9/1
#01 本
今日買った本(ほんとは毎日いろいろ本やら雑誌やらムックやら同人誌を買いこんでいるのだが、いちいち列挙していない)。 「はてなの本」 [eS!/AM/bk/紀] 、 「二次元美少女論 オタクの女神創造史」 [eS!/AM/bk/紀] 、 「明治・対象・昭和の流行をみる 広告絵はがき」 [eS!/AM/bk/紀] 、 「漫画同人誌エトセトラ '82-'98」 [eS!/AM/bk/紀] 。
ところで、MPC社の「昭和モダンアート」が復刻されていたのを発見。たまたま古本屋でこれの旧版のうちの一冊を見つけたのだが、他の巻をなかなか見つけられずに何年も過ぎていたのだ。手持ちがなかったのと、量がかさばるので今日は見送ったが、明日は買うかな。
9/2
#01 書誌情報の primary key
本の識別子としては ISBN がてっとりばやいが、いろいろ問題もあったりする。古いのはISBNが振られてないし、間違って重複してしまっていたりする。
書籍の識別子と全国書誌番号によれば、NBN てのがあるらしってんで、NBNあるいは書籍の識別を参考にしつつ、NDL-OPACを使って検索してみる。対象は 「昭和モダンアート3 タイポグラフィ」 [eS!/AM/bk/紀] の元となった大正14年発行の「図案化せる実用文字」としてみる……。結果、43049716という全国書誌番号が得られた。これを自動的に簡易に取得する方法はあるだろうか。
まぁ、納本されてない本もあるし、というか、コミケなどで頒布されてる本の大半は納本などされていないであろう。こういう本を大量に抱えているウチの本棚、何を識別子とすべきだろうか。適当に振ってしまえば、それでいいのだろうけど。
#02 ISBNメモ
ハイフン無しのISBNをハイフン有り、にするにはどうするのか、でググって調べてみると、なんのことはない、Business::ISBN クラスの as_string メソッドを使えばいいらしい。
use Business::ISBN; my @data = qw(4798107042 457604124X 489806213X 4765900487); foreach my $asin (@data) { my $isbn = Business::ISBN->new($asin); printf "%s => %s\n", $asin, $isbn->as_string; }
よし、OKっぽい。
9/3
#01 SenderID のライセンスとオープンソース
Apache Rejects Sender ID。ASF が Sender ID のライセンスはオープンソースなプロジェクトに不向きとして採用をしないことにした、という話。具体的には SpamAssassin と JAMES で採用しない、ということらしい。MS、「Sender ID」のライセンスをオープンソース向けに修正 という話もあったけど、結局はダメだったということのようだ。MARID のメールを見てみると、DEPLOY: Microsoft Patent license unworkable with GPLed MTAs という RedHat の人によるメールもあり、GPL と親和性の悪いものになっているっぽい
9/4
#01 OSC2004
OSC2004 へ。まずは、Project Looking Glass の講演を見る。なかなかに格好いい。Mozilla で preference のダイアログを出すと、ウインドウが裏返り、設定ダイアログがメインウイドウの裏側に張り付く、なんてギミックは楽しい。今までの報道で話だけ聞いてると「ふーん」という印象だったけど、実際に動いてるのを目で見るとぜひ触りたくなった。あとで、川原さんと直接お話できた。
Apache BOFではゆうべ準備したスライドを使って話す。まったりと。
9/5
#01 ラック設置
Netvalleyというところでテンションラックを2つ買ったので、それを設置する作業。組み立てるのもだいぶん慣れたのでサクサク進む。ただ、本を積むのは時間かかる。まだまだ片づかない
#02 地震
19時くらいに地震があった時、ワイヤーラックの設置中でドタバタしていたからか、まったく気づかなかった。
さて、23:58 ごろ、IRC で中京・福井方面の人々が騒ぎ出す。それから横浜方面から揺れたとレポート。しばらくして文京区の私の家が揺れ、さらにしばらくして松戸の某氏が揺れたとレポート。揺れが順に伝わっていくことが実感できた地震だった。
NHKはチャンネルごとに順次地震情報番組に切り替わり、全波が一斉に緊急警報放送の信号を2回流す。副音声でも英語で「tsunami tidalwaves are exptected strike...」などと言っている。
9/6
#01 SenderID のラインセンス問題
DEPLOY: Debian project unable to deploy Sender ID。Debian では Sender ID は採用できない、ということ。DEPLOY: Postfix MTA position。Postfix では Sender ID のラインセンスが変わってくれるのなら実装するだろう、ということ (現時点では無理って話かな)。
9/7
#01 uim-skk
apt-get dist-upgrade したら skkinput が(?)動かなくなった。xfree86 まわりが upgrade してたからその影響だろうか。これを機会に uim に乗りかえることにする。SKK 使いなので uim-skk。
XIM=uim-xim XMODIFIERS=@im=uim-skk export XIM XMODIFIERS uim-xim & GTK_IM_MODULE=uim-skk export GTK_IM_MODULE
といったのを ~/.xsession に入れ、GNOME を再起動。gnome-terminal で Shift + スペースで SKK らしきものに切り替わった。しかし文字を入力してスペースを叩いても【】が表示されるだけで漢字にはならない。あれれと、さらにパカパカとスペースを連打して ENTER キーを押すと gnome-terminal が落ちた。
Debian (sid) の uim は 0.4.2.1 だけど最新版は 0.4.3 だな、ってんで自分で .deb を作って入れてみてもだめ。そこで libuim0-dbg を入れ、
% env LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib/debug gdb gnome-terminal GNU gdb 6.1-debian Copyright 2004 Free Software Foundation, Inc. GDB is free software, covered by the GNU General Public License, and you are welcome to change it and/or distribute copies of it under certain conditions. Type "show copying" to see the conditions. There is absolutely no warranty for GDB. Type "show warranty" for details. This GDB was configured as "i386-linux"...(no debugging symbols found)...Using h ost libthread_db library "/usr/lib/debug/libthread_db.so.1". (gdb) run
として落ちるような動作を再現させてみると、uim/skk-dic.c 内の skk_lib_save_personal_dictionary() において、
for (sl = skk_dic->head.next; sl; sl = sl->next) {
で落ちている。print してみると skk_dic がゼロ。skk_dic を初期化しているのは skk_dic_open() で、この関数は uim_init_skk_dic() を見るに skk-lib-dic-open という名前で Scheme から呼ばれてるんじゃないかと推測。.scm の中身を漁る。
% dpkg -L uim-common|grep \\.scm|xargs egrep skk-lib-dic-open /usr/share/uim/skk.scm: (skk-lib-dic-open skk-dic-file-name) % dpkg -L uim-common|grep \\.scm|xargs egrep skk-dic-file-name /usr/share/uim/custom.scm:(define-custom 'skk-dic-file-name "/usr/share/skk/SKK-JISYO.L" /usr/share/uim/skk.scm:(define skk-dic-file-name "/usr/share/skk/SKK-JISYO.L")
どうやら、/usr/share/skk/SKK-JISYO.L を開こうとするようだ。しかし私の環境ではそのようなファイルはない。辞書は ddskkd-cdb を使っているので、/usr/share/skk/SKK-JISYO.L.cdb になっているのだ。そこで skkdic パッケージを apt-get install。
すると漢字変換はできるようになり、gnome-terminal (libuim) も落ちなくなった。
9/14
#02 uim のカスタマイズ
(define-key skk-on-key? '("zenkaku-hankaku" "<Shift> "))
を ~/.uim に書くことで Control J で漢字入力モードに強制されることを回避。gnome-terminal 上で Emacs を使う時に困ってた問題はこれで解消。
#04 oazo
帰宅途中に丸の内にオープンした oazo へ寄ってみる。人が多い。丸善で何か買うかと思ったけどレジに大行列。丸善は広いだけあって品揃えは良いかな。マリみてなどもとりあえずは揃っている。でも、秋葉原や神保町が近所だし、普段は銀座や本郷の本屋で充分だから oazo まで行くかといえば微妙ではある。
家の近所の本屋は無くなってほしくないので、なるべく本三で買うようにしているのだ。
#05 いろいろ
- Vary: ETag。Etag 使って帯域節約、という話
- Using Lucene with OJB。Lucene と OJB の組み合わせによるオブジェクトの検索
- decentralized web(site|log) update notifications and content distribution、FeedMesh、Collaborative model synchronization。分散型のウェブの更新通知とコンテンツ配信
- LoadBalancingWithModProxy。mod_proxy と mod_rewrite での負荷分散
- GTK+ OpenGL Toolkit (OGLTK)。GTK+ 2.0 で OpenGL
9/15
#01 ONIX
ONIX for Books。書籍情報のための XML のスキーマらしい。Alexandria では XML の import/export のデフォルトを ONIX にするっぽい
9/16
#01 RDシリーズが踏み台
ハードディスクレコーダーからのコメントスパム攻撃。RDシリーズではインターネット上にあるテレビ番組表を使って録画予約をすることができる。その機能は RD シリーズ自体が HTTP Proxy となることで実現されているけど、それがスパムの踏み台になってしまってることがある、という話
#03 GNOME 2.8
Gnome Journal の記事を参考に、自宅のデスクトップを GNOME 2.8 にする。いくつかは incoming から補完。ぱっと見はそれほど変わらない。GnomeTwoDotEightFAQも参考になるか。
9/19
#01 神保町
神保町に行きたいな、ってんで東京人10月号の特集を走査してピンときた店をピックアップしてみたが、どこも日曜は休み。しょうがないので普通に行くことにする。
…ということで、ひたすら本を買いまくる。最後は三省堂の2Fでアイスココアで一息。秋葉でDVD-RAMを調達して本研へ。
#02 麺
夕食は麺を食いに行こうということになる。そこにいた7人全員、自転車乗りだったため、千駄木の神名備へ。私は叉焼塩ラーメン。
…食って外に出るとこんどは麺通団に行こうということになる。不忍通りを南下し、淡路町で靖国通りを東へ曲がり、九段の坂を昇り、市ケ谷の手前で二七通りへ道を変え、そのまま四谷まで。そこからあとは新宿までまっすぐ。麺を食い、本郷へ帰還。
#03 マンションと桜
帰宅するとポストにマンションのチラシが入っていた。アーバンビュー本郷というらしい。場所を見てピンときたので検索してみると、桜の木が伐採されるきっかけとなったマンションのようだ。「桜咲く坂道」とマンション建設予定地の現在参照。
9/20
#01 マンションと桜(2)
春日の本屋に行くついでに、アーバンビュー本郷の場所に行ってみた。右京山というところに初めて足を踏みいれたけど、いいところですな。さて、現場のまわりは建設反対のノボリや垂れ幕、ポスターがあちこちに。モデルルームは結構離れた場所にあったが、そちらには特に何もなし。
9/21
#01 テレビの検証の話
「マスコミ検証システム」のアイデアのコメントから教養ドキュメントファンクラブへ。最近の健康番組、オカルト化が進んでるようですね。先日の人間ドックの時の面接ではテレビ番組の情報は極端だから参考にするな、と言われた。
#02 Tシャツのたたみかた
How to fold a shirt。わざわざドメイン取ってるとは。元は伊東家の食卓だろうか。そういや、このまえのきらきらアフロで松嶋尚美がこのネタを鶴瓶に披露しようとして失敗してたな
9/23
9/24
#01 マルチ編成で番組はさらに増加する
NHK教育のマルチ編成が27日から本格化するようだ。毎週金曜の夜はデジタル教育アニメ劇場ということで、NHKデジタル教育3において、「十二国記」「無人惑星サヴァイヴ」「だぁ!だぁ!だぁ!」の再放送となる模様。EPG を見ると 525i のワイド放送ということで、画質はいまいちか。まぁ、DVDレコなど使うなら関係はないし、サヴァイヴとだぁ!^3はDVDソフトを持ってるのでどうでもいいが。
さらに10/5〜8には「十二国記」のダイジェスト版+作品紹介である「十二国記の世界」がNHKデジタル教育2において放送される。ただでさえ多い新番組もあって、放送数が尋常じゃないな。モバイル放送でも新作があるようだし、もう、チェックしきれん。時間は有限だ。
9/25
#01 神保町
日曜だとめぼしい店が閉まってるので土曜に行かなくては、とばかりに神保町へ。
まずは、喇嘛舎に。サブカルっぽい本中心の古本屋。興味をひかれたのがいくつかあったが、買ったのは吉屋信子「少女ペン書翰文 鈴蘭のたより」。大正14年の第14版。花物語の一部っぽい感じな薄い本。ネットや国会図書館で探したが同名の本は見つからないな。
コミック高岡で漫画をいくつか買うなどしたあと、本屋を梯子。キントト文庫で日本放送協会編集「放送夜話」を買う。
珈琲館で一息し、さらに三省堂などまわって帰宅。夜はチムニーで飲み。
#02 放送夜話
「放送文化」誌昭和42年新年号から連載された座談会をまとめたもの。テーマごとにいろんな人が話している。
たとえば、大正14年のラジオ放送開始、2.26事件での「兵に告ぐ」の放送、太平洋戦争開戦の臨時ニュース、玉音放送といった歴史に残るような放送の実際の当事者たちが実際の舞台裏など語っているので実に臨場感がある。誰がそれらの原稿を書いたのか、どういうふうにNHKの現場には伝えられたのか、なんて話が登場する。「声優誕生」と銘うった回では巌金四郎、加藤道子などが対談に参加。
そうか、昭和40年代前半くらいだと大正時代のことを当事者として語ることが充分可能だったのだよな。あたり前のことだけどなんか新鮮だ。
9/27
#01 電話機
コードレスな電話機が欲しいので、いろいろ調べる。機能的にはパイオニアの TF-SV530-Sが良さげだけど、デザインがいまいちパッとしない。見ためならCJ-N883Wもいいのだが…。MUTECHやモトローラの輸入物はどうだろうか
9/28
9/29
#01 Bloglines Web Services
Bloglines Web Services。おお、ってんで反応を集める。Bloglines の WebServicess、Bloglines Web Service!、WebService::Bloglines、Bloglines API on O'Reilly Network。なんにしてもとてもシンプルなのでコードはとても書きやすい。これで RSS Feed がうまく集約されるなら RSS Bandwidth 問題は解決するだろうけど、Bloglines 自信の負荷は大丈夫だろうか?
NNTP で RSS feed を流すのはどうだろう、と考えたこともあるけど、現状の NNTP Network だといろいろ問題もあるしなぁ。
HTML の META タグに RSS のありかを書くことができるけど、これに加えて aggregator へのポインタを書くことって誰か考えてないのかな。
#02 The Loyal WS-Opposition
Web Service といえば、Tim BrayがWebサービスにはっきりと反対を打ち出した、という話が。Bloglines は RESTful でえらくシンプルだけど、SOAPベースなら大変だろうな