4.足のお肉は3の時戦法とお尻のお肉、肉肉・・・
骨盤とお尻のお肉と足の付け根の関わりを理解する。
ここまで実践してきて股間のメカニズムについてだいたい把握したよね。更に詳しく解説するよ。お尻のお肉あるでしょ、普通に正面から人物を見た時わずかだけど顔を出してるの知ってるかな?
左の挿し絵を見てみよう。わずかな角度でもお尻のお肉がとても強い主張をしているのがわかるでしょ。これからは前から見えるお尻のお肉を意識するようにしよう。寝そべったり横になったり座ったりしている人物には特にお尻のお肉が顔を出すから対応できるようにしておこうね。

骨盤箱戦法とお尻。
右の挿し絵を見てみよう。前項で実践した骨盤箱戦法を利用しているよ。足の付け根の球とお尻のお肉の関わりをじっくり見て頭に入れてしまおう。考えたら今度は鉛筆で書き写してみようね。
立っているだけでも見えるお尻のお肉と骨盤箱戦法の併用を上手く併用して人物にリアル感を持たせよう。足を平行に上げるだけでもお尻の肉が見えたりしてるでしょ、挿し絵をよく見て足の付け根の球を臀部となじませて下半身を仕上げる。大切なのは骨盤の箱と付け根の球とお尻のお肉だよ、この3点のバランスが取れた時デッサンが安定するんだ。挿し絵をよーく見てね、ここはしっかり頭に入れよう。

しゃがんだ人物を描く。必殺、足のお肉は3の字戦法!
しゃがんだ人物の足を正面から見た時、なんとも妙なかたちが浮かび上がってとても難しいよね、でも大丈夫、足のお肉は3の時戦法で突破しよう! お絵描きは楽しく口は半笑いで描こう。相変わらず妙な戦法だけど魔法のように上手く描けるよ、一度試してみてね。
左の挿し絵を見てみよう。膝の関節のあたりに大きな筋肉の膨らみがあるよね、ふくらはぎの大きな筋肉とその上にのっかってる小さな筋肉、みんなみつけた? それよそれ、その上下の二つの筋肉に注目しよう。
右足のところを見てみると、ほらほら数字の3が浮かび上がってるでしょ。上が小さい半円、下が大きな半円、ということは左の足は3が反対になるのはわかるよね。これが足のお肉は3の時戦法だよ。
左の挿し絵を見てみよう。足を折り曲げた時必ず上におおいかぶさる足より下の足の長さが少し短いんだよ。つまりくるぶしはおしりの手前までデッサンするっていうことを絶対忘れないようにしよう。

んじゃ、早速しゃがんだ人物を描いて楽しもうね、足のお肉は3の時戦法を堪能してみよう。右の手前の挿し絵をよく観察してから人物を仕上げようね。
上手く描けたかな?
みなさんもわかっていると思うけどすべてがこの方法で描けるっていうものはないんだ?いつも言っているけどその場その場で当てはめる事が大事だよ。だから足のお肉は3の時戦法も少し変型することもあるって言う事を忘れないでね。3の字を体位に合わせて歪ませる事も必要ってことなんだよ。ちょっと難しいかな? ごめんね。
足を折り曲げるということはどういうことか?

もちろん人間の足は弾力性があるよね、折り曲げた接合面は凹み横に脹らむと言う事を覚えておこう。つまり折り曲げた時、足の太さをそのまま2倍にしたらだめだよ、3分の2ぐらいの太さで考えようね。

お茶の時間よー