準 備

9712.14 「妖怪伝ガイドブック」に準じて改訂しました。


用意するもの

・デッキ2つ(※好きなカードを組み合わせた、ゲームに使うカードの束)
・紙と鉛筆 あるいは カウンター(マッチ棒やおはじきでも可)



ゲームの目的

 「妖怪伝」は二人のプレイヤーが1対1で戦うゲームです。それぞれのプレイヤーは〈生命力〉と呼ばれるポイントを同じ数だけ持ってゲームに臨みます。お互いに妖怪を召喚して相手に攻撃をかけることでそのポイントを削っていき、自分よりも先に相手のポイントを失わせることが目的です。

 ※スタート時のポイントはルールに定められていません。プレイヤー同士で相談して決めることになっています。ただ、参考として公式トーナメントでは20ポイントと決められています。以後この解説では〈生命力〉20ポイントを基本としておきます。


ゲームの勝利条件


その1 対戦相手が、【終了宣言】を行ったときに〈生命力〉が0ポイントになっていれば、あなたの勝ちです。

その2 対戦相手が【引き札】フェイズで自分の祠(引き札の山)にある札を全て引き切ってしまい、その状態のまま【終了宣言】を行ったなら、あなたの勝ちです。 ※その時の〈生命力〉は関係ありません。



デッキの組む際の制限

 枚数は最低40枚の妖怪札と1枚の人間札を含むこと。妖怪札総数の上限はなし。プレイヤー同士でデッキ枚数を同じにする必要もありません。

 デッキには、4枚までなら同じ札(カード名が同じ札のことです。特殊能力のことではありません)を入れてもかまいません。5枚以上は不可です。たとえ100枚のデッキを作ってもこの制限に変りはありません。

 上記2点さえ守れば、あなたのデッキをどのような札の組み合わせるで作るのも自由です。

 参考までに、公式トーナメントで現在決められている制限は次の通りです。(トーナメントによって異なる場合があります。各トーナメントでの制限は事前に確認しましょう)9802.01現在



ゲーム開始

※ゲーム開始の前に、〈生命力〉を何ポイントにするかを決めておきましょう。

・まずあなたの人間札1枚を、場に出します。自分の方を向けて縦に置きましょう。(おまけカードとして手に入れた人間札を使っても構いません。ただし「悪魔くん」「妖怪博士(イベント配布版)」を使う場合は対戦相手に断った上、〈生命カ〉にハンディをつけるなどして調整してください。)

・〈生命カ〉を示すチップなりマッチ棒なりを用意します。ポイントが減る度に紙に書いても構いませんが、カウンターと呼ばれるガラス玉やおはじきがあると便利です。

・あなたのデッキを納得がいくまでよく切ります。よく切ったら、対戦相手とデッキを交換して、お互いにカットやシャッフルをします。これは公正を期するために行う儀式ですが、習慣にしておきましょう。

・そのデッキを伏せたまま「場」の好きな所に置いてください。この引き札の山を、以後「祠(ほこら)」と呼びます。

・「場」には、引き札の山である「祠」に対して、場から取り除かれた捨て札の山が必要です。これを「墓場」と呼びます。「墓場」はプレイヤー共通ではありません。必ずそれぞれ自分の捨て札は自分の「墓場」に置くようにしてください。予めどこに「墓場」を作るか決めておくとよいでしょう。

・お互いに不服のない方法で、先攻後攻を決めてください。

・祠の一番上から札を7枚引いて下さい。相手に見せてはいけません。これらがあなたの手札です。

・さあ、準備は整いました。では先攻のプレイヤーからどうぞ!

遊び方