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村松弁 |
使い方 |
意味は |
あ |
あぐらしい |

ねこに、さかりがくると、あぐらしょて  |
うるさい |
あんにゃ |
あんにゃいたけ |
兄ちゃんの意。時として若者を小ばか
にして使うことも |
あさって |
あさってなことばっかゆうてる。 |
的がなずれてる。 |
いとーしげな |

ばか、いとーしげな赤ん坊だこと。  |
すごく、可愛い赤ん坊だね |
いちがぇに |
いちがぇにはや |
いつもありがとうございます |
いちがぇこき |
うちのおととは、みそしるがすきで、
いちがぇこきみたぇにまんまくうたんびに、
みそしる、みそしるってばっかゆうてる。 |
言い始めると後に引かない頑固者 |
おまん |

おまんとこの、おかか、いなしたかね  |
あなたのうちの、お母さんは
いらっしゃいますか
おまんは二人称の丁寧語
おかかはかか(母)にお(丁寧)がついた
いまではめったに使わないが、私の小学校
低学年位までは日常語でした。 |
おかか |
いなしたか |
おとと |
おまんとこの、おとと、いなしたかね |
あなたのうちの、お父さんは
いらっしゃいますか |
おとてんな |
それ、おとてんなの話だわや。 |
おととい。又は、話のピントが外れている。
終わっている |
おじ |
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弟。次男からの総称 |
か |
がおる |
田んぼの稲が倒れて、がおった。 |
田圃の稲が倒れて、困った。 |
かねんこりん |
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つらら |
かたいちがぇこき |
となりのおととは、かたいちがぇこきだすけ、
いいはじめたってゆうと、ちょうもっこだ。
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いちがぇこきの強調
隣のお父さんは、超頑固者で、主張し
始めると他人の意見を聞かないで、
どうにもならなくなる。 |
がん |
雪が降るとさーめがんさ。 |
雪が降ると寒いんですよ |
くたまにしない |
隣のおとと、なにゆわっても
くたまにしねすけ。 |
苦にしない。気にしない |
さ |
しかも |
このテレビしかもしたろがね |
このテレビたいぶ高かったでしょ |
しね |
気にしねがね。 |
気にしないから |
じょうさもね |
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簡単、問題ない。 |
しょうし |
いっつも、もろてばっかりで、しょうしだね |
恥ずかしいの意だけど、左の訳は
「いつも頂いてばかりいて、ありがとう」かな |
じねんと |
春になれば、じねんと雪だとける。 |
ゆっくり、自然に |
しんきがやける
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となりのおととから、「おめさん、てがおーせね」
っていわれて、しんきがやけた。 |
となりのご主人から「あなた、仕事の進みが
遅いですね」と言われて、腹が立った。 |
すってんぺん |
屋根のすってんぺん、山のすってんぺん |
一番上、頂上 |
すけ |
この団子うんめすけ |
この団子はうまいから |
ずる |
車がずる。電車がずった。 |
動く。ゆっくり動く。 |
た |
ちゃちゃと |
仕事ちゃちゃとせや。 |
さっさと。 |
ちょうもっこ |
このねじがバカになるとちょうもっこだがね |
ねじ山がなくなるとどうにもならない |
てなろよ |
いっつもどなってばっかいのて、
てなろよいえばいいろ |
やさしく |
でかさね |
稲刈り時分になって雨ばっかりでは、
田圃が柔っこなってでかさね |
よくない。まずい |
とーし |
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いつでも |
のめしこき |
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なまけもの |
な |
ねら |
ねらに団子やるっけ、まってれや。 |
2,3人の集団に使う。 |
ねらたち |
ねらたちみんなにやる団子はねぇな。 |
4,5人以上、声が届く範囲の集団
に対して使う |
のめくる |
のめくるほど、仕事しねんだわね |
倒れるほど、仕事しないほうがいいよ |
は |
はえかね |
会話A氏「そろそろ稲刈りだね。」
B氏「はえかね」 |
早すぎる。びっくりしている。 |
ばか |
ばかきれげな花だねっかね |
すごくきれいな花ですえ |
べちゃる |
このPCはぼっこれているすけ、
べちゃれや。 |
このPCは壊れているから、捨てなさい。 |
ぼっこす |
その箱、ぼっこしてくれや。 |
壊す |
ほーろく |
ゆきがついているすけ、ほーろいて
はいれや |
ふりはらう |
ほんま |
その箱、ほんまぼっこせ。
仕事が終わったら、ほんまかえって
こいやぇ。 |
すぐに |
ま |
もんぼれる |
あんまあっちょてもんぼれてしょもいそげだ。 |
あまり暑いので気がどうにかなって
しまいそうだ |
や |
やみっこも |
ねじがまわらねってがんに、やみっこも
スパナでまわした |
やみくも |
ん |
んな |
ぞうきんがけ、んなせや |
おまえ |
んなたち |
ぞうきんがけ、んなたちでせや |
おまえたち |