我々の存在しているこの世界には、三つの基本的な形態が観測されています。
つまり、“物質”、“生命”、“意識”という、三つの形態です。ここでは、そのうちの“生
命”について考察します。おそらく、尽きることの無い課題であり、私の手には余るも
のです。しかし、ここでも、私なりの視野と私なりの解釈を展開したいと思います。
まず、生命体は化学的・物理的相互作用だけで、説明が可能なのでしょうか。ま
た、約束唯物論の様に、将来的にはこうした論法で、生命体の説明が完了する時
が来るのでしょうか。私には、問題はますます複雑多岐にわたり、機械論的な説明
は困難になってきているように思えます。その先に見えるものは、少なくとも“物質”
、“生命”、“意識”という、三つの形態の統合なのでしょうか。ともかく、歩き始めて
みます...