこで、ドン・ペリのシャンパンなんて物も出てきたので飲んじゃったよ。11時頃同じアパートの方と中座して帰宅する。もう私へべれけで。帰ったらワイシャツのまんま寝ちゃった。

    5月29日(木)

  • ☆朝

    朝食はパンとベーコンを焼いて食べる。
  • ☆昼

    日本人の駐在者の方々が忙しそうだったので、一人で昼食に。会社からブロードウェイまで意外と近いことがわかる。で、ブロードウェイにあるマクドナルドに入る。なんとドアマンがいて、入る時にドアを開けてくれる。店の中も背広を着た人がうろついていて、たとえばストローが欲しいと言うと取ってきてくれたりする。ファーストフードなのになんか変な感じ。カウンターの店員にスマイルを求める日本とくらべて、アメリカでは求められているサービスの内容が違うんだろうな。
  • ☆夜

    会社を出るのが9時過ぎになってしまった。すごく渋滞していてバスに乗るより歩いた方が早そうだったので結局52st.6番街の会社から81st.York街のアパートまで徒歩で帰宅することに。今日も夕食は外食することにして78st.2番街(だったかな?)にある「グリーンハウス」という名前の24時間営業のファミレス風のいかにもアメリカっぽいレストランに入る。ステーキとパンとオニオンリングと言う単語を見つけてメニューを決める。しかし、それだけでは注文は終わらなかったのだ。いろんな事を聞かれる。(以下"〜"は聞き取れなかった所)。〜、ミディアム?と聞いてきたので肉の焼きかただろうと考え「YES」と答える。次に、〜、〜、フレンチ、ロシアン。と聞かれたので、これはドレッシングだろうと考え、「フレンチ」と答える。次に、〜、フライド、ベイクド。と聞かれたので、きっと付け合わせにジャガイモが付くのだろうと考え、「ベイクド」と答える。しかし、3種類の調理法のうち1つは1度聞き返したが結局聞き取れなかった。最後に〜or〜?と2者択1を迫られたのだが、結局何度聞かれても聞き取れない。ついにウェイトレスさんがあきらめて、実物を持ってくるから見て選んで、と言って皿にのせて持ってきたのが、にんじんとブロッコリーだった。付け合わせをどちらにするかを聞かれていたのだ。そうしてみると、片方は彼女がキャロットと言っているような気になるが、もう片方はどうしてもブロッコリーとは聞こえない。情けないぞ、俺のヒアリング力。こうした両者の多大なる忍耐と努力により選ばれた付け合わせのにんじんだったが、結局にんじんが切れてしまったとかで、ブロッコリーが出てきたのであるが。料理は、小さい丸いパン数枚の上に切られたステーキが盛られ、その上にオニオンリングのフライが乗っているものでした。その他にサラダ、ホイルで焼いたジャガイモ、茹でたブロッコリーでした。しかしさすがアメリカ、量が多い。食い切るのがつらいつらい。しかし、こんな英語のわからない迷惑な客に対し、最後までにっこり微笑みながら親切に対応してくれたウェイトレスさんのおかげで気持ちよいひとときを過ごせたのでした。こういうのをプロフェッショナルと言うのだろうな。アパートに帰って「インターポット危機一髪!」のRAを出してから寝る。

    5月28日(水)

  • ☆朝

    朝食は、ご飯とインスタント味噌汁。やっぱりうまくたけない。が、米の飯は米の飯に違いない。
  • ☆夜

    早めに帰宅してコインランドリーへ。その後今日は外食、と決めて2番街をうろつく。でも小心者だからなかなか店に入れなくて。ガイドブックに出てたツインズという店にも行ってみたが、そこは混んでて入れなかった。そこで適度に空いてて、でも全く人がはいってないわけではない、といった入りやすそうな店を見つけて入る。どうやらハンガリー料理の店のようだ。メニューとともに水とパンとパンにつけるもの(バターとチーズ)を出される。単品はわからないので13ドルのコースにする。コースといっても、前菜やメインディッシュなどをそれぞれ選ばなければならない。メニューを見るとどうもハンガリー語で、下に小さく英語が書かれている。適当に前菜(スープ)やメインディッシュを選ぶ。出てきたのが、スープは木苺が入った冷たいスープ。メインディッシュは、Pokeという単語だけで選んだら、なんとご飯物であった。味付けご飯に、トマトベースの味付けで煮込んだ豚肉や玉ねぎやピーマン。なんとなくハヤシライス風。これではパンが食えないぞ〜。失敗。でも美味かったからいいや。付け合わせで出てきた緑色のペースト状の物もおいしかった。ひょっとしたらかけるものだったのかも。デザートは暖かいチーズ風味のホームメイドケーキとコーヒー。ウェイターの人が東洋人(多分中華系の方)だったので、なんとなく緊張せずに食事ができたのでした。

    5月27日(火)

  • ☆朝

    朝食は、朝っぱらから味噌ラーメンを作って食べる。昨日買ったもやしを無駄にしないためにちょっとがんばる。でもまだまだ残ってる。1ドルって偉大だ。
  • ☆夜

    夕食はもやし炒めにもやしの味噌汁。ようやくもやしを使い切った。それから、スーパーでカリフォルニア米を買ったので、それを使ってみる。箱に調理の仕方が書いてあって、レンジで5分か、なべで煮るかの2通りとなっている。しかし、書かれている米と水が1:2では水が多すぎるような気がする。といだ後(ちなみに箱には、とぐとか、事前に水に浸けておく、なんて記述はない)深ざらに水を少な目にして入れ、レンジに6分で試してみる。やっぱり芯が残ってしまった。炊飯器が欲しい...。その後間に合うかどうかはあやしいが、川上さんに「勇者110番!」のアクションコードをメールで教えて頂いたので、アクションを書いて出してから寝る。

    5月26日(月)

  • ☆午前中〜昼

    今日はメモリアルデー(戦没者追悼記念日)のため、こちらはお休みです。朝食は、夕べの残りの野菜の煮物と、ベーコンエッグと、パン。今日は国連とロウアーマンハッタンをまわる事にして、出かける。途中紀伊国屋書店に寄って、「クローディアの秘密」(もちろん日本語)を買う。メトロポリタン美術館を見に行く日までに読む事にしたのだ。しまった、大貫妙子のCDこっちに持ってくるの忘れちゃった。11時頃国連に到着。国連内を案内してくれるツアーの受付に日本語のツアーがあるかどうか聞くと、今日は12時15分からあると言うので、それまで地下の土産物屋で土産物を買い込んだり国連郵便局で家に手紙を出したりして過ごす。国連郵便局発行の切手を50ドルも買っちまった。他のところでは使えないのに。お土産も60ドル以上買ってしまった。そうそう売店では日本人と思われる日本語がわかる店員さんがいらっしゃいました。この土産物屋では50ドル紙幣は問題無く受け取ってもらえます。ああ、もう荷物がかなり重い。しかし、日本人を沢山見かけたが、英語のツアーに参加したり、そもそも団体客はツアコンが日本語に通訳したりしてるようで、12時15分からの日本語の案内の時には私を含め計5人しか参加者がいなかったのだ。でも英語のツアーでわかったふりするのもやだったのでいいんだ。ツアーは4つある国連の建物のうち、会議場のある建物の一部のみを案内してくれます。しかし、国連の概要説明の後まず最初に案内されるのが、広島長崎の原爆関係の寄贈品の所とは...。その後安全保障理事会の会議場から国連総会の会議場まで4つの会議場を案内されてそれぞれ説明を聞いて終わり。そうか、これだけならわざわざ日本語のガイドの時間を待たなくてもいいと思う。
  • ☆午後

    さて、次にどんどんマンハッタンをバスで南下。途中タワーレコードに寄ることにして、バスを途中下車。ついついまたその前に「FORBIDDEN PLANET」に寄ってしまった。しかしこの店、ボックスのRPGまで置いているし、時間があったらじっくり見たくなっちゃうだろうなぁ。衝動買いでH・P・ラヴクラフトの本(もちろん英語)を6冊(あっただけ全部)買ってしまう。ここでは50ドル札での支払いを受け付けてくれた。その後タワーレコードへ行くが、目的の物は見つからず、バスに乗って再び南下。バッテリー公園に着くと、並んでる、並んでる。まずクリントン砦でリバティー島行きのフェリーの切符を買うのに並ぶ。並んで並んでようやくチケットを買ったが、いっしょに、もう遅いから女神の冠まではいけないよって書かれた紙を渡される。それから、乗船までまた並ぶ。並んで並んでようやく乗船。船は一路リバティー島へ。島に近づくと、自由の女神像を見せるためか、一旦エンジンの出力を落としてくれる。さて、島に着いたらもう4時。それでも気合を入れれば上まで登れるかなぁと思ったら、今度は自由の女神の中に入るために並ばなければならない。もういいやと思って、中に入るのはやめて帰りのフェリー乗り場に並ぶ。帰りのフェリーに乗ってこんどはエリス島で降りる。しかしここも移民博物館は閉館間際。3Fあるうちの2Fまでしか見ることが出来なかったのであった。またフェリー乗り場に並んで並んで最終フェリーでマンハッタンに戻る。すごく中途半端なことをしてしまったぁ。もしこれからニューヨークに観光に行く人がいれば、自由の女神は朝イチで行く事をおすすめします。他の観光ポイントはさほど並ぶってことはないと思うから。さて、またバッテリー公園に戻ってきたわけだが、先ほどは並ぶのに夢中で周りを全然見てなかったのだけれど、よく見るとリスがたくさんいるんです。しかも、至近距離まで近づいてカメラを向けても逃げないし。か、かあいい。
  • ☆夕方〜夜

    それからひとけのないウォール街を見て歩く。良く考えたら、出張でニューヨークに来てて、休みの日に観光してるんだから、絶対活気にあふれたウォール街なんて見ることが出来ないじゃないか。その後中華街まで歩く。そこで入った超級市場(スーパーマーケット)に、あったんです。日本の食材。まずはほんだし。ああ、捜し求めていたインスタントのだしだぁ。箱は英語中国語韓国語の輸出仕様だけど、中身はしっかり日本語だったりするのです。それから、他に買ったものは、みそ。インスタントラーメン(カップじゃないやつだよ)。インスタント味噌汁。いちごポッキー。あと、買わなかったけれど、調味料各種、かつぶし、こんぶ、のり、ふりかけ、豆腐にあぶらあげにこんにゃく、納豆まで置いてあったのです。その他に、冷凍肉まんと冷凍水餃子、お椀を買う。しまった、アパートまで遠いのに荷物が多い。このスーパーは、BOWERYアベニューから西に1本、キャナルストリートから北に1本か2本の所にある萬昌というスーパーです。その後、前回来た時に目をつけていた店で中華まんを買い、同じく目をつけていた店でもやしを買う。しかしもやしはどれだけほしいかと聞かれて答えられないでいると、店のおばさんが、1ドルで××(私には聞き取れなかった)だよというので、じゃ1ドル分、といって買う。そしたら、小ぶりの買い物用ビニール袋いっぱいの量。多い。食べきる前にだめにしてしまいそうだ。でもいまさらへらせない。最後に前回食事をした店の名前を確認してから帰路につく。前回食事をしたのは、「華勝楼」というお店でした。アパートに帰って夕食。買ってきた中華まんを、蒸せないのでレンジで暖め、あとはもやし炒めを作る。ここで大誤算。中華まんが実は"あんまん"だったのだ!中身を聞かずに買ったのが失敗でしたぁ〜。まあ暖めちゃったものはしかたないので食べる。でも日本のあんまんとほとんど変わらない味。食事としては食えないがおやつには充分。ここで力尽きたのでシャワー浴びて寝る。

    5月25日(日)

  • ☆朝

    ちょっぴり朝寝坊。8時30分頃に起きる。朝食は、今日はパンとベーコンエッグ。食事をしながら今日は何をしようかと考える。仕事で来てるから観光の事とかは事前に全然考えてなかったのだ。そう言えばワイシャツを間違えて4枚しか持ってこなかったから、1枚買おうと思っていた事を思い出し、どうせ買い物に行くなら、「ウッドバリー・コモン・ファクトリー・アウトレット」に行くことにする。おっと10時15分のバスに間に合うかな?急いで朝食をかきこみ、シャワーを浴びて、9時15分にアパートを出る。小雨がぱらつき出していたが、どうせやむだろう、やまなくても買い物に行くのだからそこで傘を買えばいいや、って感じでそのまま傘をとりに戻らずにバス停へ。バスの乗り継ぎがけっこうよくて、ポート・オーソリティー・バスターミナルには9時50分頃に着く。ショートラインのチケット売り場でウッドバリー行きのチケットを買う所まではすんなり行った。しかし、発着場に行ったが乗り場がどこかわからない。チケットにも書いてない。案内所に行ってもゲート番号までは教えてくれない。日に数本の路線だし、案内板にも書いてない(便によって変わるのかな?)。発車時間は迫るし、仕方ないので、チケット売り場に戻り、恥を忍んで、「ゲートナンバーが聞き取れなかったんですけれども、何番に行けばよろしいのでしょうか。」と聞くと、売り場のおばさんは快く「スリーテン(310)」と教えてくれました。おかげで乗り遅れずにバスに乗れました。地下をくぐってマンハッタンを出、一路ウッドバリーへ。約1時間で着いてしまいました。しかし、マンハッタンにいると全然わからないのだけれど、外に出ると、家とか店とかほんとにまばらで、車がなければ生活できないだろうなって感じだし、それに自然もふんだんに残っているし。もしマンハッタンから出なければ危うくアメリカという国を誤解する所でした。まあ、結局ニューヨークしか見てないんだから、アメリカ合衆国がどんな所かなんてわかるはずないんだけれどね。
  • ☆昼

    と、言うわけで、11時15分頃にはウッドバリーに着いたのでした。う〜む、ファッションには疎いので、ブランドなんぞ何も知らんぞ。服なんて普段は滅多に買わないし。とりあえず案内所を探して雨の中右往左往する。そうそう、雨にもかかわらず、結構な人出でした。ほとんどの人は自家用車で来るんだね。だだっ広い駐車場が車で埋め尽くされてました。と、言うわけで、まずは雨具屋さん(実は違うかも)を探して傘を買う。その後適当に見て回る。ブランドとか、そもそも服の相場なんて知らないから安いのか高いのかわからないぞ。気がついたら大量の物を買い込んでいる自分に気づく。ロンドンフォッグの折り畳み傘(すぐ使いますね、と言ってタグを取ってくれたのはいいのだが、そのタグに開きかたと閉じかたが書いてあったので、おかげでその後閉じたり開いたりする操作を習得するのに半日位かかっってしまった)と靴下、ポロのドレスシャツとラルフローレンのネクタイ、カルバンクラインネクタイ、バーバリーのシャツ、バーニーズニューヨークのドレスシャツとネクタイ、グッチのネクタイ、アルマーニエクスチェンジのTシャツ、リーバイスのGジャン、ロイヤルドルトンのティーカップ、その他両親へのお土産のネクタイとスカーフ。アパートに戻ってからレシートを足して見ると、なんと500ドルも使ってるじゃないか。同じ金額出すんならブランド物のレディーメイドのスーツを1着買った方がよかったかなぁ。あ、肌着買おうと思ってたのに忘れた。気がついたら午後4時半を回っていた。ガイドに帰りのバスが混んで乗れないこともあるって書いてあったから心配だったが、なんとか4時45分のバスに乗ることが出来た。雨ふってたからかな?でも乗れなくて次にまわされた人もいたみたい。
  • ☆夜

    6時前にポート・オーソリティー・バスターミナルに戻ってまいりました。天気が良くなれば、ヤンキー・スタジアムへ野球を見に行こうと思っていたのだが(朝、今日はナイトゲームが8時からある事は確認しておいたのだ)、雨は結局1日降り続いたので、あきらめる。ミュージカルの当日チケットがないかとTKTSに行ってみるが、全然ありましぇ〜ん。今日は観光はここまで。あきらめて帰る。スーパーで野菜と、ちょっとギャンブルして寿司を買う。こちらでも日本と同じようにできあいの寿司のパックを売っているのだ。多いのはやっぱりカリフォルニアロール、でも江戸前風の寿司もあったりするのです。しかし、なんでなまものなのに製造年月日を書いていないんだぁ〜。恐いじゃないか。本当は出張で来ててこんなことをしちゃいけないんだろうけれど(そう、わざわざ海外に出張して、病気で休んだりすることはもっとも避けねばいけないことなのだ。だから、これでも私、観光で来てるのだったらやりたいあれやこれやをこれでも結構我慢してるんですよ。)、コメが食べたかったんだよぉ。まあ、日本人がいる日本料理屋はいくらでもあるし(本当に腐るほど)、平日の昼はほとんど日本食を食べに行ってるんだけどね。でも、一人の時に日本食の店に行くのはちょっと悔しいしね。と、いうわけで、夕食は、この寿司と、目玉焼きと、野菜の煮物。この日記が今日以降更新されなくなったら...あたった...と思って下さい。ところで、野菜の煮物、だしがないもんだから、うまくないのなんのって。インスタントのだしみたいなものもこちらのスーパーでまだ見つけていないし、どうせあってもだしなんかとれないけど、煮干しもかつおぶしも昆布もこっちのスーパーでまだ見かけてないし。日本の食材を売ってるスーパーがマンハッタンに3件はあるそうだから、そこに行けば手に入るかな?素人なんだからインスタントのだしがないと食える物が作れないよぅ。とりあえず今はどの料理にも胡椒を大量にかけて誤魔化してます。

    5月24日(土)

  • ☆朝

    やばい、時間が無い。朝食を食わずに会社へ。くそ〜、寝坊した上に土曜日はバスが少ないじゃないか。ぎりぎり9時出社。
  • ☆昼〜夜

    仕事を終わらせ、1時前に会社を出てアパートに帰る。その後どうしようかと思ったが、サークルライン(マンハッタンを一周する遊覧船)に乗ることに決め、42丁目の西端の船着き場へ向かう。途中郵便局に寄ったり(ここで忠告、自動販売機で切手を買う時は釣り銭ランプをちゃんと見よう。20ドル入れてお釣がなくて結局18ドル分も切手を買うはめになった間抜けは私だ。お釣がちゃんとあれば、1ドル以上のお釣でも1ドル硬貨混じりで全部コインで出てくる。)、トークンを買ったりしたせいもあるが、船着き場についたのが4時10分前。M42のバスがあまりに来ないからM104に乗って途中8アベニューから走っちまったい。3時間コースのチケットを買うと、最終の4時の便の出港までぎりぎり。走ってゆこうとして、係りの人に「走るな。」と言われてしまった。ともあれなんとか間に合った。席は良いとされる2F左の後ろはうまっていたので2Fの前の左側に座る。窓ガラスがあるのがちょっと残念(開くようになっているが固くて動かなかった)。2F席をマイクを持って歩きまわる船員(船長?)さんのユーモアがたっぷり混ざっているらしい英語による説明がわかればもっと楽しめるのだろうが(どうやら見える範囲以外にもマンハッタンの観光地の説明をしているようだった)、まあよかった。ただ、この時間、名所の写真をとろうと思うと失敗だった。名所はほとんどイーストリバー沿いにあり、したがって、この時間は全くの逆光になってしまうのだ。これからサークルラインに乗られる方は午前の便をお試し下さい。その後中華街へ向かう。目的は食材の買い物と、夕食。途中マンハッタンの中心から見て中華街の手前あたりはちょっと怖い感じがした。ここで、話に聞いていた、信号待ちの車に寄ってくる物乞いを見てしまった。しかし、バスにまでくるとは思ってなかったよ、私。運転手さんもなんかいくらかあげてたみたいだったけど。さて、中華街、ついたのが8時頃になってしまったのだが、普通の店はどんどん閉まっちゃうじゃないですか。というわけで食材の買い出しは失敗。結局1時間ほど中華街をうろつき、その後バスの時間を確認してから店を決めて食事。牛肉のチャーハンと、各種野菜の卵とじを頼んだのだが、これが量が多いのなんのって。注文の時に確認しとけばよかった。まず、(たぶんチャーハンについている)スープが出てくるがこれもけっこう大きい。その後チャーハンと野菜の卵とじが出てきたが、これはどう見ても日本の常識で言えば2人前づつはある量だった。自分自身に、「俺は今日はまだ何にも食べてないんだから(←これは本当)腹が減っているはずだ。」と言い聞かせながら詰め込む。それでも野菜の卵とじは3分の1は残してしまった。ここでお勘定をお願いする。ウイトレスさんがなにか言っていたが、なんとなく謝ったら負けのような気がして、強気に「Finish!」と言い切る。もしかしたら、持ち帰りますか?とか言われていたのかもしれない。もしそうだとしたらごめんなさい。どのみち中国語で言われてもわからんよ。まあ英語でもわからないけど。税を入れて14.5ドル程だったので17ドル払って出る。店の名前は忘れたけど、量を除けば料理は大変おいしかった。参考にならないな〜。でも、中華街なら食事はどこに入ってもはずれはないと思うよ。そうそう、日本の中華街と違って、大仰な店構えをした立派な中華料理屋みたいな 店はあまり見かけなかった。本当に中国や香港や台湾にありそうな普通の食堂って感じの店が多いように感じた。10時近くなって20分に1本位にバスが少なくなっていたけれど、歩くには怖そうな所だったのでバスを待ちました。

    5月23日(金)

  • ☆朝

    朝食は、今日もパンとベーコンを焼いて食べる。出勤途中のバスの中で後ろの席の男性に声をかけられる。何を言われているのか理解出来なかったので、「ごめんなさい、英語わからないんです。」という返事をすると、「ただ、あなたの眼鏡がナイスだと思ったから。」と言われて会話はそこまでとなった。思うに私の眼鏡の後ろのちょっと変わったところが気になったに違いない。悔しいな。私が英会話が出来たらこんな通勤のバスなんかでも現地の方としゃれた会話が出来るのに。それにしてもこちらの人ってなんでこんなにも気軽にあかの他人に声をかけてくるんだろう?日本じゃ考えられないよね。
  • ☆昼

    会社のあるビルの地下にある銀行にトラベラーズチェックを現金化しに行く。千ドル替えたいと言うと、窓口のおねえさんはちょっと困った顔はしたが、快く替えてくれた。窓口対応は結構いいぞ、銀行。マクドナルドなんかとはちょっと違うって感じ。
  • ☆夜

    出張先の上級副社長さん(日本人)(注:後日これは私の誤訳であることが判明。副社長さんです。でもなんかこの方がアメリカっぽいからこのままにしておく。)のご自宅に招かれる。しかし、夕方の6時頃に急に言われた物だから、仕事が片付かなくて7時まで会社を出るのをお待たせしてしまいました。と言うわけで、私と、2月にこちらに赴任なさった方とでお邪魔したのでした。およばれした家は、72丁目の東端にある高級感のあるアパート。日本でいえばマンションかな。ドアマンがいるし、プールなんかもあるらしい。何といっても部屋からの景色が好い。イーストリバーが一望出来、暗くなってからはクイーンズボロ橋の電飾が美しい。そして、川ではたまに花火があるらしく、この日も5分ほど上がった。こちらの花火はなぜゆえあんなにパステル色なのだろう。10時前位においとまして帰る。アパートについてすぐ寝る。

    5月22日(木)

  • ☆朝

    朝食は、今日もパンとベーコンを焼いて食べる。今日からアパートの電話が使えるようにして頂いたので早速ASAHI-NETとNIFTYのメールにアクセスする。100件以上メールが溜まっててげっそり。その後、家に電話をかけてからアパートを出る。
  • ☆夜

    今日は会社を早く、6時過ぎ頃には出た。途中紀伊国屋書店(日本の本がたいていそろう。雑誌も1日遅れ位で入っているみたい。RPGマガジンまで置いてあるもんなぁ。)に寄ってNEWS WEEK日本語版を買って帰る。一定金額以上じゃないとカードが使えないと言うところが日本企業らしくて良い。家に帰った後コインランドリーへ。洗濯機が回ってる間にお買い物。ついついステーキ肉などを買ってしまう。その他にもいろいろ買ったが、その中で、いちごが日本のものと違って馬鹿でかい。味はちょっと大味。買い物を終えて、洗濯物をもってアパートに帰る。夕食はステーキとつけあわせの野菜炒め。主食はパン。その後何もやる根性が残ってなかったのですぐに寝てしまった。

    5月21日(水)

  • ☆朝

    朝食は、今日もパンとベーコンを焼いて食べる。
  • ☆夜

    会社を出るのが9時近くになってしまった。バスに乗る途中でマックに寄ってチーズバーガーとシェイクを買う。バスに乗る。ここで失敗その1。すっかり暗くなってからバスに乗ると、交差点に書いてある×アベニューとか××ストリートという標識が読みづらいのだ。79St.で降りるつもりが69St.で降りてしまった。しかたないのでチーズバーガーを食いながら歩く。ここで失敗その2。マックでは飲み物を買っても紙袋にストローは入れてくれない。自分で取らなければいけないのだ。すっかり忘れていてストローが無い。くそ〜アパートまで着かないとシェイクが飲めない。途中スーパーが開いていたので寄る。ピーマンと玉ねぎを買う。帰ってから火災報知器をはずして、ピーマン、玉ねぎ、にんじん、ベーコンで炒め物を作る。主食はスパゲティーを茹でて冷凍カレーを暖めてかけたもの。炒め物が美味い。野菜がどれも甘みがあって。それにレンジじゃなくてフライパンでカリカリに焼いたベーコンがこんなにおいしいものだったとは。その後風呂に入って蒸熱狂騒曲のアクションを書いて寝る。


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