次の問題に答えなさい。
あした(明日)の次はあさって(明後日)、 ではその翌日は?
平成10年度 ごんずい中学入試問題より
正:ささって 誤:しあさって
<解説>
ごんずいの故郷:三重県ではあした、あさっての次は
しあさって ではなく ささって
が正しい。
ささっての翌日が しあさってと呼ばれている。
一般に、あした、あさって、しあさって
と呼ばれる事が横行しているが、重大な誤りである。
正しい日本語を話しましょう。
どうも世間の言葉使いは間違っている様だ。ワープロで『ささって』を変換すると
『刺さって』と
出てしまう。これに対し、『しあさって』を変換すると、『明々後日』と出る。あさって=明後日
なので 明々後日はその次の日、すなわち
しあさってがあさっての翌日と間違えているのだ。
最大の誤りは『々』の意味である。+1(プラス1)と思っている人が大半であるが、実はこれ
『二乗』なのだ。数式で表すと以下の様になる。
今日を基準=0
にした場合、あした(明日)は翌日なので 0+1=1
あさって(明後日)はその翌日なので 1+1=2
しあさっての『々』は先の説明の如く、二乗なので
あさって×あさって=2×2=4
つまり、ささって(3)の翌日がしあさってなのである。
ちなみにささっての『さ』は3の意味、しあさっての『し』は4の意味なのである。
次の問題に答えなさい。
づつない とはどの様な意味か、以下の中から選びなさい
A: 公平でない
B:やるせない
C:気味が悪い
平成10年度 ごんずい中学入試問題より
正:B
<解説>
ごんずいの故郷:三重県の四日市(北勢地域)ではづつないなる言葉が使われる。語源は
全く不明だが、やるせない時に使われる。
一例を挙げると 何か憂うつでやる気の起こらない時に
『あぁ〜、づづなぁ〜』
と言う。さて
ここからが不思議なのであるが、どうもこのづつないはごく一部の限られた地域でしか使って
いない様なのだ。オレは関西弁かと思っていたが、大抵の関西人はニュアンスは理解する
ものの日常では使わないらしい。今の所、三重県の北勢地区と、何故かしら
神戸出身の
知人が使っていたという情報でしかない。ニュアンスまでは理解する関西人のDNAには
きっとづつないがインプットされているに違いない。
お便りの紹介です。
黒田さんからのメール
私の親(菰野及び員弁出身)は、「づつない」は「辛い」意味で使いました。
「よぉけ食い過ぎてづつないわ〜」って。
大体、ねこまんまは全国的に各家庭レベルまで普及している日本の代表的な料理である。まず、
簡単。ゴハンとミソシルが同時に味わえる=素早い食事。そして健康面でも優秀な一品と言える。
が、ごんずいが訴えているのは 本物のねこまんまとは何ぞや
という事なのだ。白ミソや合わせ
ミソではイマイチなのだ。第一コクが無い。味気ないのだ。そんなものはネコが食えば良いのだ。
その点、赤味噌は実にウマイ。しかしここで大きな問題がある。つまり濃い味でなければ極上の
ウマさが出ないのだ。濃い味=辛めは確かに敬遠されてしまう傾向があるのは事実。
しかし諸君、これはオレの母親の言葉であるが、『生きているうちにおいしいモノ食べなきゃ意味が
ない』のである。勇気を持って 是非とも濃厚な味の赤味噌ねこまんまにトライアルして欲しいのだ。
美食ブームだか何だか知らんが、よっぽどチョウザメの卵よりウマいゾ。しかし血圧の高いジジイ
にはお薦めはしない。健康な若者よ、赤味噌に栄光あれ。
ちなみにねこまんまの際の具は全て除去するのが望ましい。既に粉々になった豆腐程度ならOK。
シジミの出汁なら 最高級の味が出る。そして究極の味わいをするならば 翌日冷や飯に熱いミソ
シルをかけて一気に食うのが実にウマイ。
調査した結果、カツゲンとは北海道で売られている乳酸飲料と判明したのだが、お店で買おうと
しても売ってないのだ。オレと友人はカツゲン探索チームを組んだのだ。味はビックルの様らしい。
しかし何かが違うと言うのだ。・・・これはサンプルを入手するしかない。そもそも何故売ってないの
だろうか・・・
半年後、ようやく吉報が入った。遂にカツゲンを入手したという友人からの情報だった。友人は
叔母が北海道に住んでおり、どうも家で『カツゲン、カツゲン』と騒いでいたら、いつしか叔母の耳に
入り、大量に送ってきたらしい(近所でも騒ぎになったとか・・・)。試飲してみるとこれがなかなか
フルーティーな味だった。が、ここで大問題発生。それはカツゲンではなくソフトカツゲンと刻印して
あったのじゃ。これはオレ達の求めている本物のカツゲン、そう(ハード)カツゲンではないのだ。
更に探索は進められているが、未だにハードなカツゲンにお目にかかれない。本物のカツゲンは
どうもすっぱいらしいのだ。しかも札幌、函館のコンビニにはあると言う。是非とも入手したい。
が、これだけで話は終わらない。調査の段階でヨウゲンなる飲料がある(昔はあった??)と言う。
このヨウゲン、北海道の人に聞いても知らない人も多い。理由はオレのリサーチする人は全て
道東だったのだ。道南ではヨウゲンについて知っている人がいる。しかも函館に集中しているのだ。
しかし、このヨウゲン 実は既に絶滅したという噂があるらしい。もし生き残っているならば、函館の
銭湯しかないという情報もある。更なる調査を進める必要がある。
この一連の活動をしていて意外な事に気が付いた。それは東京に出て来た北海道出身の人が
本州にはカツゲンが売られていない事を知らないのだ。『え、ないの? うそぉ』という回答が多い。
心配なのはカツゲンが無い事を苦にUターンしてしまう人が増えるのではないか・・・
北海道の人は
皆 カツゲンを子供の頃に飲んだ記憶があるはずだ。遠い記憶で忘れているが、いつか覚醒するの
かも知れない。
カツゲン探索の最新情報はここ