被告:菱田氏が改竄を指示した明細書

これは去る1997年5月29日、管理委員会が弁護士を通じて旅行会社に要請し、その結果開示された明細です。
旅行会社の担当者の証言から被告:菱田氏が、さも「実行委員会が了承している操作」であるとして、旅行会社の担当者を誤信させ明細の改竄を示唆した事が明らかになりました。
菱田氏は請求書と改竄した明細だけ送ってきたものの、その請求の根拠である領収書などの証憑類を再三の要求にも関わらず、提出しませんでした。
それは本来、「領収書などの合計(かかった経費)=請求額」であるところが、「領収書などの合計(かかった経費)<請求額」となっていたからです。
菱田氏は証憑類を提出すると明細と一致しない事が明らかになるため、証憑を提出せずにいたのです。

1枚目 本来の明細
この明細書は旅行会社が大会終了後に作成した物です。
残高が37万円ほどありこの明細の段階では赤字ではありませんでした。
このことは、管理委員会が、旅行会社から情報を開示していただくまでは、全く実行委員会には知らされておらず、菱田氏が秘匿していました。



2枚目 改竄指示メモ
この明細書は旅行会社が大会終了後に作成した物に改竄の指示がメモされたものです。
このメモは菱田氏の指示を旅行会社の担当者がメモして、控えていたものです。
パーティー費用など、代金に既に含まれて居る項目を含まれて居ないかのように巧妙に二重請求し た形になっています。



3枚目 改竄後明細
この明細書は菱田氏から実行委員会に示された明細です。
旅行会社が菱田氏の指示により、書き換えて清書したものです。
ここで、残高が約407万円の赤字に変って居ます。
菱田氏は、このようにして、不正に会計を改竄したのです。



4枚目 証拠となる証言
この書面は旅行会社の担当者が管理委員会の質問に答える形で、菱田氏が上記改竄の指示をしたと いうことを証言し、それを文書化した物です。
旅行会社の当時の担当者による回答と署名捺印があります。




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