2.それぞれの生きざま(キャラの近況、その他)

み:さて、まずは哲山からにしようか?今回はずい
    ぶん話が動いたようだが?
あ:そうですな今まで、少人数の、下町のほのぼの
    した話だったはずが、いきなり帝国軍残党の陰
    謀の真っ直中にいたのですからな。
み:帝国軍残党?そんなこと、R03だけでは何も
    わからない気が...。
あ:私だって金とつてを使って、いろいろ調べてい
    るのですよ。なにしろ、大東和帝国再興が、私
    の夢ですからな。で、帝国軍残党を率いている
    のは、白井大佐の元部下の真上中尉。舞国から
    解放された彼は、同じ部隊にいて南陽国へ戻っ
    た佐伯少尉ともかたらって、いろいろと暗躍し
    とるようですな。その線で内藤重工が舞国にい
    ろいろ目を付けられておるという訳だがな。詳
    しくは話せぬが、他にもいろいろ帝国軍残党は
    暗躍しとるよ。
み:で、これからどうするんだ?
あ:帝国軍残党に身を投じる事に決めました。
み:...みんなを...裏切るのか...?
あ:前も言っただろうが。プレイヤーの都合ではな
    く、私の感情に従ってアクションをかけろ、と。
    ただ、今の帝国軍残党にはいささか疑問点もあ
    りますな。1点気になる事があるのですよ。な
    ぜ、真上らの上官だった白井大佐が、帝国軍残
    党と敵対するような行動をとるのかがですな。
    元々、白井大佐は、将来の帝国の再興の為に、
    あの時帝都から逃げた、と私は信じているし、
    帝都陥落前に私が逃げたのも白井大佐の影響、
    と言っても良いしな。まあ、哲山は、白井大佐
    はBTの手先にでもなり下がったのだろう、と
    無理矢理思う事にしたがな。そうそう、真上中
    尉に対してはおもいっきり見下した態度をとっ
    てやる、とってやる、とってやる。師団長付き
    の書記官がどの程度の階級だったかはわからな
    いが、少なくとも一介の中尉と比べたら、上だ
    ったでしょうからな。
み:そういえば、忘れてたけど、哲山の性格に「傲
    慢」ってのがあったんだよな。
ハ:コドモにはヤサしいみたいだけどね。
み:と、いうわけで、今まで日下美音関係でご一緒
    させて頂いていたみなさん、済みません。哲山
    は、次回から、もう「老師」の称号に値しない
    ただのクズ野郎です。これまで本当に有り難う
    ございました。
あ:ただ、私にも良心のかけらという物はあります
    ぞ。内藤社長、或いは帝国軍残党とは取引をす
    るつもりです。真乃君たちを解放すること、日
    下博士は用が済んだら無事帰すこと、の2点を。
    もし、これが飲めなかったら、お前達がやって
    いる事を、列強や西方の財閥にばらすぞ、とな。
    水漣での力関係では財閥がいちばん上なのだか
    ら、そこと取引をするには、それくらいしませ
    んとな。もっとも、哲山は西方諸国が嫌いだし、
    この条件はちょっと脅せば相手は飲むと確信し
    ているからこそやるのだがな。
み:それにしても、内藤社長って、弱みが多すぎる
    ぞ。その気になれば、娘を人質にすることもで
    きそうだし。さすがにそこまで非道なことは哲
    山にはさせないけどね。
あ:それから、美音君には当座の生活費と、手紙を
    置いていくつもりです。しばらく顔を出せない
    ことになった、もし1ヶ月たっても私が再び現
    れなかったなら開けてくれ、と言ってな。手紙
    には、美音君の身元に関する哲山の予想を書く
    つもりなのですよ。これが、私が世俗に残す良
    心のかけらと言う訳ですな。
み:う〜ん、シビアな展開になってきたなぁ。さて、
    洪は?
ハ:あたし、オオキダグミのクミチョウさんとノー
    スフロートカンコウをしてたんだよぉ。クミチ
    ョウさんもタノしそうだったし、よかったぁ。
    そうそう、フラッシュ・ヒートのカタマリもク
    ミチョウさんのテからようやくハナれたし、ク
    ミチョウさんもカタのニがオりたってカンじじ
    ゃないかな。
み:それで次回はどうするんだ?
ハ:え〜とね。まず、あたしがムカシおセワになっ
    たことがあるヒトがクミチョウさんをタズねて
    キたら、ヒきアわせてあげようとオモうの。
み:なるほど、ノースフロートで昔お世話になった
    人と偶然会って、協力をする、と。でもなんで
    その人と偶然会うことを艶は知ってるんだ?
ハ:あれっ、なんでだろ?
み:それから、他には?
ハ:あたしは、ただクミチョウさんにツいていくだ
    け。でも、スイレンでイシノクミチョウがシん
    だり、アカマツさんがツカまったりしてるから、
    きっとクミチョウさん、スイレンにカえろうと
    するとオモうの。ニンキョウってそういうモノ
    だから...。でも、あたしのホンシンをイう
    と、そんなコウソウのただナカにイかないでホ
    シい。でも、それはムリだってワカってる。だ
    からせめてイッショにイてあげたいの。「おま
    えはノースフロートに残れ」とたとえイわれて
    も、ぜったいについてく。
み:うんうん、がんばれよ。

前の章へ 次の章へ
目次へ 宮澤 克彦のホームページ

af5k-myzw@asahi-net.or.jp 宮澤 克彦