どの資格試験でも同じだと思いますが、「弁理士試験合格に王道なし」という格言は的を得ているように思います。色々な合格体験記を読んでいても、各人の勉強方法は千差万別であり、受験生の性格的要素も絡んで他人の勉強方法をそのまま自分の勉強方法にすることはできません。しかし、ある程度の法則は該当しますので、漠然とした話となることを覚悟で勉強方法の概要を説明します。なお、具体的なノウハウについては、中断をしつつも連載中の「ノウハウ講座」で徹底的に披露するつもりでいますので、気長にお待ちください。
(a) 基本書等
これについては、このホームページにUPしてあるノウハウ講座に非常に詳細な紹介記事を掲載しましたので割愛します。
(b) 一般的勉強方法
最初から言い訳じみていますが、近年の弁理士試験は、その試験内容も毎年大きく変化していますし、これに対応して受験生の勉強方法も毎年変化しています。私も合格してから8年経過しており、現実の受験生の勉強方法と私のそれとでは若干の食い違いが生じているように思われます。なるべく、現在の受験生の勉強方法に近いガイダンスを書こうと思っていますが、「その手は古い」と思われる方は躊躇なく反論してくださいませ。
(1) 総括的な話
だれしも一番気にすることは、「何年勉強したら弁理士試験に合格できるのか?」ということでしょう。近年の傾向として、2〜3年(極端な場合は2年未満)で合格するグループと、10年近くかかって合格するグループとの2極分化が生じているようです。但し、全体としては合格するまで平均5年程度かかる試験です。
また、職業の有無、あるいは職業の種類が合格率を高めるかどうか(つまり、学生のほうが合格しやすいか、特許事務所や企業の特許部に勤務したほうが合格に有利かどうか)についてはさまざまな議論があると思います。結論から言えば、工業所有権についての1日あたりの勉強時間が長ければ長いほど短期間で合格でき、工業所有権に対してどれだけ熱中しているかどうかによっても合格までの期間が左右される、と私は考えています。学生が合格しやすいように見えるのも、単に学生ゆえ勉強時間が豊富にとれることが多いためであり、特許事務所や企業の特許部に勤務している人が多数合格しているのは、弁理士になることが自分の職務に直結するからであり、それだけ真剣になる人の割合が多い(決してそれ以外の人が受験に熱中していないとは言っていませんので、誤解のないように)からであると思います。逆に、エンジニアの方であっても、学生のように長時間勉強し、あるいは企業の特許部のように日常的に工業所有権の世界に触れていれば、短期間で合格できる可能性が高くなるのですが、言うは易く行うは難し、というところでしょう。
受験生の生活は、おおよそ1年をサイクルとしています。
9月〜12月……選択科目を中心とした基礎的勉強の期間
翌年1月〜 4月……論文答案練習会を中心とした必須科目の鍛錬の期間
4月〜 5月……択一式試験合格のための猛勉強の期間
(近年この始まりが早くなりつつある)
6月〜 7月……本試験合格のための最後の追い込み
8月……次の年度のための英気を養う夏休み
人によって勉強のサイクルも異なると思いますが、1次試験および2次試験に最良のコンディションで臨むためには、大体このサイクルで勉強することになると思います。
毎日の勉強時間も各人の生活パターンによって異なると思いますが、社会人の場合、
・朝早起きして2時間ほど勉強してから会社に出勤する
・帰宅途中に図書館に寄って2時間ほど勉強してから家に帰る
・なるべく早く家に帰り、一家団らんの時間を終えてから深夜2時間ほど
勉強する
・週末は家庭サービスの時間を削り、日頃勉強できないハンディを取り戻
すべく猛勉強する
・極端な場合、ゴールデンウィークや正月も返上して勉強する
(私は受験時代の間はゴールデンウィークや正月に遊び回ったことがあ
りません)←別に強制はしませんが……
というかたちで勉強時間を捻出することになるでしょう。いずれの場合でも、残業が多くなるにつれて勉強時間は反比例的に減少します。だからといって、残業をことごとく拒否すると、職場内の雰囲気をまずくすることにもなるでしょう。難しい問題であり、私の知っている合格者も、出世コースを断念する形で弁理士受験を貫徹した人が何人かいます。要は、受験の初期段階において弁理士になる目的を確定しておけるかどうかにかかっているように思われます(つまり、受験時代のあらゆる時点において仕事か勉強かと言う二者択一を迫られますので、それに対する解答を常に用意できるかどうか、と言うこと)。
ちなみに、受験界でよく言われることが、合格までに最低3000時間必要である、ということです。単純計算すると、月〜金まで毎日3時間、土、日で合計15時間勉強すると週30時間、これを続けると1年で1000時間強ですから3年もあれば合格できることになります。但し、これは理想的な数字であり、3000時間を弁理士受験のために確保することは並大抵の努力ではありません。しかし、この努力をした者だけが合格できる、ということも事実です。
(2) 論述式試験(必須科目)への対策
弁理士試験に限らず、論述式試験には正解がない代わりに全くの不正解という答案も(原則として)なく、勉強する側としても勉強の手がかりをどこに求めてよいかわからない場合もあると思います。
論述式試験で要求される能力は、工業所有権法に関する条文の解釈能力であると私は思います。つまり、「はじめに条文ありき」ということではないでしょうか。しかし、初学者にとって(特に理系の人間のように法律と全く無縁の生活をおくっていた者にとって)法律の条文は非常に難解なものであり、いくら読んでも全く理解できない場合が多いと思います。そこで、まず初めは条文を脇に置きながら(ここが重要)基本書を読み進めることになります。なお、条文の読み方については、ノウハウ講座に簡単なポイントを書いておきましたのでそちらを参照願います。
基本書を読むときの注意事項としては、
・基本書がどの条文を解説しているかを条文集で確認しながら読む
・1度目はわからないところがあっても全体を理解するつもりでとりあえ
ず読破する、2度目はわからないところをノートにメモしながら、自分
で考えて読む、3度目は重要な箇所にアンダーラインを引きつつ、基本
書のどこが答案に利用できるかを考えながら読む、……といったように、
基本書は繰り返し読むものだと割り切って最終的に辞典のように使える
まで読みこなす
・工業所有権の全体像を描きながら、現在読んでいる箇所が工業所有権の
体系のどこに位置づけられるかを考えながら読む
(難しいことですが……)
などがあります。
基本書を理解する上で、受験機関の各種講座を利用するのも有効な手段のようです。詳細は受験機関に直接問い合わせてください。あるいは、基礎から面倒を見てくれる自主ゼミもいくつかありますので、もし不幸にして周囲にそういった自主ゼミを知っている人がいない時は、受験機関を通じて紹介してもらうと良いでしょう。
そして、ある程度基本書が読みこなせるようになったら、今度は基本書をベースにしたレジメと呼ばれる答案形式のサブノートを作ることになります。とは言っても、実は受験産業からある程度まとまったサブノートや模範解答集が出版されていますので、これを利用するのも一つの手かも知れません。但し、これらを利用する際に最も注意すべきことは、サブノート等と基本書との間に内容の食い違いがあった場合、基本書の内容を優先すべきである、ということです(この辺の議論は、実は合格者の間でも余り統一を見ず、基本書を余り読まずにサブノート等を信奉して合格した人の割合が近年増加しつつあります。しかし、私からみれば、そのような人々は合格してから苦労するのでは……などと考えています。ここ2〜3年の本試験の出題傾向からしても、サブノート等をそのまま利用して書ける問題が減少しつつあります)。それから、周囲に最近合格した人がいる場合、その合格者も必ずといってよいほどレジメを持っていますので、夕食をご馳走するくらいの出費を覚悟の上でレジメを譲り受ける(あるいは著作権侵害を覚悟の上でコピーする)のも1つの手でしょう。
自分の経験からすると、勉強1年目の頃作成したレジメは全く役に立ちません。工業所有権全体の知識に欠けていたからです。2年目以降のレジメは、基本的に後に作ったレジメほど良くできています。なお、合格するために必要なレジメの数は、人によって異なるものの200〜300と言われています。このレジメは、当該年度の論文答案練習会までにはきちんと用意しておかなければ間に合いません(つまり12月いっぱいがタイムリミット)。
レジメが用意できれば、後は論文答案練習会に合わせてレジメを記憶する作業に入ります。一般の論文答案練習会は、
特許法 実用新案法 意匠法 商標法 条約類 ……計5回
を1ラウンドと称し、これを2〜3ラウンド繰り返し(計10〜15回)てトータルの成績を競います。受験生のレジメの記憶作業(俗に「レジメを回す」と言います)もこの論文答案練習会の進捗状況に合わせて行います。
レジメの記憶方法は人それぞれですので、ここでは皆さんの独創的な方法に任せたい……ところですが、それでは余りにも薄情なので例をいくつか紹介します。
・重要項目に色を割り振り、色鉛筆やラインマーカーでアンダーラインを
引いて色で内容を思い出させる
(私のレジメは7色のレジメと呼ばれていました)
・レジメをバラバラにしてカード化し、このカードを記憶する
・キーワードを伏せた穴あきのレジメを別途作成し、キーワードがでるま
で憶える
(近年、マーカーと色つき下敷きでキーワードを伏せることができます)
・レジメを参考にして繰り返し答案を作成し、手が文言を憶えるまで書き
まくる
などなど。合格者はこのレジメ記憶作業に血の滲むような努力をしています。
(3) 択一式試験への対策
近年、択一式試験そのものの傾向が大きく変更しつつあるため、受験生の側もその対応に苦慮しつつあります。特に、工業所有権法はこのところ2年に1度程度法律の大改正があり(今年はちょうど法改正の年でした)、受験生は毎年新しい知識を詰め込むのに苦慮しています。
つい10年くらい前までは、択一式試験は法律の基礎的知識を問うような問題であり、そのボーダーラインも40〜45点近辺にありました。このような問題であれば、条文を丸暗記してかつ過去問を解いてその傾向を学んでおけば対策としては万全に近かったのですが、近年は応用問題の比率が多くなり、しかも条文自体が非常に長文かつ難解になってきましたので、今までの対策が万能とはいえなくなっています。
最近の合格者の体験記(および自分自身の経験)を踏まえて考えると、
■ 条文の知識
■ 青本の知識
■ 過去問の知識
がなければ合格できないように思われます。
まず、最も重要なことは、条文を正確に記憶することです。条文さえ知っていれば解ける問題もありますし、問題を見て迷った時に最終的に頼りになるのは「条文はどう書いてあったか」という知識ですので、やはり条文の正確な知識は基礎的事項に属するでしょう。できれば、工業所有権法は手続法に近いので、条文を要件→効果に分解して覚え、「この条文の要件はいくつあってこれとこれ、効果はこれとこれ」といったように思いだすと良いでしょう。択一式試験の中には、要件を1つ抜かして正誤を判断させるような問題も多く出題されます。近年の傾向として、本法のみならず施行令、施行規則の知識まで問うような問題が出題されますので、条文の知識は広範に持っているに越したことはない(決して強制ができないので)ように思われます。
次に、青本は条文に関する基礎的な解釈事項が記載されており、しかも、青本は特許庁が編纂していますので、青本の解釈=特許庁の解釈ということになります。近年、応用問題として条文の解釈に関する問題も出題されますので、青本の知識は重要です。なお、商標法改正部分を含んだ青本が近日中に出版される予定ですので、お忘れなく。
さらに、過去問の知識は、択一式試験では前年度までに出題された設問が(少し形は変えていても)重ねて出題されることもあり、また、択一的思考経路を養うにはやはり本試験の出題傾向を十分に研究することが一番であることからみて、決しておろそかにしてはいけないでしょう。もっとも、何回も言っているように平成4年度の再現問題は再現率が非常に悪いため、平成4年度については過去問の検討が十分にできません(とは言うものの、条件は受験生全て一緒ですが)。
各受験機関で実施されている答練会、公開模試については、各合格者で説の分かれるところですが、受験界の大勢を知るつもりで参加し、決して受験機関に迎合する姿勢を取らないでおけばプラスに働くだろうと思います(この辺、受験機関から金を貰う立場として苦しい言い方になっています。お察し下さい)。大勢で1つの問題を競って解くという雰囲気を経験する意味では、公開模試は十分役に立つと思います。
受験生は、これらの知識を記憶するために種々の手段を自分なりにアレンジして採用しています。例えば、先に紹介した「対照式条文集」や青本にその条文に関する各種知識を書き込んでおいたり、過去問などをカード式に編集し直してこのカードに各種知識を書き込んでおいたりしているようです。いずれにせよ、択一式試験に関する知識は1日もすればあっという間に忘れてしまいますので、少しの暇を見つけて(満員電車の中でも、あるいは人を待つ会議室の中でも)常に知識をリフレッシュする工夫をすると良いでしょう。人間の記憶能力は穴の開いたバケツのようなものですから、常に水を(つまり知識を)注ぎ込んでいないと一定の水面(記憶内容)を保つことはできません。特に、論文試験と異なり択一式試験には正確な知識が必要ですから、あやふやな記憶だけ残っても意味がありません。
択一式試験についての勉強をする際に一番重要なことは、決して択一式試験を甘くみてはいけない、ということです。どんな合格者でも一発勝負の恐ろしさに冷や汗をかきながら受験しているのであり、また、その時の運で合格もし、あるいは不合格にもなる試験です。厳しいことを言えば、前年度の択一式試験合格者600人の中で最終合格者100人が抜け、加えて、その年の運で100人程度が運悪く不合格になるとすれば、残りの受験生2000人強の中で新たに合格できる確率は10%しかありません(但し、この数字にはある程度のカラクリがありますので、うのみにしないように)。
合格者の中には、5月の連休から勉強を始めて合格した、などと自慢話をしている人がいますが、それに騙されて同じことをしていたのでは初学者は合格できません。近年の合格者の平均からすれば、4月の声を聞いたらほとんど心は択一式試験に向かっているようです。合格者ですら2ヵ月の準備期間を要するのですから、初学者は遥か前から勉強しなければ追い付きません。毎年、択一式試験の終わったあとに自分の所属する自主ゼミの答え合わせ会に参加していますが、論文式試験が抜群の出来でありながら択一式試験にあと数点足らずにその後の勉強を断念してしまった人を何人も知っています。答え合わせ会はさながら天国と地獄とに分かれます。受験生の頃、答え合わせ会に参加するだけで寿命が5年位縮む思いをしました。
最後に、近年の傾向に対する対策について一言。応用問題の増加により、基本的に満点を取ることは奇跡に近い状況になりつつあります。この点、逆転の発想をとる必要があります。このところのボーダーラインは35点前後ですので、10問間違えてもまだまだボーダーより遥か上にあります。要は、合格者が必ず正解する問題を正解し、誰も知らない問題は鉛筆でも転がしておけばよいのだと思えば、どんな難問が出ても気が動転しないでしょう。受験生の常として、超難問に対しても万全の準備をしないと不安でしかたないと思いますが、合格のための勉強という観点からすれば、他人と比較して合格できるだけの必要十分の知識さえあれば良いのであり、論文試験とのバランスを考えてどこで択一式試験の勉強をセーブするかを考えることが必要であると思います。
また、長文問題が増加していますので、日頃から文章の要点をつかむ訓練をしておくと良いでしょう。本試験の雰囲気の中では、問題文にさーっと目を通しているとふだんなら気付くところを見落してしまうことが多いのですが、だからといって綿密に読んでいたのでは時間が足りません。案外、長文問題でも文章の最後にポイントが隠されていることがありますので、問題文を最初から子細に検討する必要もないでしょう。この辺は、過去問でその雰囲気をつかんでいただくしかありません(長文問題が出題される範囲も限られていますし……)。
(4) 論述式試験(選択科目)への対策
選択科目は41科目もあり、しかも合格者はその中から3科目しか選択していませんので、私(あるいは友人のGen氏)をもってしても全ての科目についてアドバイスすることはできません。そこで、ここでは一般的なことについてお話しします。
まず、初学者の方が考えることは、選択科目は弁理士になった後に役立つ科目であることが望ましいか、ということでしょう。結論からいえば、大抵の場合は選択科目と弁理士になってからの得意科目は全く異なることが多いです。ですから、自分の得意科目を選択科目にすることが最良の選択でしょう。
この場合、一番気をつけることは、自分の選択科目に関する知識がその選択科目を選択している受験生全体のなかでどの程度にあるかを見極めることです。例えば、ある科目は専門性が高く、博士号を取得した人が多く受験している場合、相対的に自分の知識が見劣りするような時はその科目を選択することについて慎重に検討しなければなりません。この判断はなかなか難しいのですが、一つの目安として、発明協会から選択科目についての過去問が(必須科目と一緒の本になって)出版されていますので、それにざっと目を通して「これなら自分でも解けそうだ」と思えば選択しても大丈夫でしょう。
科目間の難易度の差については色々と情報がありますが、その正確度に若干の疑問がありますのでコメントしかねます。ただ言えることは、ある科目を取ったからと一方的に不利になることはどうもなさそうです。どの科目からも大体合格者がでていますし(選択者が非常に少ない場合はともかく)、また、各科目も用語の説明といった記述問題を交ぜており、全く手も足もでない状況になることを避けているようだからです。
最後に、選択科目の出題傾向は数年単位で大きく変化することもあり、また、この変化は主に出題者の変更に伴うことも多いので、過去問の研究を十分に行うと共に試験委員の変更(毎年官報で発表されます)には留意されると良いでしょう。
(c) 日常的勉強方法
現在、弁理士のための独立した講座を開催している受験機関には、
・弁理士専攻 代々木塾
・ダルニー特許教育センター
・早稲田弁理士セミナー
・東京法科大学校(たぶん)
・東京リーガルマインド(LEC)
・パテントアカデミー
などがあります。これら受験機関は、初学者用の基礎講座、択一・論文試験用の答案練習会など各種講座を開催していますので、あれこれと利用されるとよいでしょう。なお、受験機関の列挙の順には全く個人的感情が含まれておりませんので、悪しからず。各受験機関は、法学書院発行の「受験新報」「弁理士受験新報」などに広告していますので、問い合せ先はこれで知ることができます。あるいは、(これは究極の裏技ですが)各受験機関は択一式試験の当日に大量のパンフレットを配付しますので、身近に受験生のいらっしゃる方はこのパンフレットをもらい受けると良いでしょう。なお、受験機関の中には通信講座を開催しているところもありますので、東京・大阪・名古屋から遠いところに住まわれている方は利用すると良いと思います。
日常的勉強は、自主ゼミの力を借りると良いかも知れません。ゼミは各受験機関の紹介で入ることもできますし、合格者の所属していたゼミを紹介して貰うのも一つの手です。但し、ゼミの中で勉強する雰囲気が自分の性に合わない人もいるでしょうし、ゼミにも色々な雰囲気を持っているゼミがありますし、ゼミ選びは慎重に行って下さい。
しかし、毎日の勉強は結局のところ自分一人で行うことになりますので、自分自身の管理が重要です。うまく、めりはりをつけて勉強するようにして下さい。