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[あ]
[い]
[う]
   うざこい
       (形容詞)    [意味]:ジメジメしていてうっとうしい
        大雨や梅雨時期によく使われる。雨脚が激しくて傘が役に立たない時などは、『あ〜
        うざこいなぁ』 と言ったりする。
    うだる
       (形容動詞)    [意味]:暑くてたまらない
        うだるとはどうしようもなく暑くてたまらない事である。真夏に頻繁に使われる。
        うだる様な暑さとも言われる。うどんなんかを茹で過ぎてしまう場合にも使われる。
        『うどんがうだっとる』 きっと、暑くてグッタリしている様子から使われているのだ。
[え]
    えらい
       (形容動詞)    [意味]:だるい
        えらいとはとても立派な事ではない。確かにそれも偉いが、日常えらいとは体がだるい事
        なのだ。『あ〜、えらぁ〜』と言う具合に使われる。体が疲れてだるいの意味。非常に広域
       言葉で、関西一円では通用する。
[お]
   おとごし・おなごし
       (名詞)    [意味]:男の人・女の人
        年配の人が良く使う。おとごしとは男性、おなごしとは女性の事。
   おぶ
       (名詞)    [意味]:お茶 又は お白湯(さゆ)
        うちのおばちゃんが多用する。 『おぶ、よばれよ』 とヤカンのお茶、時にはお白湯を飲む。
        ごんずいも幼少期には使っていた。
[か]
  かする
       (動詞)    [意味]:(カードを)切る
        トランプなどのカードを切る場合、『トランプかすって・・・』 と言う。ごんずいの育った四日市では
        誰もが使う。
  かっつん
       (名詞)    [意味]:万引き
        カッツンとは万引き行為の事。
 かんこうする
       (動詞)    [意味]:良ぉ〜く考える事。
        観光ではない。『よお(良く)かんこうせなあかん』とか使う。
[き]
[く]
[け]
   けったましーん
       (名詞)    [意味]:自転車
        けったましーんとはズバリ自転車の事。『けった』とも呼ばれるが、いつしか若者の間では
        マシーンを付けてケッタマシーンと言われている。いわゆるチャリと同じ感覚の言葉。
[こ]
   ごうわく
       (形容動詞)    [意味]:腹が立つ
        ごうわくとはとてもムカツイて腹が立つ時に使われる。とても妙な言葉の様に思われるが
       漢字で書けば、業(ごう)沸く(わく)。つまり業(ごう)を煮やすという極めて標準的な言葉
       から来ている。沸くように感情が高ぶる気持ちが短い言葉で表現されているのだ。
       使い方は極めて単純。『あ〜、ごうわくぅ〜』=ものすごく腹立たしい
[さ]
  ささって
       (名詞)    [意味]:明日の次の次の日(今日から3日後)
        ささってとは明日(あした)、明後日(あさって)の翌日、つまり世間では誤って明々後日
        (しあさって)と言われる日である。明々後日(しあさって)はささっての翌日である。
        ささってのは3(さん)、しあさってのは4(し)と考えれば明快に理解出来るだろう。
        ささってについてはごんずいもかなり力を入れているのでこちらを参考にしてもらいたい。
[し]
[す]
[せ]
[そ]
[た]
  だだくさ
       (形容詞)    [意味]:粗末にする
       子供がおもちゃを粗末に使ったりすると、『だだくさにしたらアカン』と叱られる。この言葉、
       近年の使い捨て社会の日本にとってとても大切な言葉である。普及しなければなるまい。
[ち]
  ちみぎる
       (動詞)    [意味]:つねる
       ちみぎるとはズバリつねる事。指でキュ〜っとつねるアレ。子供がいたずらでつねってきた
       時には、『竜ちゃん、ちみぎったら痛いよ』と叱るのである。
  ちんちん
       (形容詞)    [意味]:非常に熱い事
       ちんちんとはワイセツな言葉ではない。とても熱い状態の事なのだ。使い方の一例を挙げると
       『お風呂がちんちん』 とか、『ヤカンがちんちんになってる』とかである。
[つ]
  つむ
       (動詞)    [意味]:道路が混んで渋滞している。
       これ三重では日常言葉。渋滞していると、『つんどるわぁ〜』と言う。ひらがなで書けばこっけい
       だが、漢字で書けば正しい言葉と理解出来る。つむとは詰む。すなわち詰んで先に進まない
       事なのだ。詰め将棋の詰むと同じ。
  づつない
       (動詞)    [意味]:お腹が満腹。憂うつ。やるせない。
       これが難しい言葉、づつないである。漢字で表現出来ないのでづつなのか、ずつなのかも不明。
       あえてここではとした。意味は地区によって異なる模様だが、おおかた年配の人達は満腹で
       これ以上食べれない時に使う様だ。『あ〜、づつなぁ』とは『もう満腹・・・』の意味。
       しかしながら、我が家では憂うつな状態や、やるせない時にも使う。これは未だご馳走が目の
       前にあるのにも関わらず、食べれない=やるせなくて憂うつから来ていると推測する。
       づつないについてはごんずいもかなり興味を持っておりこちらを参考にしてもらいたい。
[て]
 でんしんぼう
       (名詞)    [意味]:電信柱の事。誰しもが標準語だと思っているが、社会に出てから通用しない
        事にショックを受けると言われている。
[と]
  どもならん
      (形容詞)    [意味]:おうちゃくな事、やっかいな事
      どうにもならん・・・という言葉が短縮されたもの。使われ方は、例えば近所の悪ガキに『どもならん
      やっちゃなぁ〜』=(どうしようもない悪い子だ)とか、悪条件の畑仕事の時に、『どもならんわぁ』とか
      である。
[な]
[に]
[ぬ]
[ね]
[の]
[は]
  はどる
       (動詞)    [意味]:困難である。困る。
        はどるとはハードル=障害:と考えると理解し易い。これは冗談だが、つまり困難な状態な
        事なのだ。『ホント、はどったわ〜』 と言えば、とても大変だったですよという意味だ。
  ばばちい
       (形容詞)    [意味]:汚い
        ばばちいとは汚いもの、事。本来、ばばっちいと言うべきか。ばばとはウンチの事であり、早い
        話がウンチの様に汚いという形容である。
[ひ]
[ふ]
[へ]
[ほ]
  ほかる
       (動詞)    [意味]:捨てる。
        これは比較的簡単。ズバリ捨てる事。関西一円で使われている。ゴミをほかるとか。
[ま]
  まるき
       (名詞)    [意味]:臨時の授業中止で帰宅しても良い事 (母校:四日市工業高校用語
        まるきとは帰宅の○(まる)が付けられたマーク。伝統の我が母校では6時間目の
        授業が希にまるきとなり、そのまま帰宅しても良い日があるのだ。尤も、学科のよって
        かなりの違いがあるのだが・・・ このまるきがボードに書かれていると、みんなで喜んで
        街に繰り出すのである。ちなみに四日市工高の出身者でないと意味は知らない。
[み]
  みやまど
      (地名)    [意味]:−−−−
      地元言葉ではないが、長崎出身の妻がどうにも納得いかないらしいので紹介。四日市には
      地元の人間なら読めるが、海山道と書いてみやまどと呼ぶ地域がある。確かにうみやま
      みちと読みそう。妻曰く、譲ってもうみやまどう。何で最初と最後のが無いの!理不尽だ!
      と言う。今まで意識もしなかったが確かに変だ・・・
[む]
[め]
[も]
[や]
[ゆ]
[よ]
  よおけ
       (形容詞)    [意味]:たくさん
        よおけとはズバリたくさんの意味。『よおけ雨降っとる(たくさん雨が降っているネ)』という
        具合に使い、老若男女を問わず使う言葉。関西のぎょうさんと同じだが、ぎょうさんは通じる
        けれど、やはりよおけがポピュラー。
[ら]
[り]
[る]
[れ]
[ろ]
[わ]
  わやく
       (名詞)    [意味]:いたずら
        わやくとはいたずらの事だ。わやくしぃと言えばわやくとする人=いたずらっこの意味。単純に
        『わやくすなぁ!(わやくるすな!)』と切れる場合にも使われる。